臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2018年05月27日
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皆さんはすでにお気づきの事と思いますが、どこの地方に行ってもシャッタ-が降りて、人出が無くなっているガランとした商店街を見る事があると思います。
ほんの20年~30年前は盛っていた商店街が、何故急速にシャッタ-通りになってしまったのか、原因を深く考えたことがありますか?


シャッタ-の降りた個人商店が急速に増えています。
○コンビニとの戦いに負けた。
○100円ショップに対抗できなかった。
○大型店舗が近隣に出来て顧客を奪われたと、
色々な要因があるとは思いますが、実はもっと根の深い所に原因があるのです。

地元の商店街にある店舗経営者は、ほとんどが高齢で跡継ぎがいない。
お父さんが若かった頃は商売も繁盛し、元気に動き回っていました。
地元の有力者でもありました。

それが年を経るとともに動きも悪くなり商売にも身が入らない。
跡継ぎの息子でもいれば活気は取り戻せるのに、子供は親の仕事を嫌らってサラリ-マンになっている。

立派な後継者が居ない店舗は、現役の経営者の高齢化と共に商売も衰退していく。
借金でもあれば店を売却して、新たな若手経営者を呼ぶことも出来るが、生まれ育った場所から離れたくないお父さん、お母さんが商売を辞めて隠居生活に入る。
当然店舗は閉鎖されシャッタ-が降ろされます。

「大型店が来ると顧客を取られるから」と、大型店の出店に反対した商店街は、お客様にとって魅力が無い商店街となって買い物客がどんどん離れていく。

廃れた商店街に活気を戻すには、新たな若手経営者をどんどん呼びこまなければ再生は難しい。
イベントで集客しても線香花火のように一過性で終わってしまいます。

商店街の活性化は、新しい投資家、資本家、経営者を招き入れなければ元に戻らないでしょう。

大体、65才~75才になれば、商売に意欲を燃やす人より隠居のことを考える人が増えて当然です。
高齢者が多い商店街が衰退するのは当然の理由なのです。



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最終更新日  2018年05月27日 15時10分31秒
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