我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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November 16, 2010
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カテゴリ: 時事
オバマが10日間のアジア歴訪を終えて帰ってきた。

今回、オバマは大きな収穫はなく帰ってきた、というのが米メディアの大きな主張である。確かに、米韓FTAはG20までに間に合わなかったし、インド、インドネシアでは具体的なものはあまりないし、APECでも然り。G20もG20蔵相会議の焼き直しだ。

それでも、G20にしろ、G8にしろ、ここ何年も大きな収穫はなかったし、APECも大きすぎて、何を議題にするんだ?くらいの勢いだし、今回の歴訪だけを取り上げて大騒ぎする必要もない。

むしろ、これから、多極化時代で誰かが一人勝ちするというわけでもなく、米中の顔色をいろんな国がみて、二股をかけようとするのが実情だから、どちらも取り立てて勝つ、ということがなくなっていく。

例えば、インドも中国は気に入らないけど、アメリカも衰退してきているので、どちらも無下に扱えない、というスタンスだったという報道があった。

ええ、そんなもんだろう。

ところが、日本の報道を見る限り、ぱっとしないというか、日米重視を確認、なんて報道がでてる。

確かに、普天間のせいで、鳩山政権の頓挫の二の舞をしては成らない、という教訓を心に刻んでの行動であろうというのは、分かるけど、本気でそれだけでいいの?

何のためにG8からG20になったのか?アメリカだけじゃやっていけないから、もっと国の数を増やしてグローバルの問題に取り組もうとしているんじゃないか。



そういうアジアにも目を向けるといった鳩山政権の方がまだ先見の明はあった。(やり方はめちゃくちゃだったが)

いつも注目はアメリカと中国しかないが、G20で集まったときこそ、他国のリーダーと会って、彼らが考える世界観、予想を語り合うのが、本当である。

そうでなかったら、こんなに世界中から首脳を集める意味がない。

同盟さえあれば大丈夫、とか、アメリカに頼ろうとか、そういう時代は過ぎている。オバマに、世界の将来像を語れる余裕すらない。あるのは、再選に経済回復をどうしよう?ということのみだ。そのためには、なりふりかまわず、アメリカの輸出をあげようとしているばかり。(中間選挙直後だったしね)

本来は、もっと違うトーンで話さないといけないはず。成長地域であるアジア諸国はみんな日本の真似をして、輸出主導型経済である。ということは、アジアに影響力を維持したいと思うなら、アメリカがばんばんアジアから物を買い込まないといけないということだ。それを、ドルを故意に安くして、アジアからの輸入の魅力を減らそうとする努力をしてる。あべこべだ。

それに、アメリカのプレゼンスをあげるには、オバマやヒラリー、バイデンがもっと頻繁にくる、ということも一手。滅多に来ないので、それだけでも、意味があるかも。

この間、CNNでシュルツ元国務長官(レーガン時代)がいいことをいっていた。

外交をガーデニングにたとえて、庭に数ヶ月行かなかったら、雑草が生えて、本来植えたはずの花や野菜は育たない。それと同じように、こちらの方に向いてほしかったら、そこにちょくちょくいくことだ。





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Last updated  November 16, 2010 04:28:04 PM
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