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はないちもんめ9464 @ Re:人生の転機とは?(07/05) 9年前の日記・・・今読み返すと懐かしい…
ちびっこナースちゃん @ Re[1]:三男の長女 1か月になります(06/05) 大盛りかあちゃん551さん お久しぶりです…
大盛りかあちゃん551 @ Re:三男の長女 1か月になります(06/05) お久しぶりです!お孫さんが3人にですか。…

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2006.12.06
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カテゴリ: 人生観いろいろ
日常の生活のほんの一場面でも、思わぬことに遭遇することってありますよね!?

その時、自分ならどうする?どう出来た?と考えることないですか?

例えば、今日の出来事です。
大都市の真ん中、行き交う人も多い大きい歩道橋での事です。

階段を降りる途中で一人の女性が、転びゴロゴロと大きな音を立てて落ちました。

私はその階段のすぐ近くの歩道橋の上の通路部分にいました。

落ちていく直前の様子は、自分の後ろの方になるので見ていませんが

明らかに転がりながら落ちて行っている音と、影が感じられました。

すぐに動いたつもりでも、慣れないお出かけ用のヒールの靴を履いていた為



大きな階段で、近くには百貨店がその交差点を囲むように並び、

電車の駅が各百貨店の地下に繋がっています。

でも、その私が駆け寄った時、その広い大きな階段には他に人が見えませんでした。

私は、近くに同僚とセミナーに出張で行っていた帰りでした。

彼女も私と同業者です。

一緒に駆け寄り、動かないその人に声を掛けました。

その時、階段の踊り場に、横向きにゴロゴロと落ちたと思われる

その人の後頭部が見えました。

明らかに切れて口が開いたようにぱっくりと横に10センチ近く、

深さは約1センチ位の傷が見えました。

見る間に出血してきて、血だまりが出来てきました。



「早く救急車を呼んで。後頭部を切って出血している。」

と、叫んでいました。


私はまず、顔を見えるように、そして呼吸状態を確認する為に

階段の方を向いて下向きになっている彼女を横向きにしながら

「大丈夫?わかりますか?」と、軽く肩を叩きながら



やがて、「大丈夫です、大丈夫です」と言いながら応える彼女の声がして

少し舌が回っていない感じながら、応えられたので一安心しました。

その後、「今救急車が来るから、後頭部を切っているから動かないで」

と言っても、彼女は「大丈夫です」と支えている手を振りほどいて動こうとします。

周りの見物人も動いたらあかんと、声が飛びます。

「大丈夫で良かった。でも、今は動かないで名前は、電話は言える?」

と聞くと、「ハイ、○○です。」と応えられるので、私は自分で書き取るよりも

支えていないと動いてしまいそうだったので

周りに向かって「誰か、紙に書いて下さい。」と、見知らぬ人に向かって叫びました。

そしたら、20代の男女二人がそれぞれ書き留める様子を示してくれたので

もう一度聞き返しながら書き留めて貰い、電話番号も書きとめて貰い

その場から連絡を入れて貰いました。

でも自宅は通じず、、、他には?と聞くと「友達の家に行こうとしていた」と言い

その人の名前は?電話番号は?と聞くと「名前はわからない、、、

しばらくして違う電話番号をごにょごにょ言い始めたので

復唱しながら書き留めて貰い、そこにも電話をかけて貰いながら、

とにかく声を掛け続け、抱きかかえるようにしながら、救急車を待ちました。

その間、誰かが救急車の音が聞こえたら

「おい、誰か誘導しなくちゃ」と声が上がり

誰かが、誘導しに道に立ち、抱えている私の側に50代後半と思われる女性が来て

慣れた手つきで、彼女の脈を測り、

出血している所を、「何か綺麗な布で抑えなければ」と誰かの声が上がり

私はハンドタオルを出して傷口を圧迫していました。

そして、駆けつけた救急隊員に電話番号と名前を書いた紙を若者が事情を言いながら渡し

その人が運ばれていく様子を確認して、そこに何かしら関わってくれた人が

言うとはなしに、「お疲れ様でした」と声を掛け合って散りじりにそれぞれの家路に

向かって帰って行きました。

彼女は、怪我はかなりひどくおそらくあのまま立ってしまうと再び倒れそうだと

思いました。私もこの前怪我をしたばかりです。

だからこそ、恥ずかしい気持ちと自分では大丈夫な気持ちで動いてしまいそうになるのが

良く分かっていました。

自分ではどの程度のひどさか、見えていませんので軽く考えてしまいます。

病院に行き、傷を縫ってCTとかでも、脳内出血していなければそれで良かったと

思えるでしょう。

救命のABCについてセミナーで学んできた所だったのが、奇遇です。

そして、帰りの電車に乗ってから、体中が小刻みに震えているのに気がついて

手の平にも、わずかですが彼女の血が付いていたのに気がついて、改めて身震いしました。

それでも、周りにいた人が結構動いてくれたことが、何か嬉しく感じた出来事でした。

今回の事もそうですが、こんな時考えるより先に体が動いてしまいます。

見てみぬ振りが出来ません。でも、後で冷静に考えると今時危険も一杯あるので

その行動は慎みなさいと、子どもや主人にも注意されます。

う~ん!!と、考えてしまいます。確かにそれも言えてるけれど・・・・






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Last updated  2006.12.06 19:50:35
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