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2014.10.26
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不甲斐ない試合であった。

点の入る予感を感じないまま時間が過ぎ、さらには勝てる予感も感じなくなり試合終了のホイッスルとともにスイッチを切った。
120分の時間が無駄のように思えたし、試合後の解説や実況さえも聞きたくなかった。

おそらくある程度の期間、真剣にユベントスの試合を追っているファンであれば、この試合を見てすぐ気持ちの整理のつく人間はいないのではないだろうか?
私も、正直感情の整理がつくまで2~3日の時間を要した。

何が納得いかないのかと言うと、セリエであれだけ圧倒的な強さを見せながら、なぜCLではその強さの片鱗も見せることが出来ないのかということだ。
以前、「ユーベはやっているサッカーの質は高いが、1点を取るのに労力をかけすぎる」と書いたが、今回はその質さえも高いとは思えなかった。ただただあまりに1点が遠すぎた。

セリエでもしばしば黒星を付けて2位3位を争っているのなら納得できる。
しかしセリエでサッスオーロに引き分けて騒がれていることからも分かるとおりここまで無敗(6勝1分)。そのチームがA・マドリー、オリンピアコスに立て続けに敗北である。


CLを観ていると、GL敗退なのかベスト8なのかベスト4なのか決勝進出なのか優勝なのか、その結果を決めるのはほんのちょっとのプレーの差でしかない。「あの時あのシュートが入っていれば」「あのパスさえ失敗しなければ」という偶然の要素も多分にある。
しかし、そのちょっとしたプレーの差がCLの結果の差を生みだし、かつそのちょっとしたプレーの差が出来る選手の為に何億何十億円のマネーが必要になってきているという現実を思い知らされる。

今回のCLの節を観ていても明らかだ。
バイエルンはローマに7-1、チェルシーはマリボルに6-0、シャフタールはボリゾフに7-0、Aマドリーはマルメに5-0、レアルはリバプールに3-0、ドルトムントはガラタサライに4-0。
これほどサッカーの戦術論や研究が進んだ時代に、そういった対策さえも無効にできるのは人智を超えた才能と技術であり、それを得るためには金が必要なのだ。
「金が全てを決める時代になった」が本当に真実になりつつある。

素人目線でここが駄目あれが駄目と戦術論を語るのも馬鹿馬鹿しくあるが、整理された気持ちでポイントだけでもあげていきたい。

・現状の3-5-2の限界
現状の3-5-2がCLで機能していないのは明らかだ。戦力的に格上もしくは対等のチームと対戦することが多いCLでは押し込まれる時間が多くなる。そのため3バックだけではなくWBの2人も下がり気味になり、結果としてサイド攻撃が手薄になる。
ポグバやビダルが時折サイドに移動することもあるしリヒトシュタイナーが何とか上がってくることもある。しかし理想的な充実したサイド攻撃など期待できるはずもない。
サイドという両翼を失ってしまっては攻撃は中央に偏ることになるが、いくらテベスやポグバが頑張っても、中央からの攻撃でそうそう簡単に崩せるチームはCLには出てこないのだ。
3-5-2を捨てて4-3-3へというのは素人でも分かる考えで正しいのかどうかは分からないが、 現状の3-5-2では駄目だ

・ピルロ不調の見きわめ不足
今回の敗戦の主要因はピルロの不調である。あれだけ簡単にボールを失いパスミスをし、守備でも貢献できず、FKでも違いを作り出せないのはチームとしても悲惨である。
ピルロからのボールロストでビダルやポグバといったCHがどれだけ負担を強いられたであろう。
おそらく今回でいえばマルキジオを頭から出した方が賢明だっただろうし、ピルロを起用したことの判断ミスは当然あったといっていい。
問題はこの不調がピルロの本格的な衰えにつながるものなのか、そして控えとして充実してきているマルキジオとの比較である。
すこしずつピルロからマルキジオに比重を移しつつバトンタッチができればいいが、試合ごとの見極めに失敗すると今回のような敗戦につながる。どこかの時点であっさりとバトンを渡しピルロにサヨナラを告げた方がいいかもしれない。




私見だがヨーロッパのクラブランキングではユーベは11か12位だろう。
まずバイエルン、レアル、バルサ、チェルシーが頂上部にいるトップ4である。
それに続く第2グループが、マンチェスターの2チームに、アーセナル、ドルトムント、パリSG、アトレティコ。
ここまでで10チーム。

そして第3グループが、リバプール、ユーベ、ベンフィカetc.といったクラブになる。
ローマは第3グループに入っているが、ミランやインテルはその経済力からいっても第3グループにも入らないかもしれない。
リバプールもグループBで勝ち点3ともたついていることを見ても、ユーベの結果も妥当といえるかもしれない。

こう書けるほど気持ちの整理がつくのに3日ほど要しましたが・・・・






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最終更新日  2014.10.26 10:55:08
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