アジサイの季節がやってきましたね！
雨が多い季節にピッタリの花です。アジサイの色って気になりませんか？
アジサイの色は土の成分で決まるんですよね。

赤いアジサイは、土に鉄分が多く含まれていると赤くなります。
鉄分が多い土ということは、栄養豊富な土。
赤いアジサイはまさに贅沢な土から生まれているんですね。
ちなみに、赤いアジサイは日本では「紫陽花（あじさい）」とも書きます。
赤い花弁が太陽の光を浴びて輝く様子が、まさに紫陽（太陽）を受ける様子に似ているからだそうですよ。

一方、青いアジサイは、アルミニウムが土に多く含まれていると青くなるんです。
アルミニウムが多い土ということは、酸性の土。
青いアジサイはちょっとした酸っぱさを感じさせるような、クールで爽やかな印象を与えてくれますね。青いアジサイは、雨の日に濡れた路地や庭先で特に美しく映えるんですよ。

赤いアジサイも青いアジサイも、それぞれの個性を引き立てる土が必要なんです。
そう考えると、私たち人間も周りの環境によって色々な影響を受けるものだと感じますね

アジサイの美しい色合いには、土の恵みがたくさん詰まっています。
この季節、アジサイを見るたびに、土の大切さを感じさせられます。
次回雨が降った後にアジサイを見かけたら、その美しい色合いに思わずうっとりしてしまうかもしれませんね。