芸者 孔雀と再会
ここはおんばしらの木が運び出される山。実家への帰省で最後に彩りを添えてくれたのはクジャクチョウなのでした。裏翅の濃い褐色と表翅の赤が、飛ぶと交互に見えて、その美しさの誘惑におおっ となるわけです。
タンポポに止まりました。翅は開きません。すぐに飛んで行きました。
またタンポポに止まりました。お願いだ。翅開いて
ちなみにこのチョウ、Wikipediaでは、 日本 を含む 東アジア に分布するものは亜種 I. i. geisha (Stichel, 1908 )とされている・・とあり、そう芸者なのです。少年時代はたくさん見ましたが、故郷を離れ長いことチョウに縁の無い生活を送っていましたので、おそらく35年振り位の再会か。歳をとったせいか芸者さんに魅了されたな。そういえば昔母親が、このチョウは裏が褐色なので腹黒くて嫌いだ、と訳分からないこと言っていた。女性の嫉妬か?
もう、帰らねばなりません。だいぶ気温も上がり、山桜は開くでしょうし、モンキチョウもたくさん飛び出しました。
最後はキタテハが枝から見送って来れました。また来いよと。
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