変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/08/25
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カテゴリ: キネマ
 サンTVの日曜時代劇スペシャル(8/22)で、劇場サイズで放映されていたのを、ビデオ録画で見ました。

雷蔵主演ですから、きれいに作ってますな~あ。子連れの旅なんですが、そのあたりもさらっとしたものですな~あ。ヨイトマケをするシーンなんてないですしねぇ・・・
人情肌の親分を助けるなんて、恰好よくメークされてますわ
原作は、長谷川伸ですがなーあ・・・ 若い他人の奥さんとその子供を連れての旅、鶴田浩二のものがよかったですなーあ

キャメラが、宮川一夫で、楽しましてくれますわ・・・
監督は池広一夫で、雷蔵で撮った「ひとり狼」は股旅の傑作ですわ

ファーストシーン、橋を渡って走る走る。六ツ田の三蔵(島田竜三)のところに、知らせが、多勢で 溜田の助五郎(須賀不二男)がやってくるので逃げろとのこと・・
妻おきぬ(新珠三千代)に息子の太郎吉を預けて、舟で川を下らせる。

そして、外に待っていたのは、一宿一飯の義理で請けおった沓掛時次郎(市川雷蔵)だ。果たし合いの前に、万が一のことがあったらと、おきぬの在所を聞いておく・・

そして、人たち浴びせると、これで役目はすんだ、どこへでも行きなせへと立ち去る。
笑っちゃいましたな~あ・・・

三蔵は、待ち伏せていた助五郎一派に惨殺される。現場に通りがから、妻子を送り届けると約束する。
おきぬに横恋慕した助五郎が仕組んだ罠でしたな~あ

舟を下りたとこに、待っていたのは助五郎一味、これを助ける、時次郎。できすぎですわ・・・ちゃん!ちゃん!

助五郎は、追っ手を出し、時次郎が来たら通報するように、親分方に頼み回る。
熊谷、本庄と中山道をたどる。おきぬが動けなくなり、熊谷宿の桔梗屋に泊まる。
女将のおろく(杉村春子)は、助けの手をさしのべてくれる。
医者に診せると妊娠3ヶ月の身重だという・・・

女将に足利はどれくらいと聞いて、両親のもとを訪ねるが、追い返されてしまう。去ってから孫に罪はないと、時次郎を追うが手遅れだ

時次郎は路銀が少なくなって、子供が生まれるまでは持たないつぶやき、本庄の昇天一家が開いている賭場に赴く。最初は目が出ていたが、やられてしまう。


 時次郎は門付けに出ることにした。そして、おときが三味線を弾く・・・ 追っ手が来て、バレてしまうが、そのとき八丁徳の親分(志村喬)が、うちの縄張りで変なことをするなと追い返してしまう。
時次郎は、おきぬの体が悪くなるので、飴売りに出かけて、日銭を稼ぐ。

 昇天は、追い返された子分を見て、果たし状を八丁徳に突きつけた。そして、時次郎の居所を、助五郎に知らせた。
出入りの助っ人として、金十両の手当を出す、人情派の親分だ。事情はすべて知っていた。
 天神ノ森で果たし合いだ。相手は弱いとなめってかかった昇天一家は、助っ人に来た助五郎に、おきぬのいる桔梗へ討ち入れと便宜を図る。


先に失礼と、桔梗へ戻ると、おきぬがもういけなかった。
子供を盾にとったが、まあ、やっつけてしまうんですな~あ
この殺陣のシーン、樽やら、いろんなものが使われて見せ場たっぷりですわ・・ 火をつけ手、相手を焼き殺したりねぇ。。。
まあ、全部が一人にやられてしまうんですな~あ・・・
雷様主役だと、こういう風になるんですな~あ

両親の元に、子供を送り届けて、去っていく時次郎で 「完」
ラストの殺陣が終わってから、エンディングまでが長い・・・

挿入歌は橋幸夫が唄ってまして、三度ほど、道中のシーンで流れますわ・・・

脇に、杉村春子、志村喬が出演で、きりっと締めますな~あ
でも、ヒロインちゃんが、いけませんでした。
どうも、このおねえちゃんいけまへん 新珠三千代ですなーあ。
「人間の条件」くらいかなーあ。印象に残ってるのはな~あ
TVでは細腕繁盛記ですな~あ

この作品は、カメラワークを楽しみました。
最初のタイトルは、三度笠、股旅姿のシルエットで、これが印象的でした・・






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最終更新日  2005/07/05 11:43:13 AM
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