2020末法元年                   ボンゾー(竺河原凡三)の般若月法

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2007年05月27日
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カテゴリ: 仏法
 天神と菩薩と阿羅漢と王と人非人等は、ゴータマ・ブッダの眉間の白毫相(びゃくごうそう)の光のなかに、六道を輪廻する人間や動物や天上の神々を見た。また、菩薩が修行を積み重ね、やがては如来となり、仏国土を築き、人々を救済している姿も見えた。

 シャーキヤムニ・ブッダと縁のある土地からは、ブッダの縁起の教えをより徹底され、空(くう)を説くナーガールジュナ(龍樹=りゅうじゅ)と、空の崇高な思想が虚無的で退廃的な思考に陥らないように、空と不空(ふくう)を覚るために瑜伽(ゆが=ヨーガ)の実践を行いつつ、人間の生命体としての根本識たる阿頼耶識(あらやしき=アーラヤヴィジュニャーナ)の在り処を求め、かつその清浄と消滅を修行とするマイトレーヤ(弥勒菩薩とは別。無著の師)と、アサンガ(無著=むじゃく)とヴァスバンドゥ(世親=せしん)兄弟の一派が現れた。彼らは、瑜伽行派(ゆがぎょうは)と言われた。現代でいうところの唯識(ヴィジュニャプティマートラター)の哲学体系をつくった菩薩たちである。弟のヴァスバンドゥは、『倶舎論(くしゃろん)』を書いた後に、大乗に転向した。彼らは、北西インド、ガンダーラ地方の出自であった。

(以下本文は、一定期間を経過しましたので削除いたしました)





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最終更新日  2007年09月04日 20時23分11秒


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