『穴沢ジョージのアナザー・ホームページ』

PR

Profile

穴沢ジョージ

穴沢ジョージ

Calendar

Comments

穴沢ジョージ @ Re[1]:ロイ・ヘインズとチッコ相馬(ソウマ)(11/14) To 五黄の寅1950さん ーーー ありがと…
五黄の寅1950 @ Re:ロイ・ヘインズとチッコ相馬(ソウマ)(11/14) 兄さん こんにちは 遅ればせながら誕生日…
nonoyamasadao@ Re:『アイ・ウィル・フォロー・ヒム』=『愛のシャリオ』(05/17) 本を出す関係で、今、穴ジョー兄さんと同…
穴沢ジョージ @ Re[1]:ジョニー・ティロットソン86歳(05/03) To 五黄の寅1950さん ーーー そうだそ…

Favorite Blog

大型アンプ運搬&元… New! メンターさん

minoru yaburan ヤブ… New! tougei1013さん

真理を求めて 秀0430さん
ジョンリーフッカー ジョンリーフッカーさん
うるとびーずの ♪MY … うるとびーずさん
fairy
Rogers1
musicnote3georgemusicnote3

かつてごく一部で一世を風靡した伝説のコーラスバンド、The Three Georges(スリージョージズ) のドラマー、穴沢が魂込めて立ち上げたその名も『穴沢ジョージのアナザー・ホームページ』です。話題は主に60年代英米ポップスを中心に、British Beat, ネオアコ~ Jazz Vocal まで、何でもあり(でもないか?)!とりあえず自分の好きな音楽について、大いに語りましょう。なお、日記のタイトルに曲名が使ってあったとしても、その曲のレビューを書いているわけではありません。どちらかというと「思い出話」です。なお、ここを『ホームページ』と呼ぶのは、当初楽天さんがこのブログを「日記の書けるホームページ」としていたからですので、あしからず。


ichigo1
2024.11.22
XML

Every Time We Say Good-bye” by Chet Baker 1987

 こちらのブログではすっかりおなじみのドラムのチッコさんが、今年も沖縄にやってきました。

 11月19日と20日の二日間、那覇のライブハウスでのパフォーマンスは、大変貴重な大満足のひとときを私たちに与えてくれました。

 まずは19日(火)。那覇市牧志の駅近くにある「ファンファーレ」でのジャムセッションナイト。

 セッションホストは、チッコさんと、沖縄では誰もが知るベースのジェフ蔵方氏。そして準ホストと呼ぶべき大活躍だったギターに、いはとおるくん。ゲストにあの歌姫 Dynaさんがきてくれて、さらにブルースハープの石川さんもいて、錚々たるメンバーが揃いました。

 お客さんで楽器をやる人は、ここの常連らしいギターの若者。もう一人昔東京でチッコさんと知り合いだったギターの人。ほかに石川さんの仲間のギターの人。こう書くとやはりギターは多い。

 そんな中、始まってしばらくしてから琉球大学のジャズ研の若者が4人入ってきて、なんとそのうちの3人がドラム。もう一人はベースでした。

 セッションは、みなさん得意なものややりたい曲をチッコさんとジェフさんのバックアップあるいはご指導の下、楽しく和気あいあいにやり、とても充実した一夜でした。特に大学生の4人にとっては、きっと忘れられない素晴らしい夜になったことでしょう。

 とおるくんにギターを頼んでおいて、つくづく良かったと思った次第です。

 ↑19日ファンファーレでの1枚、左から、Dynaさん、チッコさん、ジェフ蔵方さん、右手前の帽子だけがギターのとおるくん。


 20日(水)。この日は透析を早めに切り上げて (とは言っても4時間以上はできた)、国際通りのサウンドエムズに。

 Chico’s Super Session と銘打って、ギターにスーパーギター奏者モト牧野氏、ベースは予定が変更になり、若手のホープ仲本悠くん、そしてドラムにせっちゃんこと、多くのミュージシャンに信頼厚い牧野せつ子さんという豪華メンバーを従えた、セッションバンドのライブパフォーマンス。僕が到着した頃にはすでに1時間ほどが過ぎていました。

 ほどなく Dynaさんがマイクを持ち、連夜に亘る素晴らしい歌声を聴かせてくれました。

 チッコさんはこの日、歌もたくさん披露してくれて、それがとても良かったです。ドラムをせっちゃんに任せてマイクを持って歌う姿には、年齢を経て迷いのないミュージシャンのかっこよさが醸し出され、特にラストの “ Every Time We Say Good-bye ” は胸にジンとくるものがありました。

 “ Every Time We Say Good-bye ” を歌う前に僕の方に向かって、「Qさんが歌ってたよね」って言ってましたけど、他の人には何のことかわからなかったでしょうね。

 軽く説明させてもらうと、チッコさんは以前サックス奏者の故Qいしかわさんのバックでよく叩いていて、この曲をQさんが持ち歌にしていて、僕も聴いたことがあるので、「ほら、覚えてるでしょ」っていう感じでこう言ったんです。はい、もちろん覚えてますとも。

 そういえば、2005年の12月、Qさんを初めて軽井沢で見たときにチッコさんが叩いていたんですが、この時Qさん73歳。

 僕はこの時の感想を「 73歳の Q.さんの演奏する姿を見ながら、ああいうジイサンになるなら、年を取っても全然かまわないと思ったりしました と書いた。それで、今チッコさんは72歳。あと1年であの時のQさんと同じ年になるかと思うと、感無量です。

 チッコさんはあの頃のQさんみたいに「ああいうジイさん」になったんだね。

 ちなみに僕はすでにあの時のQさんの年齢を追い越してしまった。なのに「ああいうジイさん」には、なれてないなあ。


 ↑ Every Time We Say Good-bye” を歌うチッコさん。バックは左から、仲本くん、せっちゃん、モト牧野氏。


   ​ “Every Time We Say Good-bye” by Chet Baker 1987

         **********

 11月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。

. Lullaby of Birdland (Sarah Vaughan with Clifford Brown) 2 . Dream (Sarah Vaughan) 3 . Whispering (Miles Davis)  4 . Folks Who Live on the Hill (Art Farmer) 5 . さよならデイト (梓みちよ&田辺靖雄)  6. When I Fall in Love (Natalie Cole with Nat King Cole) 7. Something Stupid (Nancy Sinatra & Frank Sinatra) 8. I Am a Rock (Simon & Garfunkel) 9. You’ve Lost That Lovin’ Feelin’ ( The Righteous Brothers

 リクエスト曲は、6. 酋長Koba さん。 ありがとうございました。

 上記以外は穴沢選曲です。1.~4. 11/12に亡くなったロイ・ヘインズを偲んで。彼がドラムを叩いている曲を。5.は「今月の歌」” I’m Leaving It All up to You ” を、日本語のカヴァーで。7.~9.は今回も引き続き信州そばさん持ち込み企画による「エレクトリック・ベーシスト、キャロル・ケイ特集(その4)」。因みに7.は先週の続きの’67年のデュエット曲。

 以上。次回もよろしくお願いします。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.11.23 02:41:11
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: