現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2026.07.28
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球体を剝せ

空は深く色を深めて
杞憂を懐いて私は歩く
尻に針が刺さり
広島のやくざな歌が鳴るようだ
何か、荒々しく己を駆り立てるのだが
何処かが壊れた
レコードみたい
修理代をためねばならない



稲光
垂直に立つことは
不幸な休日ランチ
機嫌良くする為に
全ての器官がある
私たちの身体は科学ではなく
温和の川が流れている
人々は
不満な現実に対して
自分の身体を
自分で傷つける


最早、解らなくなって
部屋の大掃除を怠り
本の散らばった
上に
蒲団を敷く 寝小便

何と、嫌いな花だろう
掴めない花のことか
古い人間
と、思うこと多くある
そして、からたち

長い日が過ぎたような
夕方
さ迷いの川を見ていると
背中が寒くなり
咳が出て来る
冬が近いのかな

墓のように
家族写真一枚
写真たてを立たせて





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最終更新日  2026.07.28 17:06:15
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