2004年04月05日
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 マリオ・バーヴァの(ダメ)息子ランベルト・バーヴァ監督の88年の作品。日本では一般劇場未公開だが、“イタリアン・ファンタスティック・コレクション”というイベントの中で『オグル』の題名で限定的に公開されたことがあるらしい。
 前半は中々雰囲気があると思います。イタリアの古城のロケーションは素晴らしくて一度行ってみたいと思ってしまう。ただ、あんなに広くて夜中には周りは真っ暗なんてなったら何にも起こらなくても怖そうではあるが……。
 スッキリしない画や、定まらない色彩とがが意図しているのかはわからないが不安感を煽っていて、イタリア人特有(?)のハッタリも垣間見られます。
 ストーリー的にはかなり『シャイニング』をパクっ…いや意識して創られているように感じますが、それとの差別化をはかる意味も兼ねて人喰い鬼の「オウガー」が登場するのだと思います。でもその「オウガー」が登場すると一転してアララな展開に……。やっぱり姿を露にしない方が良かったのでは。どうせハッタリなら、なんか出るぞ、なんか出るぞともったいつけておいて結局なんにも出ないくらいのあざとさが欲しかった。。。
 夢と現実の境界が曖昧になるというありがちな展開のうえ、クリーチャーにもなんの思い入れも無く、後半はファンタジーっぽい展開にシフトして行くなんていったい前半の思わせぶりはなんだったんだと思ってしまう。
 やっぱりコダワリの無い作品を観るのはチト辛いところでしょうか。あとホラーなのに人が死なない希有な作品でもあります。





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最終更新日  2004年04月09日 03時54分26秒
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