嘘つきの僕

嘘つきの僕

2007.05.26
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
団塊の世代、僕はその少しあとに生れた世代の人間である。でもその人たちが過ぎ去った過去を懐かしんでいる。わけの分からない時代、いろんな事件があった。永山則夫さんの連続殺人事件、安保闘争、東大の学園封鎖、浅間山荘連合赤軍。などなど。


北山修さんは書いている。
「若者の姿をきめつけたり、まとめたりすることにとても反発を感じる。だから、とりとめのない”若者たち”を書いてみたかった。」
またこんなことも書いていた。
「移り気であることはすばらしいことなのだ。自分の主義や主張を昔なら『変節』と呼ばれて非難されそうだが、そんなことは気にしなくてよいのである。」


  風

人はだれも ただ一人 旅に出て
人はだれも 故郷を 振り返る

そこには ただ風が吹いているだけ

人はだれも 人生につまずいて
人はだれも 夢やぶれ振り返る
ちょっぴり寂しくて ふり返っても
そこには ただ風が吹いているだけ

プラタナスの枯葉まう冬の道に
プラタナスの散る音に振り返る
帰っておいでよと ふり返っても
そこには ただ風が吹いているだけ

人はだれも 恋をした せつなさに

何かを求めて ふり返っても
そこには ただ 風が吹いているだけ

振り返らず ただ一人 一歩ずつ
振り返らず 泣かないで 歩くんだ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.27 17:32:58
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: