嘘つきの僕

嘘つきの僕

2007.05.01
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イギリスの「マザー・グース」の世界のなかで<村の広場のグリーン>というものがある。ここは、村の生活の中心ともなるべき広場です。この村のグリーンでは年中行事も行なわれます。春は五月祭です。<メーデー>といって、五月一日に春の到来を祝うのです。この村で最も美しい女性(五月の女王)が選ばれ、花の王冠を載せられてもらえることになるのです。
     私はクイーンなのよ
     緑の牧草地から来たところ
     ちょっと待っててね
     いま踊って見せますから



今日の朝日新聞の「天声人語」に『魚の定義』というジョークについて書いてあった。

僕の二十歳の時、興味があった画家「ブリューゲル」を想い出した。十六世紀のネーデルランド?生まれの(百姓出身の画家)である。人間の心理を観察した画家である。
十六世紀、ネーデルランドは、斬首・生き埋め・火刑など異端者の処刑「暗黒の時代」だった。彼の初期の作品「大きな魚は小さい魚を食う」という画がある。題のとおり、大きな魚は小さい魚を食べるのである。が人間はその大きな魚の腹を切り裂いている画である。社会の底辺によどむ道徳悪に対する批判の作品である。
ブリューゲルの作品は、ネーデルランドの現実の世界に見られる、臆病・怠情・無気力・傲慢・粗暴など不道徳の世界を表現した。





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Last updated  2007.05.01 10:58:29
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