全身の筋肉の硬直・けいれんが生じ、開口障害や痙笑(筋肉の引きつりで笑顔に見える)が起こります。進行すると後弓反張を認めます。
顎関節症と診断されたり、筋緊張からParkinson 症候群や髄膜炎の項部硬直と診断されたり、腹筋の痛みで急性腹症と診断されたりするケースもみられるため、診断に注意が必要な疾患です。
汚染創にて救急外来を受診したときは、状況に応じて破傷風トキソイドの接種や、汚染がひどい場合にはTIG〈抗破傷風ヒト免疫グロブリン〉、抗菌薬(メトロニダゾールやペニシリンG)投与の投与が推奨されます。
特に1968 年以前に生まれた人は破傷風ワクチンを接種していないため注意が必要です。
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