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2013.02.08
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カテゴリ: 私的ニュース解説

何とも奇奇怪怪な事件です。

これが交戦中ならば、レーダー照射があれば即時対応して、反撃しているところです。

それにしても、1月19日と1月30日の2回のレーダー照射は、どういう意味があるんでしょうね。

まずは、海上自衛隊のレーダー照射されての対応を見る

つまり、攻撃を前提とするレーダー照射で即反撃ならば、中国海軍はこれを口実にして自衛隊艦船を攻撃し、尖閣列島に上陸ということでしょう。

次は、日本の自衛隊、最高指揮官の安倍総理の事態対応力を見る。

安倍総理や自民党政権の本気度をテストしたのでしょう。有事即応体制をチェックしたということです。

仮想敵の対応を調べるには、こういうやり方もあるんでしょう。

問題は、この発想をしたのは中国共産党=人民解放軍海軍なのか、中国政府なのかということですが、中国外務省の対応を見ている限り、中国外務省は知らなかったようなので、中国共産党と人民解放軍の海軍を率いる人たちの意思決定だと言えます。

偶発事件だとも考えられますが、戦闘を前提としている軍艦が3000m程度の距離でレーダー照射するとは思えません。うっかりなんていうことがあれば、これは中国海軍の練度がよほど低いか、組織統制ができていないと言えます。

軍隊ですから、命令があって初めて行動ができるわけで、命令もなくレーダー照射していたとは思えません。自衛隊の艦艇とは接近していたわけですが、相当にイラついていたのでしょう。神経戦のような状態だったのでしょうが、こういう訓練はあまりしてなかったのかもしれません。偶発事件というよりも、自衛隊の艦艇に対しての警告のつもりだったのかもしれません。

自衛隊の艦艇だから、レーダー照射について対応できたと思いますが、これが海上保安庁の艦艇ならば、戦闘を前提に建造されてないので解らなかった可能性もあります。もちろん、これまでも尖閣列島の周辺海域で海上保安庁の艦艇に向けてレーダー照射している可能性もあると予想もできますが・・・・・

中国外務省は「中国海軍は、レーダー照射をしていない」と事実関係を発表し、日本側を非難する声明を出しました。日本側には確たる証拠があるわけですが、それを全否定するのが中国という国の「可笑しさ」であり、「危うさ」だと思います。事実をねつ造する国だということでしょう。民主主義が機能している国家であれば、そういう事実の隠蔽や虚為の発表はできないと思いますが、一党独裁の国家なのでこういうことが平気でできるわけです。

新聞報道にもありますが、こういう非民主主義の独裁国家が「国連の安全保障理事会の常任理事国」であることが不思議です。確かに旧ソ連も共産党の一党独裁でした。国連とは民主主義国の集まりというよりも、様々な政体の国の集まりと考えるべきなんでしょう。共産党一党独裁の国もあれば、宗教政党が国家を統制する国もあります。それぞれの国民が政体については選べるわけです。

中国海軍としては、苦しいことになったと思います。言い訳が必要な事態ですし、それを容認した海軍幹部がいたわけです。日本に謝罪すれば、日本に対して立場と面子をなくすということで国内世論が沸騰すると思います。今回の事件で、去年の秋のような大きなデモが今のところ報道されていません。当局がデモを統制しているのでしょう。

今回の事件で感じるのは「中国共産党政権」の不安定さです。

一見すれば、一枚岩のような国家ですが、統制がとれていない国家とも言えます。政権批判に対しては弾圧をして対処するという強い姿勢を持つ国ですが、一皮めくれば様々な問題を内在しているように感じます。共産党政権としてはできるだけ大衆、国民の批判が共産党に対して生じないように世論を抑えておかないと国家が維持できないという危機感があるのでしょう。

今後の日本の対処としては、射撃・攻撃用レーダーの照射については、今後とも厳しく抗議を続けていく必要があると思います。さらに数分間という長時間レーダー照射をして攻撃姿勢を明らかにした中国海軍艦艇ですから、攻撃しないということはありません。

今後は尖閣海域で偶発事象が生じることもあり得ると考えておくべきでしょう。問題は、こういう不測の事態の時に臨機応変に政治が対応できるか、マスコミは冷静さを失わないかだと思います。日中ともに感情的な反応は良くないと思います。勇ましい愛国主義こそ気をつけたいことです。






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Last updated  2013.02.10 10:37:33
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