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「地域発展のための日本研究」に論文「台湾から見た日本の軌跡」に注目です。戦後日台関係を東アジアの国際政治を中心にまとめています。
June 24, 2012
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アメリカの中東政策、中東情勢の変化をうまく説明している論文です。http://mainichi.jp/select/biz/economist/pickup/news/20111202org00m020031000c.html
December 11, 2011
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さてさて、楽天ブログでは、一人の人が複数サイトをもてないとの返事なので、この際アメーバブログの方に引っ越しました。早速エジプトの話を上げたので、見に来てください。http://ameblo.jp/nemurineko2011
February 6, 2011
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久しぶりです。先日日本に帰ってきました。でも、南米旅行中に風邪をこじらせ、現在自宅静養中です。先月一ヶ月全然書かなかったわけですが、ちらちらとアクセス数をみていた限り、書いていた時代と同じくらいのアクセス数が日々あり、うれしいような、悔しいような(今まで毎日書いていたときは一日書かないと、3割くらいアクセス数が落ちてたんだけど。実はこのまま書かなくても、いけるんじゃないか?という疑念もあったり)。まあ、素直に、アンコールを待つ拍手と考えようという声もありますが。また、少しずつ東京の友人、知人に会っているわけですが、その中に、当ブログの愛読者も含まれていて、続編希望の声や、今まで書き溜めたものを本にしたら?とか、うれしい声を聞かせてもらいました。でまた、楽天ブログの宣伝でも「ブログを本にしませんか?」なんてあったりして、ちらっといくらぐらいするのかしら?と興味を持ってみたり。。。で、みなさんに質問。新書(1000円以内)にしたら、みなさん、買います?買う!という場合は、コメントにその旨を書いていただけると、その分だけそちらの方向に私の心は動きます。さて、気になる続編ですが、楽天ブログに慣れているせいもあって、ここで書き続けたいのですが、複数ページもてないのかなあ?と問い合わせ中なので、返答が着次第、復活するつもりです。なので、よろしくコメントのほど、お待ちしてます。
February 1, 2011
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日ごろ皆様には当ブログをご愛読、ありがとうございます。さて、私、今年末をもって今までの勤務先を退職し、日本に本格帰国することにしました。まだ、転職先は決まっていませんが、翌月は南米旅行などをし、休養をしてから、本格的に転職活動をしようと思っています。(スカウトなどは随時受付中です)なので、ワシントンから見える日本や国際政治を主に取り上げてきた当ブログも今日で卒業とさせていただきたいと思います。来年から日本から見えるアメリカや国際政治をブログに書いても面白いかもしれませんが、そのときにはまた、ここに告知するつもりですので、よろしくお願いします。東京はまだ10度前後とききますが、ご自愛ください。(ワシントンは氷点下前後ですが。)それでは皆様、良いお年をお迎えください。
December 29, 2010
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今日は韓国人と話しをしていて日本と韓国は似ているという話になった。昔は嫁姑の関係といえば、姑の方が強かったのに、最近は嫁の方が強くなった、とか、親は長男の家族が面倒を見るけど、娘のところにもよく行く、とか。でも、違うところもあるという話になった。移民や海外留学では違うという。人口も減ってきたし、高齢社会になっていくし、移民をしないといけないんだ、という認識が広がっているらしく、モンゴル人やフィリピン人、ベトナム人などを受け入れているそうだ。最近の結婚の1割は国際結婚だという。日本の農村でも既にそういうところから嫁をもらっているけれど、韓国でも今後どう変わっていくのか、見ものだ。他にも、日本と違って留学が盛ん。優秀な子供たちは、韓国に残って、名門学校のSKY(ソウル国立大学、高麗大学、ヨンセイ大学)にいくけど、中途半端な成績だと、親は海外に送るらしい。しかも、子供にくっついて、母親もついていくので、お父さんは一人で韓国で働いて送金するだけになってしまい、家族が破綻しているケースも多いらしい。でも、この話にはオチがちゃんとついていて、せっかくそこまでして子供はアメリカの大学を出てみたけれど、ビザなどの問題でアメリカで就職しにくく、かといって、帰国子女は韓国企業の中でも、韓国文化を理解していないということで、使いにくい、というレッテルが貼られ、ほとんど行き場がない。だめじゃん、留学させない方がいいじゃん、と突っ込むと、いやー、それでも日本みたいに、国内に引きこもっているよりマシ、という切り替えしが来た。うーん、ごもっとも。
December 28, 2010
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今日は頭痛がしているので、お休みします。
December 27, 2010
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クリスマスカードをアップできないので、文章で。メリー・クリスマス!今日は友人がうちに来て、一緒に鶏鍋にしました。鶏がらスープの素をベースにして、野菜と鶏肉を入れて食べ、最後に稲庭うどんで〆ました。全然、クリスマスぽくないけど、やっぱり寒い日はお鍋が一番。
December 26, 2010
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まだNY旅行の話を書き終わっていなかったので、今日は北野ホテルの地下1階にある、白梅という和食屋さんのレディースランチ。ここは、造りも日本にきたみたいという錯覚を起こさせる、純和風な日本料理屋さんです。で、まずは一の膳。もう出汁がおいしい(日本から来たばかりの人なら、感動しないだろうけど)ので、ちょっとうっとり。そして二の膳。これは普通に脂の乗ったお刺身でした。最後に三の膳。写真をアップしようとしたら、残量が足りないとのメッセージが。そろそろ、引越しの時期なんでしょうか。そろそろ、4年がたとうとしているので、考え時かもしれません。お赤飯にしゃけとお味噌汁とお漬物が出てきました。お赤飯なんて久しぶりです。ちょっと日本に戻った気になれる、お店でした。
December 25, 2010
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先日、日本からきたばかりの人と、韓国専門家の人と話をしていたときの話。韓国専門家はまじめにいうんです。中国の台頭に対抗すべく、日本と韓国はもっと仲良くしないといけない。ついては、その最大の障害は歴史問題である。で、日本側の問題は、歴史の事実にまっすぐ向き合えないことであるが、韓国側はいつまでも被害者意識を持っていることが問題、という。ええ、妥当な見方ですね。日本が真正面から歴史に向き合うべく、私もアジア主義論文を書いたよー。他にも、韓国専門家が日本から来たばかりの人に、味なことを言ってました。ワシントン政治を理解するには、行間を読め。どういうことかというと、基本的に、ワシントン政治は弁護士がやっている。弁護士にも思考の癖はあるから、原告、被告側の弁護士が知識と頭脳を駆使して、事実、意見を出し合って、裁判官が裁く、というのが想定だから、相手が自分に不利な意見や事実を出してくるのを想定して、自分では自分に不利や意見や事実を言わないようになる。(一方、私にとって出身のコンサル業界は、プラマイを全て明らかにしてから、どうする、という提案をするので、より公平というか、バランスの取れた見方をしているつもりだが。)なので、一方の意見を聴くときには、そもそも自分では自分に不利や意見や事実を言わない、悪く言えば独りよがりロジックを展開すると思うのが、出発点。ということは、全体像をつかもうと思えば、一方の意見が敢えて触れていないことは何か?をあぶりだす努力をする必要がある。ただ単に相手のいうことを鵜呑みにしてしまうと、大やけどをする。(実際何度もしているが。)もちろん、相手は何を隠しているのかを分からせないようにものすごく雄弁に語る。いわば、「ウォーリーを探せ」状態。あの絵は、ものすごくたくさん背景や人の絵が描いてあって、単体でみれば結構目立つような格好をしているのに、あの背景の中にうまく溶け込んでいるウォーリーを探すのは容易ではない。でも、よくよくあの絵を見れば、背景の中でも空白部分がある、ウォーリーがいる。と、このように敢えて空白部分になっているところを見つけて、そこに何が本来あるべきなのか?を考える。例えば、先日書いた「金持ちの力」のように。ものすごくアメリカの言論界は雄弁だ。それなだけに、あるところには沈黙がある。まずもって、怪しい。そしてそれはなぜ沈黙なのか、を考えていく。すると、後は半分推理小説のように、そうすることで誰が一番得するか?を考えていく。そうすると、背筋が寒くなるようなシナリオが見えてくるかもよ。
December 24, 2010
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すみません、今日は帰宅が遅かったので、お休みします。また明日以降書きます。
December 23, 2010
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この間、ある友人と話をしていて、面白い話をいくつかしてくれました。まず、日本人のコミュニケーションスキルが低い?という話。某日本企業がアメリカに事業を展開していて、その一環でアメリカの業界では著名な人を重役クラスに雇ったとのこと。しかし、その人はほぼ飼い殺し状態。その理由は?というと、その人が使えないという。使えない理由を問い詰めてみると、使えないと思っている理由を本人にフィードバックしていないから。なぜフィードバックしない?というと、そんなの分かるべきだ、という。その日本企業は、輸出産業の代表株なんだけど、未だにそんなことをいう。日本人でもない限り、あうんの呼吸とか、まず通じないんだけど。まれに、通じる。でも、そういう人は、日本が大好きで、ハートで日本を理解できる人。ワシントンにいる日本専門家でもこれができない人は多い。なので、最初からそんなないものねだりをしないで、コミュニケーションスキルを上げることを考えた方がまし。そうやって突き放している限り、自分たちの言葉のスキルというか、コミュニケーションスキルを鍛えない。そもそも、コミュニケートする意思はあるんかい?さらには、本人の使えるべき能力を発揮させず、無駄にお給料を払ってる。完全なる飼い殺し。ちなみに、使えないと思ったら、通常クビにするもんだが、そこは日本企業なので、クビにはできず、数年そこにとどまったらしい。ここまでくると、意味が分からない。私には全然説明できません。対等な日米関係の意味を理解してるのか?、そもそも日本がアメリカに対して考えている前提が違う、という話。例えば、イランのアザデガン油田を捨てろとアメリカが日本に圧力をかけ、屈した。これは対等ではない。本来、イランの油田は諦めてもいいけど、イラクの油田の一つでもよこせ、というのが、対等な交渉条件である。不幸にして、日本にそんな知恵をいう人は聞いたことがない。そして、対等な日米関係を謳った民主党。当初、小沢は、普天間問題を日本側で押さえる代わりに、F35を売ってくれといったという。もう意味が分からない。アメリカはそもそもF35を日本に売る気満々です。これでは、アメリカにとって二重にハッピーなだけで、全然日本は得してません。なので、全然政治取引になってない。そりゃ、議会が販売を拒否しているF22を売ってくれというのなら、政治取引にはなりうる。(そもそも、あんなばか高い偵察機を買ってどうすんだ?)しかも、F35、できてもないし。途中でこけたら、目も当てられないし。F22でなくていいの?ときくと、それはアメリカが困るだろう、っていうんだそうだ。いや、そもそも、日本も普天間をおさめるの、大変でしょうが。変に要らない遠慮をしてみたり、そもそも違った前提で物事を考えていたりする。そうして、失敗へまっしぐら。なぜそうなるの?というと、ちゃんと確認していないから。勝手に勘違いして、前提が違う戦略を考えて、当然ながらこける。現地に官僚を何人も送ってアメリカの事情を調査させているのに、なぜ?この先は推測だけど、1。送った奴が間違った報告をしている2。せっかく正しい報告を送っているのに、受け手がちゃんと読んでないか、理解していない1か2、或いは両方、のように思われます。なぜ、1がでてくるかというと、横でちらっと見ているだけですが、ため息がでてくるような行動をよく見かけます。例えば、いつも同じ人に毎月(毎週?)同じ質問をして、新しい人を新規開拓せずまとめて報告しているとか、(コピペか?)いきつけの、いわゆる日本専門家に紹介してもらって同じ系統の考えの持ち主とだけしか付き合っていないとか。そりゃ、まともに説明が出来ない人たちに、違う考えの人たちに挑戦したくないわな。さらにいえば、ネットワーキングの意味が分かっていない。例えば、年末なので、ワシントンのシンクタンクでも年末パーティーをやっていますが、1時間以上も一箇所にとどまって、日本人だけで固まっている人がいたりする。それなら、そこにいなくったって、近くのスタバで話してりゃいいじゃん。周りにかなりの人がいるのに、止まっているというのは、ワシントニアン的にはありえません。通常、パーティー会場をあちこち歩いて、知り合いがいないかと探して回ったり、知り合いがいたら、その友達を紹介してもらうとか、紹介したりとか、するでしょ。まあ、日本語にネットワーキングに相当する言葉がないくらいだから、日本人的ではないかもしれないが、それがワシントンのゲームのルールなので、日本人だけ免除ということはありえないから、できるだけ早いうちに慣れればいいのに。全くいないわけじゃない。けど、ほんの、ほんの一握り。不幸にして、そういう人は日本人グループの中では浮いた存在で、いい意味での波及効果は、ない。波及効果がないのは、別にワシントンのゲームのルールを理解できないからじゃない。それほど馬鹿は送り込まれていないはず。ちょっと横の人たちを見ていれば、やっていることだから。むしろ、理解していても、面倒だったり、不得意だったりするから、見なかったことにしよう、目をつぶろう、という怠慢というか、故意の不作為が理由だろう。他にもあったような気もするが、今日はこの辺で。
December 22, 2010
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すみません、仕事が立て込んでいるので、また明日以降書きます。
December 21, 2010
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ここのところ、まじめな話を全然書いていないので、何から手をつけたものやら?かつ、最近忙しいのであまり追いかけられていないものも多く、なのですが、今日はアメリカの減税を巡る駆け引きについて。この減税は、クリントン大統領時代に残した財政黒字をどう使う?という議論で、ブッシュが減税という形で国民(そうはいっても、国民というよりは、上位1%の超金持ちへの優遇措置といわれた)に還元、という時限措置をとったもので、今年末に切れるところだった。で、当然ながら中流クラス以下には減税ということで民主党も一致していたのだが、共和党の方が、金持ちにも減税にしろ、と横槍をいれ、中間選挙で勢力をそがれたオバマ・民主党は果たして妥協して、減税措置延長にこぎつけられるか否かが注目された。また、これが、オバマが今まで無視していた、共和党と一緒に仕事ができる(こうした動きをバイパルチザン、日本語だと超党派というが、あまりいい訳ではないので、タイトル以下バイパルチザンとする)か?という試金石になるというので、特に注目されていた。で、まあ結局できそうなので、OKだ、という話。それにしても、見せ付けられたのは、超金持ちたちの力。何がって、大手メディアは彼らの下僕なのでいうに及ばず、金持ち党とはいえある程度庶民に支持されないといけないはずの共和党でさえ、減税がなければ庶民に甚大な影響を与えるはずの減税措置を人質にとって、金持ちの意向を通したわけで、ものすごくイメージダウンだろうに(共和党だしと納得されるけど)、そこまでやらせるか?それに、メディアにこの点について共和党を批判しないように、手を打っているので、そんな批判は聞かれない。まあ、そもそもバイパルチザンができるか否かがオバマ民主党が選挙の大敗を反省しているかどうかの試金石とロジックを組んで、共和党に応じざるをえないように仕向けているところからして、うまくできた筋書きというべきか。こうした、故意に語られないことが、背筋を寒くする。そんなに減税措置をしなくったって、超金持ちは十分超金持ちだろうに。今政府にカネがないと言ってるんだから、素直に払ったらええやん。しかも、共和党側は苦しい言い訳までも出してきて、金持ちには中小企業のオーナーがいるわけで、彼らに減税措置をしなかったら、雇用はもっと減る。中小企業こそが雇用を作ってる、という。語るに落ちたという以外に何者でもない。本来は大企業こそが雇用を作るものであり、その大企業の取締役たちが自分たちの給料やボーナス、配当金を維持するだけのために、大量に首切りを行う。そうした大企業の取締役たちこそが、超金持ち層であり、何ら減税措置など受ける必要さえない。むしろ、利益を計上して、配当金や取締役たちの馬鹿みたいに高い報酬を払うために従業員の首を切るという行為に対して、本来規制があってしかるべきなのだ。(これを目指したのが、30年代の宮崎正義が描いた日本株式会社である)なので、中小企業が雇用を生まねばならない状況がある。そこらへんをすっ飛ばして、よういえるもの。まあ、そんな風に超金持ち層が言わせているわけなのだが。なので、彼らの力をよくも見せ付けてくれるもの、と思うのでありました。でも、こんなことばっかりしていて、本来投資すべきところに投資していないと、どんどんジリ貧になるだけなのに、ね。
December 20, 2010
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今日は遅く帰宅したので、また明日以降書きます。
December 19, 2010
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ここの所、ちょっとお疲れ気味なので、今日もお休みします。
December 18, 2010
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今日は自宅でパーティーを開いたので、お疲れです。また明日以降書きます。
December 17, 2010
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NYのコロンバスサークルに面したタイムワーナービルの一階にダリの絵画にでてくるパーツの像を展示している。出展はエリゼ宮とのこと。なので、全部写真に撮ってみた。写真学校だと、背景はできるだけ入れないように、気が散るから、といわれるのだが、いかんせん商業施設の一階においてあるので、無視できない。けど、この何ともいえないミスマッチがいい感じだったので。
December 16, 2010
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いろいろ世間を騒がせているニュースはありますが、今日はNYの旅行の話です。NYに行っている間に、コスモポリタンクラブに連れて行ってもらいました。コスモポリタンクラブというのは、NYでも格式の高い、女性限定の会員制社交クラブです。(呼んで頂いた方に、ジーンズはだめよ、と事前に釘を刺されました。。。)すごそうなところだと思ったので、私のブーツをグランドセントラル駅構内の靴磨きさんに磨いてもらい、満を持して向かったのでありました。いけば、どこにもコスモポリタンクラブなんて看板は出てません。住所が書いてあるのみです。でも、知っている人は知っている、という感じなんでしょう。アメリカはそういうところが多いです。詳しくは、Wikipediaに載っていますが、フランクリン・ルーズベルト大統領夫人、エレノア・ルーズベルト夫人、小説「大地」の著者、パール・バックなどが会員になっていたクラブだそうです。日本人では二人しか会員になっていないのだとか。誘っていただいた方が言うには、もともと女性会員のみというのは、男性のみの会員制クラブがあるから、対抗してできたわけで、最近は男性のみの会員制クラブは会員が減ったせいか、女性にも開放したようで、その後大分女性会員がコスモポリタンクラブから流れていったという。こうした社交クラブ、どのクラブにいる、といえば、大体その人の家柄とか、学歴、経歴も想像できる、という、イギリス式の社会階級をそのまま反映した社交クラブの延長線にあるんだそうで、まあ、イギリス的な上流社会をアメリカにスライドさせた感のようです。そこまで、イギリスの真似をせんでも、、、という気もしますが、やはりイギリス旧植民地というべきなんでしょうか。そうでもしないと認めてもらえなかったのか、と思うと、鹿鳴館が未だにあるような錯覚に囚われます。(或いは、イギリスからわたった上流階級の人たちの、上流階級のための、上流階級のための団体か)趣旨も、女性会員の文化交流を深めるということらしくって、コンサートや講演、ダンスパーティーなどいろいろなイベントをやっているそうです。この辺りは、以前「アメリカン・エスタブリッシュメント」の感想文を書いたときにも触れましたが。で、実際に入ってみると、へえ、すごーい、という感じです。一見普通な感じなのですが、入ると、地下に宴会場があり、いった時にはみなさん、燕尾服、ドレスで優雅に踊っていらっしゃいました。。。で、一階は応接間。結構広いお部屋で、オードーブルなどを真ん中のテーブルにおいて、自由にとれるようになってました。もちろん、ウェイターさんがいて、飲み物を注文することもできます。その日は誘っていただいた方とまずは応接間で1時間ほど歓談して2階のレストランへ、というつもりだったんですが、話がはずんで2時間ほど話し込んでしまいました。予約、大丈夫かな?と一瞬心配しましたが、そこは問題なく、着席。ちょっと緊張していたというべきか、素敵過ぎてカメラを出しにくかったというか、全然写真は撮っていません。記念に撮っておくべきだったと非常に後悔しているのですが。。。ご飯も、フレンチっぽいかな。大変おいしく、頂きました。アペタイザーにオイスター(何も言わなくても、身が厚くて、ぷりぷりっとおいしかったなあ)、メインにダックコンフィ。鴨って部位によって味が結構変わるので、いろいろ楽しめていいお肉だ、と改めて思うのでした。デザートは、クリームブリュレです。恐ろしいのは、メニューに値段が書いてないんです。なので、いくらおごっていただいたのか、不明です。。。(こういうところって、ゲストには値段の書いていないメニューを用意してるんです)ご本人も、ホテルのサービスを利用するように、番号とサインだけしかされないので、値段は不明です。ただただご馳走様でした。そこでも、会話ははずんで、いろいろ面白いことを聞かせていただいたのですが、それはまたいつか。
December 15, 2010
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さすがにちょっと疲れたので、今日もお休みします。
December 14, 2010
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すみません、明日早朝NYに行ってくるので、今日から月曜までお休みします。
December 10, 2010
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今週頭からの話に戻ろう。日本はアメリカの思想家がいうように、軍事的に強くなった方がいいか?という問いに。日本が軍拡に走れば、地域軍拡競争がもっとひどくなる。すると、カネの続くまで付き合わないといけなくなる。これって、国債が30兆円を超える高齢社会には大きな負担だ。中国にも負担だが、日中が共倒れになる可能性もある。実際、アメリカが軍拡競争にソ連をはめて、ソ連を破産させたはいいが、それは世界の最富裕国たち(特に日独)を味方にして資金援助をしてもらったから金が続いたのであって、同盟国がアメリカに資金注入を減らした20年後には、己も同じ道をたどりつつある。なので、こんなやせ我慢大会は避けねばならない。同じことをすれば、東アジア以外の国を喜ばせる以外何物でもない。じゃ、どうやって避けるか?そこで、思い出してみたいのが、似たような状況が起きた幕末時代のこと。この時代も、幕府側にはフランス、薩長勢にはイギリスがついていて、幕府と薩長が戦ったら、どちらが勝っても、両者とも弱体化して、外国勢のいいなりにならざるをえない状況となるところだった。さて、江戸城の無血開城は有名だ。いきなり敵陣の中を勝海舟が一人で駕籠に乗って入り込んで敵方の将軍、西郷隆盛と直談判して無血開城が決まる、というところまでは知られているが、そうするまでに勝海舟が何をしたかはあまり知られていない。勝海舟の本、氷川清話などを読むと、以下のことをしたとある。まず、薩長の背後にいるイギリスと交渉する。それには、フランスとまず手を切った。その足で、イギリス公使パークスに会いに行く。このとき、パークスは薩長側だから、最初は会わなかったが、勝海舟が丸一日居座ったので、音を上げて会った。で、フランスと手を切ったので、イギリスと今後はお付き合いしたい、という話をする。で、当然ながら、イギリスにすれば、幕府も薩長も自分の側についてくれれば、別に戦争を起こすことはない。なので、悪い話ではないぞ、と思い、勝海舟に勧められるままに、薩長勢に幕府と戦争するな、と口ぞえをする。さらに、幕府の海軍を神戸に集中させる。薩長勢は日本の西の端の方から軍を出しているわけで、箱根辺りまでくれば、かなり長い兵站をしていることになる。なので、その真ん中辺りの神戸で兵站を切ってしまえば、東側にいる薩長勢はジリ貧である。そして、ここまでやって西郷に無血開城を呑ませるように仕向けても、万が一西郷が攻めてくるといったときのために、もう一つ。江戸中のやくざ、火消し組の親分たちのところに全員会いに行って、自分が合図したら、江戸に火を放って、町民を安全に逃がしてほしいと頼んでおいた。これは、ナポレオンがモスクワに来たときにやった手だが、遠くからはるばる遠征したナポレオン軍にご飯も泊まるところも与えないで、戦意喪失させたという手法そのものだ。そうしておいて、初めて勝海舟は西郷に会いに行く。で、結果小競り合いはあったものの、幕府VS薩長勢大戦は避けられた。別に幕府がつぶれたように日本を潰して中国を活かすという意味で使うわけじゃないが、信頼関係がしっかり築き上げられていない状態で、共倒れの危機を避けるには相当の努力を要するということ。軍拡競争を避けるには地域軍縮機構を作って、日中韓朝の軍縮を進めるのが一番だが、勝海舟のような仕掛けを考えないといけない。それはまた明日以降書きます。
December 9, 2010
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最近堅い話が続いているので、今日は閑話休題で、本日の衝動買い。これいくらだと思います?14ドル也。最近急に冷え込んで街は冷蔵庫から冷凍庫なみの温度。裏地のないこのジャケットの値段も一緒に冷え込んだ模様。ジャケットを買う予定はなかったんですが、この値段なら買ってもいいよね。
December 8, 2010
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今日もフランス人の友達に言われる。日本はグローバル化に立ち遅れている。ええ、当ブログの主要テーマの一つです。そして、それは昨日残した宿題そのものでもあります。なぜ?と多くのアメリカ人や非日本人は聞きます。それは、明治に日本はうまく対応できたじゃないか、なのに今なぜできないの?という思考回路です。そりゃ、そうなんだけどさ。日本がすばやく動けるのは、みんなが危機意識をもって、根回しにかかる時間が短縮されるとき。けど、少数の人がやばい、やばい、と騒いでいても、大多数の人がうーん、よく分からんなあ、といっている間は動かない。さらに、成功体験そのものが今の日本の縛りになっている。戦前日本の経済成長を国際政治(戦争)が妨げ、戦後妨げなかった理由は何かといえば、日米同盟だ。日米同盟のおかげで、多少のことではびくともしない、構造的な基盤、特にアメリカが日本の政界中枢に太いパイプを作りえた(その逆はないが)ところにある。さらに、この同盟、経済的にもアメリカ市場を一方的に開放するというおまけまでついていた。(その代わり、基地を提供しているのだが)貿易摩擦で日本敵視は強かったものの、決して戦争という形をとりえなかったのは、同盟のおかげ。こうした成功理由が、アメリカに頼るべし、アメリカを見ていれば、すべて国際政治は事足りる、という思考停止現象を日本の中に浸透させた。また、アメリカも、決して狙ったわけではないが、ときどき日本の独自外交(イランなど)を妨げようとする動きもあり、ますます、この思考停止現象を奨励してしまっている。それに、始末に悪いのが、この思考停止現象、楽なんだ。思考するというのは、肉体労働である。お金を出せば、他人が考えてくれると思って、楽してぼけっとしていると、後で大きなツケが来る。本当は、水戸黄門の唄の終わり部分「泣くのが嫌なら、さあ歩け」なんだけど、歩かないんだなー、これが。でも、キリギリスになってはいけないのです。他人がやってくれれば、いいじゃん。そんな声が聞こえてきそうです。けど、そうしたら、他人が自分ほどに親身に自分のことを考えてくれるとなぜに思う?落とし穴があったらどうするよ?やだ、って言われたらどうするよ?大したものでもないくせに、えらい高い金額請求されたらどうするよ?(すでにされているが)そして、極めつけは、それでもがんばって考える人に対する報酬体制がまずない。シンクタンクとか、いってた時代もあったけど、今どうしたよ?政府の政策承認機能以外、あまりないじゃん。それじゃ、思考停止はますます強固になっていくだけ。でも、ジリ貧になるだけだから、何か考えろよ。ええ。そうですね。今晩ももう遅いので、続きは明日以降また書きます。
December 7, 2010
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先日某著名なアメリカの思想家が、日本はもっと軍事的に強くなったらいいのに、とつぶやいていた。その心は、中国の軍事力が増強されているが、アメリカにはイラク・アフガン以外に米軍展開能力はないので、ぜひ日本が軍事力を増強して抑止力を上げてほしい、というのだろう。そうでもしないと、今経済成長著しいアジアは中国に取られてしまう、からだろう。アメリカにいると、中国はいかにもアメリカの覇権を奪いとり、中国が覇権国にならんとしている、という不安から、中国は非民主国であり、国際規範に則ろうとしない不貞な輩だという不安まで、さまざま見られる。中国の平和な台頭を信じる人の声は縮小傾向だ。日本は中国のすぐそばだから、肌で感じられる中国の存在感の大きさに温度差がある。日本だと、5年くらい前には中国脅威論の本がたくさん本屋さんに並んでいたけど、3年くらい前にはほとんど姿を消した。その代わり、何となく中国に頼らないと日本経済はやってけないし、という諦観が浸透しているように思う。その心底には、アメリカも以前のように強くないし、アフガン、イラク戦争で無駄に体力消耗してるし、日本がアメリカの袖を引っ張ってもあまり反応ないし(逆に自衛隊送れっていうし)、時は中国に向いている、という見方があるように思われる。それが、3年くらいたって、中国の「平和な」台頭がいかなるものなのか、正体がやや分かりかけた今頃になってようやく、アメリカが中国の台頭は大変な問題だ、アジアの同盟国たちと対中強気路線をを展開せねば、と思い始めた。で、早速、Show the flag!(日本でイラク戦争時代、立場を鮮明にせよ、というこの言葉、自衛隊を送れと誤認識した、有名なフレーズですね)台湾やASEANから、だからずっと前に言ったじゃん、という声が聞こえるような気がするが。アメリカが中東辺りに気をとられている間に、第一列島線の真ん中という超重要な位置にある、台湾をまずとられた。あれだけ経済統合を進めれば、中国と相反する政策は打ちにくい。その上で、ASEANという中国と力的に向こうをはれる国はいない、南シナ海から動き出した。南シナ海は中国の内海だ、米海軍は勝手に通るな、とメッセージを打ち出し始めた。さらにいえば、この南シナ海、日本からの輸出入の4割辺りが通り、中東からの石油が流れるルートである。ここを中国に通行止めにされたら、かなり日本には痛いはず。で、今年辺りから、ヒラリーがアメリカも南シナ海に権益あるもんね、としゃしゃり出た。けど、時期がずれすぎてて、ASEANの中は既に割れている。ASEANがアメリカに相談してきた頃から、もっと前に話し合わないといけなかったのに。なので、ここは一番アジアの雄、日本にぜひ中国をけん制できるように努力していただきたい、そうすれば、反応のイマイチなASEANも、アメリカ側になびくはず、と踏んでいる。だから、そういう問いが出てくるわけだが、そこは世の中とかなりずれている日本。そんな問いに対する答えが満足にあるはずもない。メディアは仙石がどうした、こうした、とかいう話ばかり乗せて、民主党ネガティブキャンペーン大展開中だ。相変わらず、アメリカ、何とかしろー、でも防衛費を2,3倍増やす度胸もないし、カネもない。かといって、中国とのパイプが太いわけでもなく、(より正確には太い人が政権中枢にいない)外交で摩擦をおさめる力もない。が、いつまでもそういう態度を続けていると、強いパートナーを好むアメリカに嫌われる。(事務レベルでは既に十分嫌われているが、閣僚クラスにばれるほどの大事件は今のところないから、なあなあで済んでいるだけの話)じゃ、どうしたらいい?それはまた明日以降書きます。
December 6, 2010
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最近ワシントンに行列のできるトラックがある。トラックで食べ物を売っている。日本だと、お弁当屋さんがオフィス街にお弁当をトラックに積んで売っているような感覚だ。ワシントンだと、トラックで売っているのは、アイスが主流だが、最近不景気なせいもあるんだろうけど、他の食べ物を載せたトラックで買って、その周りで買い食いするのをよく見かける。ピザだの、カップケーキだの、いろいろあるんだけど、必ず行列が出来るのが、ロブスターロール。毎日出没場所を変えているので、ツイッターやフェイスブックで行く予定の場所を連絡してる。最初は、通勤路に行列が出来てる、何だろう?って思っていたら、ロブスターロールのトラックで、ちょっと調べてみたら、おいしそう。で、ここ2週間近く友人とその話で持ちきりで、平日は行列が1時間半待ちだとかいうので、週末(といっても、日曜はやってないので土曜のみ)に行こうという話しに。まずは、トラック。土曜も行列があるのか?と心配していたが、時間をずらして2時近くに行ったので、さすがに行列はなく、数人待てば買える状態。で、ロブスターロールにポテチとアップルサイダーを合わせて購入。〆て19ドル也。ちなみに、ロブスターロールは、バター和え(暖かい)とマヨネーズ和え(冷たい)と二種類選べます。こちらが、バター和え。こちらが、マヨネーズ和え。要は、ホットドッグのソーセージの代わりにロブスターのぶつ切りがたくさん入っているものです。写真の通り、ものすごくたくさんロブスターが入ってます。多分一匹丸ごとじゃないかな。なので、半分くらいロブスターを先に食べてから、ホットドッグの要領でパンと一緒に食べます。ロブスターもこれだけ大きいと歯ごたえ十分、バターもマヨネーズもどっちもいけます。行列ができるのもうなづけます。ついでに、ポテチとアップルサイダーも。とっても満足なランチでした。
December 5, 2010
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先日、ワシントンの名店たちが値段を落としている、という話を書いたが、今日もその一環でお値打ちランチを紹介します。そのお店は、スペイン料理で、以前レストランウィークで夜行ったが、今日は平日ランチで、26ドルの3コースを選びました。アペタイザーは、スープかラザニアかという選択肢で、物は試しと思い、ラザニアを選んでみました。見た目ラザニアには見えないくらい繊細な一品。上にかかっているのはソースですが、薄いパスタの膜の間にはナスがはさまれている。どうやってこんなに繊細にできるんだろう?というくらい、豊かな味が口の中で膨らんでいきます。で、メインはステーキにしました。この店、ステーキの焼き方を聞かない。私的には合格なのですが、不思議と、友人の選んだマグロには焼き方を聞く。やってきたお肉はレアにしてはちょっと火が通っているけど、ミディアムレアではない程度。お肉を切れば、多少血がにじみ出てきます。いいですねえ。この辺でもうちょっと食べたい腹八分目という、何とも具合のいい量と味。最後はチョコアイスにパウンドケーキの組み合わせ。これは、まあ普通かな。(写真を撮り忘れました。ごめんなさい)それでも、お値打ちだと思います。
December 4, 2010
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この間アメリカ人と話をしていて、メディアなどで取り上げられる日米関係ってゆがんでいるというか、矮小している、という話で盛り上がった。どういうことかというと、日本の中でアメリカに頼ってさえいればいい(他の国は適当につきあっておけ、何かあったら、アメリカが何とかしてくれる。また、アメリカが日本のために動いてくれるためには日ごろから日本はアメリカの言うことを積極的に聞くべきだ)と思っている人たちと、アジアなどアメリカ以外の国にも積極的に目を向けるべきだ(日本はアメリカからもっと自立すべき)と思っている人たちとがいて、勢力争いをしている。民主党が当初言っていた、より対等な日米関係に共感したり、アメリカに負けっぱなしであることと思っている人たちや、一般の人たちの中に多く見られるし、アメリカ以外の国々と取引していたりする人たちは、結構多い。ビジネスマンの方がはるかにグローバル化に対応している。だからこそ、アメリカとの関係の重要性はそれなりに理解しているわけで、日米関係がどうしようもなく弱体化すると問題視する。きっとこれが、一般の人の認識。一方、アメリカに頼ってさえいればいいと思っている人たちが、当然今の日米関係の熱烈支持者であるが、安保系の人たち(全員が全員とは言わないが)がこれに該当する。同盟があるから、そして同盟を管理しないといけないので、当然といえば当然なのだが、不幸にしてそこまで思う人たちは、少数派。この思考もまた、かなり硬直していて、(そう思ってよかった冷戦時代が長かったから)アメリカの耳に心地よい言葉を言い続けなければ、と基本的に思っている。例えば、前原外相、長島などは、アメリカに来ては、対中強硬論を展開するのも、中国はアメリカを通して対処しようと思っているから、同盟の真の敵は中国だ、といわんばかりの発言をし、故に日本は日米同盟を強化すべし、アメリカを積極的に支援しよう(言うことをきこう)という結論をいう。要は、言葉は押さえていても、ソ連を中国に置き換えただけ。もう少し、国民が納得するような同盟の支持理由を打ち出せばいいのだが、言葉の力を信じていないのか、国民の支持など要らないと嘯いているのか、ただ単に考えるのが面倒・考えられないのか不明だが、アメリカ人がいう、日本は同盟が日本にとって有益である理由をちゃんと説明していないから、仲間が増えないという見方もできる現象が生まれる。油が通るシーレーンを守ってます、とか、貿易摩擦などで経済関係が危なくなっても、安保面ではアメリカとの関係を保つので、戦争にまで決して至りません、(日本は輸出主導型経済なので、かなり意味がある。最近は米市場は落ち込んでいるけれども)とか、日本が戦後復興を果たし、経済大国として平和な台頭を保障したとか、(今の中国の危なっかしい台頭とは違います)、世界最大の軍事国家を敵に回しません、とか、言いようはあるだろうに。そして、安保系に同意する仲間が増えないままに、今やこと対米関係の守護神は安保系が主流。その背景には、70年代までは確かにあった、三極委員会やジャパン・ソサエティ、国際文化会館など民間が展開していったはずの民間外交は次第に下火になっていった(アメリカの経済力・市場としての魅力の低下とともに)こともある。そうして、何となく日米関係を管理するのは政府の仕事という感じになる(そしてメディアも政府からの情報を流すしね)。企業の中であまり日米関係を強化していこうとかいう意気込みはあまり存在しない。例えば、よくワシントンで日本専門家は減った、少数だ、先細りしている、とかよくいうけど、この解決策は本当は簡単だ。日本企業や政府がアメリカ人をもっと大量に雇えばいい。そうしたら、アメリカ人は、日本企業に雇ってもらえるなら、日本について勉強したいと思うわけで、(そう履歴書に書いたら、日本企業に雇ってもらえる可能性は他の人よりも高くなるだろう)そういう需要があれば、学校は喜んで教授や講師の数を増やすわけで、そうしたら、必然的に日本専門家は増えていく。けど、そういうと、いやー、といって大概の日本企業の人たちはできない理由をたくさん挙げてくれます。ええ、要はやる気がないんですよね。そうやって、民間と安保系は乖離していくわけだが、中国をどう扱うか?という問いほど両者を分けるものはない。そして、これこそが、アメリカが本音ベースで日本と戦略的に話し合いたいことなのだが、さらに不幸にして、アメリカ側としても、安定した窓口が安保系しかいないだけに、彼らの話を最もよく聞く。けど、日本全体の意見でもないから、アメリカ人はますます、日本政府は日本国民に同盟の重要性をちゃんと説明しろ、といらだつ。一方、何となく日本人の多くは、新聞やテレビで安保系が語る国際情勢の報道を聞くと、うまく説明できない、違和感を覚えているような感覚に捉われているのではなかろうか。
December 3, 2010
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先日行って来た、Eventideのご飯。ここは、イギリス料理とのこと。店内はやけに鏡が多かったり、ちょっと乙女チック。せっかくなので、ちょっとゴージャスなお部屋の二階に通してもらった。ここは、天井が高くて、青いドレープ調のカーテンを多用していて、シャンデリアがぶら下がっている、ちょっと高級感を出したお部屋。けど、それほど格式ばってもいないので、くつろげます。さて、肝心のご飯。ブランチなので、ワンプレートです。ロブスターLTBなんです。ロブスターはゆでてあるのか?と思いきや、揚げられてました。これはこれで悪くはないのですが、もっと大きな塊をガブっといきたいな、とちょっと思ったり。イギリスなので、紅茶はそれなりに種類があります。(一応リプトンではない)せっかくなので、シトラスミントを選びました。ちょっと葉っぱが出ていてかわいいでしょ?この葉っぱは、ティーバッグの尻尾です。
December 2, 2010
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Wikileak、今度は大量外交文書入手。25万もの文書のうち1割が出ているという。そのうち全部出すといっているが。が、報道を見る限り、リークした人の政治的意図がイマイチはっきりしないし、日本のネタはあまり出ていないようなので、もう少し詳細がわかって書きたくなったら、書きます。さて、この間日本人の友人と話をしていたとき、事業仕分けが話題にでた。どうも、官僚の人たちからの話を聞いていて、仕分け人たちは、政治的にアジェンダがあって、官僚たちが仕分け対象の事業の説明をしようとしても、意味が分からないとかいって、切り捨てられてしまう、と不満を漏らしている、という。まあ、官僚に言わせれば、事業仕分けは余分にできた仕事だし、いちいち説明するのは面倒だ、しかも民主党が作った政治劇場だ、という言い分は分からないでもない。が、それよりも、白けるというか、呆れるのは、自分たちの説明能力の低さを反省しようともしない点だ。仕分け人が政治アジェンダを持っているのは当たり前だ。というより、政治をやっている人間でアジェンダのない人は、基本いない。JETの時の議事録を読んでいても、確かに、仕分け人はアジェンダを持ってきいてくる。が、その程度は織り込み済みで話すのが筋ってもんだ。JETの時の議事録を読む限り、官僚が一言言う前に、切捨てているわけではない。仕分け人の飲み込みが悪いという場合や、仕分け人の質問が担当官僚の域を越えていて、誰もまともに答えられないことに怒っていることもあるかもしれないけど、一応言い分は聞いてあげている。なので、仕分け人が聞く耳持たずとは思えない。官僚が仕分け人にとって分かりにくい説明をしている、と捉えた方が素直だ。霞ヶ関文学で生きている人は官僚とその関連業界の人しか、正直いない。その数は、かなり少ないと思っていただいて結構。内輪に話しているのと同じ調子できっと説明してるんだろうけど、分かるわけないじゃん。異文化の人間に説得するつもりで話さないといけないのに。しかもネットでライブ中継して一般の国民が見ているというのに、どうして自分がかかわっているプロジェクトの意義を世に知らしめん、という心意気がないのだろう?そちらの方が不思議である。(こちらは今日の本筋から離れるので、このくらいにしておくが)そして、官僚の説明能力の低さが怖い。同じ国の人にまともに説明できもしないのに、外国に行ったら、もっとできるわけないじゃん。特に、ワシントンは世界中から色んなアジェンダを持ってきた人たちが、それぞれ論陣を張り、敵方を言葉で潰して行こうとする。その中で日本の官僚たちも声をあげていかないといけないわけで、内輪でいやー、そうはいっても、とか、(つーかー的に)分かってくれないの?とか、言ってると、ワシントンでは負けっぱなし。相手にすれば、不戦勝に等しい。そういうと、長く説明しないと分からない、とか言い出す。そりゃそうだけど、要点をまとめて分かりやすく話せるか否かが、ワシントンのゲームの勝敗を決める。これが鉄則なので、あーだこーだ、言い訳したって、無駄な話。むしろ、言い訳している暇があったら、要点をまとめてくれ。よくいうのが、エレベータープレゼン。大統領や閣僚、将軍など超多忙な人たちとエレベーターに一緒に乗っている間に、自分の言いたいことを要点をかいつまんで話す。その時間約30秒。少なくても、超多忙な人たちの興味を持たせることを言って、さらに自分の言い分を長く聞いてくれるようにもっていく。これになれるように、がんばってくれよ。ちょい昔の小泉首相時代に、小泉は官僚にパワーポイントなどで要点をかいつまんで話させた。きっと小泉はブッシュにCIAからのブリーフィングに付き合っていたから、日本もそうやってくれれば分かりやすい、と思ったんだろう。そのときは、官僚の方がそんなんでないと分からない馬鹿な奴、といった口調であざ笑っていたけど、日本ではそういう言い方をしてもいいかもしれないけど、ワシントンではそうは問屋が卸さない。その結果、彼らはいわゆるアメリカ人の日本専門家に代わりにアメリカ人に説明してくれ、と丸投げする。下手すりゃ、日本国内も説明してくれ、と丸投げする。なので、日本専門家は、言うか言わないかは別にして、おんぶに抱っこさせるな、ふざけるな、と思ってるので、その報酬を高く取ろうとする。それでも、日本専門家が善意で日本の弁護人のつもりで説明していると、突然違うといって、背中をぐさっと刺してくることがある。そうなると、発狂物だ。なので、玉虫色、強く日本のために言ってあげようという意思は基本的に萎える。でも、納税者として言わせてもらえば、官僚の丸投げって、正直官僚の勉強不足というか、不努力。タッグを組んで高めあえればいいものを。民間用語では役立たず、税金泥棒という。むしろ、説明能力って一夜漬けでできるような芸当でもないので、日々訓練して、首相ブリーフィングや事業仕分けなどで国民に意味の分かる説明ができるようにしてほしい。そうして、言葉を失ってしまうと、すべてが何となくになってしまう。言葉にして他人を説得できるような説明する、ということは、その前プロセスとして、自分の思考、ロジックを自分の中で明らかにして、見落としやつじつまが合わない点がないか、確認し、かつ自分を含め誰にもごまかせないほどにシンプル化するという作業があるはず。そうすることで、自分の中で再確認できるし、同じ意見のはず、と思っている同僚とでも実は違う点を見ていた、とかでてくるはず。そうやって、本来はロジックは強化されていく。そうやって、議論を取り戻さないと、思考能力も低下するし、説明能力も向上しえない。本気で、頼むよ。
December 1, 2010
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ブラックフライデーは、クリスマス商戦初日。この日早朝に行くと、(前日なところもある)半額になったりするので、夜明け前に客が並ぶからブラックという。あまりに込んでいるので、ブラックフライデーは当然の如くさけ、というより、朝早くいく気もなく。。。その代わり、例によってポットリーバーンに行く。一応何も買わないつもりでいたのだけれど、やっぱり出会ってしまった。これにハートを射止められてしまいました。ええ、蓄音機。但し、レコードではなく、IPOD対応なんです。そして、耳が悪くなるからイヤホンをしないので、IPODなど持っていないので悩んだ挙句、蓄音機のためだけにIPOD NANO購入を決め、蓄音機を購入。そして、その日の夜にはイーベイでIPODまで買いました。今週末には届く予定。楽しみ♪
November 30, 2010
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今日は楽しいお買い物をしたのだけれど、沖縄県知事選の方を先に書こう。現職の仲井真知事が再選。まずは良かった、というのがニュースを見ても、外務省、防衛省、米政府の反応に共通する。確かに、その反応は分かる。この知事は今年の4月ごろまで県内移転容認派だったし、今までの経緯をずっと分かっているし。この知事なら話のもって行き方によっては、応じてくれる、という期待を持たせてくれる人だから。しかし、何よりも、一番冷静なのは、沖縄県民、というのが私の一番正直な感想。きっと普天間問題以外にも決め手はあったんだろうけど、何よりも、どんなに日本政府不信が高まろうと、アメリカ政府不信が高まろうと、沖縄県はこの両者と話し合わないといけない、という厳然たる事実をよく分かってる。人間、相手があまりに呆れるようなことをしたり、真剣に考えているように見えないと、やけっぱちになって、過激なことをいいたくもなるし、極論に走りたくもなる。(現に、アメリカでは、保守の中でも過激なことをいうティーパーティーやサラ・ペイリンといった形でワシントン政治不信がこの間の中間選挙で荒れ狂った。それに比べれば、ものすごく沖縄県民は冷静に見える。)そして、一番柔軟に話し合えるのは、現職知事だという結論に至ったのだろう。そういう意味では、別に現職知事に落ち度があったわけではなく、鳩山政権がうっかり言ってしまって、中央政府が右往左往してしまった、ということを県民が分かっている。そして、伊波候補は日本政府ともアメリカ政府ともまともに話し合えない、或いは話し合えるか、怪しいという印象を拭えなかったのだろう。けど、その知事をして、横綱相撲ではないと言わしめるほど、苦戦させたのは、伊波候補自身というよりは、右往左往してフォローする側を苦しめた中央政府、米政府、と骨の髄まで思っているはず。それをよかったー、と日本政府や米政府がのんきにいうというのは、無神経そのものだ。当然、選挙が終わったから、すぐに公約を破って県内移転容認とはいえないはず。強面で応じても、内心は条件次第では受けてもいいという姿勢だろうとか、しばらく間をおいて冷ませば公約なんて忘れてくれるはず、などと高をくくって安心せずに、沖縄県民が呑めるような経済刺激策や負担軽減措置を組み合わせて提示しないと、知事は反対するだろう。ちょっと報道を見る限り、イマイチ緊張感が感じられない。その辺が分かっていればいいんだけど。
November 29, 2010
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今日は久しぶりに食べ物画像です。今日はMie N Yu?というお店でランチしてきました。ここを選んだのは、友人の上司のご推薦であることと、半額クーポンをゲットしたこと。通常3品で20ドルのところを10ドル(税抜き)になりました。が、全般、これで20ドルなら考えるなー、という印象です。店内のインテリアは、中東或いは中央アジアのテントの中をイメージしているのか、中国をイメージしているのか、インドをイメージしているのか、微妙に分からない。彼らの中ではとりあえずエクゾチックということでまとまっているようである。通されたのは、中央アジアのテントの中っぽいイメージの席。かなり部屋は暗め。なので、写真がちょっとぼやけているときがあります。あしからず。まずは、アペタイザー。二人でシェアする形で2品ずつ。これは、ボンベイサラダという。ちょっとサラドレにカレーの味がする。下に敷いてあるのは、ポテトでつくったものと思われる。まずまずです。それから、これ。グラノーラとフルーツの盛り合わせ。グラノーラって、健康にいいとかいうので、アメリカでも流行っていて、よくセリアルにあるのですが、正直あまりうまくはない。。。けど、こうしてフルーツやヨーグルトと絡めるとそれなりに食べられます。そして、メインは、エッグベネディクト。卵料理の一種です。白身は結構火が通っていても、黄身は半熟。さらに、ゴートチーズなどをかけてあります。まあまあいい感じ。けど、二つは要らんやろ、飽きちゃう。今回は友人とシェアしたからいいようなものの。もう一品はバーガー。一見普通な感じのバーガーですが、実はプルコギで、中にキムチも入ってます。微妙。。。キムチとパンの取り合わせは、イマイチ。。。最後にデザート。無難にティラミス。普通。何だかよくわからない物体。チョコアイスっぽいけど、アイスではなくて、固めのチョコクッキーな感じ。スプーンでなかなか切れないくらい固いです。微妙。。。まあ、これで10ドルだから、文句は言わないが。。。という感じでした。
November 28, 2010
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サンクスギビング休暇2日目。今日は泳ぐ以外はのんびりと。で、最近思うのは、本当にワシントンに不景気がやってきた。ワシントンって、首都なので、政府がばんばんお金を使うと、必然的にそれにたかる人たちが多い。例えば、政府が雇用を直接増やす=役人の数が増える→ワシントン周辺の人口増加→周辺の地価は上昇、とか、金融規制法など特定業界にとって死活問題的な法案が話題になる→業界がロビイストたちを雇う→潤うロビイストたちが接待攻勢をかけたり、自分たちでうまいものを食べる→いいレストランの価格は高止まりか上昇。という現象が見られるので、あまりワシントン経済は他のアメリカ経済と連動しているようにあまり思えないのだが、ここに来て、それほどロビイストを雇わないとやっていけないような議案はなし、(オバマケアを廃案にするか否かでもめるであろう来年には保険業界や医療業界ががんばるかもしれないが)景気刺激策も、全国に薄く広く行き渡っているので、あまり感じることはない。ということもあり、ここにきて、ようやくロビイストの代名詞でもあるKストリート(ロビイストたちの多くがこの通り沿いに事務所を構えている)の名店レストランに変化が見られる。(全部を食べて回っているわけじゃないが)まさにKストリートにある、イタリアン、テアトロ。ここは若者が来ると、問答無用でバーに案内しようとする、不遜なレストラン。それでもおいしいので、くやしいのだが、時々行く。で、レストラン側でランチメニューにランチボックスなるものが登場。しかも、19ドル。サラダからメインからプチデザートまでついている。しかも、うまい。(ここは大事だな)ホワイトハウスの脇にある、名店オーバルルーム。ここも、ランチは20ドル前後でも食べることが可能(もっと高いのもあるが)。(これはネットでリサーチ)デュポンにある、名店アル・ティラミス。ここのロブスターフェットチーネが超オススメと以前ここにも書いた。ロブスターを丸ごと一匹使い、食べきれないくらいの量を出して38ドルと高かったのだが、この間行ったら、味は一緒だけど、食べきりサイズに縮小し、値段も27ドルに大幅ダウン。しかも、他に客はなし。(や、やばい)さらに、オフィス街のファラガットウェストにある、南部料理のヴィダリア。ここも、いまやランチは20ドル前後で食べられる。(メインで10ドル台がほとんど)この間行ったら、それでも客足が遠のいていたが。と、軒並み弱気価格である。この機会を逃す手はない、と逆張りを考える私。。。但し、不況はどこ吹く風と、強気な店もある。その名はKOMI。以前は84ドルか100ドルコースだったのに、いまや125ドルコースのみ。さらに来年から135ドルに上げるとの予告あり。やっぱり今年のうちに行くべきか。。。
November 27, 2010
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昨日はグラスでお酒を頼んだつもりが、グラスでという言葉を言い忘れてしまったようで、ボトルがやってきてしまい、あーれー、と思うくらい飲んでしまい、帰宅してバタンキューでした。さて、今日は友人宅でサンクスギビングディナーに行ってきて帰ってきたところです。で、今日のニュースといえば、北朝鮮砲撃問題でアメリカは、空母ジョージ・ワシントンを黄海での演習に送り込むことにした。これには、北朝鮮への警戒メッセージとともに、中国に何とかしろよ、動かないとアメリカは中国にとって好ましくない行為に出るぞ、という意思表示も込められている。これは、北朝鮮が狙っていたことかどうかは分からないが、成り行きを見守るしかないだろう。その意味では、全閣僚に在京指令を出すのは賢明だろう。(但し、東京をやっつけられたら、全閣僚は死んでしまうので、かなり首都機能は麻痺してしまう危険はあるが)さて、今日は全然違うテーマで。今日のワシントンポスト紙がいいオプエド(識者による投稿)を出していた。マーコウスキーの勝因についてだ。マーコウスキーというのは、アラスカで上院選の共和党予備選でティーパーティーとサラ・ペイリン支持の候補に負けていたのだが、本選挙後記入投票を展開して、見事上院の議席を射止めた。もともと、父親もアラスカ知事で、本人は知事指名で上院議員だったのだが、父親はサラ・ペイリンに追い立てられ、さらに娘も上院の議席からサラ・ペイリン支持候補に追い立てられ、という筋金入りのアンチ・ペイリン。ここで、娘が意地を見せて、記入投票という非常に本選挙結果を覆しにくい形で逆転勝利した。で、本人に勝因は何か?ときいたところ、以下の回答が返ってきた。"I think that's what voters are looking for. I don't think that most are looking for somebody that is going to follow the litmus test of one party or another, and never deviate from it. I think they want us to think, and I think they want us to work cooperatively together. So, that's my pledge to all Alaskans, regardless of whether you are the most conservative Republican or the most liberal Democrat, I'm going to try to find a way that we can find common ground to help the state and to help our country." 要は、議員にはイデオロギー色にこだわらず、他の議員たちと協力して、国を立て直すことを選挙民は求めていて、それが私の公約だったから。本当にそうだよね、と深く納得できたので、今日のテーマにしました。けれど、この声はあまりワシントンには届いていないようだ。本来共和党が支持するはずの、START(ロシアとの核兵器縮小・相互監視条約)の批准にさえ、共和党は協力しようとする気配もない。金持ちへの減税廃止の是非についても、1年延長、無期延長かどうかでも、未だもめている。さらに、これだけ膨れた財政赤字を批判しながら、減税廃止を阻止しようとするので、別の財源、或いは支出削減を共和党も考えないと自己矛盾してしまうので、その解決方法にも全然まとまれる気配はない。かててくわえて、オバマケアを廃止しようとする。きっとその辺りで向こう2年は議会で空費され、まともに話が進まなさそうだ。その間に、米経済は着実に落ち込んでいく。早く何とかしないといけないのに。
November 26, 2010
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今朝は、びっくりニュースで一日が始まる。ええ、韓国と北朝鮮の砲撃戦。全く、世の中の流れを無視して、独自ロジックで動いて、日本以上にアメリカにかまってもらいたい北朝鮮。アメリカの注意を引くためだろうけど、罪とがのない人たちに攻撃を加えるなど、言語道断だ。まさに、テロ行為である。民家に砲撃して何が金正雲の手柄だ。ふざけているにもほどがある。数日前、北朝鮮はアメリカの北朝鮮専門家、ジャック・プリチャードらと科学者たちにヨンビョン核施設を案内した。そこで、軽水炉の完成を誇示。その施設はアメリカ人たちの予想を上回るものだった。そこで、これだ。おいおい。北朝鮮の過去の行動的には、近く再開されるかもしれない六カ国協議でより有利な立場でありたい、という思惑が原因だと思われる。そのほかには、金正雲への権限移行プロセスが響いている、という見方もある。まあ、確かに、北朝鮮がビル・クリントンやカーター元大統領を呼ぶ口実を作ってはアメリカと話したいというメッセージを送ったのに、オバマ政権は、知らん顔をした。北朝鮮が核を放棄するつもりなら話し合おう、というが、何を以てその意思があるかと認識するかについては、はっきりとした意思表示がなかったから、北朝鮮的には、無視されたと思っていいだろう。さらに、天安号事件で北朝鮮に非難が集中したから、ますます北朝鮮から手を差し伸べる動きがないとアメリカ、日本、韓国は動けなくなっていた。けど、韓国側が一番冷静に天安号事件の謝罪は求めない、という戦略的判断を下して、公表した。北朝鮮はきっと言いやしないから、というのがそのいいわけだが、その裏には日本の拉致問題が六カ国協議の障害になっていたから、その二の舞は避けたい、という心もある。さらに、G20でもAPECでも、北朝鮮は全然問題にならないし。で、何かここで一発アメリカの注意をひきつけ、米朝会談(或いは六カ国協議)を再開させたいと思ったのだろう。そのためには、何かしら目が覚めるようなことをしでかさねば、と思ってしまったのが、百年目。実際、オバマ政権内で大統領を巻き込んで北朝鮮をどうしよう?という会議は開かれた。科学者を施設に入れてオバマ政権に揺さぶりをかけるよりも、はるかに効果はある。だからといって、アメリカの注意を向けさせて、いいことがあったか?というと、微妙だ。少なくても、北朝鮮が最も欲するもの、身の安全(平和条約)を保障してくれる大国がアメリカだ。この前提も、最近の動向を見ていれば、アメリカだけでなく、中国やその他との関係次第なのだが、金政権も本国に引きこもっていてばかりなので、その辺りは分からないのかも。なので、大国アメリカと対等に交渉できる北朝鮮、というイメージに自己陶酔したいのだろうけれど。。。当然ながら、普通にしていて、アメリカにまともにつきあってもらえるはずもないから、当然悪さをするわけで、当然アメリカは不信の塊で交渉を始める。そんなところからスタートするから、カンフル剤程度の多少の支援は取り付けられるけど、本当にほしいものはえられない。クリントン時代だって、枠組み合意は出来たけど、アメリカもまともに軽水炉を造る気もなかった。(10年で準備するといって、この合意が破棄されたのは8年目。それでも、基礎工事に毛の生えた程度しかてきてなかった。2年でとてもじゃないが、できまい、と北朝鮮でもわかるさ)北朝鮮も心を入れ替えないと、本当にほしいものはえられない。いい加減、北朝鮮も学ぼうよ。
November 24, 2010
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すみません、今旅行の計画を立てている最中で、やけに時間がかかります。なので、また明日以降書きます。
November 23, 2010
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今日は今週末封切ったハリー・ポッターを見に行ってきました。けど、この映画、感想らしきものをいいにくいので、(思いっきりネタばれするし)まあ、面白かった、という程度でお茶を濁しておきましょう。でも、このシリーズ、長いですねえ。一作目のときはかわいかった子役がみんな大人になってる。時の流れを感じます。なので、今日は先日行った、Cedarというお店の話。まずは、アペタイザーをシェアしました。これはイカ。こういう出し方は非常にアメリカだと珍しいですが、(大体ゲソ揚げなので)結構いけてます。緑は、プチきゅうり。うまいというより、珍しい。そして、メニューに珍しく、牛肉の産地を書いてありました。なぜか、アメリカのステーキ屋さんって、肉の産地を書いてない。牛肉って豚肉と違って味の差別化が図りやすいので、テキサス牛とか、モンタナ牛とか、言ったっていいじゃん、というか、それくらいのこだわりをみせてみろ、という話を友達としていて、牛肉の産地(農場名)が書いてあったので、どこなの?と聞いてみたら、コロラドだ、という。へえ、と感心しつつも、頼むのは、鴨。ウェイターがいろいろ説明してくれたんだけど、(特に友人が私がブログを書いているといったので)よく覚えてません。。。でも、焼き方も聞かずに、ちゃんとミディアムレアなのはうれしい。やっぱり鴨はおいしい。この写真だと分かりにくいですが、肉の切れがいくつか重なっている下に、実は鴨の骨に近い肉を集めて、つみれのようにして焼いてあるのがあり、レアな肉とよく焼いた肉と、二種類楽しめる。よく焼いた肉だけれど、硬くはなく、ミディアムなところでやめてあり、鴨肉の個性的な味がちゃんと味わえます。ちなみに、友人は豚を頼んでました。こちらも、脂が乗っていておいしいです。で、二人でおなかいっぱい、という話をしていて、デザートを頼んでいなかったのですが、ブロガーにいい紹介を書いてもらうべく、タダでデザートが出てきました♪(これは、ここで宣伝せねばなるまい)チーズスフレ?にココナッツがかかっているのと、パッションフルーツソースと、パイナップルシャーベット。シャーベットが一番おいしい。ソースとスフレと一緒に食べると、イマイチ。スフレの味がソースに負けて、ココナッツがさらに足を引っ張る感じで。個人的には、メインをオススメします。
November 22, 2010
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今日オバマは、リスボンでNATOサミット会議に行っている。で、当然議題は、アフガンにいつまでいるよ?である。もともと、2011年に撤退予定といっていたのを、静かに、3年ずらして、2014年撤退とオバマ政権が言い始めているので、ヨーロッパ勢に了承を正式に取り付けた形にしようということだろう。3年ずらした心は、もともとオバマの選挙時の公約では早すぎということなのだろう。マッククリスタル将軍など現地の軍人たちがいうように、そんなに早くは出られない、というのが、正直なところ。それに、今アフガンから引き上げたら、タダでさえ失業率が高いのに、米兵までもクビにしていったら、ますます失業率は高まってしまう。彼らに職を与えるという意味でも、あえてオバマの1期目の任期後にしているのだろう。けれど、本当はそれよりも、アフガンでのレイムダックがアフガン平定に悪影響を与えているから、というべきか。最近、ワシントンポスト紙がカルザイ大統領に単独インタビューを行った。そのインタビュー記事で、カルザイは、米軍の行動に苦言を呈し、誤爆はかなり迷惑なので、(一人のテロの親分を殺すのに、民間人をよく巻き添えにする)隠密行動の一部をやめてくれ、と米軍批判をした。で、早速その翌日に、ペトレイアス将軍がいやいや、カルザイよ、そんなことを言ってくれるな。今作戦が結構うまく行っている途中である、米軍の行動を制限するようなことはいわんといて、とたしなめた。すでに、カルザイはアメリカが2011年に去ってしまうというから、去りゆくアメリカよりも、これから隣国で付き合っていかないといけない、パキスタンと仲良くなろうとしている。まあ、パキスタンにアルカイダやタリバンが逃げ込んで、アフガンに移動してきては、悪さをし、パキスタンにまた逃げ帰っちゃうから、鎮圧できるだけの軍を持っていないカルザイとしては、アメリカに出て行かれた日には、自分の政権が倒れてしまいかねないので、タリバンと和解モードに実質入っている。ということは、アメリカと必ずしも、タリバン一掃という意味では、同じ目的を持っていないことになるので、あまり協調体制は見られない。但し、アフガンが国としてやっていけるよう、軍隊や警察などの国家機能の充実化については、アメリカとアフガンは意見が一致するので、その面では協調体制ができる。なので、カルザイはつかず離れず。けど、アメリカに言わせれば、飼い犬に手をかまれるようなことなので、かなり不満だろうけど。そもそも、カルザイ政権を作ったのは、アメリカだから。けど、カルザイにアフガンを国として実質独立させるには、国家機能の充実は急務なので、レイムダックな態度には怒りつつも、カルザイと協調体制でないといけない、というところだ。なので、カルザイもそうしたアメリカの足元を見て、主張できるところは主張してる。カルザイの方が役者が一枚上手だ。インタビューでも、はっきりと、アメリカが何でも言うことを聞くアフガンを求めているなら、カルザイや他のアフガン人にはそんな人はいない、パートナーとして尊重しあえる仲であるなら、一緒に仕事をしよう、という。日米関係でいえば、まさに、対等なパートナーシップ、である。日本もカルザイくらい物がいえる人がいればいいのに。
November 21, 2010
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今日も帰宅が遅かったので、また明日以降書きます。
November 20, 2010
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今日は遅くに帰宅したので、また明日以降書きます。
November 19, 2010
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ここのところセミナーにあちこち行ったり、人と話したりして、あまり深く考えている時間はないけれど、ちょっといいたいことがたまっているので、まとめて書きます。1)日米を見捨てる台湾昨日中国の南シナ海の動向についてセミナーがあったのだが、(中国はどんどん進出しようとしているのだが、)アメリカは台湾とどれだけ戦略的会話をしているのか?ときいてみた。そのときの答えは、アメリカは、中台が平和裏に統合されていくことを歓迎する、アメリカが恐れるのは台湾有事である、と通り一遍なことをいう。あえて答えなかっただけなのか、台湾にも同じことを言っているのか、分からないが、でも本当だとすると、台湾が日米を見捨てて中国大陸に大きく舵を切ったのも分からないでもない。太平洋を隔てたアメリカにとって、どんなレトリックを使おうと、アジアは遠い。ちょうど南米はアメリカにとって、近くの外国で関心が高いけれど、日本にとって遠いように。特に中国の台頭ということがなかなか飲み込めてない。ずっと貧しい国という印象でしかなかったから、急に成長しているといわれても、ピンと来てない。けれど、中国のそばで台頭を肌で感じられるほどの距離の国、地域だとそうはいかない。台湾はその最先端だといっていい。そして、台湾はまずはアメリカを向いただろう。けど、全然意味が分かっていないし、本気でアメリカは支援してくれるのか?という疑念が生まれているのだろう。既に、一度裏切られているし。なので、大陸に方向転換をした。しかも、こっそりと忍びやかに。けど、かつてはイスラエルの次に力を入れていたといわれる台湾も、ロビーにかけられる金額が中国と比べ物にならず、常にリマインドしないと忘れがちなワシントンの政治家たちに、愛想が尽きたのだろうか。アメリカの凋落を既に感じ取っていたのだろう、台湾は。ならば、落ちる老大国よりも、今は上げ潮の中国と仲良くしておいた方がいい、そう戦略的に判断したのだろう。そして、経済的に実質上のFTAを結んで、ますます経済統合の道を進んでいる。ただ、とても感慨深いものはある。アジア主義を調べていて、戦後アジア主義は、日台関係にもっとも脈々とつながっていたから。戦後、大陸(といっても、朝鮮半島と満州は別)にいた100万人超の日本人をほぼ混乱なく返し、岡本寧次ら旧日本軍の中国部隊司令官たちを軒並み内地にわざととどめおき、東京裁判をやり過ごさせた。蒋介石の以恩報怨演説から、引き上げの手際のよさなどに真っ先に感服したのは、岡本寧次ら旧日本軍将校たち。彼らが、そのまま国民党軍の軍事顧問団となり、最終的に台湾に移動していっても、国民党軍の基礎を築き上げるのを助けていた。また、こうした軍事顧問団が満州つながりの岸信介首相(本人も引き上げのスムーズさに感謝していたという)との裏リエゾンとなり、日台関係を強めていた。もちろん、岸のところに台湾ロビー(最初は冗談抜きでバナナを贈っていたという)が既に始まっていた。蒋介石も、アメリカの支援があるんだかないんだかよく分からない状態のとき、この日本の軍事顧問団に頼っていて、後にアメリカ軍に支援を仰ぐにせよ、その精神くらいは日本の武士道を引き継ぎたい、と思っていたから、(本人が日本陸軍学校出身だし)かなり親切に面倒を見ていたし、頼りにされていたようだ。多分そのときの面影が、台湾のどこかで尊敬の対象となり、李登輝辺りが武士道の本を書くのだろう。で、さらに、蒋介石は日米同盟に期待をしていたし、アメリカの態度が怪しいときは、金門・馬祖両島に攻撃を仕掛けて、台湾海峡に有事の危険性あり、と高らかに示して、米軍を本気で守るように仕向けた。そうした過去を持つ台湾なのに、日米は見捨てた。大陸を承認するという形で。それでも、台湾は李登輝の頃までは日米の側にいた。冷戦後、橋本・クリントンの間で同盟強化の方向で一致するように沖縄に経済支援をしようとするなどしていた。あの頃、沖縄周辺に経済圏を作ろうとかいう動きがあったのも、台湾の後押しがあってこそだ。けど、それから約30年後、今度は台湾が日米を見捨てた。何とも、時代の流れを感じるというか、感慨深いではないですか。2)政府介入が大きすぎな日本、政府介入が少なすぎのアメリカここでも、ティーパーティーだの、中間選挙だの、書いてましたが、選挙の中心はもちろん、経済。そこで、不思議なのは、これだけ大統領選というお祭り騒ぎを4年毎、中間選挙を入れたら2年毎にやり、その中心には必ず経済があるというのに、なぜに、好景気、経済成長を維持する政策ツールをアメリカは、作らなさすぎなのか?まあ、聞いた相手のアメリカ人の友人は官僚なので、議会のせい、ときっぱりいってました。(行政府のせいじゃないって?)議会の民主党議員も共和党議員も、日本のようないわゆる、産業政策というのは、企業に政府が介入することであるという印象が強すぎて、ありえん!という認識のようだ。まあ、本音は両方とも大企業から献金をもらっているから、企業活動を政府が縛るな、というけん制が強いのだろう。本当は必要なのに。けれど、今まで政府介入って、今の自動車産業と金融機関の多くを所有する、ということなので、アレルギーは強いだろうけど。かたや、日本は真逆だ。(その割に、大きな政府大好き自民党と大嫌い共和党が仲良しというのが、全く意味が分からないのよね。選挙区が違うからいいようなものの、違っていなかったら、完璧敵だ)それこそ日本株式会社の真骨頂ともいえるが、金融市場の約1/3は政府系。健全な経済にはまず見えない。できるだけ、小さくする方向で動いたらいい、と思うのだが、みんな大きな政府に慣れているのだろうか、事業仕分けは(少なくても既得権益とそこからお金をもらっている人たちからはなおさらだが、)あまり人気はない。アメリカはもっと、政府介入が必要で、日本は政府を小さくすることが至上命題。アメリカが、日本の失われた20年の二の舞になることを恐れているが、そもそも土台が違う。目先で起きている現象は似ていても。
November 18, 2010
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明日早朝ミーティングがあるので、今日はお休みします。
November 17, 2010
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オバマが10日間のアジア歴訪を終えて帰ってきた。今回、オバマは大きな収穫はなく帰ってきた、というのが米メディアの大きな主張である。確かに、米韓FTAはG20までに間に合わなかったし、インド、インドネシアでは具体的なものはあまりないし、APECでも然り。G20もG20蔵相会議の焼き直しだ。それでも、G20にしろ、G8にしろ、ここ何年も大きな収穫はなかったし、APECも大きすぎて、何を議題にするんだ?くらいの勢いだし、今回の歴訪だけを取り上げて大騒ぎする必要もない。むしろ、これから、多極化時代で誰かが一人勝ちするというわけでもなく、米中の顔色をいろんな国がみて、二股をかけようとするのが実情だから、どちらも取り立てて勝つ、ということがなくなっていく。例えば、インドも中国は気に入らないけど、アメリカも衰退してきているので、どちらも無下に扱えない、というスタンスだったという報道があった。ええ、そんなもんだろう。ところが、日本の報道を見る限り、ぱっとしないというか、日米重視を確認、なんて報道がでてる。確かに、普天間のせいで、鳩山政権の頓挫の二の舞をしては成らない、という教訓を心に刻んでの行動であろうというのは、分かるけど、本気でそれだけでいいの?何のためにG8からG20になったのか?アメリカだけじゃやっていけないから、もっと国の数を増やしてグローバルの問題に取り組もうとしているんじゃないか。みんなでお手つないで、記念撮影をしに集まってるんじゃない!そういうアジアにも目を向けるといった鳩山政権の方がまだ先見の明はあった。(やり方はめちゃくちゃだったが)いつも注目はアメリカと中国しかないが、G20で集まったときこそ、他国のリーダーと会って、彼らが考える世界観、予想を語り合うのが、本当である。そうでなかったら、こんなに世界中から首脳を集める意味がない。同盟さえあれば大丈夫、とか、アメリカに頼ろうとか、そういう時代は過ぎている。オバマに、世界の将来像を語れる余裕すらない。あるのは、再選に経済回復をどうしよう?ということのみだ。そのためには、なりふりかまわず、アメリカの輸出をあげようとしているばかり。(中間選挙直後だったしね)本来は、もっと違うトーンで話さないといけないはず。成長地域であるアジア諸国はみんな日本の真似をして、輸出主導型経済である。ということは、アジアに影響力を維持したいと思うなら、アメリカがばんばんアジアから物を買い込まないといけないということだ。それを、ドルを故意に安くして、アジアからの輸入の魅力を減らそうとする努力をしてる。あべこべだ。それに、アメリカのプレゼンスをあげるには、オバマやヒラリー、バイデンがもっと頻繁にくる、ということも一手。滅多に来ないので、それだけでも、意味があるかも。この間、CNNでシュルツ元国務長官(レーガン時代)がいいことをいっていた。外交をガーデニングにたとえて、庭に数ヶ月行かなかったら、雑草が生えて、本来植えたはずの花や野菜は育たない。それと同じように、こちらの方に向いてほしかったら、そこにちょくちょくいくことだ。
November 16, 2010
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すみません、今日は残業なので、また明日以降書きます。
November 15, 2010
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G20やAPECの話もしたいのですが、今日も疲れているので、また明日以降。その代わり、今日は久しぶりにイタリアンに行ってきました。肝心のメインを撮るのを忘れたのですが、それはそれはおいしい、ロブスターリゾット。多分一匹分ロブスターを惜しげもなくまぶしてある上、さらにロブスターのだしもリゾットを作るときに使われているものと思われます。そして、デザートはティラミス。今まで食べた中でここが一番好きかも。それと、チョコ・アーモンドサラミ。ビターチョコにアーモンドを入れて、サラミのように見せている。聞くほどにはくどくはありませんが、完食は厳しいかも。数少ないおいしいイタリアンです。
November 14, 2010
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すみません、今日も仕事が立て込んでいるので、また明日以降書きます。
November 13, 2010
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すみません、今日は仕事が立て込んでいるので、また明日以降書きます。
November 12, 2010
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今日は久しぶりにプレゼンして疲れたので、また明日以降書きます。
November 11, 2010
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明日、アジア主義論文の出版記念プレゼンをする予定なので、今日は手短に。1)オバマの訪印この間シン首相が訪日してまもなく、オバマが訪印。このタイミングは、中国けん制網を思わせる。(日本はほとんど何も考えてないだろうけど。インドのつめの垢でもせんじて飲むべし)もちろん、オバマの訪印の意図は、何かと反発する、嫌がらせをする中国にあてつけるように、インドにいい顔をすること。まあ、後はオバマ自身も「完敗」と認めた中間選挙直後で、経済優先というメッセージを受け取ったというパフォーマンスを示さないといけないので、アメリカ企業の売り込みだ。(とはいえ、アメリカ企業の方がついていっているのか、怪しいが)で、どんないい顔をしたか?といえば、一つは、インドの国連安保理常任理事国入り支持。こんなのは、中国が絶対反対するに決まっているから、いわば、リップサービス以外何者でもない。でも、インドは喜ぶ。それだけのためにやっているのだろう。ミッシェル・オバマの即興ダンス(現地のダンスを見せてもらって、すぐに一緒にやってみた。旦那はうまくなかったが、彼女は飲み込みが早かったらしい)も受けたし。それから、アメリカはインドのよき仲介役になろう、という発言。これはインドに言わせれば、対中では喜ばしいが、パキスタンとの絡みだと反対。そうしたインドの思いを反映して、パキスタンについては発言しなかった。これは、インドの外交勝利だろう。そして、インドにとって心からほしいもの、核の平和利用、原子力発電技術移転については、ほとんど成果はなかったらしい。ここから、アメリカは、イランへのあてつけで、親米国の近隣国、インドにはNPT(核非拡散条約)には多少甘くしているように見せているだけであって、別にインドに核の平和利用を強く勧めているわけではない。いわゆる、外見を大きくして中身はすかすか、というのが、アメリカの戦略なのだろう。これだと、日本企業も食指を動かさないのだろうか?2)次回ソウルG20の主要テーマAPEC直前のソウルでのG20。オバマはインドネシアに行ってからソウル入りする予定。この、G20の主要テーマというか、アメリカの筋書きを先取りするような文書が、経済系の権威あるシンクタンク、ピーターソン国際経済研究所からでた。それが、最近自国通貨を市場操作で安くして、故意に自国製品に国際競争力をつけさせようとする(要は安く見せる)動きがあるので、これをやめさせよう!である。で、いやらしいことに、犯人探しのための数値まで出している。つまり、今年10月時点で対米ドルで過小評価されている国とその過小評価度合いを挙げている。要は、切り上げろよ、といいたい国リスト。シンガポール ?32.9マレーシア ?22.1香港 ?22.0中国 ?19.7台湾 ?16.7インドネシア ?9.2フィリピン ?4.5韓国 ?4.2タイ ?1.9インド ?0.7見事、中華圏は全部入っている。一桁はそれほど問題視されないだろうけど、二ケタ台の国は何か言われるだろうね。ちなみに、日本はこの間介入したけど、それでもそれ以上にドル安なので、大丈夫。けどさ、アメリカ自身が6000億ドルの資金注入をして、インフレを招こう(自国通貨の価値を下げている)としているのに、人のせいにすんなよ。
November 10, 2010
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