ストライプの俊敏選手を観察 進化の果てか祖先の名残か
標本にならなかったチョウの翅は、最後となりました。ハイ。あっ、ブログの名前も内容に合うように変えときました。
アオスジアゲハ
私の児童期を過ごした諏訪ではお目にかかれなかった憧れのチョウでした。ところがここ三河はいっくらでも飛んでいる。子供とチョウ採集に出かけるまでもなく、家の周りにたくさん飛んでいる。なんてたってすばしっこい。中年のオヤジをあざ笑うかのように振り回す網の開口を避けてしまう。やはり翅が胴の割りに小さいし、細い。まるでカービングスキーを身に着けたスポーツ選手のようだ。
燐粉は青白い部分には無いとのこと。黒い部分は100μm程度でした。青白いところもあるような錯覚を感じましたので指でこすりましたがやはり黒い燐粉のみ落ちました。一番下の写真は付け根に近い部分の写真。見難いですが毛があります。見かけより翅の中央よりにまで毛があるように思えました。
そもそも燐粉は体毛が進化して出来たとの説のようですが、このチョウ毛が残っているが、燐粉が無い部分もある。進化の果ての姿なのか祖先の名残の姿なのか不思議な気持ちです。
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