Serene state of mind

Serene state of mind

2011.04.01
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うつ病克服者に伺いたいです。

Q1性別は「男性」or「女性」?

女性

Q2うつ期間はどれくらいでしたか?
2003年内が急性期、2004年の年明け以降アップダウンを繰り返しており、2006年初夏にものすごくショックなことがあったのが引き金で具合が悪くなったのが結果的に最後の下降期。 (2010.6.24参照)
その下降期を抜けた2006年晩夏以降そのまま回復軌道に乗り、記憶はほぼ正常になったが、2007年前半までは日常的に服薬していた。
2007年後半以降から調子の悪い日だけ頓服のように使っていた薬も含めて全く飲まなくなったのは2009年以降 (2009.12.29参照)

Q3うつ病になって失ったものはなんですか?
・20代の貴重な時期を棒に振った。また当時の記憶は途切れ途切れ。 (2010.6.12参照)
日記はつけていましたが、開く気にもなりません。
・発症寸前だった2003年夏、 SING LIKE TALKING の「 Hello 」、その後「 Renascence
その頃は私にとって慰めだったために2005年あたりから、かえって当時の恐怖感を呼び起こすものとなってしまい、アルバムごとSLTで唯一苦手な曲―を通り越して三大大嫌い曲の1つに。 (2007.3.7および2010.5.31参照)
・服薬に加え、拒食気味になっていたことから貧血になったため、献血ができなくなった。
服薬しなくなってからどれ位で献血を再開できるかなどは―病院か献血センターに聞いてみますが、昨年の検査ではまだ血清鉄が異常に低く、今は果たして… 他

Q4うつ病になって得たものはなんですか?
・いい意味で開き直り、かえってマイペースで進めるようになった。
これは私より一足先にうつを克服した方に教わった考え方ではありますが。
・回復後も身体はやや弱くなったものの、「 一病息災 」という考え方
・人生の比較的早い時期に、生き方や考え方などに関する洞察を深められたのは、ある意味では幸運ともいえる―ということで、今のプラスの自分を作った要素の1つにはなっている ―と受け止めたい。
なので見せびらかすものではないのは当然ながら、別に隠し通す必要もないと考える―が、その過去故に不利を被った場面はあったのも事実。 他

Q5うつ病克服の秘訣はなんでしたか?
昼夜逆転した冬眠生活のような状態だった時期もあった。
しかし実は2004年春から、中学時代に見ていたアニメが朝から再放送しており、それ見たさに朝きちんと起きるように。


Q6うつ病の発症したときの年齢は?
上記のとおり
当時の会社では同期が13人 + その当時は15人に1人はうつ病やその予備軍を経験すると新聞で見た憶えが。
1人くらいなってもおかしくなかろう ―と当時の日記でぼやいている

Q7うつ病の時期に働いていましたか?
2004年明け~2006年晩夏の間で何も仕事をしていなかったのは、当時の会社の理解が得られず辞めた後3ヵ月と、2004年春からのアルバイト先が倒産した後3ヵ月弱 (その間パソコンスクールに行って資格も取得、それが次の仕事につながることに)
会社を辞めるべきではなかったかと思いつつ、続けることを選んでいたら、休職したとしてもどうなっていたやら。

Q8うつ病克服に大切だと思ったことはなんですか?

ただこれは、いかに周囲の人が理解してくれても、自分で自分を受け入れたり、サポートに感謝する気持ちを持ったりしないことには始まらない―ということも含めて。

Q9うつ病になって辛かったことはなんですか?
私の場合、2003年秋に身体が先に悲鳴を上げ、まず普通の内科医に行き、心療内科を紹介されてそこで発覚した。 (2009.5.1参照)
しかし当時の会社では、ただの体調不良と思われていた模様。病院に行く時間を確保するのも大変だった憶えが。
特に「不眠」はよく知られていたが、私の場合は「過眠」 (つまり寝ても寝ても眠い―大分後で新聞に載っていたのを見たかと)
当時は鬱の症状なのか薬のせいなのか説明がつかなかったことが、理解を得られなかった一因だったかも。 (2006.8.3参照)
2003年夏に夏風邪を引いたのが引き金で最初に体調を崩した時点で素直に相談していれば―など、後悔すればきりがありませんが。

Q10うつ病を克服して変わったことはありますか?
・2004年以降、図書館ではたまたま隣り合ったコーナーにあった心理学・哲学・スピリチュアルの本に至るまで色々読み漁り―
" 人や人生はその人が考えているそのとおりになる "というのが本当だと分かってきたことで、少なくとも2006年以降、意識して言葉や考え方を変えた。
昔の悪い癖につい戻ってしまう・落ち込んでしまうことは未だありますが―既に10-lineではちょこちょこシェアしています。
・2006年晩秋以降、いい音楽にいいエネルギーを感じるということから始まって感覚の変化が起きたのは、記憶がなくなっている間に心の中で回路が変わったからかも (2008.4.11参照)
2008年春以降その変化は加速、しかしその反動で2008年年末に一時鬱状態に逆戻りしたのが、薬を飲んだ最後の時期 (2009.5.7参照)

Q11うつ病は結局のところ自身の甘えだったと思いますか?
私に関することのみ言うと、なってしまったのは、れっきとした直接の原因があってのこと。 (2009.3.13参照)
当時、周囲には十二指腸潰瘍など身体的なストレス病になった人なら他にもいると聞かされた。
―なのでこれに関してはシェアしないことにしたのですが。 (2008.5.16参照)
しかし、その直接の原因がなくなってもなかなか抜け出せなかったのは―自分のマイナス思考にも問題があったと思う。

Q12現在うつ病の人に伝えたい事はなんですか?

このバトンは備忘録も兼ねているし個人差はあるので、あまり参考にならないかもしれません。
"治した"というよりは、"これまでの自分の間違っていた点 (ものの見方・考え方やストレス対処など) を改め、自分をコントロールできるようになった"と言うほうが合っているように思います。
また実のところ、自分の回復で手一杯だったため、もし目下うつ病になっている人が近くにいたらうまく接することができるか分からないのもまた事実。
それより向精神薬を乱用・密売している人、やめなさい。
そういう人がいるから本当に苦しんでいる人が困るんです。
ちなみに―大分前に乱用が大々的に報道されて問題になった薬は私には処方されていないことは申し上げておきます。
その薬の名前を聞いた時期は正確には覚えていませんが、とにかく薬を減らし始めた後でした。

なお、 本日誕生日につき、いわゆるうつ病体験談をまとめてシェアするのは今回限りといたします

<バトン持ち帰り>
http://blog.fc2.com/baton/6103/





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最終更新日  2011.04.01 17:34:01
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