嘘つきの僕

嘘つきの僕

2007.04.23
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葉子の「愛の告白」、ジョーを愛していたと気づく葉子はホセ・メンドーサとの試合前に、控え室に乗り込んで試合を放棄するようにジョーに勧告する。ジョーが試合をすれば殺されてしまうという思いから出た「愛の告白」だった。でもジョーはその「愛」を受け入れながら、試合に行く。その時代、忘れられていた日本人の本当の心であった。
「リングには世界の男 ホセ・メンドーサがおれを 待っているんだ」
「だから・・・・いかなくっちゃ」
「矢吹くん・・・・・・・・」

もうひとつ、葉子より先にジョーに思いをよせる紀子ちゃんがいた。
ジムに差し入れに寄って、雨が上がっているのに傘をさしたままだった紀子ちゃんにジョーは「玉姫公園に行くんだ。紀ちゃんもいくか」とデート(?)に誘う。
紀ちゃんは、もうボクシングなんか止めて、青春を謳歌しないかという疑問をジョーに投げかける。
ジョーはそのシーンのなかで、こう云う。
「そこいらの れんじゅうみたいに ぶすぶすくすぶりながら 不完全燃焼しているんじゃない」「ほんの しゅんかんにせよ まぶしいほど まっかに 燃えあがるんだ」

「燃えかすなんか のこりやしない・・・・・」
「そんな充実感は拳闘をやるまえには なかったよ」


その後 紀ちゃんは、西と結ばれる。
ジョーはこの結婚式で「まあ せいぜい しあわせに なってくれや!」と席に着く。






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Last updated  2007.04.23 10:56:04
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