7月
8月
9月
10月
11月
12月
全5件 (5件中 1-5件目)
1

今日も朝起きると、妻はもう新聞を読んでいました。新聞を読み終わると広告チラシを隅々まで見ます。今日もまだ天然水は売ってないようです。夫婦二人だと休みの日は特にやる事が見つかりません。妻は昨日からどこか行くところを考えていました。 「あのさくら咲いてるかなぁ」と妻が言いました。ずいぶん前にドライブに行って見つけた穴場のさくら並木です。わたしと妻は車で出かけてみる事にしました。 家の周りはもう大分散って葉桜になっています。でも、その辺りは咲くのが遅いのでまだ咲いているかも・・行って見るとまだほぼ満開でした。田舎の畑の中を流れる、ダムにつづく川の両側ずたいに何キロもつづいて咲くさくら並木があり、今がちょうど満開でした。「わぁ咲いてる~!」と妻が感激して言うと「多分まだ咲いてるよと言っただろ」とわたしは得意そうに言いました。 所々でお弁当を食べて花見をしている人がいました。「ほか弁でも買ってくればよかったな」と言うと急にお腹が減って来ました。もう昼を過ぎています。食事をして帰る事にしました。「今日はおごってくれるの」と妻が言うので「うん」と言うと妻はそんな些細な出来事に、なんだか嬉しそうで上機嫌です。そんな事でも嬉しいんだなと、わたしは気ずかされました。 食事の後はついでに夕食の買い物をしました。「あ、水あった!」と妻が言いました。一人2本までと書いてあります。2リットルの天然水を二人で4本買えました。遠くまで来た甲斐があったねと、顔を見合わせました。「今日の夕ご飯、何がいい?」といつものように妻が聞きます。「何でもいいよ」と言うと妻が怒るのでなるべく簡単なものをリクエストします。妻は喜んで腕を奮ってくれます。わたしはどこの料理より、妻の手料理の方が好きです。 妻は花が好きで時々買って来ては玄関などに植えます。きれいな色のマリーゴールドを15個買いました。さっそくプランターに植え替えると、とても嬉しそうです。わたしは、ちょっと嬉しそうな妻を見るのが好きです・・
2011年04月17日
コメント(0)
昨日は会社の人事異動の歓送迎会で、飲み会だったので今日はぐっすり眠り、目を覚ますと妻はいつものようにもう起きていました。新聞をよんでいます。 そして、新聞の中のナンプレクイズをやるのも日課です。呆けないように頭の体操だと言っています。 朝とは言え少しほの暗いので「電気つけよ、目が悪くなるぞ」と明かりをつけてやると「大丈夫や見えるもん」と言いました。「目が疲れるからつけろ」とわたしは言いました。 テレビをつけると、大震災の報道をやっていました。未だに行方不明者の捜索もままなりません。悲しい出来事です。 避難所で年寄り夫婦の人が「こんな年寄りが助かって、これからの若い人が死んで申し訳ないです」と辛い気持ちを語っていました。力のないお年よりは特に辛いと思います。 助かった人も、身内やかけがえのない人を亡くした人もみんな辛さに耐えていました。帰る所もない人もいます・・ 体育館に避難して、疲れて毛布1枚で向かい合って寝ている白髪の老夫婦の姿がありました。お婆さんは、夫を頼りすがるようにお爺さんは、妻をかばうように向かい合って寝ていました。こんなに年老いても互いに寄り添っていました。 大切な人を一生懸命に守ろうとしているようでわたしも妻も、つい涙が滲んでいました。「どうにかならないのかなぁ」と言いながらみんなが助け合うことが必要だと思いました。わたし達もみんないつか年寄りになります。 会社の人事異動でわたしの職場が以前とは少し離れたところに移動になり、Iさんが寂しがっています。Iさんはわたしが面倒みていた、身体障害者のパートさんです。最近つまらないと言って元気がないそうです。 そんなIさんに昨日励ますつもりで「おれももうすぐ定年だし、いつまで居れるか分からないし」と言うと「あんたが辞めたらおれも辞める」と元気ない声で言いました。Iさんには定年はありません。「そうか」とわたしは言いました。 Iさんもやがて年寄りの仲間入りをする一人です。なるべく顔を見せに行ってあげようと思いました。けなげに生きている一人です。頑張っていればいい事あるよ。Iさんがんばれ・・ 先日子供達が言っていた、誕生日のプレゼントが届きました。各務のクリスタルグラスでした。イニシャルが彫られていました。デザインに光が射してとてもキレイです。マイグラスで至福のひと時が迎えられそうです。「ウイスキーはわたしが買ってあげる」と妻が言いました。わたしは貰ったばかりの特別賞与を「なんか好きなもん買えよ」と妻に渡すと、妻はちょっと照れたように喜んででいました。
2011年04月16日
コメント(0)
誕生日が先週の土曜日で休日だったので今日は振替でバースデー休暇を取り、自動車免許の更新に行った。妻も休みだったので気晴らしについて来た。平日なのでさすがに空いていて、スムーズに手続きが出来た。 わたしが北海道にいた頃妻と知り合い誕生日の夜のデイトの最中に免許更新の最後の日である事に気づき、翌日の朝早くにあわてて更新センターへ行った事を思い出す。当時は1月前から誕生日までに更新をしなければならなかった。 何とか継続できたが新規に交付される事になり、免許取立てになった事を思い出した。裏側に「初心者マーク免除」とゴム印が捺されたいた。 現在は無事故無違反17年で、昨年「銀賞」で交通安全協会から表彰された。 随分前に酒気帯び運転で知合いを家まで送り、検問に遭った苦い思い出がある。それ以後、安全運転を守っている。 つぎは「金賞」ですよ、違反しなければね!と受付のおばちゃんに言われて、ついて来た妻も笑っていた。 帰りは途中で昼食を取り、いつの間にか満開になったサクラ並木を見ながら帰った。 昨日から東北や関東地方で大きな余震が頻繁につづいている。テレビを見ているとひっきりなしに画面に地震情報が出る。地震も原発もとても心配になる。 息子達が住んでいる千葉でもかなり大きな揺れがつづいているようだ。息子は東京に通勤しているが大震災の時は帰りに電車が止まり、家族を案じて徒歩で7時間かけて家へ帰った。家族は無事であった。 東北の人達はどんなに不安な日々を過ごしているだろう。これ以上、東北に災難が起こらないように祈りながら「負けるな東北」「頑張ろう日本」とつぶやく。
2011年04月12日
コメント(1)
今日は日曜日で、家でのんびりしていたらテレビでは被災地で頑張っている人々の特集をしていた。 今日で1ヶ月が過ぎ、悲しみも消え去らない内にままならぬ生活の中から、すでに復興に向かって立ち上がり悲しみに負けず、前を向いて頑張っている人々。自分の事より被災者のために頑張っている人々。自分も被災者の一人であるのに・・「やるしかない」と命をかけて原発を守っている人々。みんな自分のためでなく、みんなのために頑張っている。東北のために頑張っている。日本のために頑張っている。負けてはいなっかった・・ どんなに辛いだろう・・どんなに心細いだろう・・どんなに悔しいだろう・・でも悲しんではいられなかった。負けてはいなかった。 わたしも妻も、涙を流しながらそれを見ていた。わたし達に何ができるか。 日頃弱音を吐いていないか。不服を言っていないか。困った人を助けたり思いやったりする心を忘れかけてはいなかったか・・ 被災地ではみんな他人を思いやり、励まし合い力を合わせて頑張っている・・自分の家族を励ますように・・ 泣き言を言うな!贅沢を言うな!被災地の人を見ろ!辛抱しよう!我慢しよう!できる事をしよう! そして、今こそ助け合う心を取り戻し、力を合わせて一つになり負けない日本になるきっかけになればよいとわたしは自分に言い聞かせている。 大金は無いが、妻は買い物の帰りに度々つり銭の小銭を義援金箱に入れて来る。 負けるな東北。がんばろう日本。そして、その気持ちをいつまでも忘れないようにしよう。
2011年04月10日
コメント(0)
今日は59歳の誕生日だ。久しぶりにショートケーキを買って妻と食べた。 子供達が忘れずにお祝いのメールを送って来た。いつものように「無理するな」「健康に気をつけて」と書いていた。 いつものようにプレゼントを送って来るらしいが何やら特注品を頼んだので少し遅れるとの事だ。何だろう楽しみだ。・・ 息子の嫁からも可愛い孫の写メールが届いた。「〇〇ちゃんが結婚して、子供を産むまで頑張ります」と返信し、孫の写真を見ながらニタニタする。それを横で見て、妻がニコッとしている。 50代最後の誕生日だ。定年も近くやや不安もあるが、妻と二人頑張って行こう。今日は妻が少し奮発して、愛情ある料理を作ってくれた。ありがとう・・
2011年04月09日
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1


![]()