変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/12/28
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カテゴリ: キネマ
NHKBS2の先週の昼の懐かし映画劇場は阪妻特集だった。
祝日を除いて、4本上映されましたなーあ・・・
「あばれ獅子」は父子鷹でして、勝小吉の磊落な性格を見事に演じてましたな~あ・・ まあ、いちばんぴったりする役でしたなーあ・
「狐の呉れた赤ん坊」は制作年を見て、びっくりですわ・・ GHQの方針で時代劇はだめだと思ってたんですが、チャンバラがだめだったわけで、このようなチャンバラのない映画は上映されていたんですねぇ・・
ちょっとした驚きでしたがなーあ。GHQとはなーあ「Go Home Qiuqly」で、早くアメリカに返ってほしいという意味でつけられのか~あ(笑)(^o^)
「稲妻草紙」ですが、田中絹代がちょっとなーあ、三国連太郎と相思相愛のなかとは、ちょっと老けすぎてるような気がしたなーあ・・ でも、時代劇に出てたんですねぇ・・
「王将」ですがなーあ、浪花の雰囲気がたまらなくよかったですなあーあ・・・坂田三吉ストーリーですがなーあ。
 以上4本を、録画して楽しみましたがなーあ・・

阪妻といっても、伝説の人ですからねぇ・・・

でも、人気は衰えなかったんですがな~あ・・・
70年代に、阪妻映画祭というのに行って、数本見ましたな~あ・・ 場所は祇園会館でしたな~あ
でも、映画では5~6本しか見てないんです。印象に残ってるのが、「無法松の一生」ですねぇ・・これは、一部、カットされたんですよ、内容がふさわしくないとねぇ・・当時は戦時下ですものねぇ・・
あとは、木下恵介監督の「破れ太鼓」ですな~あ・・・頑固親父を、よく似合ってましたなーあ。

では、「狐の呉れた赤ん坊」についてですなーあ

戦後まもなくの映画なのなんですなーあ。監督が丸根賛太郎です。
舞台は大井川の渡しの金谷宿で、馬方と川越人足が居酒屋で張り合ってます。馬方が川越人足を馬鹿にするんですなーあ。服を着てるから、川越人足より偉いとかな~あ・・
まあ、そんなところへ狐にやられたと川越人足の仲間が飛び込んできて、川越人足の寅八(阪東妻三郎)が狐退治に行きまして、赤ん坊を拾ってくる。
 そして、捨てに行くが捨てきれず、寅八が育てるんですな~あ。
6年経って、この子が何と御落胤というのが解って、跡継ぎ死んだので、跡目にと迎えにくるんですな~あ・・
なくなく別れて、送り出すという、お涙頂戴のストーリーですがな~あ・・・

当時は、子供は宝で、みんなで育てるという、風潮があったんですなーあ・・・

人情劇で、見ててほろっとするように作られてますし、役者の演技もいいですからな~あ・・・

この作品は、1971年に勝新主役ででリメークされてますけどねぇ・・

まあ、わても年を食いましてなーあ、こういう単純なものがいいですな~あ・・・





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最終更新日  2005/07/05 12:24:16 PM
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