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【本文のまとめ】
私が池袋で発生した交通事故の件について飯塚幸三氏の肩をもつつもりは
少しもありません。あの交通事故によって2人の生命が奪われたことは動かない事実であって、
救命措置を行う義務を放棄したことにも疑問が残ります。
しかし、「一般国民」の皆様の言動には賛成しかねるところがあります。
そこで、今回の記事では先鋭化しつつある「一般国民」の皆様に再考を促す機会を提供して
一度冷静に意見を発信していただきたいという意思のもと、あなた達に
1杯のお冷を飲んでもらいたい、という思いから書きました。
立法や司法を運営する公的機関は必ずしも、その時に発生した一抹の感情だけで
動いているわけではありません。
私が飯塚幸三氏を擁護するつもりは、毛頭ありません。確かに、池袋で
発生した交通事故によって親子2人の尊い生命が奪われたことは揺るぎない事実です。
また、救命措置を行う義務を放棄して彼の息子に電話を入れたことには問題がある、とも
私は考えています。
ただ、先鋭化しつつある「一般国民」の皆様の意見に辟易としているだけです。
「#飯塚幸三を逮捕せよ」と憤るのは個人の勝手ですが、もうしばらく静謐な
環境で意見を発信していただきたい、と私は願っています。
いま一度、国家権力が国民から私刑(リンチ)にかける権利を取り上げた理由や
罪刑法定主義という言葉がもつ意味を考えてみませんか?
それでもなお、厳罰に処すべしという考えにお変わりがないのでしたら、
推薦人と供託金を集めて、国会議員として立候補なさるのがよろしいかと、
存じます。
立法や司法は必ずしも、一個人が抱いた一抹の感情、いわゆる「お気持ち」だけで
運用されているとは限りません。
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