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昔、10年以上前、アニメをよく観てました、丁度、マクロスFとかコードギアスが放送されてた頃。今じゃさっぱり観なくなり、と言いつつ「ヴィンラント・サガ2期」と「スキップとローファー」だけは観ています。進撃の巨人ファイナルシーズン完結編後編、って秋頃に放送するのかな?10年付き合ってきたアニメもとうとう終わり。でも、Kindleで単行本も買っている「チェンソーマン2期」は結局観ちゃうかも。
2023年05月28日
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20年位前の画像を探しに、そう言えば楽天ブログにあるかも?と画像管理を覗いてみたら有った有った、超黒歴史の永久凍結された楽天ブログに。しかし暑い、窓を開けて空気の通り道を作っても暑い。かと言って、何かやる気がある訳でも無く、結局外に出たらお金使うし、引き籠もってた方が楽で良いや、って、相変わらず惰性で生きてます。最近、と言うかもう10年以上、試写会ってのには行ってないです。此処にいた頃は30代だったからね。元気も気力もあったし、今じゃ、ネットで予約、って世界になっちゃいました。まぁ、メンタルの手帳持っているから、1,000円で鑑賞できるのはとても有り難い。ここ数年は、スマホの映画アプリに鑑賞チェックを入れて、年間何本観ているかなと調べたら、108本前後でした。ひと月に10本以下のペース。今週は鬱々してて、4本ドタキャン、相変わらず気力&行動力がナッシングなのは30代と変わらず成長していない。今年の秋に出る iPhone 15 Pro が欲しい、iPhone 6s Plus は流石に挙動が不安定になって、LINEのバックアップも取れない有様、もう8年使ったから許して。スマホが世間に浸透し始めたのが2013年頃ですか?まだPC世代にはスマホには不安を感じていましたが、何時の間にかPCを触る時間より、スマホでLINEの映画オプチャ覗いている方が楽しいって、隔世の感ありますね。あ、昨日ロナワクチンの6回目接種してきました。副作用などそんな、センシティブな身体じゃないので、ぽんぽん動けます。明日は、映画でも観に行こうかな?部屋にずっと居ると流石に気が滅入る。
2023年05月27日
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JUGEMテーマ:映画 ちとネタバレな感想なので、これから観るぞ!って方は微妙にスルーの方向が良いかもです。冒頭はちと冗長な展開、正直、掴みは弱い。 なかなか本筋に入らないもどかしさ。奥さんが、失踪したのは前半で語られるのですが、それだけ、あと、多少ぎくしゃくしていた、家庭の事情とかが描かれる程度、うーん、となってしまっていました。しかし、地域挙げての捜索ボランティア活動をしていくうちに、旦那、彼へのバッシングが発生、これは彼が、家宅捜索で彼女を殺害していたのでは無いかとの疑惑が発生したことが原因のひとつ、そして、奥さん、彼女が著名なライターだったと言う事もあり、それが話題性もあり、更に火に油を注ぐ結果に。結果、スキャンダラスな全国ニュースへと発展、そう言う演出の連続に、彼が犯人では?と観客は流れ的に普通にそう思う。彼には、双子の妹が居るのですが、彼女の協力も得ながらの身の潔白を晴らそうと努力している最中に、彼が、教え子と不倫していたという現場を妹が目撃、身内からも疑心暗鬼の目で見られ、もう、八方塞がりな状態。彼が犯人決定。後は動機を知るだけか?みたいな、あと死体は何処にやったの?くらい。一方で、別展開、実は生存していた彼女の緻密に練られた完全犯罪の全貌が徐々に明らかになる。一見して、それは、順調、見事なまでの、徹底した一分の隙も無い用意周到さ、更に、身体を張った行動に、彼女はもう逃げ切れるのでは?と観客は思う。それ故、更にミズーリ州には、死刑の法律もあり、もう、彼の人生は詰んだ!彼女の完全犯罪は成功!と観客の誰もが思う。それだけの展開だったら、こんな、この映画が高評価にならない訳で…完璧と思われた、彼女の計画に僅かな、突発的な、予想だにしなかった、事態発生。最初の、一件目の障害は大きな手傷を負いつつも、何とか回避、しかし、それがトリガーとなり、二件目で、今度は逆に彼女を八方塞がりな状況に追いやる。そこで、彼女の完全犯罪も崩壊(と思わせる)、彼女も人生詰んだ!と観客は思う。一方、彼は、地道に身の潔白を晴らすべく、行動し、最後の頼みの綱、ワイドショー番組にも出演していた、ニューヨークの辣腕弁護士に最後の望みを賭け、相談に向かい、その弁護士と話し合った結果、ひょっとしたら、ひょっとしたら、逆転ホームランも考えられる立場に。 観客は、まさか、その弁護士が、彼の話を信じて弁護するという発言をよもや信じないのではと思っていたので、それは意外。しかし、それから、彼の反逆が始まりに、いよいよ物語が大きく動き出す。弁護士の力もあり、徐々に、彼へプラスの方向に物語は動き始める。 勿論、一難去ってまた一難、それこそ、常に、危険と隣り合わせ、逮捕(死体が発見されていない、決定的な証拠を掴んでいない為)されそうになりながらも、逃げおおせていたのが、遂にというか、とうとう逮捕。今までの、身の潔白を晴らす活動も泡沫に消えてしまうのでは? 誰しも、観客と思う。しかし、次の日に何故か釈放、おや?更に先の読めない展開ですか!と既に、観客は未だにラストを掴めない状態。そして、彼の捜査を担当していた、女性が、んんん?どうもおかしくないか?と、この事件の僅かな綻びに、疑念を抱き始める。ラストのラスト、エピローグ的なシーンで、捜査担当者の女性は、この事件の真実を遂に掴み、身の潔白が晴れた、彼と真実を明らかにすべきだが…しかし… 相談と言うか、話し合いをするのですが、「こりゃ無理だ」と彼女の凄まじい迄の、したたかさにさじを投げる。彼女の方は、二つ目の予期せぬ失敗を、またまた、こちらも大逆転の危険な賭に飛び入る、そしてそれは、見事に成功。こちらも逆転ホームラン。全身に浴び血だらけになりながらも。勿論。彼女の血では無いですが。結果、痛み分け、「究極の」仮面夫婦を演じることに、彼は、良心の呵責に苦しめられる、しかし、辣腕弁護士も、「もう、あんたが我慢すれば、それで一件落着じゃん」と、こちらも放棄。ある意味、「一組の仮面夫婦の喧嘩を映画にしました。」と短くこの映画を伝えるとすれば、そう言う事になると思います。しかし、もう、其処までの、練りに練られた、ストーリーテリングの見事さに、舌を巻く。そんな映画に圧倒され、流石、アメリカで高評価だったと言う事を実感出来るのでした。ラストは、最高の褒め言葉的に、とても、とても後味の悪いラストです。難を挙げるとすれば、前述の「冗長な導入部」くらいでしょうか? 正直言って、苛つきます。早く本筋に入れよ!と。それ以外は、最高に楽しめる、極上のサスペンスフルなエンターテインメントに仕上がっていますので、これから、観たいって方には、掛け値無しに、お勧め出来る映画です。
2015年01月28日
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正直、今回のイベントに関して本音を書くべきか、若しくは美辞麗句を並び立てて褒め殺しにて偽りの感想を綴るべきか、悩みましたが、これからの、企画をされる上で、微力ながら参考に出来ればと思い、敢えて、本音を吐露します。今回、スカパー映画部のご厚意により、スタジオ観覧という、しかもゴールデングローブ賞の生中継、でのスタジオ観覧、という滅多に無いイベントに参加でき、非常に貴重な体験が出来ました。しかしです… これからが本題なのですが。まず、何を意図して、この企画を設定したのか、甚だ疑問です。もっと参加者に対して、「有意義だった」と感じさせられるような、設定をすべきだったのでは? ただ、単に、ゴールデングローブ賞の生中継でのスタジオ観覧、だけ(Twitterでtweetして下さいとありましたが、キャリアがSoftBankだったので、電波は圏外、実質tweet出来無い、その時点で、参加意義が削がれました)と言う、正直、失礼を覚悟で言えば、「あまりにもお粗末な、イベント企画」だったと言わざる得ません。ただ単に、テレビを観て、スカパー映画部のハッシュタグをつけて、映画部内で、盛り上がるってイベントだったら、ぶっちゃけ、テレビを観ていれば済むだけの話しというか、そっちの方が、中継に集中できる訳ですし。一体何?単に、「物珍しさで、滅多に観られない芸能人、コメンテーターを生で見られる」だけの、それだけのイベントだったのかと…遠路はるばる、しかも、早朝という、タイトなスケジュールで来たのに、割に合わなかったイベントと言わざる得ませんでした。謝礼が出るなら別ですが。仮に、自分が企画するなら、スタジオ観覧は序盤、若しくは、中盤だけにして、その後は別室で参加者でゴールデングローブ賞ノミネート作品からの、受賞作に関して、スタジオ生中継を交え、参加者同士でわいわいがやがやと、予想する。当てた人には粗品プレザント、と言う、イベント構成にしたと思います。ただ、「スタジオで放送時間中8時半から、14時まで、ずっと拘束して、Twitterでtweetしてね」だったら、誰でも考えつく安易な企画ではと思います。そもそも、スタジオ内の、あの、緊張感で張り詰めた空気の中で、どう、スマホを弄って、tweetすれば良いのやらと、一体何をtweetすれば良いの?と自問自答でした。「スタジオの緊張感に飲まれている」とかtweetすれば良かったのですか? スカパー映画部のハッシュタグをつけて、何を、企画した人は、参加者のtweetに期待していたのでしょうか? ノミネート作品は、別モニター、しかも、醜い場所に設置されて、スタジオ内スタッフは観やすいでしょうが、小さな椅子に座らされて、首だけ、横に向けた状態での、VTR鑑賞は、非常に苦痛でした。これだったら、自宅で番組を観て、tweetすれば良かったと、本気で考えました。tweetだけだったら、#スカパー映画部 だけでは無く、#AXN で、自宅からも、有意義なtweetが出来た訳ですし、意味が分かりません。今は無き、「笑っていいとも!」のスタジオ観覧ですら、もちっと、マシというか、放送終了後に、アレって、観覧車参加イベントがあったような気がしますが、これには一切無し、収録終了後は、ハイ、ご帰宅下さい。って、何て、投げっぱな、企画運営だと、甚だ感じました。あと、中継室への担当者様の誘導も、当方は開始時刻ギリギリに間に合いましたが、せめて、もう少し分かり易い誘導の仕方も有ったのでは無いかなと感じました。 例えば、現地到着後、担当者様の携帯電話に連絡を必ずして、誘導して貰うとか、当日関連企業のスタッフと完全に間違われていたというのは、明らかに、スカパー映画部スタッフの誘導不手際と感じざる得ません。幾ら、参加者人数が僅かでも、その辺はしっかりして欲しかったです。失礼ながら、だらだらと文句だけになって仕舞い、申し訳御座いませんでした。これから、来年もこの企画があるか、分かりませんが、その時は、もう少し、参加者に、有意義且つ(安易では無い)プレミアム感を持たせられるような企画運営を望みます。なので、ゴールデングローブ賞に関して、ノミネート作品、受賞作品、に関しての、感想はまた別件で書く機会が有りましたら、その時にします。若しくは、アカデミー賞と絡めての、感想を書こうかと思っています。「ゴールデングローブ賞では、こうでしたが、アカデミー賞では、この結果でした」みたいな感じで。そもそも、海外ドラマとなると、視聴者も限られていますし、なので募集要件に「海外ドラマに自信がある方限定」との記載をすべきだったかと。肝心の、〆のアカデミー賞はWOWOW、NHK-BS、だけというのは、これは不可抗力なので、仕方ないですが。ゴールデングローブ賞ならでは、例えばドラマ関連の受賞と言う、アカデミー賞に無いカラーがあるので、それを生かした、イベントにすべきだったかと感じました。
2015年01月13日
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予備知識無し、事前に情報収集せず(169分の上映時間だけ知り)、先入観ほぼ無し、で観に行った「インターステラー」。鑑賞後に感じたのは「これだけの壮大な話しを一本で、169分でよく収めたなぁ」って、感じでした。 これだけ話しがでかくなると、「前編」「後編」とか分けたくなるのが、制作者側の本望。それを押さえて、「ちょっと尺が長くなるけど、一本で収めるから、作らせて!でも予算はいっぱい掛かるけどね!メンゴ!」で、経営者側も、オッケーを出したのは、「ダークナイト」シリーズの功績があったからでしょうね。アレも長かったけど。同じ宇宙物だと、去年の「ゼロ・グラビティ」を思い出しますが、これはこれで、良く出来ました、CGは特に凄く頑張った!って、映画でしたが、これは「2001年宇宙の旅」を彷彿とさせる、特に後半の概念的な箇所とか、でも、それを100倍ほど、分かり易くした映画でした。何と言うか、ワームホールとか、誰も見たことが無い訳ですし、当たり前ですけど、その中を通る映像とか、それを、如何にも「こんな感じですけど、リアリティがありますよね?」って、観客に訴える、説得力のある、映像感覚、それを具現化した、スタッフは凄く才能が有り、そう言う能力のある人達を巧く能力を引き出させた、監督の力量を見た感じががが。途中、一瞬、混乱したのが、二つ目の氷の惑星で、二人が歩いている途中で、片方がキレて、自暴自棄になって、ヘルメットぶつけ合うシーンで、「えええっと?どっちが主人公だっけ?」となるのと、ワームホールは誰が作ったの? 地球人? これは、鶏が先か卵が先か?でわ?でわ?と思ったりするの箇所程度でしょうか。 後者の件は、他の人の色んな感想を読めば、理解できるかもですが、先程観終わった自分にはその辺の考察は、分からんちんです。まー冒頭の、人類の危機状態ってのを、あっさり、バッサリ、割愛したのは、評価できるかと、下手な監督だと、「こうこうこう言う事があって、以下地球壊滅、説明調」な作り方をするかもですけど、上手くスルーしたのは、映画製作の見本的な作り方かもです。下手に、資源が無いよ!無国籍状態だよ!パニック!パニック!って煽っていたら、その場面に割いていたら、幾ら時間があっても足りんがな、ってなりますので。切るところは、さくっと、カットして、要点はキチンと描写する、その、取捨選択は、考えに考え抜いて、クランクイン前にじっくり、思考を巡らせたのかなと、でも、その結果、これだけの、凄い映画が出来た訳かなと。何か、適当に、「ボク、宇宙人!」ってのが出てこなかったのも、非常に好印象でした。それで、結果があーなって、こーなって、ってなり、映画の冒頭シーンに繋がるのが、鑑賞者に、何と言うカタルシスでしょう!って気分にさせる、かもです。結局、人類の仕込みかよ!ってのも、結末が分からない、先の見えない、展開と相まって、あらゆるシーンでハラハラドキドキさせてくれます。 あと、こう言う、斬新、新鮮なネタと言うか、オチもあるのねーと、感心した次第です。映画と言うコンテンツもまだまだ無限大に広まくりんぐ、そこら辺の、スマホゲーとか飛沫のようなチャラいコンテンツとは存在とは格が全然、全く違うな!と改めて感じさせられました。あと… アイマックスシアターで観たので、その辺の、映像的迫力の感動補正も掛かっているのは事実かもです、否定できません。これから鑑賞される方は、是非是非、アイマックスシアターでの鑑賞を、非常にお勧め致します。 感動5割増し、みたいな。宇宙空間だと、無重力の描写とか、どうするん? と思っていましたけど、嗚呼、なるほど、その手があったか! と、分かっていたけど、知っていたけど、観逃していた、設定でした。色んな惑星に着陸しますけど、そこから受ける映像はとても説得ある描写でした、文句なし、100点満点。地球とは違う惑星だなーと。総じて、非常に良く出来た、良作なので、「今日は暇だし、映画とか観ようかな~ そう言えば、近くにアイマックスシアターあったね」みたいな人には、とてもお勧め出来る映画でした。
2014年12月09日
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やはり、こう言う重い、実際に行われた、戦争に対して、サザンの曲をエンドロールに流すのは、激しく違和感を感じたり… 結局は、歌謡曲なんですよね、同じ「蛍」ってタイトルの曲でも、鬼束ちひろが歌った、映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」で流れた、「蛍」とは、雲泥の差と感じるのです。http://www.youtube.com/watch?v=tp5J0c3Vnckこの悲壮感が漂う曲が、同じ、太平洋戦争を取り扱った映画なのに、こちらが、胸を打ち、エンドロールにとても相応しい曲だと感じるのでした。勿論、別に、サザンのアンチでは無いですが、正直、この映画に使うべきミュージシャンでは無いですね。http://www.youtube.com/watch?v=6G1OHLyMY7U&feature=youtu.be「永遠の0」の Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE0#.E4.B8.BB.E9.A1.8C.E6.AD.8C原作は販売部数、「ワンピース」に次いで、二位とは… 「ワンピース」ってのが違和感が有りまくりですが。 300万部、って、相当な販売部数ですな。よく、原作派は「映画は原作を超えていない云々」書き込みが散見されますが、Yahoo!のユーザーレビューとかで。しかし、「活字」と「映像」を同列に扱うのは、ナンセンスで有り、これはこれで、「映像」一つの映画作品として、個人的には、なかなか良く出来た作品だと感じました。冒頭はちょっと、掴みが弱いと言うか… 原作未読派には、置いてけぼりな感は否めません。ううん?祖父が二人?えっと?と、自分みたいな、頭が弱い子には、説明調じゃないと分からない箇所だったりします。 まぁ、敢えてこう言う、突き放し感も良いですが。この映画の概要にも書かれていますが、「海軍航空隊一の臆病者」と言われていた、祖父の足跡を孫である、岡田准一が辿る形で物語が進行していきます。途中に回想シーンがインサートされますが、その演出に対しては、違和感無く、スムースに交錯しています。この辺は、巧い演出だと感じました。で、CG担当の「白組」の技術力が今回も凄いです。空母赤城のシーン。http://www.youtube.com/watch?v=IzSZIdUSr7Yhttp://www.youtube.com/watch?v=RYa8NPbqcbYこのシーンに限らず、様々な箇所で、見事な、CG(と、実写とを区別するのは憚られますが)を再現した白組は流石な実力集団でした。で、肝心の「泣けるか?泣けないか?」でしたが、自分は「泣けました」思いっ切り、泣けました。上映中は、ほろほろと頬を伝う涙が。とある、箇所から、涙腺決壊に入り、まー大概の人は、彼処は流石に泣くでしょ、ってシーンですが。なので、万人にお勧め出来る映画だと感じました。 主役の岡田准一の存在感も大きいです。と、此処で、Yahoo!のユーザーレビューを。http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id346152/此処にも書かれていますが、兎に角、原作派、未読派、左右、どちらも、取り敢えず、映画「永遠の0」を観てから判断して欲しいです。 某宮崎駿監督みたいに、観る前から、ケチを付けるのは、正直如何な物かと思います。 アンタだって、零戦開発者のアニメ映画を製作したじゃないかと。お正月に暇だなーと感じる人は、是非是非、この映画を観て、久し振りの「感動」とやらを味わうのも宜しいかと。
2014年01月01日
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この手の、人物をCGで製作する事自体、既に「ターミネーター2」で行われ、それ以降のハリウッド映画は、もう、本物の役者か、CGか、区別が付かないほど、クオリティが上がって(SWEP3後半、ヨーダとドゥークー伯爵のシーンとか)、しかし、それを実行するとなると、膨大な資金と時間が必要で。しかし、それが出来るのが、ハリウッドの資金力と技術力。いきなり、宇宙空間でのシーンで、正直、「怖い」と感じる程のリアリティのある空間を作り出しています。何から何まで、全部CGで製作しないと、あんな映像作れる訳が無い、しかし、あたかも「其処にいる」感覚をもたらす、不思議。以下ネタバレ、ストーリー箇条書き、注意。未見の人は読まない推奨。物語自体は、ご都合主義と言うか、ハッブルを修理しているのに、ISSは完全に完成していて、更に、中国のスペースステーションまで、出来ている。 なのに、現役なスペースシャトルって、えええーですが、まぁ、野暮な突っ込みは無しで。冒頭、スペースシャトルで、ハッブル修理中に、ロシアが偵察衛星を破壊して、それが原因で、デブリ襲来。 うわあああー デブリがー スペースシャトルを襲う! それが原因で、一人死亡、スペースシャトルはデブリでフルボッコ、完全に破壊。サンドラ・ブロックは宇宙空間に放り出される。で、此処の、緊張感が、リアルで怖い。無重力の恐怖、一度、力を加えたら、その方向へ、一直線、元に戻らない、あああー助けてー 酸素も無くなる! ピンチ! ぐるぐる回って、姿勢制御が出来無い恐怖感。 どーすりゃいいの?って所で、ジョージ・クルーニーが馳せ参じて、何とか救助。しかし、スペースシャトルはぶっ壊れているので、取り敢えず、ISSに行こうとなり、ゆっくり移動開始。が、到着した途端、また、デブリ襲来! 今度はISSがフルボッコ。帰還用のソユーズも一つは無くなり、残りの一つも、パラシュートが開いて使い物にならず、此処で、最初の絶望。もうだめぽ状態に陥る二人。更に、ジョージ・クルーニーが宇宙空間へ飛ばされて、サヨナラ、彼は此処で一先ず、退場。 取り敢えず、ぜーはーぜーはー言いながら、辛うじて、ISSに入ったサンドラ・ブロック、さて、どうしようか? あ、中国のスペースステーションまで、ソユーズで行って、救助して貰う手が。しかし、いきなり、ISS内で火災が。急いで、ソユーズに乗り込み、目的地へ行こうとするが、パラシュートがISSに絡まり、しかも、燃料ゼロ。此処で、第二の絶望。もう私、ダメだわ、ゆっくりと、穏やかに、死亡の方向へ向かう彼女。 しかし、何故か、突然、ジョージ・クルーニー登場。諦めるのは未だ早い!頑張れ!もっと熱くなれよ!と彼女を励ます。そのおかげで、息を吹き返す彼女、しかし、彼は、幻覚で見た存在。けど、私頑張る!となり、もう一度、今度は、着陸装置を使用して、中国のスペースステーションに行く事に。 さて、イチかバチか。どーなる?って、ストーリー、箇条書き、この辺で疲れた、なので、ストップ。まー、結局、サンドラ・ブロックは、この後も何度も災難に遭うのですが、生き延びて、ラストのラスト、此処で、始めて、リアル役者での、演技が。IMAXシアターでの、大画面、且つ、3D、その上、事前予約で、左右真ん中、前後真ん中、と言う、視聴環境的には、最高の場所での、鑑賞。なので、もー 凄かった、って、安易な言葉しか出てこない、そんな映画です。 語るには、取り敢えず、映像を観てくれ、IMAXシアターで、3Dで、それから、って感じです。 映像で語る、そんな映画かと。 だからって、ストーリーが、おざなりにはなって無く、きちんと、引き込まれる、ストーリーテリング。 でも、やっぱり、この映画はただ、ひたすら「映像」に尽きます。宇宙空間を体感したければ、この映画を観れば、問題解決! 序でに、怖さもおまけで、付いてくるよ!と、最後に「デブリ」という表現、これは、某NHKアニメ「プラネテス」からの引用です。 何だっけ?宇宙兄弟?だっけ?みたいな、最初からこんなおちゃらけたアニメなんて観る気ねぇよ!な作品とと違って、これは、お勧め、とてもお勧め、とってもお勧めなアニメです。「けっ、アニメなんて所詮アニメだろ?ガキが観る」って先入観は無しで、観て下さい。劇中「アイコピー」とか台詞出てきますけど、この作品にも同じ台詞が要所要所で使用されている、非常に、リアリティのある、アニメなので、機会が有れば是非。って、所で、今年最後の〆の映画としては、大満足なのでした。
2013年12月18日
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もう、試写会の感想を書く気力なんてねーよ! とは言いつつ、何の気まぐれで行ったか、昨日、実に、数年ぶりの、国際フォーラムでの試写会、「劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇」を観てきました。まー 書けって、言われたら、書けるけど、何か もー面倒くさくなってね、それに、丁度このドラマを放送していた頃、引っ越しの作業中で、てんやわんやしていたので、この前までやっていた、再放送をかじった程度の、にわかSPECファンだから、あんまり適当な事を書いたらファンに失礼だしね。でも、舞台挨拶は盛り上がったの。真野恵里菜って子が、「さとりんダンス」ってのを踊ったり。http://www.youtube.com/watch?v=0BbPOR29o7w当麻の「たかまるぅー」って台詞の生を聞けたし。兎に角、ほぼオールキャストでの登壇でしたからね、栗山千明もいたし、誰もが知っている、有名人が、ぞろぞろと。舞台挨拶が終わる時、俳優さん達が出口に向かうんですが、それが、右手から出ていくのかと思いきや、左手から出ていき、丁度、左手の通路側、前から3列目だったので、目の前を通る! ミーハーじゃないけど、思わず身を乗り出して、「そのサイン書いたボール、こっちにも投げてくれー!」と思ったのでした、ん? 十分、ミーハーですね、前言撤回。ぶっちゃけ それだけで、もう、お腹いっぱいになり、正直、映画なんて、どーでも良くなってね、とか書くと、ファンからフルボッコにされそうだから、書かないけど、って、書いてるか。 同伴してくれた、SPECファンな方は、「後編は盛り上がるかな?」って仰っていましたし、これを観ると、「絶対、爻(コウ)ノ篇 観に行きたくなる!」って終わり方でした。あと、23日、水曜日にTBS系列で、「SPEC 零」ってのが放送されるし、予習には良いかもね。 スペックの本編、の前日譚っぽい位置づけな内容っぽいですし、SPEC本編未見の方も、入門編的?なドラマ、時期的にも丁度観て良いかもです。なんかねー 国際フォーラム、試写状と入場チケットと交換して、周辺をふらふらしていたら、やっぱりいました、当麻の格好した人。 まぁ、赤のキャリーバッグを引きずって、左腕、包帯巻いて、三角巾で、吊して服装もそれっぽい格好、その程度だったら、とか、それは、もう「その程度」じゃないけど、その人が、国際フォーラムの地下って、モフモフカーペットなのです、なので、寝っ転がっても余り抵抗がないというか、で、其処で、バターンと寝っ転がって、且つ、ポーズを決めつつ、隣に赤のキャリーバッグをアクセントに置いて、写真撮影していたのが、印象的でした。「ケイゾク」のファンには、「何時か、2を作ってくれ-!」で、実際制作発表時には「ケイゾク2」と表記されていたので、堤テイストが好きなら、でも、「TRICK」は合わなかったのよねーって人には、打って付けな内容、キャラ設定、なドラマでした。真剣なんだけど、笑わせると言うか、ふふっ笑 な感じで、笑わせる、さじ加減が、完全に笑わせる路線な「TRICK」とは違って、結構ハードなシーンもあるのが、SPECのファンを増やした、3年も経過しているのに、未だ色褪せない、魅力なのだなって思うのです。あと、やっぱり、当麻と瀬文のキャラも、上記の「コスしたくなるー」な当麻の、服装、キャリーバッグ等、その辺のアクセントとか、瀬文のSIT上がりの軍事マニアでストイックな、とか、そう言う設定が、堪らないって人は、とてもお勧めなドラマなので、好きな人はもの凄くフィットする作品ですから、テレビシリーズをDVDをレンタルして、観るのも良いかも知れません。 なかなか面白いですよー
2013年10月22日
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日々、著しい無気力感に苛まれつつ、しかし、久し振りに、自力で応募し、当選した試写会だったので、文京シビックホール迄、無い気合いを振り絞って行って、観て来ました。冒頭の説明調な展開から、一転して、兎に角、津波に襲われるシーンのリアリティが凄まじいです。それから、この映画の中心を成す家族を含め、混乱の極みに達する人々の、絶望感、唐突に、突如襲った、災厄に対して、茫然自失しながらも、前に進まざる得ない、そんな状況が、圧倒的な現実感で、観る人達に対して、説得力を与えてきます。観る側も、行き場の無い絶望感に曝されます。 なので、メンタル弱めな時に観ると精神的なダメージを食らう恐れがあります。特に、映倫で年齢制限が掛かった作品では無いですが、3.11の被災地、特に、実際の津波にのみ込まれ、奇跡的に生還した人には、決して観せるべき映画では無いでしょう… 明らかに、フラッシュバックする内容ですし。しかし、そのリアリティが有ってこそ、この映画の質を極めて高くしている一因でもあります。正に、「生きるだけで精一杯」な極限状況下で、それでも、人は人に優しく出来るか? この映画は、そんな問い掛けをを投げかけられている感じでした。日々を怠惰に過ごし、惰性で生きている、甘ったれた自分にとって、この映画の内容は、ショッキングですし、正直、観ていて辛かったです。時に、現実から目を背けたくなる、逃避したくなる、しかし、逃げ切れない現実が迫ってきた時、如何に立ち向かうべきか? そんなサバイバルな局面にぶつかった場合の心構えだけはしとこうと、再考させられる、そんな内容を多分に含んだ映画です。実際、ニュース映像でしか、津波の恐怖感だけを、どこかフィクション的に捉えている節がある、そんな人達には、避けて通れない、そんな作品かと。 この映画、視聴は精神的にきついですが、敢えて、目を背けず、直視すべきだと感じました。
2013年05月12日
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何時も、お世話になっている方から、またまた、試写状を頂き、有り難く、感謝しつつ、会場の有楽町まで行って来ました。こう、この手の映画で、レビューを書くとなると、「ストーリーに沿って蘊蓄を語る」って感じになって仕舞い、思いっ切り、ネタバレですよ、な、文章になるので、公開前なので、気を付けて書いていきます。えっと、デンゼル・ワシントンは、多分ですが、出演作のチョイスにはかなり慎重になって選択しているのかと思われました、な出来具合。 まー、良く出来た完成度のサスペンス・アクション映画に満足度は高かったです。導入部は、かる~く流して、且つ、それなりに飽きさせずに見せて、デンゼル・ワシントンの登場から、ぐわーっと話しが急展開に。その辺は退屈な説明調にならず、テンポ良く、個々のキャラクターの情報開示。そして、激しいアクションへ突入。のち、カーアクションも加わり、激しさを増す感じで。んで、デンゼル・ワシントンが「悪役」って、宣伝のキャッチ・コピーにもこの単語は出てきますが、おっとっと、ここから先は、ネタバレね、危ない危ない。 以下略、なので、それが、この映画に深みと言うか、エッセンスみたいな、味付けをしているので、終始、観ていて、飽きさせませんでした。ひとつ、難癖を付けるなら、ラストは、うーん、もう一捻り欲しかったかな?と、欲を言ったり。 最後に、もう少し、あとちょっと、プラスアルファを付け加えて、鑑賞後のカタルシスに浸らせる、みたいな演出があったらなーと。好きなシーンは、二人で逃亡中に、狭い薬局内でデンゼル・ワシントンが、自分の過去を語る場面が何とも。 こう言うのって、脚本命ですけど、なかなか良いデンゼルの独り語りでした。 静かな画、カットですが、語りで、引き込まれる、みたいな。 なるほどなるほど、だから、こーなったのね、と、劇中の演出、展開に、説得力を更に持たせられる感じが。観た人には分かると思いますが、「やっぱり、俺がいないとダメだろーが!このひよっこめ!」な歪なバディ物と捉える事も出来る映画かと。公開時、まだ暑さの残る9月、スカッと爽やか、サスペンスフルな激しい肉弾戦アクション映画を観たい!って人には、1800円の価値はあると思います。 この手の映画は、是非、映画館の大きなスクリーンでの鑑賞をお勧めしたい所です。公開後、加筆追加修正するかも? 言いたいねん!書きたいねん!あそことか、あのシーンとかを語りたいねん!でも、公開前だから、ネタバレはダメー。
2012年08月25日
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またまた、有り難き方から、試写状を頂き、雨の中、中野まで行って来て鑑賞してきました。この映画の主演は、元WWEヘビー級チャンピオンのマッチョな方。 もう、画面から出る存在感は、流石、本場のプロレスラーの元チャンピオンって感じで、ずっしりとした重量感アリアリな感じはそれだけで、「絵」になると言うか。話しの流れは、「ライジング・サン」って店舗の名前の違法カジノもやっている風俗店で、元刑事であり、今は其処の用心棒の主人公が、「オレじゃ無い!」と濡れ衣を着せられ、話が進むに従ってどんどん追い詰められていく、んで、最後の黒幕は実は、、、って、ストーリーテリングは、ありがちっちゃーありがちで、且つ、序盤になーんとなく、その黒幕が分かってしまう感、無きにしも非ずですけど、予備知識ゼロで鑑賞に臨んだ故、結構アクション含め、楽しめました。この手の映画の肝?でもあるアクションシーンは、主演である彼の体躯を生かした、地味ながらも、リアリティのある、重量級なずしーんとしたシーンが多く、勿論ガンアクションもありますが、ある意味、お約束的な、そんな予定調和が敢えて、心地よいエッセンスをこの映画に与えていると思われます。総合的な評価は、可もなく不可もなし、って、言って仕舞えばそれ迄ですけど、上記のアクション映画にありがちな「予定調和」を楽しめる方にはそれなりに評価しても良いかなと言う出来具合に仕上がっているかなぁと、お金払った分、映画の日とかに行ったら楽しめる出来かもです。悲惨な、どんどん窮地に追い詰められていく役を初主演映画ながら、上手く演じていたと思われ。 やはり、主演のごっつい、存在感が、観ていて、飽きさせないというか。鬱陶しい雨の中、スカッと出来るアクションサスペンス映画に仕上がっていました。 余計な事を考えず、映画への没入感は高かったです。
2012年05月15日
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久し振りの、楽天ブログでの日記をば。導入部、掴みはイマイチな感じ、正直退屈感は否めないです。けど、話しが中盤、後半に進むに従って、いつの間にか不覚にも目から涙が…なので、トータルな出来具合は個人的に、高評価でした。何故かというと、、、兎に角、話の中身が、後半に行く程、切なくなっていくのです。モロネタバレになるので、あまり内容を突っ込んで書けないですが、主人公のいとこ(と言う設定?)の女の子との関係が、父親との、それがはっきりした時、そして、別れ際、飛び交う、ほたると掛けて、必ずまた会おうと言った瞬間、消えて、同時に、その子との記憶も消え失せて仕舞って、何事も無かったかのようにその後振る舞う、主人公が、観ていて切なかったのでした。。。絵柄は、ぶっちゃけ、今風では無く、水墨画をカラーにしたような、そんなタッチで、かなり好き嫌いが分かれる絵柄かと思われます。 なので、この話で、絵柄が、ジブリ風味、だったら、また違った評価だったかも知れません、万人受けするという意味で。 興行収入的にも。正直あまりヒットしないというか、先入観で、低い興行収入かと思われますが、出来はかなり良いので、お勧めな一本です。 「カッパのクゥと夏休み」みたいな世間的評価かなと。でも、でも、トータルで観たとき、細部に渡る丁寧な作りには好感が持てますし、意図して、こう言う、絵柄にしたなら、納得ですし、劇中曲も、松任谷正隆氏作曲のノスタルジックな雰囲気に誘う曲、その感覚等、それなりに、評価されるべき作品かと思います。まぁ、最後の最後で、残念なケチを付けるような、一文が表示されますが、それは敢えてスルーの方向で。演出、脚本、共々、涙をそそる出来前です。あと、今日の試写会は、完成披露試写会だったのですけど、MCは女性の映画関係者?が進行役だったのですが、あまりの下手さ加減に辟易しました。。。 はーやーくー終わらせてーと。
2012年05月07日
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一応、一人二役で、ドミニク・クーパーが演じていますが、完全に、別人な演技をしていました。 これを観るだけで、一見の価値有りかと。アカデミー賞主演男優賞物の演技でした。サダム・フセインの息子、ウダイ・フセインを演じるのと、彼の影武者役に選ばれてしまった不幸な人、ラティフ・ヤヒアを演じるのですが、狂気なウダイの目と、理性的なラティフの目が明らかに違うのが、演技していても大変だろうなぁと、しかし、見事に使い分けている、ドミニク・クーパーの役者根性を見る事が出来ます。勿論映画ですから、フィクションも多分に加味されているでしょうけど、それでも、イラク戦争に関しては映画「グリーン・ゾーン」で語られている通り、強引なアメリカの辻褄合わせが理由でしたが、イラクと言う、サダム・フセインが支配する世界でも北朝鮮などの不幸な国に数えられていた国を解放したのは、それでも、たとえ、大量破壊兵器が見つからなくても、意義があったと実感させられます。ま、実際の ラティフはアイルランドで現在は亡命生活を過ごしているとの事、CIAに協力してくれと頼まれているらしいですが断っているので、未だ、市民権、及びパスポートも所持出来ないらしいですが、取り敢えず、4年間、よくもまぁ、ウダイの下で生き延びたな…と言うのが正直な感想です。ウダイは、ニュースの通り、アメリカ軍に殺害されていますね。 こんな奴、死んでも報われない人が大勢いるでしょうが。。。反逆者等に対しての拷問のシーンとか、R-18+な出来具合でした。 ウダイ自身も拷問を受けて、渋々、影武者になった経緯があり、その後も、ウダイの気に食わない事が有れば、即拷問コースみたいな、彼にとって、この4年間は、人生に一生消えない傷を植え付けられた、激しいトラウマでしょうね、、、「狂気」とはこう言う感じなんですよ、ってドミニク・クーパーが演技していました、ので、 何を参考にして演技していたのか分かりませんが、ある意味、狂気の定型とも言える彼の演技は必見です。 うあーひでーみたいなのを超越した感覚というか…まぁ、北の金何とか親子にも、こういう似た過去があるでしょうから、とっとと、国が崩壊して、現在の苦しい圧政から国民が反旗を翻して蜂起してほしいですね。 イラクのフセインン政権も、北の金政権も、似たり寄ったりですし、こんな国が世界から無くなる事を祈ってしまう、そんな映画でした。
2012年01月26日
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短い時間内に、テンポ良く、ストーリーテリング、まとめているな、ってのが正直な感想でしょうか?別に、大掛かりな大作映画、ホリデーシーズン向け、な訳では無いですが、小粒なりに、其処は巧く脚本で良い意味で誤魔化しているかと。冗長な部分は無く、会話シーンは、ジョークとユーモアで、埋め合わせ、そんな笑える作風でした。後半は結構、ハラハラドキドキな展開かな? ラストのアレもなんとなく、ペーソスの感じられる、ビターな味わいで宜しい感じです。正直、ポップコーンムービーな感じ、無きにしも非ず、ですが、決して、つまらない映画では無いです。総合的には及第点にプラスアルファしてもいい出来具合に満足する感じはしましたね。文句を付けるなら、エディ・マーフィの使い方をもっと上手に出来なかったか?って所は有ります、彼のマシンガントークで更にストーリーがテンポ良く出来なかったかなと、、、既存のキャラにおんぶにだっこ、って感、否定は出来ず…まぁ、それは、荒探しであって、前述の通り、映画としての総合的な完成度は高いです。しかし、如何せん、ポップコーンムービーなので、映画の日か、女性でしたら、レディスデーの水曜日に、観に行くことをお勧めします。 結局、なーんにも、残らない映画なのですよね… その辺は残念ですが、そういうものを求める映画では無いですし、過度の期待は禁物ですね。その辺を考慮した上で観に行く分には、それなりに、金券ショップで1000円を払ってチケットを買って、観ても損をした!金と時間を返せ!とはならない映画です。個々のキャラもそれなりに生かしていますし、其処がこの映画の最大のツボだったりしますが、十分楽しめる映画でした。
2012年01月25日
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率直な感想は、一言で書くなら「よく出来たアニメ」でした。冒頭の攻城戦のシーン、個々の歩兵達の動き等、その緻密さ、そしてダイナミックで躍動感溢れる演出、兎に角、あと迫力ある演出、故に、取り敢えず、掴みはオッケーな出来具合に満足です。ガッツとグリフィスの関係性も、さらりと簡潔に短い時間内で描いて、好印象でした。自分は原作は未読ですが、素直なストーリーテリングに、すんなりと感情移入が出来て、奇をてらった、伏線を張りまくりな、正直つまらない、そんな映画では無いと感じました。 80分と尺は短いですが、それ故、濃密な80分の映画に仕上がっているかと。残り、2部「ドルドレイ攻略」 3部「降臨」も、第1部の、このクオリティを維持できれば、それなりに評価されても良いアニメだと思います。やはり、戦闘シーンの多いアニメは、その煩雑さ故、手抜きになりがちですけど、このアニメ、ある意味、凄まじく丁寧に、それらを描写していますね。なので、とっても迫力のある仕上がりになっています、これらは一見の価値ありかと思われ。もう一つ感想を書くなら「やたらと戦闘シーンの多いアニメ」でした、だからと言ってそれらがつまらない訳では無く、「ガッツの無双ぶりかっこえー!」「グリフィスのクールな剣裁きかっけー!」な訳で。 あと、集団戦の迫力とか、かなり見応えがありましたね。つまる所、このアニメ、中世の戦闘をモチーフにしていると思いますが、そのダイナミクスさに燃える要素多々アリなアニメかも知れません。原作を全て読破している人にとって、この映画、どう感じるのか?興味深いです。個人的には総合的な評価は高いです、ハイ。
2012年01月12日
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朝8時に出発、三田線、大江戸線を乗り継いで、1時間30分がかりで、ユナイテッド・シネマとしまえんに到着、早速、「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を鑑賞。 海軍が三国同盟に反対していた事、当時のメディアのあり方、当時の大衆の鬱積していたメンタリティ、等々、その辺のリアリティはかなりありました。 時系列で物語が進行するのでストーリーにすんなり感情移入しやすかったです。 あ、玉木宏のほお骨が幾分ふっくらしていましたね、きもーち、幾分で。 「真夏のオリオン」の時と比較するとですが。あの時はげっそりでしたから。 CGも一昔前の邦画のチープさは感じられず、ちゃんとしっかりCGの映像化に成功していたかと。 ちょい前の邦画のCGにあった、「だっせー!」な雰囲気は見受けられませんでした。 でも、「坂の上の雲」の日本海海戦の連合艦隊の勝ちっぷりを観た後だと、もう少し、真珠湾攻撃のシーンのCGに力を入れて欲しかったかなと思ったり。 あと、尺が短いのですよね、もうちょっと魅せて欲しかったです。 当時の先の見えない、様々な出来事に対して、どう対応していたか? そして、何処で道を踏み誤ったのか? それが分かる出来具合に映画自体の満足度は高しでした。 で、「ニューイヤーズ・イブ」を観る前にちょっと時間があったので、メンバーズカードを作成、色々特典がついていて、手帳を持っている自分でもお得感が感じられる特典に惹かれて、作成しつつ、暫し外の空気に当たったり、400円でちょっとしか入っていないぼったくりホット抹茶ドリンクを飲みつつ、開場まで時間を潰し、で、ねむねむな感じでしたが観ました。 内容は、よくある群像劇で、その舞台が、NYのタイムズスクエアでの年越し騒ぎで、それに絡む感じで個々のストーリーが展開されていくといった、まぁ、凡庸な展開と言って仕舞えばそれ迄ですが… ま、個々のエピソードの出来具合はしっかりとした出来具合でしたので、それなりに楽しめました。が、頭一つ抜け出している感じは無く、ふつーな感は否めませんでした。 楽しめるか?つまらないか?と問われれば、「季節物としては良い出来具合じゃない?」って感じで。 しかし、ミシェル・ファイファーも老けたなぁ、と感じさせられ。 さて、年明け一本目は何を観ようかしら?
2011年12月30日
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今年の試写会ライフの締めとして、一ツ橋ホールで先程、「ヒミズ」を観てきました。えーっと、メンタル弱めな時に観ると、どーんとダメージを受けそうな、そんな映画でした。ひたすら、兎に角、重いのでした… 人の「死」がキーワードになっている所為もあるけど、この手の映画にエンターテイメント性を求めるべきでは無いですし、作り手側もそのつもりで製作しているから、激しく観る人を選ぶ映画かも知れませんが。娯楽作ばかり観ていると、馬鹿になっちゃうよ、みたいな、エンターテイメント性ばかり映画に求めちゃイカンとですたい!偶には、こんなヘヴィーな題材を取り扱った映画も観て始めて映画の良さが分かるのですよ、と、制作者側のメッセージ性が強い映画でした。個人的に、自殺とか、未遂している分、余計に負の感情移入のような感じで、映画自体に対して否定的では無いですが、主人公周囲の絶望感とか、気にくわない感じでした。 映画のストーリーテリング自体に難癖を付けるつもりは無いですけど。只ひたすら、絶望感に苛まれる主人公達に嫌な感情移入をした気分でした。希望?そんなのクソ喰らえ!絶望しか無いんだよ!だから死にたいんだよ!でしょうか? この映画のメッセージは、あくまで個人的観点ですが。
2011年12月26日
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引っ越して漸くちょっとだけ落ち着いてきたので、先週に引き続き、新宿ピカデリーまで行って来て、ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」観てきました。兎に角、色んなガジェットが出てくるのが楽しかったです、ハイ。 ドバイのビルを登る手袋とか。磁石で浮くのとか。かなり無茶な感じでしたが、まぁ、映画ですし、その辺の突っ込みは野暮という事で。頭を完全に空っぽにするのはちと無理ですが、安心、安定して楽しめる普遍的な娯楽作に仕上がっているかと。何だろ? 中だるみの無い安定した演出の連続に、観ていて、安堵感を覚えるというか、ハラハラドキドキのサスペンス映画なんですけどね。「此処で上手く話しが運んでいったら、映画自体つまらないしなぁ」なので、アクシデントは常時つきもの、しかし、それを、巧みなアクションで乗り切れる、そんなお約束な展開だけど、それが心地良いという感じで。年末の映画ライフの〆の作品としては満足のいく映画でした。と、帰宅後、ポストの中を覗いたら「ヒミズ」って言う園子温監督作品の映画の試写状が入っていました。 12月26日月曜日って、個人的に微妙な日時ですが、折角頂いた試写状、無駄には出来ない、這ってでも行って来て、本当の今年の映画の〆、これにしたいです。
2011年12月21日
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新宿バルト9でばかり観ていたので、久しぶりのピカデリーへ。 まず、「けいおん!」から、鑑賞開始。 えー 基本的にアニメなので好き嫌いがはっきり分かれるかもですが、あと、「こんな平和な学校生活なんてあり得ないから!」と突っ込みを入れたくなる程の ファンタジー要素も含まれますので、リアリズム指向の方にも向いていないと思います。 しかし、その「ファンタジー要素」がこの映画のキモでもあり、「い いよなぁ~ 平和だなぁ~」と感じさせる、こう、心に平安が訪れる、そんな映画です。 まぁ、「2時間延々と、まったり映画って、耐えられる?」と観る前は一抹の不安がありましたが、テンポの良い演出に、最後まで飽きずに観続けられました。 マニアックですが、唯の父母が初めて出演したのもポイント高し。 一応家族が居たのね、みたいな。 「けいおん!」のあの緩やかな世界観を崩さずに、2時間映画に仕上げたのは見事と言えるかと。 観ている間は、兎に角、心が平和な気持ちになれる、世界中の争い事、日本の今抱えている諸問題等、考えずに、頭を空っぽにして楽しめる作品に仕上がっています。 続けて、「リアル・スティール」を鑑賞。 この作品、ロードショー開始前に結構な数のCMスポット流して、「良作だ!」とサブリミナル的にアピールしていたので、取り敢えず抑えておこうか?と多少過度の期待込みで、観始めました。 とりま、序盤の掴みはオッケー、制作者の日本愛も感じられたりして、緩やかに進行。 CGと実写の合成、あと、ロボット物、となると、無機質な映画かな?と思ったりしましたが、また、この子役の演技が巧い事! あと、ヒュー・ジャックマン の演技も相変わらずの安定さで、あと感心したのが、「ロボット同士の戦い」なんて、ぶっとびファンタジー要素満々なのに、変にリアリティがあるのは、上記 2名の演技と、無機質なCGロボットに有機的な感覚を覚えさせられる程のCG制作者の努力の結晶と思われます。 なので、総じて個人的評価は高いです。 例の「感動しますよ!」CMに嘘偽りは無かったです。 2時間20分の長尺でしたが、その長さを感じさせない、演出の巧さも評価ポイントを押し上げる要素の一つかもです。 しっかし、CG実写合成技術も進歩したなぁと、全く違和感の無い雰囲気に感心しきりでした。 今週の金曜日から、「ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル」もロードショー開始されるので、安定した面白さを求めて、来週辺りに観に行く予定です。 これが今年の映画鑑賞の締めかな?もっと外出しなければ…
2011年12月14日
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この度も何時もお世話になっている方から頂いた試写状で、無事行く事が出来ました。ありがたやありがたや(-人-)観る前は全然期待していなかったこの映画、警察犬ならぬ、警備犬と言う、カテゴリーで描かれた今作、もしも、警察犬だったら、「何故、シェパードを使わないのか?!」と突っ込みを入れたくなりそうでしたが、警備犬だったら、いっか、と、自分を納得させました。兎に角、冒頭から、爆破シーンが多く、その迫力はありました。しかし、ストーリー的に突っ込みどころが多少目立っていたのも否めなく、其処は残念。まぁ、アラは目立ちましたが、それなりに楽しめるエンターテイメント作品としては及第点と挙げられる出来かと。 わんこ好きには堪らないかもです。あと、役者陣の熱演でプラスと言う事で。 ラストは、アレ以外は目頭が熱くなりました。監督が、「海猿」?の人と聞いて、なんか、納得。 テイストが。 一時間ドラマっぽい所とか(ぉ悪くは無い出来なのですが、うーん、ちょっと残念、とも言え無くもあり。 そんな微妙な出来具合に複雑な胸中なのでした…
2011年09月28日
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最近は、映画鑑賞からも遠ざかり、鬱々とした日々を過ごしていましたが、これじゃイカン!と そろそろ試写会にでも行こうかなぁと思っていたら、某氏から、試写状を頂き、有り難く、実に久しぶりの試写会へ行く事になりました。 一ツ橋ホールの17時ルールは相変わらずで、それ迄1階ホールに待機させられました。 30分早目に到着しましたが、もう少し遅めに出発しても良かったかなと後悔。 17時ちょい前になって、階段の方へ列が移動、其処で1時間程待って、開場、無事、何時もの席をキープ。 で、漸く安堵。 しかし、入場時に何時も貰える該当映画のチラシは配布されず、残念。 開映の30分間をぼーっとして過ごし、上映開始。 堤監督と言えば「TRICK」とか、「20世紀少年」など有りますが、今回は大丈夫かなぁ、と思いつつ、一抹の不安を抱えながら鑑賞開始しました。 個人的に壺だったのが、弱々しいけど健気な、はやぶさ君が地上のオペレーター達による必死の努力により、ラスト、大気圏で燃え尽きるシーンにじーんとしま した。 これは、「プラネテス」ってNHKが放送していたアニメがあるのですが、その第一話のクライマックスシーンとダブり、涙無くしては観られませんで した。 2時間20分の長尺はあまり感じ無い出来具合で、個人的満足度は高かったですが、「どーせ、MADE IN JAPANのちっぽけな映画でしょ」と言う大方の偏った先入観から、興行収入的にあまり芳しくない成績かなと思うと、ちと残念です。 堤監督は「包帯クラ ブ」でも全国ロードショーで、散々な成績だったのはWikipediaを参照されたし。 その点では運に恵まれていない監督とも言えます。 ともあれ、俳優陣の安定した演技は、観る者に安心感を与える感覚があり、個人的には丁寧な作りの良作だと感じました。 及第点、5点満点中3点をあげたくなる、そんな映画です。全体的に邦画特有のミニマムな地味さは有りますが、決してつまらない映画では無かったです。
2011年09月18日
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またまた、某映画系SNSでお世話になっている方から頂いた試写状で先程、「星守る犬」試写会、行って観て帰ってきました。 嗚呼、ありがたやありがたや(-人-) 久しぶりに一週間で2本の試写会に行って来ました。 昔は毎週、一週間で3本とか平気で行っていましたが、もう、試写会に応募する気力も無くなり、会場迄、行く気力も無くなり、ひきこもりんぐしていたのですが、頂いた試写状なら、這ってでも行かねば!みたいな、切迫感みたいなのがありますからね、そんな感じで、背中を押されるように行って来ました。 うーん、泣かないぞ!って、構えて観ましたが、あれれ、じわりとは来るけど、それ程、涙腺崩壊する訳でも無く、個人的前評判としては、ううううーん、悪くは無いんですけどね、わんことのロードムービーとしては、でも、これが、原作本から、活字から、映像化する限界なのかなぁ、と感じたりしました。 例の「理由」を後半のあの位置に持って来たのも、どうだろう?と。 なので、何か投げやりな初老の男性のロードムービーと化している感、無きにしも非ず、かもです。 前半で理由が分かれば、「嗚呼、なるほどね」となるのですが、如何せん、訳が分かるのが、後半なので… 導入部の掴みは、宜しいかと。 さくさくっと、進んでいく感じは悪くないかな。まぁ、中盤以降も、個人的感想としては、それ程だれる事も無く、2時間8分、ゆるやか~な映画の流れに身を任せて、飽きる事無く、リラックスして観られました。 あと、東北の沿岸部のあの風景はもう無いのかと思うと、ちと切なくなります。。。 総じて、及第点はあげられる出来具合に、土曜の午後は満足感でお腹いっぱいになりました。
2011年06月04日
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某SNSでご贔屓にさせて貰っている方から頂いた試写状で、よみうりホールまで「奇跡」試写会に先日、行って来ました。 何故か、この監督の作品、「誰も知らない」と「歩いても歩いても」と観ているのですが(空気人形は未見)、是枝裕和(これえだひろかず)が読めなくて、「えーっと、漢字は覚えているんだけどなぁ」と言う人なのでした。前二作も、日常の平凡な作風でしたが、それでも、映画として惹き付ける魅力ある作品に仕上げて成立している、構成力に関しては、監督の技量がはなかなか、かと。今回も、ストーリーテリング的には、「だから何?」とぶっちゃけ言ってしまえば、それ迄なのですが、そこまでに至る過程、各シーンのちょっとしたエッセンスが、魅力的であり、且つ、映画的でもあるかと感じられます。 この辺りは、監督の技量と、才能に負う部分が大きいと思います。「誰も知らない」でもそうでしたけど、この監督、子役の使い方が上手とも感じました。この映画の主役の兄弟、ホントの兄弟、んで、芸人、だから、堂に入った演技していたのかなと。個人的には、好きな作風ですけどね。こう言う、如何にも「映画的」と言う曖昧ですが、そんな作品は。 128分の時間は余り感じられませんでした。 長時間なので、最初は身構えていたのですが、ゆる~い展開に、こちらの時間軸も、ゆる~くなった感じでしょうか? 挿入歌のくるりの曲同様、まったりとした時間を過ごさせて頂きました。
2011年06月01日
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えっと、ウィノラ・ライダーは何処に出演していたのでしょうか?<呆け エンドクレジットで彼女の出演を初めて知った、リサーチ不足で臨んだ今回の映画鑑賞。まぁ、この映画を端的に言えば、「バレエの主役の座を獲ったけど、段々、気が狂い始めて、最後は*****」な、内容でした。 どっかで、今敏の「パーフェクトブルー」と比較している方がいましたが、あー確かに、どっか似ているところがあるかも、と、感じました。 ナタリー・ポートマンの狂気の観点とか。 その辺は、凄い既視感な感じで。 R-15と言う事で、どの辺が、R-15なのか? 其処に注視して<なんか違う 最後まで観ましたが、観た人なら分かる「あーこれはR-15だわ」なシーンが、随所に、エロ、グロ、入り交じって、ナタリー・ポートマンのバレエダンス姿が、やたら気合いが入っていて、「アンタ、バレエ相当練習しただろ」的姿がくっきりとした明と闇の対比というか。 結局、信じられるものは自分自身しかいない、でも、当人の気が狂って、ワケワカメ、な状況下に陥る、ナタリー。 この映画、思いっきり、サイコスリラーでした。 ホラーとも言えるか? ナタリー・ポートマンの熱演、もとい、怪演で、最後まで飽きさせない出来でした。 彼女の怪演で成り立っている映画とも言えますか。 で、ウィノラ・ライダーは何処に出演していたの? あと、余談ですが、今回、初めて行った池袋のサンシャイン60通りにあるヒューマックス映画館、暗転して、さぁ、始まるぞ、と、思っていたら、いきなり、「岳 ガク」が始まって、慌てて、間違っていたスクリーンを離れ、正しい、スクリーンに行って、無事鑑賞できました。 やっぱ、呆けだわ。
2011年05月13日
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もう、10歳若ければ、日頃から運動していれば、疲れずに、楽しめた筈のライブ。 疲労が先行して、中盤からはぐったりでした( ´△`)アァ- 最初は音速ラインから、演奏開始。 このバンド、YouTubeでしか聴いた事が無いですが、なかなかよさげな雰囲気での演奏でした。 特に、ボーカルの声がいい感じで。 あと、演奏の疾走感というかスピード感とか。 ベストアルバムが出ているらしいので、その辺から、情報収集しようかと。 そんな事を、思わせる、新しい発見的な、良い意味での新鮮さを感じました。 音速ラインの演奏終了後、30分後に、次はスネオヘアーが。 相変わらず、変な奴的なMCを曲間に挟みつつ、今回はキーボード担当の人が居なくて、キーボードをあまり必要としない、曲メインで、演奏。 と言いつつ、アンコール2回目にヘッドフォンミュージックを演奏したのは、この曲の歌詞に込められた意味を、今、表現したかったのかな?と思ったりします。 如何せん、もう若くないので、約2時間の立ちっぱなしは、正直、かなり、辛かったですが、その見返り分のライブは堪能できました。 ドリンク引換券、500円分、結局引き替えずにそのまま帰ってしまったので、勿体ない事をしてしまったと、帰宅後に後悔。 あと、スネオのニューアルバムが、7月以降に発売されるかも?と、これはちょっと期待しつつ、その間にTSUTAYAで音速ラインのアルバムでも聴き込もうかと画策中です。
2011年05月01日
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楽天のブログがトラックバックを受け付けなくなる仕様にしてしまったので、移転先が見つかるまで、此処に取り敢えず、下書きを。 本日は、「岳 ガク」ってGW公開映画の試写会に行って来ました。 観る前は、どうせ邦画だろ、大したことないだろ、と、期待3割程度で観ましたが、冒頭から思わず涙腺決壊するようなシーンが上手くインサートされており、不意打ち的にうるっと来て仕舞い。前言撤回となりました。 まぁ、人の生死を扱っているので、必然的に泣きのシーンが多くなるのですが、それを、「ベタだなぁ~」と冷ややかに捉えるか? 若しくは肯定的に捉えるかで、この映画の評価が人によって変わってくると思います。 原作はコミックらしいですが、自分は読んでいませんけど、上手く原作を消化していると思われる出来かと。 2時間5分と言う尺の長さをあまり感じさせない、スピーディーで、テンポの良い展開はそれなりに観る者を飽きさせない、惹き付ける魅力があると感じられます。 主人公の三歩のキャラ設定も、あまり無理を感じませんでした。 何処か、飄々とした生き様を上手く体現している、小栗旬の演技はそれなりに評価されても宜しいかと思われ。 長澤まさみも肩肘張らず、一演技者として、普通に女優な演技をしていました。 ラストは賛否両論でしょうね、、、アレをどう捉えるか、うーん、まぁ、個人的にはそれもアリかな?と甘ちゃんな思考で。 総合的に悪くない出来でしたよ、1800円は高いとしても、1400円程度の出来具合なので、金券ショップで安くチケット購入して観てみるのも宜しいでしょうか。
2011年04月22日
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ブログと言えば、トラックバックでの横の繋がりが魅力な訳で。 見知らぬ人からトラックバックされると嬉しかったりします。しかし、今回、楽天ブログは、そのトラックバック機能を実質廃止するとのこと。 今回の件で、取り敢えず、楽天ブログは残念ながら、もう終わりですね…さて、新たな引っ越し先を考えなければ。何処が良いかしら? 良いブログサイトが有れば教えて頂ければ幸いです。
2011年04月13日
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新橋で、試写会がありました、が、スニークプレビューで、ロードショー開始若しくは一般試写会まで口外できない為、今回の映画の感想は後日書きます。ヒントは、松ちゃんの新作映画。
2011年04月10日
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スネオが、頭を丸めて、お坊さんになり、挑んだ、初主演映画。観終わっての感想は、小綺麗に纏まったてたな、でした。きちんと映画としての起承転結がしっかりしていると思える出来前でした。超大作とか、超話題作、では無いですけど、偶にはこう言う味のある、がつがつ大盛りじゃない、ヘルシーで小食な出来具合な作品も宜しいかと、思います。演技自体は、メンヘラじゃないと分からない、常に俯いて、周囲に漂わせる、無気力感とか、スネオなりに上手く表現出来ていたと感じました。ともさかりえとの絡みが少なかったのは、意外というか、これで、実生活で、結婚まで縺れ込んだのか? と、思うと、拍子抜けを喰らいます。 カットも少ないし、どーいう関係というか成り行きで、結婚まで漕ぎ着けたのか、その辺が、摩訶不思議、この映画を観て、解けない疑問、その一でした。ホント、上記の通り、さらりと、ヘルシーな出来具合なので、余り深く突っ込めないと言ってしまえばそれ迄ですが、まぁ、菜食主義的な映画とでも申しましょうか? スネオの歌らしい、ポップな感覚がなきにしもあらず、でした。 良い意味でね。あと、ちゃんとお経を暗唱出来ていたのは、がんばりましたで賞、☆4つ、挙げたくなりました。うーん、物足りない、と言ってしまうと、この手の映画には酷かな?と感じますので、☆三つで、総合的にはまぁまぁ良く出来ましたで賞は挙げたくなります。 個人的には好きですけどね、こう言う映画も。
2010年12月10日
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上映前に、スーパードラマTVの番組で吹き替えをしている人が「声だけ」登場、自分の登場ドラマでの担当キャラを暫し語った後、入場時に配布された整理券で、抽選会。 んで、自分は外れましたが、同伴者様がご当選、まぁ、ぶっちゃけ、いらねーって代物でしたが、当たって嬉しい、ハズレよりは、と。で、上映開始。個人的にはなかなかの佳作だと感じました。 シチュエーション的にはよくあるパターンですが、二人の境遇の違う少年の今を生きる事への抗う姿が、こう、応援したくなる、と言うか。 どちらも不幸な境遇なので尚更で。 んじゃ、その不幸に苛まれているかと問われれば、確かに、絶望する時もある。けど、 不器用ながら、映画作りで相反する二人の距離が縮まったのは事実であり。 最初は、偽りの友情だったかも知れないけど、それが本当の友情に昇華する過程が何とも言えず。 ぎこちないから、先程の、応援したくなる、そんな心情を観客に感情移入させるかもです。 クライマックスのあのシーンとか、鬱積した今までの感情を爆発させて、現状打破をしている感じですし。 つまるところ、その辺にこの映画のテーマ性が収束されるのかも知れません。 94分、短いながらも楽しめる作品でした。 下手に冗長なのも、アレですしね、さくっと、気楽に観られるという意味ではお勧めな作品です。
2010年10月14日
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別に、トムの映画に、斬新さを求めていない限り、及第点をあげられる、そんな出来具合でした。 キャメロン・ディアスも出演していたので、彼らの、PVと言った位置付けで宜しいかと。要所、要所のアクションの切れ味は流石ハリウッド謹製と感じたり、まー 酷い出来具合ではないですよ、極々「普通」に楽しめる、アクション映画です。すごーく、とてーも、内容が無いよーな映画ですけど、「悪人」とかずしーん、とすんごい重い系な映画を観た後だと、丁度宜しい感じで。 「偶にはこんな映画を観るのも良いかな?」と思ったりします。まぁ、トムの主演している映画なので、安心感はありますね。 スゲェ外れじゃないだろ、みたいな、彼なりに慎重に出演作を吟味しているみたいですし。総合的な出来具合は、五つ星満点で、三点かな? ちょっと、ジェイソン・ボーンシリーズを意識しているのが、アレでしたけど、、、同じ、東欧圏での撮影が多かったですし、ヨーロピアンしていました。映画終了後に「気分宜しく、ヨーロッパ旅行等は如何ですか!」なテロップが流れたら受けたのに。 ヴァージンアトランテック航空提供とか。 ネタ的な、という意味で。
2010年10月08日
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公式サイト重いです。 色々な意味で…九州出身者なら分かる、あの降り続ける雨とか、あの湿っぽさ、そこから来る狂気みたいな、そんな感覚。それが、一人の人間を殺めた結果なのでしょうが、それは、もちろん犯罪行為、しかし、もし、裁判員制度で、選出されたなら、「情状酌量の余地アリ」で、執行猶予をつけたい、しかし、んじゃ、殺害された、娘の家族側の心情はどうなるのか?と、問われれば、うーんとなり…安易ですが、頭悪いので、この程度の言葉しか思い浮かびませんが、登場人物みんな、兎に角「可哀想」なのです。 主人公にしてみても、日々、絶望的な毎日を過ごしているし、其処から抜け出したくて、出会い系サイトを利用して、見えない何かを掴むべく藻掻き苦しんでいるし、偶然出会った、その後逃避行を一緒に続ける女性にしても、「何の為に生きているんだろ?」な日々のルーチンワークに辟易しているし、故に、二人を結びつけたのでしょうが。もう一つの主人公達、樹木希林、榎本明にしても、やっぱり、切ない程に、日々の絶望と闘っているし、その辺の描写が、リアリステックで、前述の通り、観終わったあと、暗澹とした気持ちになりました。 じゃ、この映画を全否定するのか? と問われれば、そうでもなく、明らかに、近年稀にみる傑作であり、観終わって、感動したり、すっきり爽やかな気持ちになるのが映画ではないと改めて悟らされました。でも、落ち込んでいるときに観る映画ではちょっと、勘弁かなぁ…と思ったりします。「フラガール」と同じ監督ですが、あちらは、希望がありましたから、こっちは、皆無、だと、個人的に感じたので。
2010年10月08日
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公式サイトはこちら。【サブカルちゃんねる】映画「REDLINE」石井克人×小池健監督 熱く格好いい究極アニメ上映前に小池健監督と、脚本、原作の石井克人氏の二人がステージの中央に登壇。その後、劇場後方から、サプライズゲストとして、木村拓哉が登場して、会場は一斉に黄色い声に包まれました。 恰好は、本編アニメの役柄「JP」を意識した、革ジャン、リーゼントな仕様。入場時に配られた旗を振って、瞬間、パーンとクラッカーが弾けたり、概ね楽しい試写会、舞台挨拶でした。んで、本編の映画ですが、流石に7年、制作に費やしていただけあって、書き込みの凄まじさは目を見張る物がありましたね。 あと、冒頭のレースシーンの爆音とか。 個人的に感じたのですが、もう少し、あの爆音な音楽を前面に押し出しても良かったかもです。蒼井優のアテレコは実に自然でした。 普通に声優さんしていました。浅野忠信のアウトローな、あのキャラの感覚も、ボイスで生かされていたかと。これは、映画館で、爆音で、観る映画かと感じました。 家じゃ、あんな音量では観られないですし、尚更で。全編手書きですが、処理にCGを偶に使っています。まぁ、「全編手書き」に嘘偽りはないので、多分、制作期間に7年掛かっていますし、その辺の「手書き独特の味」もこのアニメの魅力でしょう。なので、ストーリー本編、内容に突っ込みを入れるのは野暮かなぁと思ったりして。環境映画風に観るのをお勧めします。 爆音とか。
2010年10月06日
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公式サイト 取り敢えず、R-15+指定映画。佐藤寛子のフルヌードシーンもありますから。 上映前に、ほぼフルキャストでの舞台挨拶が行われた今回の試写会。 やっぱり竹中直人は、差し出されたマイクを逆さに持ってスピーチするお約束な挨拶で始まり、宍戸錠は今日の映画のネタバレをするし、でも、現場とか、しんどい場所だと、竹中直人の様な、パーソナリティを持った人が一人でもいれば、緊迫して疲弊した場が和むというか… こう言う「実はしっかりした人」って映画の完成度を上げるのに必須と感じた、今回の舞台挨拶、上半期には「ACACIA」の舞台挨拶だけでしたが、下半期に入り、漸く楽しかったと言える舞台挨拶に出会えました。まぁ、映画の内容は、明らかに、「銀座シネパトス」系の雰囲気に満ち満ちた、そんなテンションで展開される、それじゃ、つまらない、かと言えばそうでも無く、逆に、夜の歌舞伎町の雰囲気を巧みな演出でリアリステックに表現している様は、見事であり、竹中直人を引っかけるポン引き、こう言うの、いるいるー!って感じで。 数シーンの、ちょい役ですけど、彼は個人的にお気に入りですね。映画の総合的な出来具合に関して言えば、個人的な満足度は高かったです。 邦画としては、及第点オーバーなレベルかと。 ストーリーテリングも、なかなか凝っていますし、展開的にも面白いので、是非、映画の日にでも、シネパトスのあの雰囲気の中での鑑賞をお勧め致します。 と、此処で、試写会ライフの復活宣言を致します。 長い間、ブログを放置していてゴメンナサイm(__)mこれからは、せっせと、映画を観て、感想をアップ致します。長い鬱期よさらば、、、
2010年09月28日
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「所感」をぺたり。序でに、映画「硫黄島からの手紙」予告編「何時の日か、諸君らの霊に涙し、黙祷を捧げる日が、必ずや来るであろう」今日は、靖国神社に行こうかしら…
2010年08月14日
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初めて行った、ユナイテッドシネマとしまえん、其処で、「NECK」の試写会が開催され、雨の中、行って来ました。んで、今回は、映画SNSで以前試写状をお譲り頂き、今のSNSにお誘いを受け、お世話になった方と同伴で、その方と、ぷち映画の話で待ち時間の間、暫し盛り上がり、楽しかったです。が!しかし、肝心の映画の出来具合、「鴨川ホルモー」的な、「なくもんか」系の、ぶっちゃけ、個人的には、この手の、馬鹿馬鹿しい映画はどうにも受け付けず、思いっきし、大っ嫌いなので、折角誘って頂いた方に失礼極まりませんが、こんな事を言うのは非常に憚れますけど、とっても「つまんねー」映画でした… そう言えば「鴨川ホルモー」にも、栗山千明様は出演していましたが、今回も出演されており、もっと、出演作を吟味して出ろ!と言いたくなりました。冒頭から、ゆる~い感じで、進行していくストーリーに「もう、いいや、眠ろう」と目を閉じたので、肝心のストーリーは、あまり把握は出来ず、感想を書けない始末に…うーん、やっぱり自分は、この手の映画は無理ですね、だらだら演出、時間を返せ系の映画とか、、、まぁ、「鴨川ホルモー」が好きな方「なくもんか」が気に入っている方とかには、お勧めできます。 が、が! 「よっしゃー!【映画】を観るぞ」と構えて、お金を払って、貴重な時間を削って、わざわざ映画館に行って、観るスタイルの映画じゃないですね、すんげぇ、馬鹿っぽい映画なので。。。それでも良い! 自分はこう言う映画が好きなんだ! って人もいますので、一概に、この映画を全否定は出来ませんが… でもなぁ、こんな映画に、よく、出資者がいたなぁ、と思ったりします。入場時に配布されたアンケート用紙には星、一つ、と記入しました。相武紗季がどんだけ可愛くても、許せる時と許せないときがある訳で…
2010年07月30日
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ちょっと重い公式サイト 今更ですが、巷で話題な映画「告白」を、漸く観てきました。中島哲也監督と言えば、前作「パコと魔法の絵本」で、独特の世界観を構築し、見事にそれを映像化した確かな力量のある監督ですが、今回の、映画「告白」も、かなりショッキングで凄まじかったです… 精神的に。中学校と言う、閉塞感溢れる密室と言って良い、そんな極限状態で、繰り広げられるカオスな環境下で、松たか子演じる、教師、森口悠子が如何に、自分の子供を殺した生徒を用意周到に、且つ、徹底的に追い詰めていく過程が、徐々に明らかになるにつれ、戦慄を覚える、クライマックスへと怒濤の展開をしていくのでした。ある意味、漫画「デスノート」的な、報復劇を、巧みな演出で、じわりじわりと見せていく、流石、ハリウッドがリメイク件を獲得したがる理由も分かる、非常に完成度の高い映画でした。教師の一人娘が殺された、しかし、少年法が、その裁きを阻む。 「矯正」という名の無罪判決。 ならば、自らの手段で、周到に準備し、徹底的に精神的に追い詰めていき、ある意味、「最高」に、残酷な裁きを、「殺さず」与える。そんなやり方に、否定派、肯定派、別れると思いますが、個人的には、肯定派ですね、ラスト、すかっと爽やか、な、ざまぁ、な犯人A、彼に対しての終焉も、「なーんてね」で、済ませてしまう、残酷性も含めて。兎に角、非常に良く出来た映画なので、是非是非、未見の方は、劇場に足を運んで観る価値はあると思います。 ただ、中学校が舞台なのに、R-15+なので、中学生は観られないという…
2010年07月20日
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ドリームワークスのCGアニメだと、「シュレック」とかが思い浮かびますが、個人的に「シュレック」は、先入観だけですが、「キャラがキモイ」と言うイメージしか湧かなく、スルーしています。 あと、アメリカンジョークとか、日本人受けしなさそうで、ぶっちゃけ、食わず嫌いですが…で、今回は吹き替え、しかし、安易に話題性作りで、芸能人を使わず、しっかりとした役者が吹き替えしています。キャラクター造形も、普遍性があり、上記の「シュレック」等と違い、日本人にもすんなり受け入れられる、癖のない、素直に子供受けしそうな、優しいと感じる表情とか、可愛かったです。結論から言うと、総合的な出来具合は、この前観た「借りぐらしのアリエッティ」より、数段上と個人的に感じました。今回の試写会は、2Dでの上映でしたけど、ドラゴンに少年が乗って飛ぶシーンとか、ああ言う飛翔感は、3Dでもう一度観たくなる、そう思う、CGならではの、爽快感とでも申しましょうか? その辺は、とても良く出来ていました。ストーリーテリングも、分かり易く、且つ、ちゃんとしたテーマ性を持ち、ラストの、「あの」切なさ、安直と言って仕舞えばそれ迄ですが、思わず、目頭が熱くなりました。 でも、勿論?、ハッピーエンドですよ。突出した、素晴らしい、出来具合ではないですが、要所要所、しっかり押さえる所は押さえる、そんな、素直な脚本、演出は好印象でした。それを思うと「借りぐらしのアリエッティ」がどれだけ、アレな出来具合だったかと、ついつい比較してしまいますが、やっぱり、アレはジブリ的には駄作と個人的に感じます。 んで、今回の映画は、及第点を挙げられる、きちんとした土台に、骨組みのしっかりした、そんな作りに、ドリームワークスの作品で、CGアニメ作品では、久しぶりのヒットかと。良く出来ていますよ、ホント。
2010年07月11日
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ジブリ作品としては、下の中、な出来具合でした。1時間34分の作品なのに、だるーな演出、脚本、見せ場無し、山場無し…一鑑賞者としては、兎に角、ひたすら、感情移入しようとしても、前半のあまりのだるさに、辟易して、後半の、プチエピソードに、「だから何?」と突っ込みを入れたくなる、そんな作品でした。あ、「絵」は流石に綺麗でしたよ、自然描写の書き込み具合は凄まじかったですね。 でも、ストーリーテリングが、如何せん、イマイチ、なので、自宅のテレビで観ると確実に寝るような、そんな、作品でした。。。ジブリで宮崎駿監督以外で、評価出来るのは、「耳をすませば」くらいなので、ぶっちゃけ、今回の作品は、「失敗作」の烙印を押されかねない、そんな危惧を鑑賞後、抱いています。如何せん、1時間34分じゃ、短すぎる訳で、それに、脚本と演出もダメダメで、怠くて、なってないし、もう、この作品に求めるのは「アリエッティが可愛い」くらいしか無いです。あと、声優陣は、相変わらずの役者を使うスタンスでしたけど、それなりに嵌っていましたね、神木隆之介とか、心臓病を患っている病弱な少年、って、役柄的に彼の声にはぴったりでした。樹木希林も良い味出していましたね、役柄も良かったですし。でも! だけど! 1800円を払って観る価値は無し! と、個人的には感じました。スゲー暇で、何もやる事がない、何か暇潰しを、って人で、300円だったら、観ても良いかもです。 アリエッティが可愛いで。だけで。
2010年07月05日
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今年二度目のライヴ、もう、年齢故か、著しく、身体的に疲れ果てました... JR渋谷駅から徒歩で、てくてくNHKホール迄、歩き、しかし、実は、NHKホールは初体験だったので迷うそうな不安感が。 ま、無事、到着しましたが。 前回のシカオちゃんのホールライヴ経験は東京国際フォーラム ホールA でしたが、その時は二階席故、ステージまで遠く歌っているシカオちゃんが「点」でしたけど、今回は、同じ二階席でしたけど、ちゃんと「人」として、視認出来る距離でした。 なので、位置的には、まぁまぁな良席でした。 で、本日の内容は、スガシカオのコミュ参照で。 ○○○○セットリスト←これは秘密らしく、で、満足度高かったライヴでした。 まぁ、スガシカオ自身は、「ファンクだから、保守的になりたくない」云々 MCで言っていましたけど、んんんんんんんー アルバム「smile」の頃が一番好きだった、ファン心理としては、「スガシカオらしさ」なブラックな歌詞を歌うのが期待していていたりして。 「黄金の月」とかね、あの辺の頃のライヴも、原点回帰的なのも期待していているのでした。 スガシカオ=鋭利なナイフで心を剔る鋭いブラックな歌詞 な、そんなイメージがあるので。。。 例のベストアルバムの歌主体のライブとか、やって欲しいなぁ、年末辺りに、東京国際フォーラムで。 やって欲しい、、、
2010年06月30日
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三億円事件と言う、誰もが知っている、大事件を、警察内部組織との絡みと、60年安保闘争を素材に、上手くフィクション化し、それを巧みな演出で、映像化した、今回の作品。 奥田瑛二と渡辺大の熱演と相まって、なかなか見応えのある映画に仕上がっていると感じました。この手の映画にある「嘘くさー」な演出はほぼ皆無で、ひたすらリアリステックな描写はこの映画への観客の没入感を高めます。冒頭、刑事のいる机にほぼ何ものっていない状態だったのですけど、あれは、敢えて、リアリティを追求してああしたのか、道具係が、只単に、めんどくせーで、ああなったのか、ちょっと疑問でした。が、それ以降の畳み掛けるような、スピーディな展開は、ハラハラドキドキ、こう言うジャンルの映画では良くある台詞「これ以上の深入りはヤバイっすよ!」も緊迫感がこもって、現実の三億円事件とリンクして、真実実が増すというか。ミニマムな家族間のいざこざから、警察組織と言うスケールが大きい、そんな違う素材を上手く纏めた、そんな感じを受けました。総合的な出来具合は、未見前は「つまらないだろう」と思っていたら「あら、ちょっと面白いじゃない」な、意外性を加味して、及第点をあげたくなる、そんな完成度でした。因みに、上映前、協賛企業、スポンサー商材を長々と説明して、ヒロイン役の川村かおりも来たのですが、あまり盛り上がらず、何か、マイナスイメージだけな印象的だった上映前のイベントが、ちと、うざかったです。
2010年06月24日
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長い副題の邦題ですか、ゴールデングローブ賞、作品賞を受賞した、コメディ映画としては異例?な高評価&ヒットを飛ばした作品です。個人的には、アメリカのコメディ映画、と言うか、コメディ映画全般があまり好みの範疇には入っていないのですけど、それを差し引いても、今回の作品は「楽しめた」作品でした。4人で、仲間の一人が結婚する事になって、独身最後のはっちゃけを、ベガスで実行しようとして、しかし、一泊目で、夜中の記憶を失い、朝目が覚めたら、結婚予定の男性一人がいなくなって、その彼を捜しに、奔走する、って、設定自体は、ありきたりですけど、演出の一つ一つが上手であり、スピーディで、上映時間100分間、飽きずに鑑賞出来ました。ハングオーバーとは、「二日酔い」って意味らしく、正に、その通りの事を、エンドクレジットで明かされますが、やっちゃっているのでした。で、マイク・タイソン宅から虎を盗んだり、中国系の金持ちに酷い事をして、しかし、本人達は全然覚えていないので「何でこんな目に遭うの?」と表向きのストーリー展開では、彼らは、「被害者」的な扱いですけど、まぁ、その辺は、ネタバレになるので、敢えて書きませんが、それを含めて、良く出来た、ストーリーテリングで、鑑賞者の没入感は高いですね。 同情的な意味で。因みに、終映後、場所を移して、フリードリンク(勿論アルコール系)のイベントがあり、ゲストに、山本譲司が出てきて、色々、お酒にまつわる楽しいトークをしてくれました。
2010年06月22日
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アメリカ製のドラマ、三本立て、でした。 一本終わったら、感想を書き、もう一本観たら、再び感想を書きの繰り返しで、少々疲れ気味だったり。 最初に「V」って言うドラマ第一話目、この手の大作ドラマって、大体、一話目が、スペシャルで約1時間枠だったりしますが、これも、と言うか、今回の三作品全て、同じ尺でしたけど、この「V」ってドラマも、同様で、スペシャル1時間枠でした。 うーん、最初のこの作品、テンポは良いかもしれなかったです、この「V」って頭文字は、「Visitor」から取った物で、突如各国主要都市上空に現れた宇宙船に、最初は友好的だけど、実は、、、みたいな、話で、これは、地上波で放送されたら、そこそこ良い視聴率を稼ぐのではと思わせる出来具合でした。 次の「ヴァンパイアダイアリー」は完全にアメリカのティーン向けドラマでした、なので、ちょっと自分の世代だと、置いてけぼりを喰らってしまった感、なきにしもあらずでした。 どーっかで、観たような構成だなぁと思ったら、映画「トワイライト 初恋」だったなと既視感を感じたりして。 ヴァンパイア物は、かなり使い古された感ありますが、やっぱり、何処か、お約束な演出で、少々辟易したり、ぶっちゃけ、退屈だったりしました。 最後は「チャック」と言う、コメディ仕立てのドラマでした、話の本筋はシリアスですが、要所要所に笑いがインサートされて、そこそこ楽しかったと言えるかもです。 まぁ、正直、早く三作品とも地上波で放送して欲しい気持ちがあります。 CSだと、視聴者も限られてきますし、深夜枠で是非「V」の続きを観たいです。 「V」は何だろ? ドラマだから、大スペクタクルな映像は厳しいので(それでもかなりVFXは頑張っていましたが)ヒューマンドラマ仕立てで、ストーリーが進行していくのかなと思ったりします。 その出来具合、導入部だけ、さわりしか観ていませんが、そこそこ良く出来ている感じを受けました。 なので、放送されたら、見続けるかもです。
2010年06月20日
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この手の、「世紀末(じゃないけど)荒廃した世界」とかの物語は、結構最近は見掛けますが、「ザ・ウォーカー」とか、ちょい前ですが「2012」「マッドマックス2」等ありますけど、正直、辟易しているとも言えますけど、懲りずに、この映画も、それ系の、(以下中略)な映画でした。で終わったら、あんまりなので、ぷち感想を。ヴィゴ・モーテンセンと、コディ・スミット=マクフィーと言う子役の二人組が「南を目指して」旅を続ける、って、設定自体がもう、使い古された感、なきにしもあらずですが、兎に角、マッドマックス2系の人達が、彼らを襲うのでした。その襲う人達は、人肉を喰らう人達で、その恐怖二怯えつつ、食料を探しながら、只、ひたすら、南に向かって、旅を続ける過程を描いています。そこで、道中、ロバート・デュバルとか、最後の最後での登場ですが、ガイ・ピアーズなどと出会い、別れを繰り返しつつ、「人としての尊厳」を保つ事をモットーにして、あくまでも、人肉を喰らう人達、その為に生きている人達を襲う、そんな真似は絶対にしない、嫌悪する、人間としての正しき道を歩み続ける、道徳性をアピールした、映画でした。うーん、掴みはそこそこ良かったですが、その後が… 惰性で延々とだらだら演出を続けているのが、ダメっぽくあり。根本的に、根幹となる脚本がダメダメかなと、思うのでした。。。それに、味付けしようにも、元がダメなら、どうしようも無く。うーん、VFXも頑張っているのは分かるのですが、スペクタクル感では、到底「2012」には敵わず。結局、この映画、つまらない、そんな結論で。
2010年06月17日
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某「ソラニン」と似た様な、諸々の事情で当たり障りのない感想になってしまうのはご了承下さいませm(__)m彼氏との事故後10分間の記憶を失い、それを知りたいが為、記憶を辿り、其処で様々な人と巡り会い、ラストに結果が示される、そんな展開の映画でした。北川景子と、大塚寧々との最初は突き放した関係性が、徐々に融和し、交錯しつつ、この映画の本題である、「事故直後10分間の記憶」を紡ぎ出していく。大塚寧々演じる、真希子が抱えている過去の辛い思い出と北川景子演ずる泉美との境遇が重なり、それを切っ掛けに、徐々に距離を縮めていく二人が見つけるその失われた記憶の真実は、是非、劇場で観て欲しいです。
2010年06月16日
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ジャッキー・チェン、ハリウッド進出30周年記念作品と銘打たれた、今回の作品。 いや、東洋人で、ハリウッドの地に於いて、彼の残した功績は大きいと思うのです。 所詮東洋人が、って、固定概念を、多少なりとも打ち崩したと感じるので。映画の出来は、可もなく不可もなし、ですが、彼自身の年齢を考えると、「まぁ、よく頑張るなぁ」と、思うアクションシーン、勿論、若い頃のキレとか、ジェット・リー等と比較すると、流石に、大人しめなアクションですが、それでも、一般人と違い、彼の今の年齢を考えると、大した物だと、感嘆符が付きます。ある意味、身体を張った演技、しかし今じゃ、VFXで何とかなる、そんな、現代、古風とも言える、彼の演技に対するスタイル、信条、が、この映画の構成要素かと言えるかも知れません。内心「もう、いい加減、演技派に転向したいんだよ…」と言いたくなる、例えば、今回の映画で、ドラマ部分を多めにフォーカスしていたりしますが、やっぱり、「ジャッキー・チェン=身体を張った演技」とカテゴライズされてしまうのは、ちょっと可哀想ですが、でも、身体の持つまで、ファン的には、正統派アクションスターであって欲しいです。
2010年06月07日
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アントニオ猪木の独壇場に、辻仁成監督は置いてきぼり上映前に、アントニオ猪木、林凌雅、辻仁成監督、エンドロール曲担当のELTの持田香織、の四人が登壇した試写会でした。アントニオ猪木、結構、お茶目な方で、発言が楽しかったです。林凌雅クンは子役ですが、最近の子役は肝が据わっているというか、ちっとも緊張していない佇まいでした。辻仁成氏は…何というか、やっぱり、ナルシストが、かなり入っている風貌で、イケメンでした。最後の持田香織は、監督の奥さんの友達らしく、その繋がりで、今回の映画のエンドクレジット曲を担当。 んで、一通り舞台挨拶が終わったら、アコーステックで、担当した曲を一曲披露する、そんなサプライズが。で、アントニオ猪木と言えば、折角登場したんだから、やっぱり「アレ」がないと納得しない訳で、最後に、「いち、に、さん、だーっ!!」と一緒にやれたのが、幸せでした。で、肝心の映画ですが、イントロダクション参照で。奇をてらった、そんな、脚本ではなく、至って、素朴で、シンプルなストーリーテリングで、その辺は好感触でした。ぶっちゃけ、可もなく不可もなし、な映画と言って仕舞えばそれ迄ですけど、やはり、「アントニオ猪木」の存在感が大きい訳で、勿論、彼は、役者じゃないので、本格的な演技を要求するのは酷ですから、その辺は大目に見て、子役の林凌雅クンの、やたらこの子、子供なのに、随分と演技達者だなぁ、と、感心したり、そんな視点で、観るのをお勧めします。ミニマムで、シンプルな映画ですが、それがこの映画の良い所かもです。肩肘張らずに、「しゃー!映画を観るぞ!」って構えて観る、そんな、鑑賞スタイルじゃないジャンルの映画ですね。兎に角、「主演:アントニオ猪木」で、それで満足する映画かと。
2010年05月31日
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ちょい前に、スニークプレビューで鑑賞した作品でしたが、当日は口外禁止だったので、今更感想を。うーん、何故、今更(じゃない問題だけど)イラク戦争の大量破壊兵器問題を扱った映画を、この時期に制作するのかと? と、まず、その点に疑問符が。 素材自体がちと古すぎないか?等と思ったり。単純にサスペンス映画として観ても、うーん、な出来具合で、イマイチ、全編シャキッとしない展開に、退屈感が、鑑賞中、なきにしもあらずだったりして。アクションシーンは、まぁまぁだったかな? でも、上述の退屈感を打ち消す事は出来ず。まぁ、ぶっちゃけ言うと、「あんまり楽しめない、つまんない」映画でした。もっと、ジャーナリスティックな視点から描けば、緊迫感も増したかもです。如何せん、軍人側からの視点だと、うーん、この程度かぁ、と感じました。イマイチ、サスペンフルに欠ける感があったのです。尚、当日は、午前10時から上映でしたけど、試写室がかなり暑かったです…
2010年05月20日
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個人的に、井筒和幸監督の作品は好きではないです。 監督のこれまでの作品、どれもこれも、中途半端な出来具合と感じます。で、今回も、134分の長尺にもかかわらず、大変、つまらなかったです。比喩するなら、金券ショップで、映画「ヒーローショー」の鑑賞券を300円で買って、観終わった後、「金と時間を返せ!」と怒鳴りたくなる出来具合でした。何もかも、中途半端なストーリーテリング、まぁ、全否定はしないけど、例えば、主役のユウキの抱える、満たされない、「オレって、所詮こんなくだらない、ちっぽけな人生」な描写は、共感出来ました。後はなぁ、群像劇としても、各シナリオのオチがイマイチだし、要所要所の笑いも微妙な出来だし、監督は一体何が撮りたかったのか? この映画で、何が言いたかったのか? と、疑問符ばかりな映画でした。何とも、「如何にもダメ邦画」の典型って感じで、観ていて、嫌悪感を感じたり。正直、余程の井筒和幸監督のファンでない限り、とてもじゃないですけど、お勧め出来ない映画です。
2010年05月20日
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原作、脚本、監督の三つの作業を手掛けた、小林政広監督へ終映後にティーチインの場を設けて頂いた今回の試写会、やはり、映画制作の中心に携わった方の話には、凄く説得力がありました。「ドキュメンタリータッチで仕上げたかった」「なので、今回はオールロケーションで行った」仰った、この二つの言葉に集約されると思います。所謂、セットを設営しての撮影が一切行われていない映画なのでした。全編、「順撮りオールロケーション」も、リアリな描写を追求した結果だと思います。で、面白かったのが、ティーチインの時、観客の方の質問で、主人公の一人、「春」の歩き方について、監督に説明を求められた方がいて、うあ!しっかり観ている人だなぁ、短時間で、質問ワード?を生成されたその方の頭脳の切れに凄いなぁ、と感じました。最初に「三つ質問があるのですが…」と仰ったり、単純に、その人スゲー!と感嘆でした。実際、主人公、仲代達矢演じる「忠男」に終始付きそう「春」の歩き方は、監督自身の指示で、純朴そうな、どたどた歩き?みたいな演技指導がされていたとの事。 その質問を投げ掛けた人、ビンゴ! と、再度唸ったり。「春」の母親は自殺したという設定で、その自殺する前に旦那と離婚していたのでした。 そう言う、核となる映画の設定も、説明調にならず、淡々と「映像で語っている」のはとても好印象でした。 一見、冒頭から観客を突き放した導入部と感じますが、しかも、台詞は皆無な冒頭からの演出、この辺は、演技力のある役者じゃないと務まらないと思いますが、二人共、熱演、且つ、無難にこなしていました。 最初に訪れる身内が、大御所、大滝秀治演じる兄の家に行ったのですが、ロングショット、ワンカット、そんな、「役者の演技力」が試されるシーンですが、もう、流石、大御所二人の演技には、文句の付けようがないです。 まぁ、言ったらバチが当たります。 しかし、あくまで淡々と物語はそれからも続き、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂、最後に、香川照之、って、まぁ、よく、これだけ演技達者な役者を集めたなと、監督の人望が伺い知れます。「春」と「忠男」は、二人とも凄く頑固、上記の歩き方の演技指導も相まって、二人ともぎこちない、不器用な生き方しかできない、そんな、二人の出した、結論は、劇場で是非観て欲しい、そんな映画でした。 これだったら、1800円払っても、文句はないかと。
2010年05月01日
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