群馬県草津町天狗山ネーチャーセンターを9時に出発。
4月に雪の回廊を歩いてきた
日本一標高の高い国道を
群馬県と長野県の境にある渋峠(標高約2200m)までバスで行き
芳ヶ平湿原~大池を経て標高差1000m(約11キロ)を下りてきました。
2016.6.12(日)
渋峠から下りる道は道の両側にイワカガミやツガザクラの群落が続き
来て良かったな~と♪
ミツバオウレン(三葉黄蓮) キンポウゲ科
オオカメノキ(大亀の木)
白樺に切れ目を入れてポタッポタッと落ちる雫を集めた
自家製の樹液100%の白樺水をガイドの星野さんが配ってくれました。
冷たくてほんのり甘くて美味しかったです!!
ワタスゲが揺れる芳ヶ平湿原を一周して来たら
鴨の親子がいました♪
ここ↓
白いのはワタスゲ(綿菅)の綿毛
可愛いね、と見ていると陸にあがってしまい
子ガモ達は姿が全く見えなくなりました。
「みんな、隠れて!」ってお母さんが言ったのかな。
しばらくこちらを探っていた母鴨の誘導で
また池に戻ってきたと思ったら…
スイスイとこちら側に泳いできて
母鴨が目の前を横断!!
子鴨達も急いでお母さんの後を追いかけてきました(^_-)v
横断するのに人間がいた方が猛禽類に狙われないと判断したのかしら?
可愛い親子の行列を見る事ができてラッキーでしたね(^_-)v
芳ヶ平ヒュッテ(標高約1800m)、草津白根山
✳草津白根山は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)で
火口(湯釜)から1km以内の立ち入りが制限されています。
眺めの良い所で昼食タイム
涼しい風が心地よく、のんびりお喋りしたり
日本タンポポと西洋タンポポを見比べたりして12:45出発。
芳ヶ平を過ぎても花の群落は続きます。
ツマトリソウ(褄取草)
アカモノ(赤物)
ゴゼンタチバナ(御前橘)
マイヅルソウ(舞鶴草)も混じって
14:30 標高差700m下りて大池に着きました。
↑
画面中央の木の枝にアオモリガエルの卵
(モリアオガエルはブナや杉などの林の中で過ごし
4月~7月、繁殖のため、生まれた池に戻って産卵します。
メスが出す粘液をオスが精子を出しながら足でかき混ぜ
この泡の中にメスは卵を産みつけていきます。
産卵からおよそ2週間、オタマジャクシが姿を現し1匹ずつ池に落ちていきます。
泡は表面が乾燥して紙のようなシートとなって黄白色の卵塊となり
孵化するまで卵を守る役割を果たします。
詳しくは→ NHKの動画
地面にもあったモリアオガエルの卵。
触ると見た目と違って固かったです。
レンゲツツジ
サラサドウダン(更紗灯台)
ここで集合写真撮影→ 草津自然公園保護財団スタッフブログ
ギンリョウソウ(銀竜草)
光合成をしない特異な花で、腐生植物としては有名なものの一つ。
この後、目的地のチャツボミゴケ公園に着きますが
初めて見た美しい苔にビックリしました。
その様子は次回にm(__)m
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