臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2012年02月10日

★競売物件。鍵を開けたら室内は荷物が満杯。　足の踏み場も無い有様。

カテゴリ：競売の達人

弊社が競売で落札した中古マンションが、裁判所の資料写真では室内は綺麗だったのに、鍵を空けて中に入ってみたら何と、家財道具とゴミで満杯の状態になっていた。　これはおかしい？

どうも管理人がいなくなってから持ち主が部屋に入り、寝泊まりしている形跡がある。それが証拠にカップラーメンの賞味期限がまだ新しい。

そこで今日は改めて裁判所に行き、持ち主だった人の現在住所を調査し、転居先に訪問して見た。

するとマンションに住んでいた夫婦の生活履歴が分かった。　前の持ち夫婦は離婚していたのだ。奥さんだけは実家に帰っていたので連絡が取れた。

そこでマンションに残置してある女性物の衣料品を持ち出してくれるように依頼し、ご主人だった人の転居先を聞いたが、案の定ご主人の住所は不明だった。

間違いなくマンションに帰っていると思われる。　鍵を交換したので昨日から室内には入れないはず。　そこで入り口のドアに本日「通知書」を張り、弊社に連絡をくれるようにしたのだが、果たして連絡があるかどうか？　

競売物件にはこのようなトラブル物件が沢山あります。　残置物だからといって勝手に処分出来ません。　法に乗っ取って動産の競売申し立てをし、落札してからゴミとして廃棄します。

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