2009.02.13
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バレンタインってのが近付いているらしいです。

僕も26年間、この愛と欲望に満ち溢れた地球で育ってきたわけですから。
でも、仕事一直線で日々汗を流す企業人じゃないですか。
月日が経つのも忘れますよ。年明けてから既に1月以上。あっという間ですね。
そりゃ福原愛も熱愛騒動で騒がれますよ。昔のさんまに卓球で負けて泣いてた愛ちゃんじゃない。今では、テニスの錦織圭の腕の中で泣き濡れてるんですけどね。
それくらい時の流れってのは早いんです。
ちなみに僕は昔の愛ちゃんの方が好きなわけです。

それでね、そんな多忙な僕がバレンタインだって気付いたのはラブホテルなんです。

一言で言えば腹が立ちましたよ。
本当にね、腹が立って腹が立って、涙が出ましたよ。
別にバレンタインにラブホテルに行っちゃうカップルが羨ましくって泣いてるんじゃない。
バレンタインだ、ホワイトデーだ、クリスマスだ、何かにつけて性交渉につなげてしまう現代が悲しいんです。チョコをあげたついでにおセックス、プレゼントを渡したついでにおセックス。世の中おセックス中心に周っているんじゃないかと思う。いわば、バレンタインにおセックス出来ない奴は人間にあらずと言わんばかりだ。前に三重県の辺りを車で走ってた時には、「旧正月限定イベント」なんてのもやってた。しかもスクラッチのプレゼントが大人のおもちゃですよ。旧正月をバカにするなと言ってやりたい。

まぁ、旧正月はおいといて、バレンタインってそもそも何なのかってことから理解してもらいたいんです。
バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼります。当時、ローマでは、2月14日は女神ユノの祝日だった。ユノはすべての神の女王であり、家庭と結婚の神。翌2月15日は、豊年を祈願するルペルカリア祭の始まる日。当時若い男たちと娘たちは生活が別だった。祭りの前日、娘たちは紙に名前を書いた札を桶の中に入れることになっていた。翌日、男たちは桶から札を1枚ひく。ひいた男と札の名の娘は、祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていた。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚した…という日なんですよ。

これが現代であったらこういう日であるべきだと思うんです。



明日は待ちにまったバレンタインデー。
僕は男子校に通う高校3年生の正志。毎日毎日汗臭い教室にうんざりしている。
彼女は…まだ一度も出来たことが無い。

毎年クリスマスもバレンタインデーも、誰と過ごすでも無く、寂しく過ぎていった。
街を歩いていると、同年代のカップルを多く見かける。
手をつないで、とても仲良さそうだ。そのカップルの微笑みといったら、この世の幸せを二人占めしているかのような笑顔だった。
正志はそんな姿を見かけるといつも、わざとカップルの間を通り抜ける。微かな抵抗だ。
仲良さそうに見つめ合うカップル。絡み合う指先。

正志はそれを見るのが楽しくてたまらない、その時の達成感といったらマラソンを走り終えた時をも超えるものだった。
しかし、その直後に激しい侘しさがやってくる。正志はその気持ちに耐え切れず、更にカップルの間を引き裂き続けるのだ。

でも、そんな自分とは今日でさよならだ。
正志の通う高校では、高校最後のバレンタインデーに、ある女子高との合同イベントが行われる。
イベントは立食形式のパーティーだ。人数は両校合わせて400名程度。
かなり大規模のものになる。食事についても一流の料理ばかりが並ぶ。
それだけでも心弾む話だが、最後に一番盛り上がるプログラムが行われる。
それは、男子から女子への告白タイムだ。
「なぜ男子から女子に?」と疑問に思う人も多いかもしれない。
以前は女子から男子への告白が行われていたが、近年“逆チョコ”というものが流行りだし、昨年から男子から女子へと変わったらしい。
正志はこの日のために、事前からチョコを準備していた。
高級なチョコがいいのか…とも悩んだが、最終的にはやっぱり手作りに決めた。
俗な表現ではあるが、言葉通り心を込めて作りあげた。
もちろん形はハート、真ん中にはLOVEの文字だ。

そして正志にとって勝負の日がやってくる。
この日のために準備したスーツに袖を通す。
慣れないスーツ姿に冷やかす母親の声を無視して、正志は家を飛び出した。
会場に着くと、既に多くの学生が集まっている。
みんな思い思いに着飾り、今日のイベントへの意気込みが感じられる。
正志の心臓が高鳴る。
「今日こそ…今日こそは、素敵な彼女を作るんだ…」

そしてパーティーが始まった。
正志はオレンジジュースを手に、キョロキョロと周りを見回した。
周りにはギャルばかり。茶髪に金髪…中には原住民みたいなヤツもいる。
「はぁ……」深い溜息をついた。
正志の好きなタイプは清楚なお嬢様。趣味は読書で、ピアノを弾くことが好き。
家には子犬を3匹飼っていて、好きなエサはペディグリーチャム。
お父様は大会社の社長…だけど最近の不況で会社が倒産に…。
家計を少しでも助けるため、今までライバル会社だった社長宅のメイドとなる。
社長の嫌がらせ、他のメイド達からのイジメ……辛い日々……
でも、私負けない!いつかお父様と会社を立て直すの!
っていう子がタイプなんです。
周りはギャルばかり……
正志は再度溜息をつき、料理の取り皿に手を伸ばします。
「ゴメンなさい!」
同じ料理を取ろうと、一人の女の子が手を伸ばしていたのでした。
正志に一筋の光が差し込みます。
「可愛い…」
思わず口から出てしまいます。
正志のストライクゾーンど真ん中。こんな球、松坂でも投げられません。
彼女の名前は麗華さん。その名の通り、麗しい女の子。
名は体を表すとはよく言ったものだ。
「あの…少し、お話でもしませんか…?」
正志は勇気を振り絞って声をかける。
「はい!ちょっと、この雰囲気についていけなくって、どうしようと思ってたんです」
麗華は軽く微笑んだ。
正志と麗華はいろいろな話をした。高校のこと、趣味のこと、家族のこと……
楽しい時間はあっという間。本当に幸せな時間だった。

ついにその時がやってくる…。
正志はチョコを手に、自分の番がやってくるのを待つ。
チョコを持つ手が震える……
「今日こそは…今日こそは…」
そして、正志に番に。
震える膝を軽く叩き、踏み出した。もちろん告白の相手は麗華さんだ。
「今まで、多くの女性と知り合いましたが、あなたほど素敵な女性を見たことがない。
 麗華さん、あなたはその名前の通り本当に麗しい方だ。
 それに比べて、僕には何の取り柄もない、普通の高校生。
 彼女だって今まで出来たことがない。
 でも、そんな僕でも一つ誰にも負けないことを見つけました。
 それは、あなたを愛すること。
 この気持ちは誰にも負けない!僕と付き合ってください!」
正志は心を込めて作ったチョコを差し出した。
麗華はそのチョコを優しく受け取る。
あまりの緊張に少し形が崩れてしまった包装紙。
静かに包装紙を開け、チョコレートを手に取った。
麗華の瞳からは一筋の涙。
「私、誰にも愛されないって思ってた。
 今まで何人かの男性と付き合ってきたけど、みんな体が目的だった…。
 新しい女が出来ると、すぐに私は捨てられる…。
 男なんて、みんなそんな人だと思っていた。
 でもあなたは違う。私を見る真っ直ぐな瞳。
 ずっと一緒にいてほしい。こちらこそよろしくお願いします!」

会場からは割れんばかりの拍手。400名の両校生徒が二人の幸せを祝福している。
抱き合い、永遠に続く愛を確かめ合う。
二人の間にはLOVEと書かれたチョコレートが一つ溶け始めている。
会場の拍手は鳴り止まない。
チョコレートが溶けたのは、ギュッと握っていたから?
いや、二人の愛が熱く燃えたからなのかもしれない…。




長々と書きましたが、最終的に麗華は遊びを知らない正志に飽きて、ギャル男に移るんです。正志は立ち直れず、心に深い傷を負って家に引きこもっちゃって、やっと家から出たと思ったら、カップルの間を通るだけでは満ち足りず、傷害事件とか起こしちゃって逮捕です。
まぁ、結果はどうであれ、こんなバンレンタインデーを過ごしてもらいたいと思うんです。
みなさん知能ある生物なんだから、おセックスおセックス言ってるなんて恥ずかしいですよ。

ちなみに今日は13日。一般的に明日はお休みじゃないですか。
やっぱり今年もチョコレートもらえなかった……
近くのキャンパブで、バレンタインイベントやってたんで慰めてもらって帰ります。
今日はコスプレ代が無料なんだってさ!ラッキー!
では、みなさんにとって良いバレンタインデーとなりますように。
今日もお疲れさまでした。

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Last updated  2009.02.13 20:42:36


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