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2020年 アルコール度数 14.5% 6月の「ヴィノスやまざき」での「カリフォルニアワインの会」で購入したカベルネ・ソーヴィニョン100%です。テイスティングした6種類のうち「STONEHEDGEワイナリー」が白のシャルドネ100%と「ストーンヘッジ メリタージュ ナパ・ヴァレー2022年(カベルネ・ソーヴィニョン42%、メルロー27%、ジンファンデル13%、シラー12%、カベルネフラン6%)特別価格3,880円」の2種類をで特に後者の赤は同じナパ・ヴァレーで有名なワイナリーらしい「ケイマス・ヴィンヤーズ」のカベルネ・ソーヴィニョン100%(1,5000円)と甲乙つけがたい味わいでした。ジンギスカンに「もやし」は必須です。ピーマンとパプリカも一緒に。 「~メリタージュ~」はテーブルワインには高めなので、店内にあった同じストーンヘッジのカベルネ・ソーヴィニョン100%を購入しました(2千円くらい) 出来れば「ラムチョップ」に合わせてと思いましたが、近所のスーパーでは見つけられず、ふと北海道のソールフードジンギスカンを思い出しました。北海道で生ラムジンギスカンの美味しさに感動したのはかなり昔の事です。シンガポールでは「羊クラブ」という北海道ジンギスカンを提供するお店がありますが、薄切りのラムではなくラムチョップを独特の形のジンギスカン鍋で焼きます(お願いすればスタッフがテーブル席で焼いてくれます) ラム肉とカベルネ・ソーヴィニョンの相性は抜群としても、個性の強い味わいの「ジンギスカンのたれ」とワインとの相性は?と少し心配でしたが、スーパーに「ソラチ 生ラム専用 赤ワインのコクと風味のジンギスカンたれ」があって迷わずこれにしました。20年間シンガポールに住んでいる間に色々進化しているんだなぁと実感です。 ジンギスカン鍋の替わりにフライパンで焼いただけですが、流石に赤ワイン入りだけあって「たれ」とも抜群のマリアージュでした。 明後日はヴィノスやまざきでの7月のワインセミナーで、このマリアージュについて店主に報告してもっとジンギスカンに合うワインがあるかどうか聞いてみるつもりです。北海道にもたくさんあるソールフードとワイン、これからが楽しみです。
2024.06.30
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昨日のNHK「キャッチ 世界のトップニュース」で討論会の前半が30分ほど放送され、経済、コロナ対策、人工中絶問題、移民問題、ロシア・ウクライナ戦争について「アメリカの分断を象徴する」予想通りお互い相容れない論戦となりました。 個人的には穏健派「民主党」のバイデン候補に肩入れして見ていたせいか、トランプ候補の発言に対してあからさまな「非難」の表情を何度も見せたバイデン候補に分があったのではと思っていましたが、昨晩のニュースで「米CNN」が世論調査の結果としてトランプ候補67%、バイデン候補33%の勝利を伝えています。大差の理由の1つにバイデン候補が序盤から声がかすれたり、数秒言葉に詰まったりする場面があったようで、やはり年齢、健康上の懸念は拭えないのかもしれません。 そして一番の関心事であるウクライナ戦争についてトランプ候補の「もし信頼出来る大統領が当時アメリカにいたら(自分の事です)ロシアのウクライナ侵攻は無かった」発言には驚きましたが、ただ大統領時代に「NATO」は解散した方が良い(もしくはアメリカが撤退)」発言があって、その時は私も軍事同盟は存在しない方が世界平和に繋がるのではと単純に思っていました。 トランプ候補の発言に対して対してバイデン候補は「プーチン大統領にやりたい放題、好きなようにやれ」と煽り、勢い付いたプーチン大統領が「1週間でキーウを陥落させる」と公言したとの応酬です。これに対してトランプ候補は「来年の1月に大統領に就任したらプーチン、ゼレンスキー両大統領と会合を持ちこの戦争を終わらせる(武器を使わずに)」と断言しています。 ニュースではトランプ候補支持者がウクライナ軍事支援(2000億ドル)が国の経済や国民の生活を圧迫しているので更なる支援金の必要が無くなるというのに期待が高まるとインタヴューに答える一幕もありました。 武器を使わずに戦争が終わるのがベストですが、果たしてトランプ候補の手腕は?と思うと思い出すのはシンガポールで2018年に行われたトランプ大統領と北朝鮮の金正恩主席の史上初の首脳会談です。当時私はシンガポールに住んでいて世界平和にどれだけ貢献できる会談になるのかと期待しましたが、会談の効果というのはほぼゼロに近いのではと思います(翌年のベトナムでの会談は合意見送り、準備不足、稚出な外交と揶揄されています) 「池上彰の世界情勢2024」の中に選挙結果よりも怖いのは2021年に起こった「連邦議会選挙事件」のような民主国家ではありえない国の分断という国の恥をさらす騒動がアメリカで起こる事とあります。分断という国の弱さを露呈させた場合、ロシアや中国がどんな動きに出るか予想が出来ないとも書かれています。もしトランプ候補が大統領選に勝利したとして、本当の意味での大統領としての力量や人間性が問われる事になるのだと思います。ロシア ヘルソン州のひまわり畑(映画ひまわりの舞台)に平和のひまわりが咲くのはいつかなぁと。
2024.06.29
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今週NHK「キャッチ 世界のトップニュース」で今年11月に行われる「アメリカ大統領選挙」のためのバイデン候補とトランプ候補による「テレビ討論会」について特集していました。日本時間の28日(金)午前10時から同番組で詳細を特集するそうです。 大国アメリカを導くリーダーをどちらに選ぶのか、日本だけだなく世界中の経済や紛争問題に影響を及ぼすであろう選挙戦からはやっぱり目が離せません。 ちょうど「BOOK OFF」で「一気にわかる!池上彰の世界情勢 2024」をパラパラめくってみると第1章が「どうなるアメリカ大統領選挙」でその中に「ところであなたは、アメリカ大統領選挙の仕組みをご存知でしょうか?」の1文がありじっくり読もうと購入しました。 少々回りくどい選挙の仕組みらしいのですが、このシステムを理解していれば大統領選挙のニュースも分かりやすいそうです。 具体的には、50の州と首都ワシントンで独自に行われる選挙は大統領への投票ではなく「大統領選挙人」を選ぶ投票だそうです(間接選挙)人口によって選挙人の数は決められていて最少で3人、人口の多いカリフォルニア州は最多の54人です(続いてテキサス、フロリダ、ニューヨーク、激戦が予想されるペンシルベニア州はイリノイ州と同じ19人) カリフォルニアを例にするとまずは有権者がバイデン候補かトランプ候補に投票します(直接選挙)そしてバイデン候補が1票でも多いとカリフォルニア州の54人の選挙人は全員バイデン候補に投票する人が選ばれるようです。アメリカ全土の選挙人の数は全部で538人で過半数の270人を獲得すると勝利となるため選挙人の数が多い州は特に重要だというのが分かります。 私には不思議なシステムですが、これは1789年(日本は江戸時代です)アメリカで初めて大統領選挙があった年に憲法に規定されたもので、当時移民も多く識字率の低いアメリカで政治の知識が不足する一般国民には良い大統領を適切に選べないと考えられたからだそうで、このシステムの修正は難しいという理由からも維持されているという事です。 バイデン大統領は両手を前に。 トロンプ前大統領は手を横に広げて。 今週の「キャッチ~」の中で両候補が特に強調したい事を言う時のポーズにも焦点を当てていました。健康面、政策面で激論が予想されますがこの手の動きにも注目だそうです。そして最後にCNNからは「品位ある討論会になるように司会は全力を挙げる」というコメントです。前回は民主国家のお手本からは程遠い事件も起こした大統領選挙ですが、今年11月の選挙は両候補の「品位ある行動」に大いに期待です。
2024.06.27
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来週の火曜日(7月2日)が最終回のNHK夜ドラ「燕は戻ってこない」は「代理出産」や「命は誰のもの?」という重いテーマながら毎回サスペンスのようなハラハラドキドキの展開に、果たして最終回で双子を出産した後の代理母「理紀」や依頼主の草桶夫婦と夫の母がどのような決断を下し、代理出産という所謂「ビジネス」に関係した人達がその後どのような人生を歩んで行くのか興味深いものがあります。 1回目の放送で原作が「吉川英治文学賞」と「毎日芸術賞」を受賞した「桐野夏生」氏の同名小説で脚本がNHK朝ドラ「らんまん」を担当した「長田育恵」氏である事を知りました。 俳優陣も私には全てはまり役という感じで、特に代理出産を依頼する草桶基の母を演じる黒木瞳さんのちょっと「毒親ぶり」は2011年のNHKドラマ10「下流の宴」の再来のような感じです。「下流~」では「医者の娘、国立大学出、夫は高学歴」を自負に自分より格下の人間を「下流」と見下すものの、肝心の自分の息子は全くの努力嫌いでまるでフーテンのような生活を続け、挙句の果てに実家に連れて来た彼女が正に「下流」そのものという設定です。状況打開のために悪戦苦闘する黒木瞳さんの熱演が今でも印象的です。「燕~」でも代理出産をお金のため引き受けた主人公「理紀」」を「下流」と見下すような台詞もありました。 もう1人、息子の「基」を演じる稲垣吾郎さんのツンとすましたような元バレーダンサー役は私には新鮮で(踊るシーンもぼかし加減でありますがSMAP時代は5人の中で一眼ダンスが下手という評判の稲垣さんが実際に踊っているのかなぁとじっと見てしまいました💦) ドラマの展開同様に初回から気になっているタイトルに使われる鳥「燕」ですが、これが勿論ドラマの鍵となっていると思うので調べてみると、「軒先に燕の素を作る」とか親しみやすいイメージですが、環境破壊から減少傾向にあるという記事もあります。そして気になる燕から連想される人間のイメージは「風の吹くまま、気の向くままを愛し縛られる事を好まない自由人。柔軟でどんな相手にも合わせていける協調性が強みで、相手の話の要点をぱっとつかむ会話のセンスにも優れる。空気を読むのが上手なため周りから信頼されやすく、誰とでも仲良くできる反面、本音を見せるのはやや苦手」 演技上の表情から自分を表現するのが下手な「理紀」というイメージもありますが、妊娠し実はその子の父親が誰なのか分からないと関係のあった2人に告げるシーンや父親が誰であるか分からないから「基」に「産むか産まないかあなたに決めて欲しい」と伝えるシーンは「柔軟性や協調性」も感じられます。そして苦手ではあるけれど「本音を見せる(話す)」事でドラマが終了かなぁと想像します。 同じ「命の大切さ」を扱った2018年のドラマ10「透明なゆりかご」は秀逸なドラマで長く記憶に残る作品です。同年に「文化庁芸術祭」で大賞を受賞しています。特に若い人達にこのドラマを通して命の大切さを実感してもらいたいです。「燕~」もまた「命の大切さ」というメッセージを強く伝えるドラマとして高い評価が得られる結末を望みます。
2024.06.26
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「Loverary by Feiler」 在星時に日本からサプライズプレゼントを定期的に送ってくれた友人からのプレゼントが札幌にも届き、その1つが犬のデザインのハンカチでした。彼女が大の犬好きである事を思い出したものの付いていた商品説明を読まないまま大切にしまっていました。札幌も日中は暑くなって来てそろそろハンカチの出番と思い説明書を読むとドイツ生まれのブランド「FEILER(フェイラー)」のものでした。「シュニール(蚕などの芋虫の意味)織り」というプクプクとした柔らかで厚みのある質感、優れた吸水・乾燥性の逸品のようで、今日から使い始めようと思います。 ハンカチに並ぶ16匹の犬の顔はどれを見てもパッと名前が出てこないの「ドイツ原産の犬種」を調べると人気の14種類が出てきました。まずは脚の短い胴長の「ダックスフンド」でアメリカ発祥のホットドッグは本来ホットダックスフンドと名付けられたはずというのを思い出しました。球場でファンが熱いソーセージをパンに挟んで食べているのを見た漫画家がその食べ物に名前を付けようとしたけれどダックスフンドの綴りが分からず(Dachshundは確かに難しいです)ドッグで済ませてしまったという話です。他には「ジャーマン・シェパード」や有名な「ドーベルマン」等などですが、どうも写真を見てもハンカチの犬の顔と一致しません。この16匹の犬の名前がすぐ出てくる人は本当に「ドッグ・マスター」です。 フランス人の犬好きは有名ですが、それではドイツでは?と思いこれも調べると「ペット先進国のドイツでは動物は社会に欠かせない一員」と出て来てこれは日本も同じだと思いますが、「犬も社会性のある存在として認識されていて切符さえあれば電車やバスや船等のの公共交通機関を一緒に利用する事が可能(ケージに入れずに)」とあり規制の多い日本とはちょっと違うようです。そして「犬の権利を守るためにも飼育する人は犬税を払う必要がある」には驚きました。 犬の起源も気になって調べてみると「2022年の時では犬は絶滅した東アジアのハイイイロオオカミの集団から家畜化されたと考えられている」とありました。猫に比べても長く人間と共生している犬への愛情は国や状況が違っても計り知れないものがあるんだろうなぁと今日はいつも以上に散歩中の犬をじっと見てしまいそうです(ハンカチもチラッと🐶に見せて)(^^♪
2024.06.25
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妻・須美子をモデルにした「休む赤衣の女」1929年頃 個人蔵 芸術新潮4月号にエコール・ド・パリの時代にパリで充実した制作活動をしていた2人の画家「板倉鼎・須美子」について紹介する記事がありました。 冒頭に「モデイリアーニ、パスキン、キスリング、藤田嗣治などが華やかに活躍した1920年代のパリで短くも充実した制作を行った板倉鼎、そしてその妻・須美子のことを知る人はどれほどいるだろうか?」とあり、私もこの2人の画家の名前を初めて知りました。 板倉鼎(1901-1929)は東京美術学校で西洋画を学び24歳で「帝展」に初入選、その年にロシア文学者「昇曙夢(のぼりしょむ)」の長女須美子(17歳)と結婚後、2人は1926年にパリを目指し横浜から船に乗ります。藤田嗣治が単身パリへ向かった13年後の事です。 当時パリでは数百人に上る日本人美術家たちが活動していたようで、中でも藤田嗣治は1919年には既に「サロン・ドートンヌ」に初入選を果たし1922年には日本画に用いる筆も使って描いた「寝室の裸婦キキ」がパリの話題をさらいエコール・ド・パリの旗手として名を馳せていました。 「休む赤衣の女」はパリでの暮らしが鼎に制作の上で大きな影響を与えモダンな画風に変遷し新境地が間近である事を物語る象徴的な1点と説明があります。私には藤田嗣治の影響も大いに受けた1点に見えます。サロン・ドートンヌ入選作の1点「ベル・ホノルル25」1928年頃 一方、日本では音楽を学んでいた妻の須美子は鼎の手ほどきで絵を描き始め、1927年にはサロン・ドートンヌに初入選し、その後も入選を繰り返し藤田嗣治からも称賛されるほど画家としての才能を開花させて行ったそうです。 共に将来を嘱望された2人が渡仏から3年後の1929年に何故帰国を考えたのかは何も書かれていませんが、歯の治療から敗血症を患い鼎は28歳の若さで帰国前に亡くなってしまいます。幼い長女を連れて帰国した須美子は再出発を期し「有島生馬」の元で絵画指導を受けるものの結核を患い25歳で他界してしまいます。 パリで華やかな活躍をした画家たちの陰で埋もれてしまっていた2人の作品や日本に送った多くの書簡が時を超えて2015年、17年に鼎の故郷の千葉県の松戸博物館の「回顧展」で展示され光が当てられたと記事の最後に書かれています。もしかしたら忘却から蘇るべき作品はもっとあるのかもと思いながら、エコール・ド・パリの作品を多く所蔵する「北海道近立代美術館」で「エコール・ド・パリの日本人画家展」を企画してくれたらなぁと思います。 余談ですが、先週の日曜日の「北海道立近代美術館」でのミュージアムトークは「パスキン」についてでした。エコール・ド・パリの時代ロシアや東欧からパリに逃れた来た多数のユダヤ系の1人であった「パスキン」の異郷にある喜びと孤独について学芸員から解説があり「自分のルーツがユダヤ人である事に葛藤し続けた生涯だったのかなぁ」という思いを強くしました。
2024.06.24
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「金融都市」シンガポールに20年間住んでいる間に「お金に働いてもらう」という事を実感しました。 今年本帰国して気になっていた「新NISA」のシステムについて4月に地方銀行に尋ねに行った際の行員さんの対応が丁寧で、後日アドバイスを受けながらNISAの口座を開設しました。その後メールで「NISAセミナー」のお知らせがあり、今日参加して来ました。 NISAは投資なので勿論リスクもあり、今後の世界経済は果たしてどのようになっていくのかというのはやはり懸念材料です。セミナーはその世界経済の話から始まり「現在約80億の人口が2060年に100億を超えると予測され、限りあるモノに対して需要は増え続ける。そして更に便利なモノを求め続ける事で新技術の開発や製造によって経済は伸び続ける」という説明にちょっとホッとします(あくまでも予想ですが)確かに需要が増えるという事はモノの値段が上がる事を意味し、金利の少ない預金等では確実に資産は目減りしていきます。 日本人の平均寿命についても話があり、1947年からの統計では右肩上がりで寿命が伸び今から50年後には多くの人が元気に100歳を超える可能性が高いという事でした。これを踏まえて長期的な資産運用を勧めるというのが今日のセミナーの1番のポイントでした。 そして今日初めて聞いた言葉が「72の法則」でした。仮に7.2%の金利を複利でで運用した場合は10年で資産を2倍にする事が出来るという法則です(72÷7.2%=10年)金利7.2%はかなりハードルが高いので5%なら14.4年、3%なら24年という計算です。これが預貯金であれば2倍にするには18,000年には日本の金利の低さに改めて驚きです。 要はお金に働いてもらうためにはある程度の投資に必要なお金を貯め、より長期的視点でというのはしっかり理解できたつもりです。セミナーの後で何だか明るい将来を夢見てしまいましたが、やっぱり「リスクがあるものなんですよ」という気持ちはしっかり持っていなければと・・。
2024.06.23
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19日(水)のPresident Onlineの記事に「水を1日コップ2~4杯飲めば幸せホルモンが増え、うつ病のリスクが低下・・ハーバード大学が実証」がありました。 水分摂取が副交感神経(休息やリラックスする時に働く神経)の働きに影響があるというのは私は初めて知りました。そして「ランチ後に急激に眠くなる」のも食前に水をコップ1~2杯飲むことである程度防げるそうです。理由として水分摂取で腸の働きを活発にさせる事で副交感神経が優位に保たれる事を挙げています。この記事を読む限り腸の働きと副交感神経も関係がありそうです。 副交感神経の働きが優位に保たれずに食事をすると食後に消化のため血液が脳に集中して起こる交感神経から副交感神経への急激な切り替えが起こり、それが急激な眠気を引き起こす原因のようです。ちょっと納得の説明です。 そして眠気を防ぐ2つ目のポイントは「腹7分目の量(食べ過ぎると更に多くの血液が消化に使われるので)をよく噛んで食べる事が大切だそうです。噛む事で徐々に副交感神経が優位になるそうです。これも試してみる価値はありそうです。 ところで質の良い睡眠のために副交感神経の働きをよくする方法として以前にテレビで日没後の室内の照明は出来るだけ暗めの設定にすることを勧めていて、これは実践しています。メインの照明は暗めでフロアライトは「常夜灯」と2つ使用していてリラックス効果はかなりあると思っています。 水の話に戻ると20年前に渡星した時から兎に角「水を飲むように」と周りから言われ、日本にいた時にはあまり意識していなかった水分補給を随分心掛けていましたが、やはり意味があったのかなぁと思います。シンガポールは中華系が8割を占める国で中国の「医食同源」の考えが根強くある国です。個人的にはNHKの「あさイチ」情報の「白湯を飲む」を続けています。ちょっとした心がけで出来れば病院に通ったり薬を飲まない生活を長く続けたいなぁと思っています。
2024.06.22
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2月に知人のAさんから頂いた「サボテン」「宇宙の木」「金のなる木」は少しずつ成長している感じですが、先々週辺りにサボテンの横から葉っぱが出て来て今朝は上の大きな葉はサボテンに寄り添うようになっていました。 サボテンとはちょっと離れた所から出ている葉で調べてみると、土の中に混じっていた種の発芽ではという事でした。一度だけ外に出した時にどこからか種が舞い降りて来たのかもしれません。風の強い日でサボテンの花が咲きそうな蕾が飛んでしまったのでそれから外には出していません。調べてみると緑の葉っぱがサボテンの水分を取ってしまうので、切って捨てた方が良いというアドバイスでした。ただシンガポールにいた時も突然別の種が鉢に舞い降りて面白いコンビネーションを見せてくれた事が何度かあったので切り捨て難い気持ちと、もう少し様子を見てみたいという気もします。 「宇宙の木」も前面に小さな緑が見えたので葉っぱかなと思い良く見ると、これは宇宙の木の新しい芽でした。4ヶ月で初めての新芽です。頂いた時は不思議な名前の観葉植物だと思いましたが「宇宙にいそうな生物と連想できる」とか「葉の形が宇宙人のようである」とかの理由で名付けられたようです。陽当たりの良い窓辺に置いていましたが、これも調べると置き場所は「室内の風通しが良く、直射日光を避けて明るい場所がベスト」とあるので、そろそろ北海道も気温が上がって来たのでもっと新芽が出るようにと窓を開けた所に昨日から置いています。 新たにクレオメの新芽を置いて。 真ん中の背が高いのが「金のなる木」が育ててくれた1本。 そして「金のなる木」の鉢の片隅には2ヵ月ぐらいに「クレオメ」の種が1つ芽吹いて、他の鉢のクレオメよりも順調に大きくなり違う鉢に移しました。移植を嫌う花だそうですがそろそろ地植えしてもいいかなぁと思っています。その代わりにまた金のなる木に育ててもらおうとクレオメの芽を置いてみました。何と言っても初心者で「こんな事やって良いのかなぁ??」と試行錯誤の毎日がまた楽しいです🌵
2024.06.21
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6月14日、エスコンでの巨人戦。3号ソロホームラン!(2対7で負けましたが💦) 今朝のテレビのニュースで日ハムの水谷瞬選手(23歳)が満場一致で交流戦のMVP(最優秀選手賞)を受賞した事を知り朝から気分が盛り上がりました。 日ハムファンとしては「良く打ってくれるなぁ」と思っていましたが、18試合中16試合で安打を打ち、打率が史上最高の4割3分8厘、安打数28、出塁率4割7分1厘は12球団で1位という結果の受賞です。 今年3年目の新庄監督の采配についても評判は上々で、特に若手選手の起用への評価が高いのは嬉しい限りで、最近の「躍動するインド」のニュースを見ると「躍動する日ハム」と結び付けてしまいます(どちらも若さがキーポイント!)今年ソフトバンクから日ハムに移籍した水谷瞬選手については野球中継中の解説で「ソフトバンクでプレーした昨季は8月以降は3割越えの打率を残しても1軍に昇格する事はなかった」というのを何度も聞き、自分を磨きアピールする力や監督を始め球団側の判断が想像もしなかった結果をもたらしてくれるのだとちょっとしみじみもします。 そして交流戦はサプライズとも言える「楽天」の優勝で、2005年に始まった交流戦の優勝経験球団は8球団となりました。ソフトバンクが断トツの8回優勝、巨人/オリックス/ロッテ/ヤクルトが2回、日ハム/DeNA/楽天が1回です。優勝経験のない残り4球団が来年の優勝を勝ち取るのか、気が早いですがこれも楽しみになってきました。 「活躍は交流戦だけだったと言われないように、リーグ戦再開からもチームに貢献出来るように全力で頑張ります」と受賞後の水谷瞬選手の言葉に大いに期待し、こちらも気持ちを切り替えて明日からのリーグ戦を熱烈応援です。現在日ハムは勝差ゼロでロッテに次ぎ3位、交流戦優勝で勢いに乗るであろう楽天とは勝差2ゲームです。今季は何とかCSへ進出して欲しいと心底願って🥎
2024.06.20
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先日図書館で六人部(むとべ)昭典著「もっと知りたい ゴーギャン 生涯と作品」を見つけ、館内でさらっと読み進めると以前から気になっていたエルミタージュ美術館所蔵の「肘掛け椅子のひまわり」について詳細があったのでじっくり読もうと借りて来ました。 2011年にエルミタージュ美術館で見た時には特に惹かれれる絵ではなかったものの、昨年読んだ原田マハ著「リボルバー」でフランスからタヒチに届いたひまわりの種に纏わる記述があった事からも徐々にこの絵に興味が湧き、昨年ブログにも書きました。 「もっと知りたい~」の中に「ゴーギャンの言葉」として手紙の紹介があり、ひまわりについては1898年10月、ゴッホの死から8年後、ゴーギャンの死の5年前に友人モンフレー宛てに送られたものが下記です。 「お願いしたい事がある。もし、絵が売れるような事があったら、花の球根と種を送って欲しい。一重のダリア、ナスタチウム、いろいろなひまわり。あなたの判断で、暑い地方でも育ちそうな花を頼む」 ゴーギャンの死の2年前 1901年作 ルドン 1883年作 ただ著者は想像で描く事を重視したゴーギャンが実際に育てたひまわりを描いたかどうかは分からないとしながらも「この絵は親しかった2人の画家に対する共感の表れであった」と書いています。 1人は勿論ゴッホで、ひまわりが咲かないタヒチでも「ゴッホ=ひまわり」が脳裏にあった事とアルルでゴーギャンのために用意したのと同じような椅子にひまわりが置かれている事に象徴されています。 そして2人目に挙げている画家がゴーギャンと共にポスト印象派の礎を造った「オディロン・ルドン(1840-1916)」でした。私はこの画家の名前は「原田マハのポスト印象派物語(芸術新潮)」で初めて知ったのですが、ゴーギャンはルドンの絵画においても「我が道を行く」姿に共感していてタヒチ行きについても唯一相談した人物と書かれています。今まで私は全く気が付かなかった「肘掛け椅子のひまわり」に描かれた15本のうちの1本(上部 左から2番目))の「眼球」は確かにルドン作「おそらく花の中に最初の視覚が試みられた」に代表される眼球をテーマにする事を好んだルドンへの共感が表されています。何となく一匹狼で孤独なゴーギャンのイメージでしたが、絵画の中に友人への思いを描き入れていた事にゴーギャンの「人情」のようなものを感じます。 因みにゴーギャンが書いたいくつかの手紙をこの著書で初めて見ましたが、下記はゴッホの死の1か月後にゴーギャンが同じくポスト印象派の画家「エミール・ベルナール」に送ったものです(数少ない葬儀の参列者の1人ベルナールはとりわけ人情味溢れる人物だったそうです) 「フィンセントの死の通知を受け取った。君が埋葬に立ち会ってくれたことは嬉しい。この死がどんなに痛ましいものであろうと、私は嘆かない。それを予測していたからであり、狂気と闘うあの哀れな男の苦しみを知っていたからだ・・。彼が他の命に生まれ変わるとしたら、現世での善行が報われるだろう(仏陀の教えによって)」
2024.06.19
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昨日のNHK「あさイチ」で福島県会津若松市で「羊羹ファンタジア」を造る江戸時代から続く老舗和菓子店「長門屋」の紹介がありました。核家族化が進み「一口羊羹」の需要が増える中、一本物の羊羹の売り上げが低迷しているためこの新作に挑んだと店主の言葉がありました。 「ファンタジア」は「絵本のような」と言う意味で、上部と下部の茶色の部分は小豆の他に福島名産のクルミも使い、中央の透明なところにはシャンパンゼリー、鳥と月には檸檬の味わいが含まれているそうです。そして切り口によって月の形が三日月から満月に鳥も徐々に飛翔していく姿に変わるというのは「巧の技の結晶」を見るようでした。 長門屋のホームぺージに購入は楽天ショッピングでもとあり送料込みで4,400円でした。普段食べるには高級過ぎますが、今年の中秋の名月が9月17日(火)なので三日月から上弦、下弦の月、そして満月を見上げながら少しずつ食べて行くと何だか大河「光る君へ」の時代にタイムスリップしたような優雅な気持ちが味わえるかなぁと・・。それにしても日本の職人技には頭が下がります。 マラソンなどでのエネルギー補給のために一口羊羹が脚光を浴び羊羹好きとしては嬉しい限りですが、食べやすさもあり特に最近は一口羊羹しか口にしていないなぁと・・。 左は最近頂いた「虎屋」の辰年羊羹で右が今年2月に札幌の「チ・カ・ホ」の北方領土イベント会場でクイズに答えて頂いた「標津羊羹」です。どちらも美味しく頂きましたがやっぱり一口羊羹です。
2024.06.18
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近所でも先月辺りから「北海道神宮例祭」ののぼりを見かけ、気になっていた「神輿渡御」を最終日の昨日美術館からの帰り道で運良く見る事が出来ました。 小雨の降る中、横笛の迫力ある音色が遠くから聴こえ凛々しい楽隊が通り過ぎると普段札幌の街中では見る事がない人力車や馬の登場でいきなりタイムスリップした気分でした。御旗の1つに「明治天皇」と大きく書かれていて、明治維新前は「蝦夷地」と呼ばれていた北海道の歴史に思いが及びました。家に帰ってから改めて北海道神宮を調べてみると明治2年に明治天皇の詔(お言葉)により東京で「北海道鎮座神祭」が行われ、翌年その「御霊代(神様が宿った依衣など)」は東京から函館へ、そして明治4年に現在の北海道神宮の場所に社殿が建てられ「札幌神社」と名前が決められたそうです。この歴史から北海道神宮の「御祭神 四柱(柱は神様の数え方)」の1つが「明治天皇(近代日本の礎を築かれた天皇)」というのを初めて知りました。ローカルのテレビのニュースでは明治11年(今年で146回目)から続くお祭りと紹介していました。 コンビニの前を通る人力車や馬も私にはあまり違和感が無く、町の発展の様子を神様に見てもらうための「お神輿」が目の前を通り過ぎた時には何だか「ご利益」がありそうと幸せな気持ちになりました。北海道生まれで札幌市民であった時期もあったのに知らない事がたくさんあるなぁと思いながら、20年間シンガポールで暮らして今年本帰国のため観光客のような新鮮な気持ちでお祭りが見られた事にちょっと感動以上のものがありました。
2024.06.17
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「芸術新潮 2024/4」の特集「ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ~ 原田マハのポスト印象派物語」は原田マハ氏がパリのカフェである日突然時空を超えて画家「エミール・ベルナール」と出会い、エミールの画家仲間や尊敬する画家を彼を道案内に一緒に訪ねるという物語です。 「~ポスト印象派物語」で2人が最初に訪れたのはゴッホが1888年にアルルに移り住む前に弟テオと一緒に暮らしていたモンマルトル界隈のルピック通りのアパルトマンです。エミールがドアをノックし開けられたドアから現れた「すでに薄くなっている赤毛を撫でつけ瘦せこけた頬は赤い髭に覆われ、とんよりと曇った眼差しの男(33、34歳くらいのゴッホ)」は何度も見た自画像そのままの年の割には結構な老け顔・・。いかに自画像が自分の内面もとことん知り尽くして描かれた作品であるかにまず感銘を受けます。手を差し出し「あなたの事はよく知っています」と自己紹介と思いきや、時空を超えているためは原田マハ氏の姿はゴッホには全く見えていないのでエミールの背後霊のようにしてゴッホが絵を描いている部屋に入って行き絵具やテレピン油の匂いを嗅ぎながら壁に隙間なく掛けられた絵を眺めます。絵画好きであればこんな体験が出来たら・・と願うシーンです。 次に訪れるのはビジネスマンから後に絵画の革新者となった「ポール=ゴーギャン」が物価高のパリを逃れ移り住んだポン=タヴェンというおとぎ話に出てくるような美しい村です。この小さい村には1860年頃から画家たちがコロニーを形成し始め、ゴーギャンが初めて訪れた1886年には村人1000人に対して画家の数は100人ほどになっていたのには驚きです。ここでゴーギャンが特に気に入っていた「トレマロの礼拝堂」に飾られる「粗野なキリスト像」についての詳細でゴーギャンの代表作「黄色のキリスト像」のモデルになった事を知りました。ゴーギャンと言うとどうしてもゴッホとの関係から少し暗いイメージもありますが、この地でのゴーギャンの溌剌とした画家仲間との交流や制作の様子を知り、また違った視点でゴーギャンの絵が見られそうです。「リンゴとオレンジ」 セザンヌの絵を見てぐっと胸をしめつけられるようになる理由は? 訪問は「ポール・セリェジエ」「オディロン・ルドン」と続き、5人目がポスト印象派でも「古典回帰」を貫いた「ポール・セザンヌ」です。パリから離れプロヴァンスを制作の拠点にしていたため2人はエクスへと最後の旅に出かけます。実は案内役のエミールもセザンヌに会うのが今回が初めてのようで感激で涙目になりながら「先生、僕はあなたにお目にかかったら伺ってみたいことがあったんです」と切り出します。セザンヌの「何だね」の問いに「あなたの絵。気持ちのいい重さと、美しい強さと、抗い難い磁力がある。あなたはどのような技法と思想で誰も見た事のない自分だけの世界を描き出すに至ったのでしょうか?」セザンヌの答えは「~ささやかな事物に向き合う中で、だんだんと自分が見ているそのものの本質が浮かび上がってくるように思えてきたんだ~。そしてそれらすべてのものは突き詰めて整えてみると3つのシンプルかたちー円錐と、球体と、円筒に置き換えられる~」ちょっと難しいですが、キュビズムの原型を生み出したセザンヌのこの「構築的」画法はピカソのキュビズムに引き継がれ、そして物語の最後パリに戻った原田マハ氏の前にまたしても時空を超えて同じカフェに現れたのは「パブロ・ピカソ」でした。続きはいつか発行されるはずの単行本の中でという事でしょうか?
2024.06.16
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今朝のネットの記事に11日のエスコンでの日ハム対中日戦で「山崎育三郎」さんがファーストピッチに登場!」があり動画もじっくり見ました。山崎つながりで「山崎福也投手」は背番号18 左投げです。 流石「ミュージカルスター」だけあって投球フォームも様になってるなぁと思いながら背番号「1936って何?」と一瞬考えましたが、ローマ字で苗字のYAMAZAKIの下で「育(19)三郎(36)」とすぐ気付きました。「アイデア賞」を差し上げたいぐらいです。残念ながら投球はワンバウンドでバッター田宮裕涼選手も苦笑い&笑顔で大きな振りでのナイス対応でした。 山崎育三郎さんと野球と言えば何と言ってもNHK朝ドラ「エール」の出演がきっかけで甲子園で2度「栄冠は君に輝く」を熱唱した事が今でも記憶にしっかり残っています。「エール」放送の翌年2021年はコロナ禍のため無観客でアカペラで、そして昨年は大勢の観客の前での熱唱でした。昨年は「栄冠は~」を作曲した「エール」の主人公「古関裕而(1909-1989)」氏が福島市の念願であった「野球殿堂入り」を果たしたお祝いという事で山崎育三郎さんの再登場となりました。6月も中旬になって夏の甲子園大会も近づき、今年も熱唱があるのかそしてどんな熱戦やドラマを見せてくれるのか楽しみです。 ところで交流戦は残り2試合を残すのみで(日ハムと阪神は雨天中止のためあと3試合)交流戦前までは「どうなる今年の楽天」と思うほどソフトバンクに2度も大負けした楽天がまさかの現在首位!今日楽天が勝って、ソフトバンクが残り2勝したとしても同率の首位です。「野球は下駄を履くまで分からない」とは昔の言葉ですが、交流戦後のリーグ戦がまたまた楽しみになってきました🥎
2024.06.15
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アメリカの「金利の引き下げはあるのか、あるのであれば時期はいつ」というニュースが連日テレビで流れています。個人的に利下げに興味があるのは「NISA」のシステムについて北海道の地方銀行に尋ねに行った際に行員さんから「アメリカが金利を下げた場合の選んだファンドの利益への影響」について時間をかけて説明してくれたからです。丁寧な対応もあって口座開設の手続きは同じ行員さんのアドバイスで後日行いました。 日本で何故NISAの口座が1つの金融機関でしか開設出来ないかは未だ謎ですが(シンガポールでは複数の銀行で投資が可能で利益に対して課税はありません)同じ金融機関であれば「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の併用が可能という事で運試しに毎月少額のつみたても申し込みました(少額ならちょっとハイリスクの方が面白いというアドバイスに従いました) 「成長~」の方はシンガポールでも馴染みのある「マニュライフ」関連を選び、これがアメリカの金利と少なからず関係があるようです。2021年をピークにここ数年は運用実績が右肩下がりで、年一回の配当金も支払われていないのはアメリカの金利が高い状態では少しリスクがあっても利益のある方に投資のお金が流れるからという説明に私は納得しました。金利が下がる事によって、またここに投資が戻ってくると(私の理解度は今一つかなとも思いますが)行員さんは「今年7月辺りに・・」という話でしたが最近のニュースではいろいろな説が出ているようです。NISAはリスクがあるのでちょっと・・と思っている人達もいると思うのですが、定期預金の金利の低さを思うと(シンガポールでは銀行によっては10か月定期で3%/年程度です)「お金に働いてもらう」ためにはある程度のリスクがあってもと腹をくくる事も必要かなぁと💦 兎にも角にも金融や投資については完全アマチュアの私がNISAを始め、銀行からのアドバイスを受けたり世界経済の事をもっと知ろうという気持ちになっているのが個人的には明るいニュースです。そして今月23日開催の同銀行の「投資セミナー」にはしっかり参加するつもりです。相変わらず国民に将来の不安を与え続ける政治の下では「運試し」や「自助努力」等などが必要と帰国後しみじみ思ったりします。
2024.06.14
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今年1月に本帰国して「真っ白な世界」から「春の色どり」へと移行するにつれてシンガポールにいた時より幸せホルモンの1つ「ドーパミンの分泌」を感じる日々が多くなっています。ドーパミンを検索すると乳製品に含まれるタンパク質から摂取する事も出来る(チーズが特に効果的)とかアルコールを飲む事によって気分が良くなるのはドーパミンが放出される事で脳内の報酬系という神経が活性化するため等、ちょっと難しい説明もありますがワインとチーズ好きにとっては何とも嬉しい情報です。 ドーパミンについては以前から親しい人との会話や自分の好きな物を眺めるだけでも分泌するという説もあるので。家の中で目に付く所にお気に入りの物を置くようにしています。 観葉植物やハーブの緑色は特に癒しの色で、横に置いているのは漫画「SNOOPY」の中で私の一押しキャラクターの「LIFE LESSONS From LUCY(ルーシーの人生訓)」です。皮肉屋で毒舌家のLUCYの言動を見ると「素のまんま」で良いんだぁとホッとします。先日手芸も得意な知人のAさんがLUCY好きの私のためにLUCY & SNOOPYの刺繍を施したガーデングッヅを送ってくれました。 そしてもう1枚頂いた刺繍の力作は、シンガポールにいた時に友人のHさんが日本から送ってくれたワイングッヅのタオルに芸術的な刺繍を施してくれた物です。オリジナルは右側の白いグラスだけが刺繍された物で、長い間愛用し洗濯を繰り返している間に小さい穴が開いたりシミが付いていたのを「穴だけでも・・」とお願いしたところ生まれ変わって戻って来てくれました。 そして昨日、タオルを送ってくれた友人のHさんからのサプライズプレゼントが札幌の我が家に初到着!犬好きの彼女らしいタオルといつも通りに私の好物「虎屋の羊羹」やコーヒー等など心遣いにじんわりです。そして「ソラ豆x二子玉ミックス」の袋には「頑張るといい事がある!」の文字で何だかやる気に(笑)添えられた絵ハガキには「出来るだけ早く札幌に会いに行きますよ!」と何よりのメッセージです。AさんやHさんからの「心の豊かさ」を実感させてくれるサプライズプレゼントで私の健康状態もかなりアップという感じで「お金では買えない」心の豊かさはやぱり「健康」の最大の秘訣の1つかなぁとしみじみ思う今日この頃でした。
2024.06.13
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先週の木曜の「ヴィノスやまざき」での「カリフォルニア ワイン テイスティングの会 (1時間半 参加費3,500円)」は期待通りナパ・ヴァレーやソノマ地区のあるノースコースト産の葡萄「ピノ・ノワール 100%」のスパークリング「ブラン・ド・ノワール」で始まりました。 その後カリフォルニア州の「ゲヴェルツトラミネール 100%」と「シャルドネ 100%」の白2本と続きました。個人的には花の蜜の味わいがある個性的なゲヴェルツトラミネールはシャルドネの後に飲んだ方がよりシャルドネの味わいが堪能できたのではと(徐々にシャルドネの上品な酸味もじわじわと感じましたが)産地 カリフォルニア カーメロス(蔵元 マホニー・ヴィンヤーズ) 4番目に登場の「フルール・カーネロス・ピノ・ノワール」は葡萄の特徴である明るめのルビー色とほんのり甘みも感じる申し分ない味わいでした。ふとラベルの可憐な赤い花が気になって店主に聞いてみると店主も「これは何でしょうね?」との後で「葡萄畑の薔薇の花」の話となりました。昔は目につくあぜ道に沿った場所に咲く薔薇に葡萄の木につく害虫が最初についたそうで葡萄の木を害虫から守る目的で植えられていたそうです。参加者からもちょっと注目を浴びたボトルの花の写真を撮る人がカウンター近くに行ったので私も一枚撮りました。 5番目は「お待ちかね」のナパ・ヴァレーの赤です。品種はカベルネソーヴィニヨン42%、メルロー27%、ジンファンデル13%、シラー12%、カベルネフラン6%の2022年です。(売値3,880円)そしてこのワインと同じナパ・ヴァレーの「ケイマス・ヴィンヤーズ カベルネソーヴィニヨン 2021年(売値15,000円)とどちらが美味しく感じますか?と恒例のブラインドテイスティングです。色合いは勿論ほぼ同じ深紅色で香りの違いは私にはよく分かりませんでした。ふとグラスを横にして元に戻した時にワイングラスの内側にすうっ~と流れる所謂「ワインの涙」を思い出し高級ワインかどうかを見極めるのにワインの涙の量や流れ方が関係あるのかと店主に聞くとそれはあまり関係ないでしょうという事でした。アルコール度数が高いワインに流れるという「ワインの涙」はどちらも同じような様子に見えました。 さてさてどちらが知名度が高いワイナリーの高級ワインなのか・。私は外れでした💦渋みが若干多く最初は飲みづらいと感じるワインが高級ワインと思ったのですが。今が正に飲み頃の円やかなワインがk高級ワインでした。ワインを飲むだけではなく店主の「うんちく」や参加者との交流がまた至福の時で、来月も参加予定です。
2024.06.12
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シンガポールにも勿論立派な国立図書館があって、もし日本語の本があればもっと通っていただろうなぁと思いますがほとんどが英語か中国語の本でした。 本帰国したら定期的に図書館へ通う生活がしたいと思っていましたが、運良く徒歩県内に区の図書館があり、図書館に集う人達の「人間ウオッチング」も含めて図書館通いを楽しんでいます。何かの資格試験のためなのか一生懸命勉強している姿を見ると刺激を受けます。 昨日は買い物の都合で札幌市大通りにある「交流プラザ」内にある図書館へ3行きましたが、前・前回は1階の館内を利用して昨年10月のリニューアルオープンなので新しく、館内が明るい感じだけれど普段通っている図書館とあまり変わらないなぁと思っていたのですが、昨日は2階の方に行ってみるとかなり魅力的なスペースがいくつかあって驚きました。 ドアのすぐ近くのコーナーにはデザイン性も優れ座り心地の良さそうな長いソファが置かれていて、すぐ座って持参の本を読み始めました。何だか気持ち良く読書が進むなぁと思って耳を澄ますとちょうど良い音量でジャズが流れていました。個人的には図書館でジャズを聴いたのは初めてです。何かに集中したい時は私はクラシックよりジャズが好きなので何だか得をしたような気分になりました。 奥の方には予約すればPCを置くスペースもあるテーブル席もありました。以前にNHK「あさイチ」で見た体力アップと脳の活性化のために「図書館通いがお勧め」を思い出しました。交通機関を使っても勿論OKですが出来れば図書館まで歩く歩数を増やし、本を読む時には気に入った文や気になる箇所をメモに取る、そして日記でも感想文でも書き留める事で「読む→理解→記録」と脳の活性化に大いに役に立つという事でした。 2階の図書館の入口外のスペースに横一列に長いテーブルがあり「テレビ塔」の景色を前面にして読書や勉強している人達で席は満席でした。もう一つの方角を向いた同じテーブル席もあります。 1階と2階を繋ぐエスカレーター横のスペースは仕切りがあるテーブルと椅子席です。こちらもほぼ満席でしたが「席が限られtいるので譲り合って使用してください」と張り紙がありました。 ジャズが流れる閲覧コーナーです。こちらはそんなに混んでいなくて新聞を広げる人、棚にある本を手に取って読む人等などリラックスした様子でした。私はちょっと足を延ばし加減で1時間ほど読書に集中出来ました。 余談ですが、年々温暖化で北海道も昨年同様「暑い夏」が予想されているようです。暑い日には「夕涼み」のように図書館の利用も良いなぁと今からどんなに暑い夏がやってくるのか・・と(シンガポールの暑さとはかなり違った種類の暑さかと想像します)
2024.06.11
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「同じ本を買ってしまったので」と頂いた本が原田マハ著「夏を喪くす」です。絵画や美術館がテーマではない同氏の本を読むのは初めてでした。4編から成る短編集で主人公は各編とも40代の女性で「仕事を続け結婚もして場合によっては恋人の確保もしている」野心家で自らの欲望に忠実な姿が描かれています。彼女たちの人生も右肩上がりと思っていると「夏を喪くす」の主人公は癌が見つかったり、「ごめん」では夫が仕事中の事故で植物人間にという展開で今まで培ってきた物を「喪くす」状況からまた新たな人生へ向かって行くという女性が本来持っている精神的逞しさが描かれています。 4編を読み終えての感想は何か美術館で絵画を見るのと同じように登場人物の小説の中に書き記されていない心の奥底の思いやその後の人生については読む側が自由に想像してみて下さいという感じがあります。 マリの最後の晩餐は「パストラミサンドイッチ」クロの最後の晩餐はマリ手造りの「ポトフ」 唯一の絵画繋がりの4編目の「最後の晩餐」にはメトロポリタン美術館や「ジョージア・オキーフ」の絵も登場して興味深く読みました。舞台は「9.11(2001年のアメリカ同時多発テロ事件)」の前と後のニューヨークで事件前に「ジェフリー・スミス・ギャラリー」に勤務していた主人公「マリ」と同僚であり同じアパートをシェアしていた「クロ」とのほろ苦い物語です。ある日アパートのキッチンでクロが「マリにとっての最後の晩餐って何?」と尋ね「ツインタワーの近くにあるシュマイヤー・デリカテッセンのパストラミサンドイッチ」と答えます。どんなサンドイッチ?と調べてみるとニューヨークの名物サンドイッチのようで原田マハ氏が「MOMA」に勤務していた時の好物だったのかなぁと・・。コロナ禍にお持ち帰りしたトルティージャとスペイン繋がりのマンチェゴチーズ。 同氏の小説の中の印象深い食べ物と言えば「暗幕のゲルニカ」に登場したスペイン名物ジャガイモのオムレツ「トルティージャ」で、主人公のスペイン人の夫はパンに挟んで食べるのが大好きでした(私も真似してみました)彼にとっての所謂「最後の晩餐」で皮肉な事に朝食に食べたその日に9.11の被害者となってしまいます。シンガポールのスペインレストラン「BINOMIO」で運よく美味しいトルティージャを見つけ必ず注文する一品でした。 「最後の晩餐」に話を戻すと9.11の前にクロが愛する人を好きになってしまったマリは自らの背信行為の自責から日本へ帰国、初めての展覧会の企画を任されたクロがマリに送るつもりだった招待状の9月15日という日付け、そしてその4日前の事件の日に忽然と姿を消してしまったクロ・・。誰も住まないそのアパートの家賃を今でも振り込み続けている人物は誰なのか・・。ちょっとサスペンス風でもあります。
2024.06.10
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昨日のネットの記事に東京出身の虎党「池松舞」さんと日ハム担当記者が阪神対日ハムの交流戦初日(5月29日)に「短歌を詠み合った」というのがあり、昨年出版された池松舞著「野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった」を初めて知りました。 ネットからの画像 池松さんが短歌を書き始めたきっかけは2022年4月8日の阪神対広島戦で、開幕から9連敗した阪神がこの日延長12回までもつれ出塁しても打線が繋がらず3対3で引き分けになった日という事です。「残塁の 数を数えて 甲子園 きみは十二で ぼくは九つ」 この日から2022年の残り全試合で短歌を詠んだそうです。この本が出版された年にリーグ優勝をし日本一になった事を考えると虎党の間ではもうバイブル的存在の本なのかもしれません、短歌の内容同様に東京出身の池松さんが何故阪神ファンに?というのにも興味があります。 そして今年阪神対日ハム戦で短歌を詠み合う事になったのは「野球短歌」に興味を持った日ハム担当記者(Xで#ハム短歌を詠んでいるそうです)が池松さんに「詠み合い」をお願いしたそうです。初日の28日は雨天中止でがっかりだったので翌日の試合は私も応援に熱が入りました。 池松さん: 「満塁で クリーンアップが 返せない 寂しい野球も もうやめてくれ」 日ハムt担当記者:「虎党の 日ハム倒せの まじないが 降るマウンドで 伊藤は粘る」 個人的には「まじないが降る」は座布団〇枚の上手さだと思います。負け試合の短歌を詠んだ後、池松さんは新庄監督について「全部夢が詰まっています」と日ハムファンにとっては嬉しいコメントを寄せてくれています。縦じまのユニフォームで試合をしていた時→大リーグに行った時→戻って来て日ハムに入った時→海外(インドネシア)に移住した時→日本に戻って日ハムの監督になった時と全てが「野球って面白いんだよ」という事を自らの行動と抱く夢で伝え続けている・・。さてさて監督3年目の新庄監督の「抱く夢」に今年は一歩でも近づけるのか「歌人 新庄剛志」の短歌にも期待したいところです。
2024.06.09
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先日ネットの記事に「2025年春から札幌市営地下鉄、クレカ / スマホのタッチ乗車に対応」があって、やっと札幌市の交通機関もキャッシュレス化に進んでいるのかとホッとしました。 自動改札機のイメージ写真もあり、青色の所にタッチするカードはクレジット、デビット、プリペイドが使用可能とあります。記事には「タッチ決済によって国内外からの旅行者でも乗車券やICカードを購入することなく乗車出来るようになる」とあります。ここで気になるのが使用出来るカードの種類で、海外からの旅行者は兎も角として在住している者にとって、交通費をクレジット決済で翌月とか翌々月に一括して引き落とされるのはいかがな物かなぁという事です。 今週のNHK「あさイチ」で「あなたは現金派?キャッシュレス派?」というコーナーでキャッシュレス派でクレジットカードを使うという人も実際に普通預金に残る金額の把握が難しく、同じ銀行でメインとサブの2つの口座を持ち実際の残金を把握しているという人を紹介していました(節約術でもあります)シンガポールでは銀行のキャッシュカードはデビットカードのシステムになっていて、交通機関で使用するとすぐ引き落としになるため口座の残高がすぐ分かります。交通機関だけではなくほぼ全てのお店でデビットで支払い可能なので本当の意味のキャッシュレス化となっています。 日本の銀行が発行するキャッシュカードがデビットカードとして使えるのかとふと気になって調べてみるとカードによっては「J-Debit」と呼ばれキャッシュカードで買い物が出来るとあります。ただ銀行のカードにデビットの表示があるものに限られ(因みに私のカードには表示がないので銀行に確認する必要があります)利用出来るお店は「J-Debit」のロゴマークのあるショッピングセンターやレストラン等などで、果たして札幌でどれだけの加盟店があるのかこれもこれから確認すするつもりです。 キャッシュレス化が進む日本と言われながらもお店等が発行するポイント還元のカードには現金でのチャージが必要で、曜日や時間帯によってはATMに並ぶ行列を見ると、本当の意味での日本のキャッシュレス化は政府と銀行の協力でこれからなんだなぁと実感します。
2024.06.08
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先日NHKホールで開催の「光る君へ 全国巡回展」を見に行った時、奥のコーナーに大型スクリーンが設置され「8K画像で見る伊藤若冲」が放映されていました。江戸中期の天才絵師「伊藤若冲(1716-1800)」と聞いた事はあっても若冲の絵をじっくりと見たのは初めてでした。 映像では「花の若冲」というタイトルで香川県にある「金刀比羅宮 奥書院 上段の間」の襖絵として描かれた「百花図」の中から何点か選んで絵の解説をしています。この奥書院は一般には公開されていないらしく、しかも植物学者と言っても過言ではない若冲が描いた花を拡大画面でというのはかなりインパクトがありました。 尾形光琳作 伊藤若冲作 そして若冲の生まれた年に亡くなった江戸時代の「琳派」の旗手「尾形光琳(1658-1716」の描いた「燕子花(かきつばた)と伊藤若冲の「燕子花」が映し出され、見る人の目を引く美しさを追求した琳派と対照的に伊藤若冲は仏教に深く帰依していたため仏教の【死生観」に基づいて美しく咲き誇る花だけでなく枯れゆく葉や花を描き入れているとの解説が心に沁みました。そう言われると絵の中に「もののあわれ」を感じる気がします。伊藤若冲作「朝顔」 朝顔もやはり絵の左下部には枯れた葉が描かれています。そして絵を拡大して見る事の利点は実物の絵を美術館で見ても気が付かないであろう細部が見られる事で、伊藤若冲が植物学者と言われる所以の花の作り(雄蕊や雌蕊など具体的な数も含めて)や花の進化の過程が見られるという事でした。このような知識を持って実際に伊藤若冲の絵を見るともっとその真髄に近づけるのではと思わせてくれる映像の数々でした。
2024.06.07
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今日6月6日は80年前の第二次世界大戦中にドイツ軍に占領されたフランスを援護するためにイギリス、アメリカ、フランス(連合軍)が行った「ノルマンディー上陸作戦」が始まった日です。この日に合わせてNHK「キャッチ!世界のトップニュース」で先月末に「ノルマンディー上陸作戦」を助けた今年103歳の女性のインタビュー映像が流れました。 彼女は当時、連合軍がノルマンディー上陸作戦で使う地図を作製する英国の婦人部隊の若い隊員で隊員達による詳細な地図が連合軍に勝利を導いた一因でもある事を知りました。ノルマンディーの海岸に80年振りに訪れた彼女が「海がこんなに綺麗だったなんて・・」と呟く姿に戦争当時は海の色の美しさなど目に入らないほどの精神状態だったのだとつくづく「戦争は嫌なものだ」と思い知らされます。 個人的にはノルマンディー上陸作戦という言葉は知っていても、それがどんなに凄絶な戦いであったのかを知ったのは4年前に読んだ深緑野分著「戦場のコックたち」を通してでした。友人がサプライズプレゼントで日本からシンガポールに送ってくれた本で、下記は読み終わって日記に書いた一部です。 第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍、空挺師団パラシュート歩兵連隊隊員のティム(管理部付きコック)を主人公にした小説で第1章「ノルマンディー降下作戦」はドイツ軍に占領されていたフランス援軍のため、ドーバー海峡に面したコタンタン半島の小さな町イースヴィルに隊員たちがパラシュートで降り立つところから物語が始まっています。降下後は陸路でオランダに進駐しそこで連合軍とドイツ軍隊の激しい攻防が描かれます。連合国側のオランダでも1つの家族内でユダヤ人を密告するというドイツ軍と関わる登場人物が現れ、戦争が様々な層に引き起こす悲劇のシーンも多く出てきます。圧巻はドイツに攻め進んだ主人公ティムの部隊がアウシュビッツで見た凄まじい光景です。そして最後に部隊の一員でティムが特に心を通わせていた人物がドイツ軍を抜け出し身分を偽って連合国軍の同志となったドイツ人だったとは・・・。戦争の悲惨さ、愚かさだけでなく人間って何だろうと深く考えさせられる小説でした。 今朝のNHKのニュースでは式典にはイギリス、アメリカ、フランス、ドイツの首脳が参加するものの今年はロシアが招待されていないという事でした。第二次世界大戦が終わって平和がもたらされたはずの世界に「本当の平和」が来る日は一体いつなのかと思います。
2024.06.06
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明日「ヴィノスやまざき」の「カリフォルニアワインのテイスティング」に参加予定で1回目のフランス、2回目のイタリアと満足度の高いテイスティングなので3回目のカリフォルニアにも期待が高まります。カリフォルニアと言えば何と言っても「ナパ・ヴァレー」で2人の巨匠(フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵とロバート・モンダヴィ氏)が描いた夢のワイン「オーパスワン」が浮かびますが残念ながら私は飲んだ事がありません。イオンのホームぺージの画像から。 「エノテカ」のホームぺージでオーパスワンを検索すると葡萄の当たり年と言われる2018年が税込みで8万8千円でした💦5種類の葡萄カベルネ・ソーヴィニョン(84%)プティ・ヴェルド(6%)メルロ(5%)カベルネ・フラン(4%)マルベック(1%)のブレンドでフレンチオーク樽で17ヶ月間熟成だそうです。マルベックの1%にめちゃくちゃ興味を惹かれます。そして飲み頃は今から2058年までと具体的な年があるのに驚きです。「ヴィノスやまざき」は海外のワイン生産者と直接取引が主なのでまさかオーパスワンがテイスティングに登場するとは思いませんが、コンビニのセコマで見る「オーパスワンを造る同じ畑で作ったワイン(3千円台)のようなワインが飲めるのではと期待です。 酒税の高いシンガポールにいた時は特にナパ・ヴァレーはテーブルワインには高値過ぎで買うのは稀でしたが、運よく友人達からオレゴン州のフラッグシップワインやソノマ地区のフランシス・コッポラがプロデュースするワイナリーで造る「アルキメデス」をプレゼントで頂いてカリフォルニアワインの美味しさを堪能したのが良い思い出です。 下記は昨年1月に日記に書いた内容です。 今月友人から頂いたカリフォルニアの「Sonoma (ソノマ地区)」にある「Francis FordCoppola Winery (フランシス・フォード・コッポラ ワイナリー)」のフラグシップワイン「Archimedes(アルキメデス)2016年 14.5%の初日は「牛筋のワイン&トマト煮込み」に合わせましたが、2日目の昨日はお薦め通りにラムチョップで頂きました。「Huber's Buthery」でオーストラリア産のラムチョップ、イギリス産の羊乳のブルーチーズ、中国産の瓶詰ホワイトアスパラガス、デザートはフランス産のドライアプリコットでポテトサラダだけ手作りです。 カリフォルニアワインと言えばやっぱりナパ・ヴァレーとソノマ地区と思いますが、下図のパソ・ロブレスは「Summer Woodワイン」を頂いた時に調べた地図です。他にもワイン映画の代表格「サイド・ウエイズ」の舞台であるパソ・ロブロスよりちょっと南のサンタ・バーバラのワインが明日登場するのか(ピノ・ノワール100%ロゼを期待!)明日がとても楽しみです。 余談ですが、ワインに嵌ったきっかけはナパ・ヴァレーの赤でした。ずっと昔ですが知人がアメリカ出張時にお土産に買って来てくれた1本で、抜栓して刻々と変わる味わいに「ワインって何者?!」と思ったのが始まりでした。やっぱり「一期一会」です。
2024.06.05
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NHK札幌で9日まで開催の大河「光る君へ 全国巡回展」に昨日行って来ました。まひろ(紫式部)の実物の衣装(白地に鳳凰のデザイン)や鳳凰が描かれた扇の展示、撮影現場をVR体験できるコーナー等、興味深い物が多々ある中で特に目を引いたのはドラマの衣装デザイナー「諌山恵実」さんの紹介パネルや登場人物の衣装の画像コーナーでした。ブログにコメントを寄せてくれるアストロメリアさんが「十二単」が好きで人形用に手作りの十二単を作っているという事もあります。 清少納言 20歳 春 倫子 21歳 初夏定子 14歳 普段着 諌山恵美さんについてのパネルには「実際の仕事はカラーコーディネートで色目などを提案させて頂く仕事です。探り探りですが提案した色を衣装に反映して下さっているのを目の当たりにしてこの作品に関わらせて貰っていると実感し始めています」と試行錯誤の様子が伝わります。 そして「平安時代の色使いは果てしないというイメージがあります。ただ勉強していくと季節感を出す色合いとか決まり琴も結構ある事が分かり、それでは色が限られてしまうのでスタッフと相談の結果季節感は一旦忘れ、人物ごとにテーマカラーを決めるという方針になり自由度が増し助かっています」と続きます。 画像で説明のあった清少納言、倫子、定子の衣装をじっくり見てみると、袴の赤色は共通なので表着(うわぎ)や唐衣(からぎぬ)に人物のイメージを反映させているのだと思います。 色合いについては大体6色ほどで詳細に「極薄紅」「極々薄紅」「やや濃紅」など細かい色分けに色目に対する思い入れが伝わります。今まではストーリーを追う事や表情などの演技を見る事に夢中になっていて衣装をじっくり見る余裕が無かったので、これからは道長の娘「彰子中宮」の衣装も勿論しっかり目を凝らして見ようと思います。 ところでパネルの1枚「知っていますか?紫式部」に「百人一首」に選ばれた紫式部の和歌が紹介されtていました。紫式部と言えば「源氏物語」で、この和歌は見覚えがあっても紫式部の作とは知りませんでした。「めぐりあひて 見しやそれとも わからぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(久しぶりに会ったのに、本当にあなたかどうかも見分けられないうちに、雲に隠れるよ夜更けの月のように去ってしまいましたね」「あなた」はやっぱり道長なのかなぁ・・。そうそう清少納言の和歌は百人一首にはないですよね?
2024.06.04
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昨日の交流戦「日ハム対DeNA」 第3戦のテレビ中継が始まる前にラジオで聞いていたら「三浦監督が愛馬リーゼントブルース共にエスコンへ」と声が流れ、愛馬の来場以上に監督にぴったりの愛馬の名前に「敵ながらあっぱれ」と思いました。DeNAサポーター「リーゼントブルース」の応援も空しく、昨日の試合は悔しい2連敗を喫した後のうっぷんを晴らすような日ハムの快勝でしたが、試合後もリーゼントブルースって何者?と気になっていました。 元々の毛色は葦毛(栗色)ですが、年齢が進むと白色の度合いが強くなり純白になるそうです。 ネットの記事にもしっかり取り上げられていて、JRA札幌競馬場からエスコンに来場し、試合前イベントエリアでファンとの記念撮影会を行ったそうです。ラジオでもサラブレットを直に見た事がない子供達へのサプライズプレゼント!と三浦監督のパフォーマンスを激賞していました。 気になってリージェントブルースを検索すると2009年2月14日生まれ、牡、品種はサラ、産地は北海道静内町、馬主は三浦大輔とあります。戦績は36戦3勝で2012,2013年に3回優勝しています。 因みに三浦監督の現役時代の戦績は通算535試合に登板し、172勝、184敗、防御率3.60で「プロ野球の公式戦で投手が安打を放った最多連続年数」というギネス世界記録を達成しています。勿論リーゼントブルースをはるかに超える成績ですが、リーゼントブルースの総賞金6321.6万円もなかなかの物です。「あいつ何考えとるんやろ・・(岡田監督のつぶやきをを勝手に想像) 今年の交流戦のびっくりパフォーマンス賞は何と言っても「新庄監督」と漢字入りの阪神タイガースのユニフォームで現れた日ハム監督かなぁと思っていましたが、意外性という意味でリーゼントブルースに1位を奪われた感があります。
2024.06.03
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今年本帰国後の住まいがたまたま1階で専用庭が有り360円/月の支払いで自由に使えるようになりました。帰国後の日本での野菜の高さに驚き、先日もニュースでしばらくナスとトマトの値段は高値が続くという事でした。 シシトウの小さな黄色の芽 苗以外に左側の小さなスペースには枝豆の種も蒔きました。 家庭菜園の経験豊富なAさんから4月の雪解け後に少しずつ情報をもらい、やっと土おこしをしたのは5月です。そして先週スコップ、クワ等の畑作業グッヅと野菜の苗持参でAさんが野菜作りの指南に我が家に来てくれました。下記は2人で3時間ほどの作業の内容です。 1.再度スコップで土おこしをし土に肥料と石灰を混ぜて鍬で整地(石や土中に張っている根を捨てる) 2.整地した後に苗の分(今回は8つ)だけ深めに円状に穴を掘る。 3.穴の中にバケツに用意した水を入れ土の水はけ状態を見る。 4.水はけの良い所にはなシシトウを、みずはけがまぁまぁな所にトマトやナスなどを植える。 5.中心に十字の切り込みを入れた黒いビニール袋を土の保温のために苗の上からかぶせる。 6.風よけや保温のため下部を切った白いビニール袋を苗を覆うように置き、上部を開くために3~4本支柱を刺す。 何と言っても家庭菜園は私には初めての経験で全ての流れが大きな意味と自然に対する思いやりなんだと思うと感慨ひとしおです。 きゅうりも1苗植えましたが、育てるのが結構難しいという事で苗を土に入れる段階で茎の1つをボキッと折ってしまい無事に育ってくれるかなぁと🥒トマトは結構強くたくましい野菜だそうで7月には実がなるのではという事です🍅初年度の今年はわずかでも無事収穫が出来て晩酌の🍷のアテが食卓に並ぶ日が今から待ち遠しいです。
2024.06.02
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今朝起きてカーテンを開けて空を見上げるとここ2~3日の曇り空から一転、青空が広がっていました。やはり天気が良いと気持ちも良いものです。そして朝のNHKのニュースで「140年前(1884年 明治17年)の6月1日に日本全国の予想をたった1つの文で表現した日本初の天気予報が掲示された日」と情報があり「どの観測所による情報なのか気になる人はネットで調べてみて下さい」との事でした。 画面に映し出されたたった1つの文は「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ但シ雨天勝チ(全国的に風向きは特に決まらず、天気は変わりやすいですが雨になりがちでしょう」で東京の派出所等に掲示されたそうです。 調べてみるとこのざっくりとした天気予報の原因は当時全国に22(現在は約1300ヶ所)の観測所があったものの海上などのデータも無く、得られるデータがかなり少なかった事にあるようです。そしてざっくりながらこの天気予報が可能になったのは1800年代にイギリスで「電報」が開発され情報伝達がほぼリアルタイムになり、その技術が日本に伝わったためという事です。 確かにそれ以前は「ツバメが低く飛ぶと雨になる」のような信憑性はあるけれど「言い伝え」が庶民の間に浸透していた事を思い出します。 天気の事を考えていてふと「テルテル坊主」の事を思い出しその起源は?と調べると発祥は中国という記事がありました。中国の「掃腫娘(そうせいじょ)」という少女が晴れを祈る中国の伝説とあり、日本には江戸時代に伝わったようですが、何故女の子から坊主になったのかは髪が無くお坊さんのようだからなのでしょうか?今の時代「明日は楽しみな行事があるから」と言ってテルテル坊主を吊るす子供がどれだけいるかなぁと思いながらシンガポールに20年住んで「天気の事をあまり気にしない(雨が降るか降らないかだけで一年中日中の気温は30度ぐらい)」生活から天気予報の情報が頻繁に流れる国に戻って来て情報は有難いとは思いながら時々情報過多かなぁ・・とも思ったりします。
2024.06.01
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