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映画視聴記録2015〜2016

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ジャンフランソワリシェ監督

激しい雪が降るデトロイトの大晦日、年内で閉鎖となる13分署の当直は、部下を亡くした過去から逃避する巡査部長(イーサンホーク)とベテラン警官、警察秘書(ドレアドマッテオ)、そして心理カウンセラー(マリアベロ)が新年を迎えようとしていた。そこへ、吹雪で刑務所に向かえなくなった護送車の囚人が送られてきた。その面々には、警官殺しの大物凶悪犯(ローレンスフィッシュバーン)が含まれており、彼を狙う謎の男たちに分署は包囲された。

76年「要塞警察」という映画のリメークだそうだが、
なかなかおもしろかった。

中盤のネタをばらしてしまうと、

包囲した武装集団はフィッシュバーンと結託して私腹を肥やしていた悪徳警官たちで、逮捕されたフィッシュバーンに法廷で証言されては組織ごと破滅してしまうのだ。
その親分がガブリエルバーン、めちゃ渋くてカッコいい（￣ー￣）

その副官にはデス妻リネットのボス役の人、(CSIにも何回かゲスト出演)

その建物内を守るのに、巡査部長は受け入れた囚人たちを信用して武器を持たせる決断をする。反発する老警官…。

この辺りの分署内の人々の心理もおもしろい。

イーサンホークのカウンセリングをしていたはずのマリアベロが、分析医だというのに自分自身のパニック状態と戦っている。「1024…2048…」

極限状態に色っぽい気分になると口走るセクシーな秘書のおねえちゃん(ドレア)は、「フレンズ」のスピンオフドラマ「ジョーイ」の、ジョーイのお姉ちゃん。
このケバイ姉さん、好き。

囚人たちには、髪が長いのではじめ気がつかなかったジョンレグイザモ、
妹の代わりにパクられたと愚痴る黒人のお姉さんには、「ミディアム」のゲストで超短髪で病院で暴れるシーンが印象的だったAisha Hinds。
LOSTにも出てるらしい。

こんな風に、
ストーリーも結構おもしろいだけでなく有名無名の顔なじみ俳優がたくさん出てくるのもお楽しみ。

ローレンスフィッシュバーンはすっかり日本でもおなじみの顔になってきましたね。
「マトリクス」の前に「オセロ」でちらっと見た妻の不実を確信(誤解)するシーンの演技が、衝撃の出会いでした。

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