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2009年10月22日
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2008年【日】
門井 肇監督


『子供がいる女性・美香(大塚寧々)と結婚することになったが、彼女の子供となかなか打ち解けることができぬまま、挙式が近づいたベテラン刑務官の平井(小林 薫)。おりしもそんな時、彼がふだん世話を見ている囚人、金田(西島秀俊)の死刑執行日が正式に決定。死刑当日、誰もが敬遠しがちな死体の“支え役”を務めれば1週間の特別休暇を与えられることを知った平井は、思い悩んだ末、その役にあえて志願し、特別休暇を活かして新婚旅行に出ることにするのだが……。』(wowow online より)


刑務官という職業があるのは知っていた。
死刑執行の状況は、映画「グリーンマイル」「 悪魔を憐れむ歌 」「 チョコレート 」など?
またはドラマでの知識、
ということはアメリカあたりではこんな感じ、という程度だった。


執行の一部始終を目の当たりにしたりする。

日本では、どういう基準があるのか、
時々法務大臣の判が押された死刑囚に執行されるものらしい。

ここのところ、法務大臣はついつい執行命令の紙を後回しにするもんだ…
みたいな話をよく聞いたものだった。
押印する法務大臣のことを死神呼ばわりして物議をかもす人もいたりして…


…という死刑に対する是非はともかくとして、

この映画は、日本の死刑執行のたぶん実態に近いもの(のごく一部だろうが)を教えてくれた。

よくスイッチ系は3つぐらいあって3人で同時に押す、という話はよく聞くが、
この映画の中でもボタンが3つ3人で操作していた。

ただ、「支え役」
これはきついです。



この刑務所では3年ぶりの執行だ、というのも不思議な話。
もちろん回数が多ければ慣れるからいいだろうという話ではないが。

死刑囚側からしても、
当日の朝突然知らされる、というのはあまりにもきつい。

死刑囚だからいつ処刑されても不思議はないと各自覚悟をするべきかもしれないが、

否、犯罪被害者だって突然の凶行で無理矢理命を奪われるのだから、
下手人に選ぶ権利や知る権利など保障する必要はないのかも、

などと、いろいろと考え込んでしまうのであった。

そのような事を考える貴重な機会にはなった。


小林薫、大杉漣ほかの演技も、見応えがあった。


ただストーリーとしては特に何も感じるところはなかった。

若き死刑囚の西島くん、絵の才能があって、
暗いがおとなしく日々従順に過ごしている、
妹が面会に来るが一言も会話をしない、
それを見守る刑務官たち、
おそろしく晩婚で、子持ちだがかなりの美人と結婚するベテラン刑務官、
ハネムーン休暇欲しさに汚れ仕事を志願することに、
命を何だと思ってるんだと怒りをぶつける上司(同僚?)、
定年が近いせいかやる気の脱け殻のようになっている窓際オジサン刑務官etc...。

これらの一つ一つが、
意図された表現なのかもしれないがそれで何を言おうとしてるの?と
冷めた気持ちで観てしまうのだった。



おくりびと 」では、目指そうとする人々まで現れた職業「納棺師」だったが、
この映画では、ちょっと刑務官を志す人が増えることはないだろうと思った。

それから、
刑に先立って引導を渡す?「教誨師(きょうかいし)」という人が登場するが、
この刑務所ではキリスト教系の人が来る。
優しげな慰めと手向けの言葉をかけるが、
終わるやさっさとドアを開けて出て行ってしまうのも私にはかなり印象的だった。
見届けてくれないんだ…。








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Last updated  2012年03月31日 00時40分12秒
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