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“Stop! in the Name of Love” by The Hollies 1983 (Original: by The Supremes 1965) 2週間ほど先の話になりますが、正確には12月6日、ラジオが通算555回目を迎えます。 2度とない5が三つ並ぶゾロ目の回なので、これにちなんだ特集をと考えていたのですが、特に名案が浮かばず、結局「5=go 」だからと、相変わらずの「駄洒落 (ダジャレ)」頼みの「“go” 特集」をすることにしました。 そこで皆さんには、曲のタイトルに “go” が使われている曲 (“going” や “goes”も可とする) で思いつくオールディーズナンバーをリクエストしていただくことにしました。楽しい番組になることと期待していますので、よろしくお願いします。 オンエアは12月6日なので、リクエストの締め切りは12月4日(木) の午後11時59分です。 リクエスト専用メールアドレス↓です。 anazawageorge@gmail.com 因みに、12月20日は毎年恒例の「クリスマスソング特集 (全曲クリスマス関連曲)」を行いますので、こちらの方のリクエストもよろしくお願いします。 ********** 1963年11月22日はジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された日。この時僕は中学生でした。 アメリカからのテレビ中継(=宇宙中継)があるという記念すべき第一声は以下の通りでした。「日米宇宙中継という輝かしい試みの電波に乗せて、悲しいニュースをお伝えしなければならない事を残念に思います。アメリカ合衆国第35代ジョン・F・ケネディ大統領は11月22日、日本時間11月23日午前4時、テキサス州ダラス市において銃弾に撃たれ死亡しました」(Wikipediaより)。 時差があるので、日本時間では23日のことですが、この日のことは鮮明に記憶に残っています。 様々な業績を残しましたが、何より、激しく残っていた人種差別撤廃に向け大きく道筋を付けた大統領として、僕らには実にかっこいいリーダーに見えたものです。 そのケネディが銃弾に倒れたというショックは大きく、さらにその後キング牧師、ロバート・ケネディと続けて銃により暗殺された一連の出来事は、アメリカに多くを期待していた僕らにとって実に悪夢でした。 あれから62年も経って、アメリカでは銃規制など全くする気のない大統領が、すんでのところで銃により暗殺されそうになり、最近ではその大統領熱烈支持者で保守派活動家チャーリー・カークが銃撃され死亡。銃規制など一向に進んでいる様子はありません。 ********** あの極右でタカ派の首相、もし本気で自分が正しいことを言ったと思っていて、あの国会答弁を撤回しようとしないのだとしたら、いや、たぶんそう思っているようなので、今最も危険な世界のリーダー何人衆かの仲間入りですね。思ったとおりですが。 けど、高みの見物などしていられません。このまま改憲まで突っ走られたら、僕らの子や孫たちの世代が普通に戦争に巻き込まれてしまう。いや、その前に沖縄は最初の戦場になる。 昨日も、台湾有事に備えて宮古空港で先島島民を県外に避難させる実地確認=訓練をしれっと行った。飛行機で12万人を6日で九州と山口に避難させるそうです。ずいぶんと悠長なことを言ってますが、戦争になったらそんな時間ありませんよ。昔と違うんだから。戦艦なんて来ませんから。 とにかく戦争にならないように、今からみんなで声を上げるしかないですね。 「愛の名において、止めよ!」← “Stop! in the Name of Love” を直訳してみた。というところで、ホリーズ1983年のカヴァーを聴いてみましょうか。当時のクリップ、音悪いですがYouTubeにあがってました。 “Stop! in the Name of Love” by The Hollies 1983 ********** 11月15日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Zing! Went the Strings of My Heart 2. Don’t Make Me Over 3. I Couldn’tn Live without Your Love (以上, Petula Clark) 4. The Way We Were (Barbra Streisand) 5. Peace of Mind (Loggins & Messina) 6. Stop! in the Name of Love (The Supremes) 7. Stop! in the Name of Love (The Hollies) 8. Petite Fleur 9. Hello Dolly 10. Downtown (以上, Petula Clark) リクエスト曲は、 4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~3.と8.~10.はこの日がペトゥラ・クラークの誕生日(11/3)で。1.は彼女が歌う「今月の歌」。5.は先週時間が足りず「同名異曲特集」でかけられなかった分。6.&7.は「愛の名において」戦争につながるような発言は「やめて!」欲しいので。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.11.21
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“Peace of Mind” by Gene Vincent1958 与那原「コスモス」のオーナー西銘さんが亡くなってからもう三ヶ月ほどになります。 以前、西銘さんの友人の屋良さんと三人でやんばるまでドライブしたことがあって、一緒に出かけたのは後にも先にもこの時だけだったので大変思い出に残っています。 時期がちょうど今頃で、暑くも寒くもない天気の良い日でした。途中カフェに寄ってコーヒーを飲んでから、食堂で昼食をとり、午後は屋我地島でゆっくりのんびり過ごした一日でした。 僕が沖縄に来てしばらくしてから「コスモス」を知り、西銘さんにお会いしてからすぐに「ジョージさん、今度やんばるに行こうね」と何度も言ってくれたんですが、色々都合がつかず、結局行けたのがこの日2019年の11月10日のことになってしまいました。 この時の思い出がお互いとても深く残っていたので、その後も「また行こうね」が二人の口癖になっていましたが、結局はコロナ禍で先送りになり、西銘さんは体調が少しずつ悪くなって、とうとう行けずじまいになってしまったのが心残りです。 できれば、近いうちに同じコースを追悼ドライブしたいと思っています。 ↓途中の食堂に上がる階段にいたミケさん。猫好きだった西銘さんと長いこと一緒に遊びました。 ********** まさかと思っているうちに、絶対に首相になってほしくなかった人物が首相になって、しかも絶対にやってほしくないことを次から次にやろうとしています。 極右であり鷹派であることを隠さず、能ある鷹ならば隠すはずの爪を隠しもせず、「財源が財源が」と言いながら防衛費をすぐに2パーセントにすると公言し、普通なら慎重でなければならない中国との関係を自ら進んで悪化させ、まさに戦争への道をまっしぐら。 こんな恐ろしい人物の発言が毎日いやでも耳に入ってくるのが嫌でたまりません。 心がざわつきます。心の平安が欲しいです。 というようなこともあって、ラジオでは「心の平安」を歌った歌 “Peace of Mind” の「同名異曲」特集をやりました。全部で5曲準備しましたが、時間の都合で4曲お届けして、残りの1曲は次週に回しました。取り上げた曲は下記に記してありますので参照ください。もちろん全部違う曲ですよ。 ジーン・ヴィンセントのやつを聴いてみましょうか。これを聴いて少しは心が落ち着くといいのですが。 “Peace of Mind” by Gene Vincent1958 ********** 11月8日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Happy Birthday Sweet Sixteen (Neil Sedaka) 2. Happy Birthday (The Wedding Present) 3. Zing! Went the Strings of My Heart (The Coasters) 4. People (Barbra Streisand) 5. You’re So Vain (Carly Simon) 6. Peace of Mind (Nat King Cole) 7. Peace of Mind (Bee Gees) 8. Peace of Mind (Paula Parfitt) 9. Peace of Mind (Gene Vincent) リクエスト曲は、 4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は私の誕生日(11/3)が過ぎて最初の土曜日だったので。2.はジョンピール・ショーのスタジオライブ。3.が「今月の歌」オリジナルのコースターズで。6.~9.は「同名異曲」特集。最近ざわつく心を鎮めたいので “Peace of Mind” を。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.11.14
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“Zing! Went the Strings of My Heart” by The Coasters 1958 先日、糸満に松元ヒロがやって来ました。生で見るのは初めてでしたが、実に愉快なひと時を過ごさせていただきました。 お笑いの見せ方としては過激だと思う人も多いようですが、政治的に反体制的であるということにおいて、本人は全くの確信犯で、普通に新作落語を自分のスタイルで語っているのと同じような感じに見えました。 沖縄で人気の「お笑い米軍基地」という集団にも同じような匂いを感じましたが、この手のものは初めからある程度支持基盤層があって、要するにその一定層に受ければそれで良いのだろうが、どうもそこを少しはみ出しているようなところが良い。 今回のステージは二部構成で、第1部は「松元ヒロのトークライブ」。第2部は、シアタードーナツの宮島真一氏の司会で「お笑い米軍基地」を率いるまーちゃんこと小波津正光氏と元石垣市住民投票を求める会の宮良麻奈実さんによる「沖縄連帯トークセッション」でしたが、まーちゃんの松元ヒロに対するリスペクトの仕方が相当なものであるとわかりました。次回は「お笑い米軍基地+松元ヒロ」のコラボが見たいと思いました。 ヒロさんについてはこちら↓がよくわかります。 [芸人・松元ヒロ対談] 笑い中心に国家を考える ********** ラジオの今月の歌は、“Zing! Went the Strings of My Heart” に決まりましたが、なんといってもこの歌はコースターズのものがいちばん印象的ですよね。 “Zing! Went the Strings of My Heart” by The Coasters1958 ********** 先週こちらに貼り付けた Kam’s House のスケジュールが10月のものだったので、11月分を貼らせていただきます。 ********** 11月1日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. サントワ・マミー 2. パオラ (以上, アダモ) 3. Zing! Went the Strings of My Heart (Judy Garland) 4. New York State of Mind (Barbra Streisand with Billy Joel) 5. Road to Kingdom Come (Lindisfarne) 6. The Prince (Madness) 7. Spirit of the Falklands (New Model Army) 8. Strange Things Happen (Billy Bragg) 9. 夢の中に君がいる (アダモ) 10. To Know Him Is to Love Him (The Teddy Bears) リクエスト曲は、 4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.と9.はこの日がアダモの誕生日で(1943.11.1生,82歳)。3.が「今月の歌」ジュディ・ガーランドで。5.~8.は先週が命日でしたが収まり切らずにこの日にということで、ジョン・ピールのラジオ番組のスタジオライブの曲を。これでも収まりきらないので、順次番組内でお届けしますね。10.は今年とカレンダーが同じだった1958年のちょうど今頃全米でヒットした曲。Cash Box で第7位でした。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.11.07
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“My Foolish Heart” by Carmen McRae 1981 (Original: Composed by Victor Young 1949) なんと、13年ぶりに国際通りのジャズバー Kam’s House に行って来ました。 ここは沖縄に来て初めて行ったライブハウスで、実に懐かしいお店です。 狭い店内には相変わらずグランドピアノがかなりの場所を占め、このくらいのスペースだったらアップライトピアノで十分なのにと、余計なことを考えてしまいましたが、これは多分お店のこだわりなのでしょう。 そういえば、こちらの店主だったピアニストの香村英史氏は残念なことに数年前に亡くなって、生前聴いた演奏は、13年前にこちらを訪れた際のものが最初で最後となってしまいました。 Kam’s House について詳しくは、OKINAWA CLIP さんのウェブサイトがとてもよろしいので、ぜひ読んでみてください。↓ 「ジャズライブとともに生きていく《KAM’S HOUSE・香村悦子》」 この日はヴォーカルがたっぷり聴けるようだったので、楽しみに出かけましたが、その内容は期待以上で、大変満足の行くものでした。 まず第一に、計2回のステージ全曲が歌で演奏のみは無く、予想以上にたっぷりヴォーカルが楽しめたこと。さらに全曲僕の知っている曲だったこと。つまりは好みに合致したひと時を過ごせたのが良かったです。 そして何よりも、ヴォーカルの新垣めぐみさんの歌の上手さと完璧な英語は初めて聴くにもかかわらず、以前から馴染んでいるような不思議な感じを抱かせてくれました。 ぜひまた足を運びたいと思いました。 ちなみに客席は徐々に埋まり、途中からギュウ詰めになってしまいました。客層の7割が外国人で、みな一様に満足していたようでしたよ。 当日聴いた曲の中でいちばんのお気に入りはやはり “My Foolish Heart” でしょうか。今夜はカーメン・マクレエで聴いてみましょう。 “My Foolish Heart” by Carmen McRae 1981 ↓Kam's House 今月のスケジュール。あと残り1日か。 ********** 10月25日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Suspicious Minds (Elvis Presley) 2. Dreaming 3. Born under a Bad Sign (以上, Cream) 4. Come Go with Me (The Del-Vikings) 5. New York State of Mind (Billy Joel) 6. 涙のチャペル (Bobby Solo) 7. Crying in the Chapel (Darrell Glenn) 8. ふりむかないで (ザ・ピーナッツ) 9. 明日は月の上で (越路吹雪) 10. 夢見るシャンソン人形 (中尾ミエ) リクエスト曲は、 4.座波ソーメンさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は今年とカレンダーが同じだった1969年のちょうど今頃、全米でナンバー1ヒットだった曲。10/18~25まで Cash Box で2週連続1位でした。2.&3.はこの日がジャック・。ブルースの命日(2014.10.25没,享年71)で。6.&7.「今月の歌」ボビー・ソロのイタリア語版と、ダレル・グレンの英語版で。8.~10.はこの日が岩谷時子の命日(2013.10.25没,享年97)で。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.10.31
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“I’m Gonna Make You Love Me” by Dee Dee Warwick 1966 長年ラジオをやらせてもらっているおかげで、色々知らないことも覚えられて良かったと思う反面、知らなかったことのあまりの多さに、嫌になってしまうこともあったりする。 たとえば、先週(10/18) Dee Dee Warwick の命日ということで、この人のことを大雑把に調べてみようと思ったら、次から次へと驚くことばかりでてきて、どうしたら良いかわからなくなってしまいそうになった。 たとえば、Dianne Warwick の妹だった、従って Whitney Houston の従姉妹であると、この辺まではいいとして、1963年の “You’re No Good” のオリジナルは Betty Everett ではなくこの人だったとか、僕の大好きな “I’m Gonna Make You Love Me” はやはりこの人のオリジナルだったというではないか。 “I’m Gonna Make You Love Me (君に愛されたい)” といえば、Diana Ross & the Supremes and the Temptations の1969年の大ヒット(レコード発売は1968年)としてしか記憶になかったので、いかにもモータウンらしい曲として頭に残っていたのだが、オリジナルを聴いてまたまたびっくり。シュープリームス&テンプスが実にオリジナルをしっかり踏襲していることがわかるのだ。 1966年の Dee Dee Warwick のオリジナルを聴いてみようか。 “I’m Gonna Make You Love Me” by Dee Dee Warwick 1966 Diana Ross & the Supremes and the Temptations もついでに。 “I’m Gonna Make You Love Me” by Diana Ross & the Supremes and the Temptations 1968 なんといってもネットのおかげで、いろいろ新たに知ることばかり。で、こんなことをラジオで取り上げているものだから、なかなかやめられなくなっている。 そんなわけだから、もうしばらく現役続行ということで皆さんにはお付き合いいただきたい。 ********** ↓久しぶりにこういうものを家族で食べました。 二切れずつで満腹。残りは明日また。 ********** 10月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. It’s All in the Game (Tommy Edwards) 2. Crying in the Chapel (The Platters) 3. I Want to Hold Your Hand (The Crickets) 4. Honesty (Billy Joel) 5. When I Think of You 6. I Don’t Know How to Love Him (以上, Twiggy) 7. Desafinado 8. Bye Bye Blackbird (以上, Julie London) 9. You’re No Good 10. I’m Gonna Make You Love Me (以上, Dee Dee Warwick) リクエスト曲は、 3.尻焼原人さん。4.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は今年とカレンダーが同じだった1958年のちょうど今頃、全米でナンバー1ヒットだった曲。なんと、10/4~11/1まで Cash Box で5週連続1位だった。2.は「今月の歌」プラターズで。5.&6.は1967年のこの日、ミニスカートの Twiggy(ツイギー) が初来日。その後、歌手・俳優としてもずっと活動してましたね。7.&8.はこの日がジュリー・ロンドンの命日(2000.10.18没,享年74)で。9.&10.ディー・ディー・ワーウィックの命日(2006.10.18没,享年66)で。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.10.24
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“Waterloo Road” by Jason Crest 1968 10/12(日)ひさしぶりにgrooveに行って来ました。 10/4(土)に、えぱーわーな~主催のまんまる夜音祭にgrooveのオーナー、ガチャピンこと上地一也さんとゆうこさんも出て歌ったんですが、その時に「12日に丈一さんが昼間ライブやります」と誘ってくれたので、勇んで出かけてきました。 丈一さんのギターを初めて聴いたのはもう10年以上前のことで、それから時折聴く機会はありましたが、今回のように自身のトリオでのまとまった演奏を聴くのは初めてでした。 いやあ、とても良かったです。 たぶん彼のジャズへの想いが演奏にもそのまま現れているのだと思うんですが、聴く者を惹きつけて離さない音作りは一流といっても良いでしょう。 この日はエレアコにナイロン弦を張って、要するにエレガットみたいなギターを使い、途中何曲かウクレレも使って、全体にうるさくない心地よいライブでした。 バックの二人は、ベースに上地gacha一也、ドラムは屋比久猛吉で、ガチャピンのベースは相変わらず言うこと無しの素晴らしさでしたし、ドラムの屋比久さんもとても上手で、特にソロはとても良かったです。 休憩を挟んで約2時間、久しぶりに疲れること無く聴けたギタートリオでした。 あ、そういえば、途中第二部の冒頭、1曲叩かないかと言われ、バラードがいいと思ったので、“My Foolish Heart” をお願いしたんですが、ブラシを忘れたことに気づいて屋比久さんのを貸してもらいました。ただ、これが使ったことのないタイプのナイロンブラシで、愛用のワイヤーブラシとの違いに閉口しました。けど、楽しくできたので良かったです。 ********** 『オー、シャンゼリゼ』のオリジナルが英語の “Waterloo Road” という歌だったと知った時は大いに驚いたのものでした。ずいぶん前ですが、BS-TBS でやっていたいろんな曲のルーツを探るというような番組、タイトルが出て来ない。そこでやってましたね。 まあ、それにしてもジョー・ダッサンはこの歌をロンドンからパリにその舞台を移して、見事に街の景色に溶け込ませたもんですね。 今日はオリジナル↓。ロンドンの風景が目に浮かぶ。 “Waterloo Road” by Jason Crest 1968 ********** 10月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. オー、シャンゼリゼ (ダニエル・ビダル) 2. Waterloo Road (Jason Crest) 3. My Blue Heaven (Nat King Cole Trio) 4. This Little Bird (Marianne Faithfull) 5. Rockin’ Robin (Bobby Day) 6. Love Potion #9 (The Clovers) 7. Crying in the Chapel (Ella Fitzgerald) 8. Can’t Help Falling in Love (UB40) 9. Strangers in the Night (Frank Sinatra) 10. Strangers in the Night (Gerry & The Pacemakers) 11. Moonlight Serenade (Carly Simon) リクエスト曲は、 4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。6.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.3.&8.~11.は近頃テレビCMで使われている曲。なお、2.は1.のオリジナルで、元 Four Pennies のジェイソン・クレストが英語で歌ったもの。あとこの中では9.がCMでもオリジナルが使われている。7.は「今月の歌」エラ・フィッツジェラルドで。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.10.17
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“Maybe” by Janis Joplin 1969 (Original : by The Chantels 1958) 毎週土曜の11時から1時間、fm たまんにて「穴沢ジョージの “Good Old Music”」をやらせてもらっていますが、とうとう12年目に入りました。 放送開始が2014年の10月4日で、ちょうど今年とカレンダーが同じだったようで、こんな偶然の一致にも感慨深いものがあります。 そういえばこの日はジャニスの命日だったなあ。やはり特集すべきだろうかなどと考えているうちに、結局ラストに11年前と同じ “Maybe” をかけて許してもらいました。 この日、通算回数が546回目になり、ざっと延べ5000曲以上オンエアしたことになるわけで、我ながらよく続いているなあと、ちょっと驚いています。 なにせ、慢性腎不全を患って、2011年から人工透析治療を受けている身であるし、いろいろありましたが、ほぼ休み無しに11年も経過しているのは、番組を始めた当初には思いも寄らなかったことだけは確かです。 これからも現代医学の恩恵を受けながら、自分の好きなオールディーズの名曲を中心に、皆さんのリクエスト曲も織り交ぜつつ、楽しい番組を続けるつもりですので、よろしくお願いします。 今夜はジャニス↓でいいですか。 “Maybe” by Janis Joplin 1969 やはりシャンテルズのオリジナル↓も聴いてほしい! “Maybe” by The Chantels 1958↑こういう感じでいると山猫かトラみたいです ********** 10月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 夢のお月様 (The Velvets) 2. Crying in the Chapel (The Orioles) 3. Mr. Lonely (The Lettermen) 4. The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore (The Walker Brothers) 5. Hotel California (Eagles) 6. 月影のナポリ (ザ・ピーナッツ) 7. 月影のマジョリカ (田代みどり) 8. 月影のキューバ (森山加代子) 9. 月影のレナート (弘田三枝子) 10. 月影の渚 (アンソニー・パーキンス) 11. Maybe (Janis Joplin) リクエスト曲は、 4.座波ソーメンさん。5.カルロス・イノウエさん。6.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&6.~10.は「中秋の名月」が近いので、月の歌を。なお、1.は邦題に「月」があるにもかかわらず、全く内容は月と関係のない歌。6.~10.は全て邦題に「月影の」が付いた曲。2.は「今月の歌」オリオールズで。11.はこの日がジャニス・ジョプリンの命日(1970.10.4没,享年27)で。 以上。次回もよろしく。
2025.10.10
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“El Cumbanchero” by Tokyo Cuban Boys 日曜日(9/28)「寓話」でトランペットを吹いている川畑さんがやっているビッグバンド BIG LEQUIOS の演奏を、那覇の “Top Note” に聴きに行ってきました。 18名のフルバンド編成なんてちゃんと聴くのは何年ぶりでしょう。この日はヴォーカルも男女各1名入り、休憩を挟んで約2時間、たっぷり堪能させていただきました。 さて、1曲目が始まろうというのに、あらら、川端さんがトランペットの位置にいないぞ。 そしたら前の方に出てきて、あれはバンマスが指揮するスタイルではないか。 そうです。バンマスの川端さんは演奏なんてしないんです。言ってみればスマイリー小原みたいな感じです。あんなに踊ったりするわけではありませんが。 バンドはといえば、とにかく演奏が素晴らしい。それぞれのテクニックが磨かれていて、きちんと音が前に出ていましたね。これはフルバンドというものがどういうものかよくわかっている川端さんの、長年の経験の賜物でしょう。 演奏曲目はジャンルが多岐にわたっていて、聴く者を飽きさせない工夫がありましたが、途中、「今日はディスコになるので前の方が少し開けてある」とのMCが。 すると、本当にディスコ系の曲が何曲か。お客さんもノリにノって踊り狂う人が続出。 もう少し古い60年代あたりの曲だったらまだしも、僕にとっては全く馴染みのないジャンルでちょっと困りましたが、皆さんが楽しんでいるのを見て実に愉快でしたね。 次回はクリスマスを予定しているとのこと。知人を引き連れて行こうかと思っています。その時は、ラテンナンバーとスタンダードの比率をもう少し増やしてもらえたら嬉しいですかね。 昔を思い出して、YouTubeで見つけた「東京キューバンボーイズ」でも聴きましょうか。 “El Cumbanchero” by Tokyo Cuban Boys ********** 9月27日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. When the Saints Go Marchin’ in (Louis Armstrong) 2. I’m LeavingIt All up to You (Dale and Grace) 3. As Time Goes by (Dooley Wilson) 4. As Tears Go by (The Rolling Stones) 5. Venus (Shocking Blue) 6. Mr. Lonely (Bobby Vinton) 7. Joy to the World (Three Dog Night) 8. A Change Is Gonna Come (Sam Cooke) 9. When You’re Smiling (Andy Williams) 10. I Did’t Have Any Summer Romances (Carol King) リクエスト曲は、 4.酋長Kobaさん。5.カルロス・イノウエさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は先日行われたスタンさん追悼の会で最初に演奏された曲。2.はこの日が Dale Houston の命日(2007.9.27没,享年67)で。3.及び7.&8.は 近頃テレビCMで使われている曲(ただしCMではオリジナルではない)。9.は「今月の歌」アンディ・ウィリアムスで。10.は先週に引き続きそろそろ夏も終わりに近づいているかということで、夏の歌を。 以上。次回もよろしく。
2025.10.03
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“When The Saints Go Marchin’ in” by Phil & Guuwa Band 2025 沖縄に来てから世話になった音楽仲間が二人、相次いで亡くなって、少なからず寂しい思いを引きずっています。 7月には「寓話」で長年クラリネットを吹いていたスタンさんが、そして8月には与那原「コスモス」のオーナー西銘さんが。 このお二人には大変良い思い出しかありません。 ぜひ安らかにお眠りください。でも、あと1回でいいから会って話したかった。 ********** ここではまず、スタンさんのことから書いて、西銘さんについては後日改めて書こうと思う。 初めてベースの恵茂さんに誘われて、土曜日の「寓話」のドラムのトラをさせてもらったのが、確か2013年のことだったかと記憶している。 スタンさんは初対面からとても気さくで話しやすく、その後何度か土曜日の「寓話」でお世話になっても、その都度「ジョージ、ジョージ!」と、暖かく僕を迎えてくれたのがとてもうれしかった。 年齢的にはさほど離れてはいなかったけれど、大変頼りになる兄貴的なすばらしいクラリネット吹きだった。 ある日、スタンさんから「なにからやろうか」と言われて、咄嗟に “I’ll Close My Eyes” と僕がいうと、「“I’ll Close My Eyes” か。いいね」と、その日は “I’ll Close My Eyes” からスタートして、なんだかとても気持ちよく演奏したことを今でも思い出すことがある。 なぜ突然 “I’ll Close My Eyes” になったのかは記憶にないが、この曲は思い出の1曲になった。 サックスのフィルくんはいわゆるバンドメンバーではなかったけれど、スタンさんの知り合いということでよく顔を出して仲間に加わり、歌も歌った。やはり土曜日の「寓話」で知り合ったことになる。その後フィルくんはほぼメンバーのようになって、今では第4以外の日曜日の「寓話」のレギュラーになっている模様。 そのフィルくんの主催で、先週の土曜日(6/20)、「寓話」にて “Remembrance for Stan Hays” が盛大に催された。スタンさんゆかりの人たちでお店には入りきらない人ほどの人が詰めかけた。 たくさんの人から、生前のスタンさんとの逸話などを聴くことができたけれど、みなさん「彼の人間性、人柄の良さ」を口々に語っていたのは印象的だった。 ただ、残念ながら僕の英語聞き取り能力の衰え具合がひどく、ナチュラルスピードで話されると、わからないことの方が多い。これは重症だと認識させられた。とにかくユーモア精神たっぷりだったスタンさんの思い出話には、やはりユーモアがふんだんに含まれているのだが、これが聞き取れない。そこで朗報。 当日の模様がYouTubeにアップされました。 これ↓を拝見して勉強するのがよろしかろうと。 Memories of Stan 49分45秒後からは当日の演奏も聴けます。『聖者の行進』からスタートしますが、最後の方でフィルくんの歌が聴けます。しかし “♪ When Stan went marchin’ in” って歌っていたような。Very nice arrangement, Phil! 思えば『聖者の行進』は亡くなった者を陽気に弔おうというジャズの原点の1曲なのだと再認識。 ********** 9月20日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. September Song (Dion & The Belmonts) 2. I Should Care (Julie London) 3. Day by Day (Astrud Gilberto) 4. Cheek to Cheek 5. Always (以上, Ella Fitzgerald) 6. When You’re Smiling (Dr. John with Dirty Dozen Brass Band) 7. Misty (Johnny Mathis) 8. Heartbreak Hotel (Elvis Presley) 9. 悲しき少年兵 (藤木孝) 10. Summer Symphony (Lesley Gore) 11. A Summer Song (Skeeter Davis) リクエスト曲は、 7.カルロス・イノウエさん。8.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は毎年恒例?9月に聴く曲。2.~5.はこの日が Paul Weston の命日(1996.9.20没,享年84)で。2.&3.は Paul Weston 作曲、4.&5.はアレンジャーとしての彼の代表作、エラ・フィッツジェラルドの名盤 “The Irving Berlin Songbook” より。6. 「今月の歌」『君ほほえめば』Dr.ジョンで!9.はこの日が藤木孝の命日(2020.9.20没,享年80)で。10.&11.は、秋分が近いのでそろそろ夏も終わり`に近づいているかということで、夏の歌2曲を。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.09.26
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“Jumpin’ Jack Flash” by The Rolling Stones 1969 旧盆ウークイ特番のため、ラジオは一回お休みさせていただきました。この二週間には結構いろんなことがありましたが、一応どんなことがあったか書き留めておきましょうね。 まずはテニスの全米オープンですが、ほぼ予想通りの結果に終わりましたね。 女子シングルスはやはりサバレンカが強かった。 男子決勝のアルカラス対シナー、今回はアルカラスが強く、流石のシナーも最後は粘れなかったですね。アルカラスはウィンブルドンの借りを返した形で、しばらくはこの二人の時代が続きそうです。 車いすは小田くんがついに全米も制して、生涯ゴールデンスラム達成。しかしまだ19歳。この先どこまで行ってしまうのでしょう。 女子車いすも上地さん久しぶりに全米を制して、よかったです。 旧盆のウークイといえば、うちの近所でもエーサーがあって、今年は家族で見にいこうと張り切って家を出たのは良かったんですが、会場近くまで行ったのに全く車が停められない。ある程度予想はしていたものの、すごい人出で全く無理でした。 結局諦めて帰りましたが、以前停めさせてもらっていた知り合いは越してしまったので、別の知り合いにあらかじめ頼んでおくしかないねと、来年以降に期待することにしました。少し離れたところに停めて歩いてもいいかな、などと話しながら帰宅しました。 妻の姪家族が沖縄に遊びに来たので、みんなで沖縄ワールドに行ってきました。二年ぶりです。 小学5年生を筆頭に下は2歳児までの3人の子供を引き連れて、そもそもどれだけ喜んでくれるのかと、・・・心配するまでもなく、「ハブ博物公園」という蛇を中心とした爬虫類や両生類の館に入ると、子供たちは気に入ったらしく、なかなか動こうとしません。 「ハブ博物公園」は入り口からは近いのですが、どちらかというと出口寄りで、色々見て回った後に時間があれば入ってみるという程度のところかと思っていたので、最初からここに入ってしかも1時間程も蛇などをじっと見て飽きないとは! とりあえずヘビの後は玉泉洞 (結構な規模の鍾乳洞) へ。中は涼しく、子供たちも飽きずによく歩きました。 土産物コーナーをしばらく見て、今度は「スーパー・エーサーショー」の会場へ。ショーが始まると子供たちは食い入るように見ているので、ああ、こういうものは興味があるのかなと、思ったのも束の間、突然一人が立ち上がり結局3人ともすぐに飽きて会場から出ることになりました。 高校生の民泊をやっていた頃にここに連れてくると、みんな楽しんでくれて、最後には演者のみなさんと一緒に踊ったり写真を撮ったりしたものですが、子供たちはヘビのほうが良かったみたいです。 ちょうど食事の時間だったので、レストランでお昼を食べて、しばらく休んだら、今度は「スーパー・エーサーショー」と同じ会場で「ハブとマングースのショー」を見ることに。 これがどんなものであるかは、噂に聞いていたので、がっかりもしませんでしたが、ヘビ使いのお姉さんのトークがかなりおもしろく、つまり子供にわかるようなものではなかったので心配でしたが、子供たちは蛇を操るお姉さんに目が釘付けになっていて、全く飽きる様子もありませんでした。 現在行われている「ハブ対マングースの対決」について暴露してしまうと、つまりは別々の透明のパイプが用意してあって、その水の中をどちらが早く泳いで反対側にたどり着くかというレースです。 これはマングースが水中を歩く姿がかわいらしく、なかなか楽しかったですね。ちなみにマングースが勝ちました。 続いて「熱帯フルーツ園」をざっと見て、ガラス工芸のコーナーや焼き物コーナー、琉球王国の城下町を再現した一角などをさらりと通過して、ついに出口へと誘われることとなりました・・・が、ここにはあの「ハブ博物公園」が待ち構えているではありませんか。 そうです。最後にもう一度、じっくりこの館を体験してお開きとなりました。 お疲れ様。 ********** 近頃テレビのCMで “Jumpin’ Jack Flash” と “Layla” を耳にします。以前はオールディーズの曲がたくさん使われていたようにも思うのですが、この頃では少なくなりましたね。ただ、昔の曲に勝手な歌詞を付けたいわゆる替え歌のようなCMソングは多いです。今度この替え歌CMソングの元歌特集やりたいですね。『すてきなタイミング』だけはやってしまいましたが。 今夜はストーンズで。 “Jumpin’ Jack Flash” by The Rolling Stones 1969 ********** 夕食に天ぷらを揚げてもらいました。庭の青紫蘇と息子の釣ってきた魚は絶品でした。 ********** 9月13日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I Fought the Law (The Bobby Fuller Four) 2. When You’re Smiling (Seger Ellis) 3. When You’re Smiling (Bobby Freeman) 4. She Loves You (The Beatles) 5. Teach Your Children (Crosby, Stills, Nash and Young) 6. Spanish Harlem (Ben E. King) 7. Mashed Potato Time (Dee Dee Sharp) 8. Honky Tonk Women 9. Jumpin’ Jack Flash (以上, The Rolling Stones) 10. Layla (Derek and the Dominos) リクエスト曲は、 4.酋長Kobaさん。5.尻焼原人さん。6.座波ソーメンさん。7.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日が「世界法の日(World Law Day)」だったので。2.&3.は「今月の歌」邦題は『君ほほえめば』。先週の分も一緒にということで、1928年の Seger Ellis と1958年の Bobby Freeman の2曲を。8.は今年とカレンダーの同じだった1969年8月16日~9月6日まで4週連続 Cash Box のシングル盤ヒットチャートの1位だったので。9.&10.は近頃テレビのコマーシャルでよく耳にする2曲を。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.09.19
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“Questions 67 & 68” by Chicago 1969 ほとんど決まり文句のようになってしましましたが、テニスの全米オープンがセカンドウィークに入ってしまいました。というより、女子のシングルスはすでにベスト4が出揃って、もう次は準決勝です。 アンドレエワさんはベスト8にも残れず残念でしたが、負けた翌日には楽しそうにダブルスを戦っているのを見て安心しました。まだ若いのだから、これからに期待しましょうね。 さて、大坂なおみさんですが、なんと!ガウフを破って準々決勝に進み、ムチョバも破り明日は準決勝です。そして準決勝の相手はあのアニシモワです。 ウィンブルドンの決勝でシフィオンテクにダブルベーグル(6-0,6-0)喰らってすっかり有名になってしまったアニシモワさんですが、実力があるのは間違いなく、大坂さんの相手としては結構厄介かもしれないので、要注意ですね。 ただ、前回のウィンブルドンから今回の全米オープンに入ってからの試合を見る限り、大坂なおみは見事に復活したと言って良いでしょう。 落ち着いた試合運びのおかげで、簡単に崩れることがなくなっているので、安心して見ていられるというやつです。よほどの実力がある相手でないと今の大坂なおみは倒せないと思うのです。明日が楽しみです。 大坂さんはいつもかなり奇抜なウェアで僕らを驚かせてくれますが、今回はまたびっくりさせてくれましたね。 ↓ちょうちんブルマの二枚重ね?因みにナイキです。 ところで、今沖縄は旧暦のカレンダーでお盆に入っています。 9月4,5,6日が、旧暦の7月13,14.15日にあたり、今日がウンケー、明日はナカヌヒー、そして明後日が最終日ウークイと続きます。 ウークイの日は特別で、要するにお盆に帰ってきたご先祖を送り返す日なので、エーサーなどもこの日に行われることが多いです。 そんなこともあって、9月6日は旧盆ウークイ特番のため、「穴沢ジョージの “Good Old Music”」はお休みさせていただきます。 来週からは通常通りになりますので、どうぞよろしく。 ********** 今年とカレンダーが同じだった過去に遡って、ラジオでは放送当日と同じ日付のヒットチャートを眺めて、その中から何曲かおかけしています。今回は1969年に遡り、8月30日付 Cash Box のシングル盤ヒットチャートからたくさん選んでお届けしました。 ベスト10にはおなじみの曲も多いですが、いつも思うのは、かなりランキングの上位に達しなかった割には有名な曲がいくつかあって、ヒットせずとも後世に残っている曲ってあるんだなあと。 今回でいえば、シカゴの “Questions 67 & 68” は82位。どこまで上昇したんだろうと調べてみたらびっくり。Cash Box ではこの82位が最高位で、Billboard でも71位止まり。 これは実に意外でした。当時ヒットパレードは聴いていなかったとはいえ、この曲は印象的で、あの2枚組のLPの中でも一番の出来だと勝手に思っていただけにね。 まあ、そんなもんかなと、納得しておきましょうね。 “Questions 67 & 68” by Chicago 1969 ********** 8月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Sugar Sugar (The Archies)[#5] 2. Sweet Caroline (Neil Diamond)[#3] 3. Put a Little Love in Your Heart (Jackie DeShannon)[#4] 4. Forget Him (Bobby Rydell) 5. ボーイ・ハント (伊東ゆかり) 6. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Michael Buble) 7. It’s Getting Better (Mama Cass)[#37] 8. Easy to be hard (Three Dog Night)[#15] 9. Barabajagal (Donovan)[#29] 10. Rain (Jose Feliciano)[#75] 11. Questions 67 & 68 (Chicago)[#82] リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。5.「今月の歌」伊東ゆかりの日本語版。6.先月の「今月の歌」マイケル・ブーブレで。これ以外は今年とカレンダーの同じだった1969年8月30日付 Cash Box のシングル盤ヒットチャートからお届けしました。#印が順位です。因みにこの日の#1.はローリング・ストーンズの “Honkey Tonk Women” でした。次回お届けします。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.09.05
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“Just a Dream” by Jimmy Clanton 1958 8/23 は、夏の甲子園決勝で沖縄尚学が優勝しましたが、ラジオの放送がちょうど決勝戦の後半と重なってしまい、曲と曲の間に試合の途中経過を挟んだりしながら番組をお届けするという前代未聞の放送になりました。 しかし、沖縄県勢の夏の優勝は15年ぶりとのことで、この日に当たったのは幸運だったと考えるべきなのでしょうね。 それにしても今回の沖縄尚学はいいチームでしたね。優勝おめでとう。 さて、ちょっと気が重いけど、ここからは高野連に文句を言わせていただこう。 といえばもうお分かりの方も多いでしょうが、応援におけるチョンダラー禁止問題です。 ネットニュースなどでもいくつか取り上げられていました。まだご存知ない方はこちら↓の記事を読んでみてください。 ・高野連、沖尚応援団の“伝統芸能”に禁止令「暴行には甘いくせに…」“間違いだらけ”の謎対応に募る批判 ・[大炎上] 高野連、沖縄の伝統「チョンダラー」応援を制限か!?「文化への冒涜」「時代錯誤」と批判殺到でヤバいことに… さらにチョンダラーは一般にどんなものかというわかりやすい説明はこちら↓でどうぞ。 ・大切な役目チョンダラー まあ、高野連は応援に関して細かい規定をしていて、今回の場合でいえばその中の「顔のペイント」と「民族衣装」がその規定に抵触すると言いたいのだろう。 しかし、だから禁止で済むほど、事はそんなに簡単に収まる問題ではない。もう少しきちんと沖縄のことを調べて、ちゃんと関係者による会議などを経てから然るべき理由とともにまずは説明が必要ではないか。 納得のゆく説明ができないなら、規定そのものがおかしいということになろう。 高野連などは、とにかく画一的に収めたがる人たちなのだから、いつまでたっても丸坊主の学校が大半なのだ。今年も数えるほどしか「髪型自由」の学校がなかったのは非常に残念だ。全員丸刈りって、軍国主義の名残以外の何物でもなかろうに。 「いや、うちの学校は仏教系だから」という学校も、いまでは野球部以外は丸刈を強制しているところは減っているはずでしょうに。 帽子を取ったら全員坊主。こんなのは完全な時代錯誤です。これについては沖縄尚学の監督にもぜひご一考をお願いしたい。来年からは髪型自由で優勝目指しましょう。 ********** 今年とカレンダーが同じだった過去に遡って、ラジオでは放送当日と同じ日付のヒットチャートを眺めて、その中から何曲かおかけしています。今年は1958年と1969年がカレンダーが一緒でした。 それで、1958.8.23付 Cash Box のシングルチャートから何曲かお届けしましたが、そのうちの#5にジミー・クラントンの “Just a Dream” が入っていました。 とにかく声が若い!ジミーくん、もうすぐ20歳ですけど、まるで中学生のよう。いや、若いということはそれだけでなんの文句もありません。ましてや声が若いなんていうのはどうにも羨ましいではありませんか。 “Just a Dream” by Jimmy Clanton 1958 ↓こんなところで昼寝するのが気持ちいいんだね ********** 8月23日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 恋はみずいろ (Vicky) 2. Fever (Peggy Lee)[#7] 3. Everybody Loves a Lover (Doris Day)[#6] 4. ボーイ・ハント (森山加代子) 5. Breakaway (Tracey Ullman) 6. Cutie Pie (Johnny Tillotson) 7. Love Is a Many Splendored Thing (Nat King Cole) 8. Mr. Bassman (Johnny Cymbal) 9. Just a Dream (Jimmy Clanton)[#5] 10. Poor Little Fool (Rick Nelson)[#4] 11. Little Star (The Elegants)[#2] リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.座波ソーメンさん。7.カルロス・イノウエさん。8.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がヴィッキーの誕生日(1949.8.23生,76歳)で。2.&3.および9.~11.は今年とカレンダーの同じだった1958.8.23付 Cash Box のシングル盤ヒットチャートから。#印が順位です。因みにこの日の”1.はあのカンツォーネ、ドメニコ・モデューニョの “Volare” でした。4.「今月の歌」森山加代子の日本語版。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.08.29
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“Seven Drunken Nights” by The Dubliners 1967 8/16 のラジオは、この日命日の4人の曲を中心にお届けしました。 どうも近頃は「命日特集」のようになってしまうことが増えました。まあ、それも当然といえば当然。なにしろ番組が「懐かしのオールディーズ・ナンバーをお楽しみ」いただくと謳っているので、時代が進むにつれいつの間にやら誕生日よりも命日の人の方が多くなっていて、自分の年齢も後期高齢者なのですから。 つまりは、僕らが「オールディーズ」と呼ぶのは、1950年代から60年代くらいが中心で、音楽に目覚め、ポピュラー・ミュージックを一番聴いた時期が60年代前半に集中しているので、当時おなじみのミュージシャンたちも徐々に鬼籍に入ることになるわけです。 で、この日が命日だった主なミュージシャンは、ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)、エルビス・プレスリー(Elvis Presley)、ロニー・ドリュー(Ronnie Drew)、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)で、この4人を無視するわけにはいきませんでした。 このうち最も短命だったロバートジョンソンは享年27。次いでプレスリーが42。ロニー・ドリューは73。最も長生きしたアレサ・フランクリンが76で、僕の今の年齢に一番近い。 確かにミュージシャンには短命な人も多いけれど、アレサ・フランクリンでさえ、76歳で亡くなっていると思うと、自分たちの番も近づいていることは否応無しに意識せざるを得ませんね。 それにしても、ロバート・ジョンソンの27歳は若すぎる。プレスリーの42歳も然り。 ダブリナーズのロニー・ドリューは “Seven Drunken Nights” をレコーディングしたのが1967年だったので、計算すると33歳になったかならなかったくらいで、あの歌声からはそんなに若かったとは想像できませんね。 YouTubeには1987年にダブリナーズ結成25周年記念のライブ映像で歌っている姿がありました。この時ロニー・ドリューは53歳ぐらいなわけですが、この人は何歳でもおんなじ感じですね。 こちら↓で確認できます。 “Seven Drunken Nights” by The Dubliners 25 Anniversary TV Show ********** 日曜日(8/17)、ちょうど時間もあったので「寓話」に行って来ました。 この日は第三日曜日で、メンバーが豪華でした。ヴォーカルにおりえ姐さん、フィルくん(テナーサックスも)、アルトサックスにブンちゃん、ピアノがアーキー、ベースはタッチュー、ドラムにはカズオ。ゲストはギターの下地さん、パーカッションのおおやさん。 第三日曜日のドラムは以前、Tomomiさんが叩いていたんですが、いろいろ忙しくなってできなくなってしまったんですよね。とてもかっこいいドラムだったので残念ですが、また復帰してもらいたいですね。 それで、この日は豊崎一生くんが叩きました。以前に Sound M’s で見たことがあって、彼のプレイは今沖縄に数多いドラマーの中でも5本の指に入ると思うので、やはり聴きに行って良かったです。 ↓この日おりえ姐さんは “Calling You” などを歌って僕らを驚かせました。 ↓フィルくんが歌った得意の “Just in Time” は相変わらず素晴らしかったです。 ********** 8月16日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Fun in Acapulco 2. You Can ’t Say No in Acapulco (以上, Elvis Presley) 3. ボーイ・ハント (奥村チヨ) 4. Hawaii Five-O (The Ventures) 5. First Quarrel (Paul & Paula) 6. Seven Drunken Nights (The Dubliners) 7. Love in Vain 8. They’re Red Hot (以上, Robert Johnson) 9. Think 10. Today I Sing the Blues (以上, Aretha Franklin) リクエスト曲は、4.尻焼原人さん。5.酋長Koba。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.はこの日がエルビス・プレスリーの命日(1977.8.16没,享年42)で。3.「今月の歌」奥村チヨの日本語版。6.はこの日がロニー・ドリューの命日(2008.8.16没,享年73)で。7.&8.はこの日がロバート・ジョンソンの命日(1938.8.16没,享年27)で。9.&10.はこの日がアレサ・フランクリンの命日(2018.8.16没,享年76)で。 以上。では、次回もよろしく。
2025.08.22
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“I Shall Be Released” by The Band 1968 あっという間に8月6日、9日とすぎて、ついに15日になってしまった。 毎年この時期になるといろいろ考えたり、見たくないものを見たりして頭が痛くなる。 最も見たくないのが、国会議員が大挙して靖国神社に参拝する光景だ。あとは、このところ何年も、我が国の首相は広島でも長崎でもあまりにも心のこもっていないスピーチをするので、見るんじゃなかったと思って後悔したものだ。ただ、今年は石破総理のスピーチが結構良かったので、ちょっと驚いた。 でも、スピーチで圧巻だったのは、広島県湯崎英彦知事のものだった。広島県知事 スピーチ 核抑止論の無意味さをこれほど的確に指摘してまとめたスピーチは見事というよりほかない。 ↓8/9ラジオの後、平和祈念公園で見た海 8月9日 (土) は長崎原爆の日でしたが、ロビー・ロバートソンが一昨年(2023年)のこの日亡くなっているので、ラジオの最後に、“The Last Waltz(ラスト・ワルツ)” の中から、“I Shall Be Released” をかけました。 もともとザ・バンドのオリジナルではリチャード・マニエルがファルセットで歌っているのが印象的だけど、「ラスト・ワルツ」の中ではコンサートの最後、出演者が全員集まって歌うという中で、作曲者のボブ・ディランが1番と3番を歌い、サビを全員で歌うのだ。 しかし、2番を誰が歌っているのか映像を見てもよくわからない。どうやら前に出てマイクの近くに立っているミュージシャンではなさそうだ。それで、もしかするとと思ってよく見ると、どうやらというかやっぱり、リチャード・マニエルがピアノを弾きながらいるらしい。 この歌だったら裏声だろう、持ち歌なんだからねと、勝手に思っていたのだが、仕方なかろう。それでなくてもオリジナルでは大層無理して裏声出しているようにも思えるので、これでいいんだろうと納得した次第。 にしても名曲。聴いてみるか。 ↓ヴァン・モリスン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ドクター・ジョンその他大勢。 “I Shall Be Released” from “The Last Waltz 1976” ********** 8月9日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Enola Gay (O.M.D.) 2. Get It on (Chase) 3. ボーイ・ハント (西田佐知子) 4. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Carmen McRae) 5. O.K.牧場の決闘 (フランキー・レイン) 6. 内気なジョニー (ジョニー・ソマーズ) 7. You’ll Lose a Good Thing (Barbara Lynn) 8. I Need Love (Barbara Mason) 9. I Shall Be Released (The Band) リクエスト曲は、5.カルロス・イノウエさん。6.酋長Koba。7.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は毎年恒例、原爆の日近くにかける曲。今回は “URGH Music War” のLPに入っているライブ録音で。2.はこの日が Chase のリーダー、ビル・チェイスの命日(1974.8.9没,享年39)で。因みに飛行機事故死。3.&4.は7月&8月の「今月の歌」。3.は西田佐知子の日本語版。4.はまさに正統派、カーメン・マクレエのバース付き歌唱!8.はこの日がバーバラ・メイソンの誕生日(1947.8.9生,78歳)で。9.はこの日がロビー・ロバートソンの命日(2023.8.9没,享年80)で。 以上。では、次回もよろしく。
2025.08.15
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“I Really Don’t Want to Know” by Connie Francis 1962 (Original: 1953) 申し訳ありません。 また、あまり見ても楽しくない画像を見ていただくことになってしまいました。 今週の月曜日(8/4)の昼ごろですが、畳の部屋を抜けてパソコンのある板の間に入る所で、電源コードを避けた途端に襖のレールにつまずいて、左足の人差し指を思いっきり内側に曲げてしまいました。 そのせいで爪が剥がれかけて、激痛を伴う大量の出血を見ることになってしまったんです。 今思えば出血はさほど大量ではなかったかもしれませんが、その時は血を止めるべく、ガーゼのある箪笥の部屋まで戻らなくてはと、溢れてくる血を滴らせながら畳部屋を横断して振り返ると、結構多量に思えたんですよね。 ガーゼは使い切ってしまったらしく脱脂綿しか見当たらなかったので、とりあえず脱脂綿で「圧迫止血法」を思い出しながら血を止めて、左手で爪のあたりを抑えながら右手であちこちにポタポタと落ちた血を拭いたのでした。 出血が止まったので今度は消毒済ウェットシートのようなものがあったので、一応それで爪の周りを拭いて、薬箱に小さいサイズの滅菌ガーゼが残っていたのを使ってぐるっと巻き、テープで留めて一件落着。 という具合に簡単に処置は終わったんですが、指先だけでなく指全体とその手前の足の甲の方にかけて変色していて、かなり痛い。 ちょうど月曜日だったから、透析治療の時に看護師に診てもらって処置を頼むことにしました。 幸い外科に強い看護師は多いので、この日も適切にやっていただき、ドクターも看護師の撮った写真を見て、このタイプの怪我は余程のことがない限り大事には至らないだろうということで、一応ホッとしたというわけです。 ↓怪我から約24時間後の左足の様子。 そういえば、過去に何度かこの「圧迫止血法」を実践したことがあったのを思い出して、記録を調べたところ、下記の二つの日記に遭遇。当時は写真に撮らなかったので、どのような怪我だったのかは読んでもらえればお分かりいただけると思います。お暇な時にどうぞ。 2015.06.01の日記「圧迫止血法実践」 2016.08.19の日記「圧迫止血法(その2)」 こちら↓は割と最近のやけどのやつで画像ありです。 2021.01.19の日記「久々の怪我(要注意!衝撃画像が含まれます)~特集:handclap(2)」 上の2015.06.01の日記「圧迫止血法実践」を読み返してみて、今回の止血法以下の処置の仕方は決して正しくなかったことを確認しました。 ちゃんと水道水で洗い流しながら止血をするとか、しっかり泡立てた石けんでよく洗うとか、忘れていたことが多かったので、次回はしっかり実践しなくてはと、自分に言い聞かせました。 こんなの↓聴きましょうか。『知りたくないの』です。 “I Really Don’t Want to Know” by Connie Francis 1962 ********** 8月2日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. ボーイ・ハント (竹内まりや) 2. 夢のデイト[日本語] (コニー・フランシス) 3. Handy Man (Jimmy Jones) 4. ステキなタイミング (坂本九) 5. 十番街の殺人 (ベンチャーズ) 6. Bella Ciao (Fonola Band) 7. One Boy (Joanie Sommers) 8. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Bobby Darin) 9. 想い出の冬休み (弘田三枝子) 10. 大人になりたい (伊東ゆかり) 11. I Really Don’t Want to Know (Connie Francis) リクエスト曲は、5.伊原のトムさん。6.信州そばさん。7.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&8.は7月&8月の「今月の歌」。8.はボビー・ダーリンで。1.&2.および9.~11.は先週に引き続き、コニーフランシス特集。因みに9.&10.はコニーフランシスの持ち歌を日本人女性歌手が日本語でカヴァーした曲。 以上。次回もよろしく。
2025.08.08
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“Frankie” by Connie Francis 1959 『セコハン・ラブ』by 伊東ゆかり1962 いつのことだったか、このブログにコニー・フランシスの曲では “Frankie(フランキー)” が一番好きだと書いたことがあったと思い、探してみたのに見つからない。 バラードで男声コーラスを従えたあの名曲について、かなりしっかり書いた気がしたんですが、もしかしたらどこかにちょっとだけ書いたに過ぎなかったのか、Googleさんや Yahoo!さんではなかなかヒットしませんでした。はじから探してみる必要がありそうです。 ずっと前のこと(25年くらい前?)、スリー・ジョージズで『フランキー』をやってみたいと思っていたところ、女性ヴォーカルの大学生が時々仲間に入ってくれて、ちょっと無理して頼んだところ、これを歌ってくれたということがあったんです。でも、このヴォーカルの子は忙し過ぎて、結局ライブでは一度もやったことがなかったのが残念でした。 ところが、数年前、何も記載の無い MD が何枚か出てきて、そのうちの一枚がこの時『フランキー』を録音した音源だったんです。 そうです。貴重なスリー・ジョージズ+女子大生の『フランキー』ですよ、みなさん。 早速聴いてみたところ、なんと!大変出来がよろしい。 アレンジはオリジナルを踏襲していて、バックコーラスも見事にハモっていて、ヴォーカルも大変よろしいではありませんか。 貴重なものが出てきたぞと、その時はどこかにしまったんでしょうが、実はその MD がどこにあるのかわかりません。 あ~あ、家の中、片付けなくちゃ。 ラジオで「コニーフランシス特集」やりました。全曲コニーフランシスの曲でしたが、彼女の持ち歌を日本人女性歌手が日本語でカヴァーした、いわゆるカヴァーポップスも4曲お届けしました。 曲目は下記の「オンエア曲」を参照していただければと思いますが、とりあえず、邦題と原題および歌い手を記しておきます。 『間抜けなキューピット(Stupid Cupid)』(森山加代子) 『セコハン・ラブ(Secondhand Love)』(伊東ゆかり) 『ロリーポップ・リップス(Lollipop Lips)』(ダニー飯田とパラダイスキング、九重佑三子) 『トミー(Tommy)』(梅木マリ) 『ロリーポップ・リップス』と『トミー』は原題と邦題が同じですが、“Stupid”を「間抜けな」と訳したのはなかなかよろしいですね。 そして何よりも「セコハン」ですよ。今時はほぼ死語でしょう。 けれど『セコハン・ラブ』。音の響きとか内容とか色々総合的に判断すると、この“Second Hand”の直訳としての「セコハン」は実によく出来た邦題だと思った次第です。「中古の愛」とか「使い古しの恋」とかじゃどうにもいけません。 「凄いぞこの邦題!」に認定お願いします。 ちなみに「セコハン」ですが、何度入力しても「瀬湖畔」と変換されて出てくるので困ります。 早速聴いてみますか。本家も一応。『フランキー』もね。 『セコハン・ラブ(Second Hand Love)』by 伊東ゆかり1962 “Second Hand Love” by Connie Francis on The Ed Sullivan Show 1962 “Frankie” by Connie Francis 1962 ↑この画像、ネットのレコード屋さんからお借りしました。 ********** 7月26日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。全曲コニーフランシス特集でしたので、「今月の歌」はお休みしました。1. Vacation 2. Teddy 3. My Special Angel 4. Follow the Boys {日本語} 5. Lipstick on Your Collar 6. Al di la (以上, Connie Francis) 7. 間抜けなキューピット (森山加代子) 8. セコハン・ラブ (伊東ゆかり) 9. ロリーポップ・リップス (ダニー飯田とパラダイスキング) 10. トミー (梅木マリ) 11. Frankie (Connie Francis) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。6.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。7.~10.はコニーフランシスの持ち歌を日本人女性歌手が日本語でカヴァーした曲の特集。9.のヴォーカルは九重佑三子さんです。 以上。次回もよろしく。
2025.08.01
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“Where the Boys Are (ボーイ・ハント)” by Connie Francis 1961 ご承知のように、我らがコニー・フランシスさんが亡くなりました。 ご冥福をお祈りします。 そして、コニー・フランシスさんにはこのところの「今月の歌」に関する諸々のあたふたさ加減にもお詫びを言わなくてはいけませんね。 が、などと行っている場合ではないのです。 実は、僕が以前このブログを始めて間もない頃に書いた『ボーイハント』に関する記述に決定的な誤りがあり、その後訂正もせずにそのままにしていたんです。 「いつか直さねば」「今度訂正しましょう」などと思いつつ、すでに20年ほど経過してしまった。したがって、ここでこんなことを書く前に以前のブログに訂正を加えるべきなのですが、なにしろコニー・フランシスさんが亡くなってしまったので、まずはこちらに何が間違っていたのかを書いて、後日訂正版を作るつもりです。 さて、前置きが長くなってすみません。 『ボーイハント』の何が間違っていたかというと、実は訳詞者が漣健児さんではなく、奥山靉さんだったんです。 ちょっと言い訳させてもらうと、僕がずっと漣健児さん訳詞だと思っていたのは、当時のコニー・フランシスの曲の訳詞が漣さんのものが多かったことと、ブログを書くにあたって確かめるべく、僕の持っていた楽譜集「永遠のポップス①」を見ていたからです。 ↓こんなふうに書いてありました。 そうです。「漣健児 日本語詞」とはっきり書いてありますよね (現在これが訂正されているかどうかまでは確かめていませんので、もしもすでに直っているようでしたら、悪しからず)。 これは1990年に出た改訂版で、奥付に相当する1ページ目がこちら↓。 その後も改定されて現在も販売されている、老舗の全音楽譜出版社のオールディーズ楽曲集の定番です。現在は2019年版の第35版が最新版のようです。ちなみに僕はこれの初版が欲しいのですが、なかなか見つかりません。 話が逸れました。 それで、竹内まりやさんのアルバム “Longtime Favorites” が出た時に、『ボーイハント』のところに「訳詞:奥山靉」とあったので、あわてて調べました。 そしたら、うちにあった別の楽譜集にしっかり書いてありましたよ。 ↓それがこちら。「日本語詞:奥山靉」ってね。 こちらも老舗のシンコーミュージックですが、1988年の時点で正しく表記されているので、これを最初に見ていたら間違いは起こらなかったかもしれません。 いや、僕の頭に「きっと漣健児に違いない」という思い込みがあったせいでしょうから、責任は僕にある。 改めて、以上のように訂正してお詫びいたします。関係者のみなさん、申し訳ありませんでした。 特に、奥山靉さんと漣健児さんには大変失礼なことをいたしました。しかし、お二人ともすでに物故者で、さらにコニー・フランシスさんも先日亡くなってしまった。 今更、時すでに遅しですね。 せめて今夜はコニー・フランシスの綺麗な日本語で、『ボーイハント』を聴きましょうね。 『ボーイハント』[日本語版] by コニー・フランシス 1961 まだ訂正していない以前書いた日記がこちら↓。 2003.11.27の日記『ボーイハント』竹内まりや/伊東ゆかり 奥山靉さん(1902年~1969年)の仕事についてはこちら↓のページが詳しいです。 奥山靉 - Vinyl, CDs, & More ********** 7月19日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Rod Stewart) 2. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Anita O’Day) 3. Cry to Me (Peter & Gordon) 4. Live Young (Troy Donahue) 5. The Look of Love (Dusty Springfield) 6. Washington Square (The Village Stompers) 7. Good Timin’ (Jimmy Jones) 8. Cuando Calienta El Sol (Vikki Carr) リクエスト曲は、4.カルロス・イノウエさん。5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.が「今月の歌」で1.はヴァース付き、2.がヴァース無しの聴き比べ。3.は先週の「同名異曲」の続きで、ピーターとゴードンの “Cry to Me”。7.は6.が最近テレビのCMで流れている曲ということだったので、僕からも1曲。テレビでは日本語版の『ステキなタイミング』ですが。8.はこの日がヴィッキー・カーの誕生日(1940.7.19生,85歳)で。 以上。次回もよろしく。
2025.07.25
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“A Nightingale Sang in Berkeley Square” by Twiggy 1996 ウィンブルドン決勝男子シングルスの決勝はシナーが勝って、全仏の雪辱を果たしましたね。 でも、全仏シナー対アルカラス線が稀に見る好試合だったせいか、今回のウィンブルドンはいい試合だったのにちょっと物足りなかったように思えてしまいました。 どうやら男子ははっきりと世代交代が完了したと言っていいでしょうね。ジョコビッチが準決勝まで残ったのは凄いですが。 ところで、女子のシフィオンテク対アニシモワ戦は衝撃のダブルベーグル(6-0,6-0)で、なんだか見てられませんでした。見ましたけど。 4大大会決勝でのダブルベーグルは、過去に一度だけ全仏でナブロチロワがやったことがあるとテレビで言ってましたが、アニシモワ、これがトラウマにならなければいいのですが。 車いす男子は小田凱人くん優勝。お見事でした。 ********** ラジオで「今月の歌」を始めたのは2023年の4月からですが、このたび初めて「今月の歌」を来月に回すことになり、誠に申し訳ありません。 今月の歌、季節がら7月は『ボーイハント』がいいだろうと決めて、第1週目はオリジナルのコニー・フランシス版で聴いてもらったわけですが、「しまった!ウィンブルドンに合わせて「英国特集」やってるのになんてことだ」と気づいたときには、時すでに遅し。オンエアの後だった。 そこで、無理やり『ボーイハント』は「来月の歌」ということにして、思いっきりイギリスっぽい歌を「今月の歌」にしようと、スタンダードナンバーの “A Nightingale Sang in Berkeley Square (バークリースクエアのナイチンゲール)” に決めました。 で、記念すべき1週目は当然英国人の歌っているのがよろしかろうと、あの Twiggy (ツイギー) のやつを選びました。 番組の最後にかけましたが、なぜこの歌にしたかなど、詳細をお伝えできなかったので、次回にしっかり説明させていただきます。次回は第1週の分と合わせて2曲お届けしますので、お楽しみに。 とりあえずは、Twiggy の歌↓を聴きましょうね。 “A Nightingale Sang in Berkeley Square” by Twiggy 1996 ↑このあと雨になったのは言うまでもありません。 ********** 7月12日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。今回も一応「英国特集」の続きで、リクエスト以外は英国がらみです。1. Where the Boys Are (Connie Francis) 2. Poison Ivy 3. Fortune Teller 4. Memphis Tennessee (以上, The Rolling Stones) 5. You Don’t Have to Say You Love Me (Dusty Springfield) 6. Smokestack Lightnin’ (Howlin’ Wolf) 7. G.T.O. (Ronny & The Daytonas) 8. Cry to Me (The Rolling Stones) 9. Cry to Me (The Track) 10. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Twiggy) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。7.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。ちなみに5.の邦題『この胸のときめきを』は酋長Kobaさんの選んだ「この邦題は凄いぜ!」でもあります。 上記以外は穴沢選曲です。1.は「今月の歌」のつもりでしたが、この曲は来月に回して、10.を「今月の歌」とすることにいたしました。悪しからず。したがって、1.は「来月の歌」。ウィンブルドンに合わせて「英国特集」の続きで、イギリス出身のトレイシー・ウルマンで。2.~4.と8.はこの日がローリングストーンズが初めてロンドンのマーキーでライブデビューした日(1962.7.12)で。8.&9.は「同名異曲」。10.が「今月の歌」『バークリースクエアのナイチンゲール』今回はあのツイギーの歌で。 以上。次回もよろしく。
2025.07.18
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“Blue Bobby Socks (悲しき女学生)” by Pat Boone 1960 残念ながらわたくしのイチ押しアンドレエワさん、ウィンブルドン準々決勝で負けてしまいました。 しかし惜しかったです。実にいい試合でした。 スコアは 6-7, 6-7 で、つまり第1セットも第2セットもタイブレイクで負けたわけですから、これは今後の課題として実に勉強になったのではないでしょうか。 ますます期待が膨らみます。できれば準決勝~決勝まで見たかったのが本音ですがね。 大会は車いすも含めていよいよ準決勝~決勝です。 あ、ちょうど今、サバレンカさん負けました!う~む、やはり今年のウィンブルドンは波乱の大会ですね。 ********** 「この邦題は凄いぜ!」の「悲しき」シリーズをずっと考えていたんです。 どういうことかといえば、僕の場合「この邦題は凄いぜ!」がなかなか思い浮かばず、とりあえず昔よく聴いた「悲しき~」の中には結構ありそうだと思い、あれこれ思い出した中で浮かんできたのが、『悲しき片想い』と『悲しき女学生』でした。 まずはおなじみ『悲しき片想い』は原題が “You Don’t Know”。「♪ 私はあなたが好きなのに あなたは知らない」という片想いの女の子の気持ちを歌った歌なので、内容ともよく合っていて、大変よくできた邦題だと思うのです。 この時期のカヴァーポップスの訳詞で活躍した漣健児には、よく書けたものが多いですけど、この曲もベストの部類に入りそうです。 さて、問題はパット・ブーンの『悲しき女学生』ですが、これの原題 “Blue Bobby Socks” がいかにして『悲しき女学生』に至ったかを知りたくなるのは当然のこと。今こちらで書いてもいいのですが、かつて 2007年に2回に分けて詳しく書いているので、そちらに飛んでみてください。 (続) の方では歌詞を訳してみたので、参考までに。 さらに、関連するパットブーンの『なみだの高校生』についても、ついでに読んでもらえたらうれしいです。 2007.09.28の日記、悲しき女学生 2007.10.02の日記、(続) 悲しき女学生 2019.06.07の日記、なみだの高校生〜パットブーン85歳 こちら↓で聴いてみてください。 “Blue Bobby Socks (悲しき女学生)” by Pat Boone 1960 ↑今年はたくさん生ってます。 ********** 7月5日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Don’t Worry Baby (The Ivy League) 2. Sunny (Manfred Mann) 3. My Back Pages (Hollies) 4. 酸っぱい経験 (多岐川裕美) 5. Why Don’t You Believe Me (Dean Martin) 6. You Don’t Know (Helen Shapiro) 7. Blue Bobby Socks (Pat Boone) 8. Where the Boys Are (Connie Francis) リクエスト曲は、4.カルロス・イノウエさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~3.はウィンブルドンに合わせて「英国特集」で、今回は第1次ブリテイッシュ・インヴェイジョンの時に英国バンドがカヴァーしたアメリカの曲。数ある中から珍しげな3曲を。6.&7.は、尻焼原人さん持ち込み企画の「この邦題は凄いぜ!」の第2回目特集で 、穴沢選曲の「悲しきシリーズ」より。8.が「今月の歌」『ボーイ・ハント』今回はオリジナル、コニー・フランシスで。 以上。次回もよろしく。
2025.07.11
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“Eve of Destruction” by Barry McGuire 1965 久しぶりに自滅しない大坂なおみさんを見て、なんだかほっとしています。ええ、テニスのウィンブルドン大会の話ですがね。 このところとにかく大坂さんの自滅するところばかり見ていたので、最初は身構えていましたけど、落ち着いたプレイぶりのおかげで2試合とも途中からは安心して見ていられました。 一時期よりも若干シェイプアップしたせいか、動きが軽そうだったのは今後への好材料でしょう。今回は期待していますよ。 ところで、わたくしのイチ押しアンドレエワさん、全仏オープンの時にも思ったんですが、とにかく去年より二回りくらいでっかくなって (なったように見えて?) 実にたくましいではありませんか。オフによっぽど鍛えたんだろうか。でもまだ18歳になったばかりなので、どれ程大きくなるのか心配になってしまいますね。オスタペンコさんのようにはならないでもらいたいかな。 1・2回戦の戦いぶりを見る限り、今回は少なくともベスト4には勝ち上がってくれるのではないかと、期待は大きいです。 とにかく彼女のテニスは美しい。見ていてつい唸ってしまうような綺麗なテニスをするので、できればずっと勝ち残ってもらいたい。 今回色々感心しているんですけど、無理に力まずとも体重の乗ったバックハンドのストロークや、時折見せるネットプレーの鮮やかさ、などなど。ダブルスにも積極的に出ているのが良い結果につながっているんでしょうね。 あのサバレンカさんとの一番の違いは、力みが表に出ないところでしょうか。是非とも決勝戦でサバレンカと戦うところを見たいものです。 今大会は男女共シード選手が1・2回戦までに随分消えているので、波乱のウィンブルドンとなっていますけど、バスト4あたりに誰が残っているか今から楽しみですね。 ちなみに、寝不足です。 ↓こんな感じに大きくなりました ↓勝ったときとオンコートインタビューの時ぐらいしか笑顔が見られない テレビ画面をiPhoneで写したので画像が変です。 ********** 前回予告のとおり「この邦題は凄いぜ!」をやりましたが、2曲共シカゴの曲だったとは! ↓『明日なき世界』はどうなんだろう。元は「破壊前夜」だが。凄いまではないか。 “Eve of Destruction” by Barry McGuire 1965 ********** 6月28日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Rainy Days and Mondays (Carpenters) 2. Hard to Say I’m Sorry 3. 25 or 6 to 4 (以上, Chicago) 4. Pretend (Nat King Cole) 5. Soul Bossa Nova (Quincy Jones & His Orchestra) 6. You Belong to Me (Gene Vincent) 7. 花はどこへ行った (忌野清志郎) 8. Eve of Destruction (Barry McGuire) リクエスト曲は、2.尻焼原人さん。3.やきとり魔人さん。4.酋長Kobaさん。5.カルロス・イノウエさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。2.&3.は尻焼原人さん持ち込み企画の「この邦題は凄いぜ!」の第1回目特集で (詳細は先週の当ブログ参照)。ちなみに、2.が『素直になれなくて』3.は『長い夜』。1.は尻焼原人さんがラジオで耳にした『雨の日と月曜日は』の「は」をつけたところが絶妙とのことからこの企画が生まれた。7.「今月の歌」『花はどこへ行った』を忌野清志郎くんで。8.は慰霊の日(6/23)月間で、反戦の流れでこの曲を。ちなみに邦題は『明日なき世界』。まあまあちょっぴり「凄いぜ」の部類か。 以上。次回もよろしく。
2025.07.04
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“25 or 6 to 4” by Chicago 1970 “Hard to Say I’m Sorry” by Chicago 1982 ご承知のように、沖縄では6/23は旧日本軍の組織的戦闘が終わった日として「慰霊の日」と定められています。 そんな時に、アメリカはイランの核施設を空爆するという暴挙に出た。トランプ大統領はこれで平和になると、得意満面で宣言するが、とんでもない話だ。主権国家に対して宣戦布告も無しに軍事行動に出て、何が平和だ。 しかもNATO加盟国に軍事予算を5%に引き上げるよう圧力をかけ、NATO諸国が了承ですと。世界中が足並み揃えて軍拡に走るとは!この21世紀において、そんなことが簡単に許されるとするなら、世界は破滅に向かって行くだろう。 いや、むしろ確実に破滅に向かっていると考える方が当然かもしれない。なにしろ、トランプのみならず、プーチン、習近平、ネタニヤフ、金正恩など、錚々たる王様気取りの独裁志向の面々が揃ってしまった上に、あちこちの国々で国粋主義的なリーダーが頭をもたげ出しているのだから。 こんな連中に地球の未来を託すわけにはゆかない。今回の慰霊の日の全戦没者追悼式に来賓で招待された国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長は、「真の安全保障と平和は軍事力のみや、ましてや軍拡競争によって達成されるものではありません」とあいさつした。(↓あいさつ全文) 戦後80年沖縄全戦没者追悼式に寄せる中満泉国連事務次長・軍縮担当上級代表挨拶(沖縄、2025年6月23日) また、翌日、県主催のシンポジウムでは次のように↓訴えていた。 戦後80年のシンポジウム 中満事務次長と田中代表委員が登壇 トランプとネタニヤフの顔がテレビに映るたびに腹が立つので、つい上のようなことを書いてしまった。 ああ、いつになったら全世界同時武装解除の日が訪れるのでしょう。 ********** いよいよ今週のラジオは、「この邦題は凄いぜ!」の第1回目ですよ。 まずはこの企画を持ち込んでくれた尻焼原人さんの選んだ1曲。シカゴの『素直になれなくて(Hard to Say I’m Sorry)』。 そして、あのラジオにゲスト出演してくれたやきとり魔人さんからも1曲。なんと!こちらもシカゴで『長い夜(25 or 6 to 4)』。 偶然ですが、二人ともシカゴの曲だったのが、見事な一致というべきか、凄い連携プレーですね。いや、なんの打ち合わせもないのだから、連携はしていないか。 とにかく、シカゴのこの二つの邦題、付けた人が同じかしら。なかなかですね。 二曲とも、次のラジオでリクエスト曲としてオンエアいたします。ご期待を。 “25 or 6 to 4” by Chicago 1970 “Hard to Say I’m Sorry” by Chicago 1982 ↓野菜の天ぷらを揚げてもらいました。庭の青じそが一番。 ********** 6月21日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 星空のブルース (ベルト・ケムプフェルト) 2. Stop Your Sobbing (The Kinks) 3. You’ve Made Me So Very Happy (Brenda Holloway) 4. Dimples (John Lee Hooker) 5. Hello Dolly (原信夫とシャープス&フラッツ) 6. It’s Been a Long, Long Time (June Christy) 7. Tea for Two (Nick DeCaro) 8. The Great Pretender (The Platters) 9. Where Have All the Flowers Gone (The Kingston Trio) 10. 平和の琉歌 (ネーネーズ) リクエスト曲は、7.カルロス・イノウエさん。8.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。ほぼ誕生日・命日特集になってしまいました。1.はこの日がベルト・ケムプフェルトの命日(1980.6.21没,享年56)で。2.はこの日がレイ・デイビスの誕生日(1944.6.21生,81歳)で。3.はこの日がブレンダ・ハロウェイの誕生日(1946.6.21生,79歳)で。4.はこの日がジョン・リー・フッカーの命日(2001.6.21没,享年81)で。5.はこの日が原信夫の命日(2021.6.21没,享年94)で。6.はこの日がジューン・クリスティの命日(1990.6.21没,享年64)で。9.「今月の歌」『花はどこへ行った』をキングストン・トリオで。10.は慰霊の日(6/23)間近なので、恒例のこの曲を。 以上です。次回もよろしく。
2025.06.27
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“Don’t Worry Baby” by The Beach Boys 1964 一昨日、家族で那覇まで出かける用事があって、後部座席からフロントグラス越しに撮った一枚↓。 すっかり夏の空です。 やっぱりこういう時には頭の中でビーチ・ボーイズが鳴っている。 彼らの曲はそういう風にできているんだな。 やっぱり大したもんだわ。 どんな曲でもいいわけではないけど、初期のものならだいたい大丈夫。 そんな中でも、いつ頃からか、特にバラードが響く。 いつまででも聴いていられるというやつだ。 かつて、カセットテープにバラードばかりを集めて聴いていた。 あれは録音のできるカセットレコーダーを買った頃か。 50年ほど前のことだったかと思う。 その後しばらくしてからウォークマンが登場した。 おかげさまで電車通勤が快適になった。 車を持つようになり、カーステレオで聴くようになった。 今でもこれの延長にいる。 けど、面倒で、ビーチ・ボーイズを編集したCDは無い。 この夏はmp3をDVD-Rに焼いて車でもたくさん聴くことにしよう。 “Don’t Worry Baby” by The Beach Boys 1964 ********** 6月14日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Moon River (Henry Mancini) 2. Where Have All the Flowers Gone (The Searchers) 3. Your Good Girl’s Gonna Go Bad (Tammy Wynette) 4. Twilight Time (The Platters) 5. The Way I Feel Inside 6. Can’t Nobody Love You (以上, The Zombies) 7. Your Summer Dream 8. Girls on the Beach 9. A Young Man Is Gone 10. Hushabye (以上, The Beach Boys) リクエスト曲は、3.座波ソーメンさん。4.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がヘンリー・マンシーニの命日(1994.6.14没,享年70)で。2.「今月の歌」『花はどこへ行った』をサーチャーズで。5.&6.はこの日がゾンビーズのロッド・アージェントの誕生日(1945.6.14生,80歳)で。7.~10.は先日亡くなったブライアン・ウィルソンを偲んで、ビーチ・ボーイズの初期の曲を。 以上です。次回もよろしく。
2025.06.20
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“Summer Means New Love” by The Beach Boys 1965 テニスの全仏オープンは、男子がアルカラス、女子はガウフが優勝で、どちらの試合も決勝にふさわしく、実に白熱した良い試合でした。 特に男子の方は、全仏の歴史に残るほど稀に見る接戦で、フルセットでも決着がつかず、10ポイント・タイブレイクでアルカラスが勝ったけれど、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。やはりシナーとアルカラスの時代が来ましたね。おかげでこの日は完全な寝不足になりました。 車いすテニスは男女共日本人選手優勝という快挙で、小田くんと上地さんは素晴らしかったです。 全仏オープンが終わるとウィンブルドンがすぐにあるので、今から睡眠不足対策を考えておく必要がありますね。 ********** スライ・ストーンもブライアン・ウィルソンも1942年生まれの82歳だった。 昔なら十分に長生きしたと言えるでしょうが、昨今はどうなんでしょう。80代の前半ではまだまだな感じでしょうか。結構微妙な年齢ですかね。僕らにしてみれば、あと7年。 僕は生まれた時に父方の祖父と母方の祖父母はすでに他界していて、父方の祖母しか知らなかったけれど、僕の記憶が確かなら、祖母は82まで生きて、皆に長生きしたと言われたものでした。その時僕は二十歳だった。 スライ&ファミリーストーンはウッドストックの映画で初めて動くところを見てかっこいいと思ったのに、レコードを買うほどではなかった。だから、時たま YouTube で見るくらいで、曲もあまりよく知らない。 ビーチ・ボーイズはどうかというと、もちろん好きではあったが、中学高校時代にはもっぱらラジオで聴いているばかりで、レコードは買わずじまい。その後、70年代に入るとレコードが欲しくなり、輸入盤や再発モノの初期のLPを集め、擦り切れるほど聴いたものだった。海の近くに住んでいたこととは関係していないと思う。 その後、CDの時代になってからは、60年代のアルバムは 2 in 1 などのおかげで全部手に入れて、存分に楽しんでいるが、ラジオを始めるに当たり、何の迷いもなく、オープニングはビーチ・ボーイズになった。 半年に1度曲は変えているが、オープニングには “Surfer Girl” “Don’t Worry Baby” “Wouldn’t It Be Nice” “Little Honda” の4曲を順不同で使いまわしている。 エンディング・テーマは歌無しのインストものに決めていて、ブッカー T. & MGs やロス・インディオス・タバハラス、シャドウズなど、さまざまだが、ビーチ・ボーイズの “Summer Means New Love” を使うことも多い。 この “Summer Means New Love” は、なぜ歌詞を付けなかったのか不思議に思ったものだ。なにしろ、実にキャッチーなバラードで、歌が付いたらヒットしただろうになぁと、いつも聴くたびに思う。あれれ、以前にも書いたかもしれない。まあ、許してください。 ブライアンもスライストーンも、どうぞ安らかに眠ってください。 今日はこれ↓を聴いて寝ます。 “Summer Means New Love” by The Beach Boys 1965 ↑昼間はツボミ。 ↑夜咲きました。 ********** 6月7日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Le Jour Le Plus Long (Dalida) 2. L’an 2005 (Richard Anthony) 3. More 4. Let It Be Me (以上, Tom Jones) 5. Stardust (Nat King Cole) 6. Sweet Talking Guy (The Chiffons) 7. Red Roses for a Blue Lady (Vic Dana) 8. Come Prima 9. Gondolier 10. Que Sont Devenues Les Fleurs (Dalida) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。7.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&8.~10.は前週に引き続きテニスの全仏オープンに合わせてフランス特集。特に1.&8.~10.は先月の命日(5/3)に特集ができなかったダリダの歌を。1.は『史上最大の作戦マーチ』のフランス語版。10.は「今月の歌」『花はどこへ行った』のフランス語版。 以上です。次回もよろしく。
2025.06.13
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“When You’re Smiling” by Frank Sinatra 1950 (Original : by Seger Ellis 1928) テニスの全仏オープン、女子シングルスはサバレンカとガウフが決勝に残り、結果的には第1シード対第2シードの頂上対決になりました。 我らがアンドレエワさんは準々決勝で伏兵のボワソンに負けてしまいましたが、ベスト8だったので良しとしましょう。ウィンブルドンではぜひ決勝に行ってもらいましょうね。 男子はシナー、アルカラス、ジョコビッチ、ムゼッティの4人が残って、準決勝ですね。 組み合わせはシナー対ジョコビッチ、ムゼッティ対アルカラス。順当にいけばこちらも第1シード対第2シードが勝ち残り、決勝はシナー対アルカラスということになるわけですが、ジョコビッチの強さはなかなかのものですから、油断はできません。 というわけで、もうすぐ全仏オープンも終わってしまいます。 5/31のラジオは、せっかく全仏オープンをやっているのだからと、毎年のようにやっているフランス特集をやるつもりでいたんですが、なかなか思うように時間が取れずに、3曲だけやる格好になりました。その代わり次回も少しフランス特集の続きをやりますね。内容については、下記の「オンエア曲」を参照ください。 この中の一押しはストーヌの歌う “Les Framboises” ですね。なにしろビーチ・ボーイズの “You’re So Good to Me” のフランス語ヴァージョンですからね。 “Les Framboises” by Stone 1966 この日の那覇市「寓話」は『君微笑めば(When You’re Smiling)』からスタート。 この曲は好きですね。調べたら1928年の曲でした。 タイトルは普通 “When You’re Smiling” と言っているけれど、そのあとに ( ) 付きで The Whole World Smiles with You が付くところがミソですね。 「♪ 君が微笑めば 世界中が一緒に微笑むのさ」っていうことだもんね。 「寓話」ではこの曲、ヴォーカル無しでやりましたけど、歌の入ったやつも聴きたいと思いました。今度フィルくんかおりえ姐さんにリクエストしてみよう。 その辺のところを踏まえつつ、シナトラの↓を聴いてみましょうか。 “When You’re Smiling” by Frank Sinatra 1950 ↑5/31のメンバー。真ん中の若い女の子二人は、韓国から来た大学生。オリオンビールの Tシャツの子がセッションでピアノを弾きました。なかなかなもんでしたよ。 ↑おりえ姐さんこの日は黒のドレス。よく見るとスパンコールが輝いている。 ********** 5月31日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Les Champs-Elysees (Joe Dassin) 2. La Suit N’en Finet Plus (Petula Clark) 3. Roberta (Barry & The Tamerlanes) 4. Balla Balla (The Rainbows) 5. The Shadow of Your Smile (Perry Como) 6. Mambo Italiano (Rosemary Clooney) 7. 悲しき天使 (ジリオラ・チンクエッティ) 8. Les Framboises (Stone) リクエスト曲は、3.尻焼原人さん。4.カルロス・イノウエさん。5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&8.はテニスの全仏オープンに合わせてフランス特集。3曲ともオリジナルは英語の歌で、フランス語でカヴァーしたもの。オリジナルは以下のとおり。1.ジェイソン・クレスト “Waterloo Road” 2.ジャッキー・デシャノン “Needles and Pins” 8.ビーチ・ボーイズ “You’re So Good to Me”!7. は「今月の歌」ジリオラ・チンクエッティ、もちろんイタリア語で。 以上です。次回もよろしく。
2025.06.06
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“Danny Boy” by Chris Botti 2023 バスケットボールのBリーグ、我らが琉球ゴールデンキングスは残念ながら決勝戦で惜しくも敗れましたが、本当に良くやったので、合格点をあげたいですね。 などと思っていたら、あらら、テニスの全仏オープンが始まってしまったじゃないですか。 というわけで、何とも夜更かしの毎日です。 このところ大坂なおみさんはなかなか勝ち上がれないですが、今回も第1回戦でパドーサと当たってしまったので仕方ありませんでしたね。ウィンブルドンに期待しましょう。 我がごひいきのアンドレエワさんは順当に3回戦に進出していますが、今回は何と第6シードだったじゃありませんか。確実に実力をつけている証拠ですね。相変わらずテニスが綺麗です。 男子の決勝はシナー対アルカラスを期待しています。 いずれにせよ、今大会は男女とも珍しく今のところ大きな波乱が無く、ほぼ実力通りの勝ち上がりになっているようですが、ここからが好カードの連続で面白いですからね。寝不足には気をつけましょう。 先週末の那覇市「寓話」での演奏で、トランペットの川畑さんが『ダニーボーイ』を吹いたんですが、実によかった。 もともと好きな曲ではあるわけですが、トランペット・ソロの『ダニーボーイ』ってあまり聴いた覚えがないので、改めてじっくり聴かせてもらい、ついつい感動してしまった次第です。 帰り際に川畑さんにとても良かった旨を伝えたところ、喜んでもらえました。川畑さんも本当にこの曲が好きだと言ってましたよ。 この曲インストだとどうしてもテナーサックスが思い浮かんでしまいますが、トランペットもいいですよ。 YouTobeで、クリス・ボッティの演奏↓が聴けます。 “Danny Boy” by Chris Botti 2023 『ダニーボーイ』については、以前こちらでいろいろ書かせてもらったので、そちらを読んでみてください。2005年の6月~7月にかけて書きました。(もう20年も前なのか) 「穴沢ジョージ ダニーボーイ 」で検索してもらえればでてくると思いますので。 ↑雨に濡れた月桃の花 ********** 5月24日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Mr. Tambourine Man (The Byrds) 2. I Want You (Bob Dylan) 3. All by Myself (Eric Carmen) 4. Calling You (Jevetta Steele) 5. Pipeline (The Ventures) 6. 悲しき天使 (広川あけみ) 7. 悲しき天使 (ザ・スウィング・ウエスト) 8. Bewitched (Franc Sinatra with Patti La Belle) 9. My Everything to Me (Ike & Tina Turner) リクエスト曲は、3.カルロス・イノウエさん。4.酋長Kobaさん。5.トム上原さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がバーズのジーン・クラークの命日(1991.5.24没,享年46)で。2.はこの日がボブ・ディランの誕生日(1941.5.24生,84歳)で。もちろん1.の作詞作曲もこの人です。6.&7. は「今月の歌」どちらも漣健児の訳詞ですが、7.は多少文語調でオリジナルにやや近いか。8.はこの日がパティ・ラベルの誕生日(1944.5.24生,81歳)で。9.はこの日がティナ・ターナーの命日(2023.5.24没,享年83)で。 以上。次回もよろしく。
2025.05.30
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“Cuttin’ in” by Johny Guitar Watson 1962 5/17のラジオは、冒頭に移動図書館(くろしお号)が3代目になるにあたり、2代目くろしお号は南アフリカ共和国に贈られるということで、その出発式の模様が中央図書館から生中継されました。 彼の地の子供達が大いに利用してくれると良いですね。 お疲れさま、沖縄の移動図書館車が南アフリカへ ところで、バスケットボールのBリーグ、我らが琉球ゴールデンキングスが準決勝の第2戦と3戦に勝ち決勝進出を決めた陰で、ドジャースがエンゼルスに三タテくらいましたね。 同じロサンゼルスに本拠地を置くチーム同士のインターリーグの戦いは、互いの球場をフリーウェイが繋ぐことからフリーウェイシリーズと呼ばれ、地元民にとっては一大行事であることに違いない。ニューヨークでヤンキースとメッツが戦うのをサブウェイシリーズと呼ぶのと同じですが、3連敗はさぞかしブーイングが飛び交ったことでしょうね。 以前こちらでこのフリーウェイシリーズのことを書いた記憶があります。そこでアナウンサーが気を利かせて「ハイウェイシリーズ」とわざわざ日本語英語風に言い換えていたことを書きました。 2008.9.14の日記「ハイウェイ・シリーズ」を参照願います。 今回、アナウンサーはもちろん「フリーウェイシリーズ」と言っていましたが、2008年の時点でなぜわざわざ「ハイウェイ・シリーズ」と言ったのかは、確かめてないのでわかりません。が、やはり視聴者にわかりやすいと思って余計なお世話をしてしまったというところですかね。 ああ、それにしても、この年はエンゼルスがプレイオフに進出していたのか。 また、この時「ハイウェイ・シリーズ」と聞いて僕が勝手に誤解した「ハイウェイ・シリーズ=ルート66シリーズ、すなわちシカゴ対L.A.」は幻に終わり、勝手な早とちりと判明しましたが、おかげさまで “Route 66” についていろいろ書くきっかけにもなったんですね。 で、その “Route 66”、5/17 の那覇市「寓話」ではラストにフィルくんが歌いました。 演奏が終わってからのこと。フィルくんにルート66を車で走ったことがあるか尋ねたところ、フロリダ出身の彼でも、行ったことがあるとのこと。とても長いので走破したりはしていないけれど、アリゾナでルート66を走ったことがある、ですと。歌詞に出てくるアリゾナ州フラッグスタッフ辺りの山々がとても美しかったと話してくれました。 こんな会話も実に楽しい。フィルくん、またいろいろ教えてくださいね。 5/17は1996.5.17にジョニー・ギター・ワトソンが横浜のステージで倒れ、そのまま亡くなった日です。 ちょうど松田優作の『横浜ホンキートンク・ブルース』をやきとり魔人さんからリクエスト頂いていたので、これに続けて僕が最も好きな “Cuttin’ in” をかけた次第です。 “Cuttin’ in” by Johny Guitar Watson 1962 ↑テッポウユリ今が盛りです。庭の隅で増殖中。 ********** 5月17日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Dust My Broom (Taj Mahal) 2. 98.6 (Keith) 3. 砂に消えた涙 [日本語] (ミーナ) 4. Stupid Cupid (Connie Francis) 5. Going’ Out of My Head / Can’t Take My Eyes Off of You (The Lettermen) 6. 横浜ホンキートンク・ブルース (松田優作) 7. Cuttin’ in (Johny Guitar Watson) 8. 悲しき天使 (ダリダ) リクエスト曲は、3.酋長Kobaさん。4.座波ソーメンさん。5.カルロス・イノウエさん。6.やきとり魔人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がタジマハールの誕生日(1942.5.17生,83歳)で。2.はこの日がキースの誕生日(1949.5.17生,76歳)で。7. はこの日がジョニー・ギター・ワトソンの命日(1996.5.17没,享年61)で。8.「今月の歌」ダリダのフランス語ヴァージョンで。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.05.23
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“68 Guns” by The Alarm 1983 少し前のことですが、アラーム (The Alarm) のマイク・ピータースくんが先月(4/29)亡くなりました。まだ66歳という若さで、残念です。ご冥福をお祈りします。 このことはリスナーの尻焼原人さんに教えてもらうまで知らずにいました。改めまして、尻焼原人さん、教えていただきありがとうございました。5/10のラジオでは、マイク・ピータース追悼で2曲かけました。 1984年、初来日は渋谷公会堂で、ずいぶん前の席で見ることができたのは良い思い出です。 誠実さの塊のようなマイクくんは、きっと天国から今の世界を嘆きつつ見下ろしながら、それでもきっと明るい未来をつかみ取れよと、若者たちに訴えかけているに違いありません。 アラームのことをこちらのブログで書いたのはずいぶん以前のことですが、当時はいろんな人が反応してくれていて、コメント欄も面白いので、時間がある人には読んでもらえると嬉しいです。 アラーム『68 Guns』(2004.1.9の日記) (続) アラーム『68 Guns』(2004.1.10の日記) 因みにネットで検索してみたら、 myanmartaroさんのThe Alarm [ウェールズのU2]というものすごく詳しいアラームの記事を見つけました。 その中でエコーズに触れているところがあり、僕が上記の「(続) アラーム『68Guns』」で書いた文章が引用されていますよ。野音で目撃した事実なので問題はないですが、20年以上前に書いたものがこんな形で読まれることもあるわけだから、光栄なことではありますけど、日記やブログを書くのも慎重にしないといけませんね。 “68 Guns” by The Alarm 1983 アラームのレコードはなぜか売らずに手元にある。全部で8枚ぐらいかしら。 Tシャツも数枚持っていますよ。↓そのうちの1枚。 ********** 5月10日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Donna Donna (Donovan) 2. Marching On 3. 68 Guns (以上, The Alarm) 4. It Was a Very Good Year (Modern Folk Quartet) 5. Unable Sera di Tokyo (Milva) 6. Pretty World (Sergio Mendes & Brazil 66) 7. Those Were the Days (The Limeliters) 8. Gimme Some Lovin’ (The Spencer Davis Group) 9. Sunday Bloody Sunday (U2) リクエスト曲は、4.カルロス・イノウエさん。5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がドノヴァンの誕生日(1946.5.10生,79歳)で。2.&3.は4/29に亡くなったアラームのマイク・ピータースくんを偲んで。7. 「今月の歌」英語版のオリジナルはこれと言われている。8.はこの日がデイヴ・メイスンの誕生日(1946.5.10生,79歳)で。9.はこの日がU2のボノの誕生日(1960.5.10生,65歳)で。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.05.16
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“I Left My Heart in San Francisco” by Julie London 1963 まずはライブのお知らせです。 ↑こちらのフライアーのとおり、トロンボーンの週末。 9日は Sound M’s、10日は 寓話。どちらも見逃せませんね。 ご覧のとおり、5/10(土)の寓話はスペシャルライブですので、いつものメンバーでのステージはお休みです。17日にお会いしましょう。 さて、5/3(土)「寓話」のメンバーは、おりえ姐さん(Vo.)、Philくん(Sax & Vo.)、あっきーこと朝秋さん(P.)、恵茂さん(B.)、穴沢(Dr.)でした。トランペットの川端さんはお休み。 この日、おりえ姐さんの歌では『想い出のサンフランシスコ』が心に沁みました。 休憩時におりえ姐さんがお客さんと話しているのを小耳に挟んだところでは、歌手では誰が好きかと聞かれて、ジュリー・ロンドンと答えていたので、「ああそうなんだ。オリエ姐さんの歌う『想い出のサンフランシスコ』はジュリー・ロンドンが念頭にあるのか」と思った次第。 もちろん声質も歌いっぷりもまるで違って聞こえるし、当然熱唱タイプのおりえ姐さんですから、ジュリー・ロンドンは思いつかなかった。だからといって、もちろんダイナマイト娘のブレンダ・リーとも違う。 ではどこかジュリー・ロンドンとの共通点はあるのか。 これが実は本人の口から答えが聞けたのです。 「わたし、音域が一緒なんだよね」って。ああ、なるほどね。音域が一緒ということは、それだけで親近感が湧くし、自分が歌うときに大いに参考になるでしょうからね。 ↓ジュリーロンドンの歌で。ちなみにおりえ姐さんの場合はバースはありませんでした。 “I Left My Heart in San Francisco” by Julie London 1963 ********** 5月3日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Those Were the Days 2. Streets of London (以上, Mary Hopkin) 3. Cry Myself to Sleep 4. No Surfing Today (以上, Four Seasons) 5. Can’t Take My Eyes Off of You (Frankie Valli) 6. Rip It Up (Little Richard) 7. Son of a Preacher Man (Dusty Springfield) 8. Stay 9. We’re Lovers (Maurice Williams & The Zodiacs) 10. Goodbye (Mary Hopkin) リクエスト曲は、6.座波ソーメンさん。7.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&10.はこの日がメリー・ホプキンの誕生日(1950.5.3生,75歳)で。1.は「今月の歌」この人のが一番ヒットしましたね。3.~5.はこの日がフランキー・ヴァリの誕生日(1934.5.3生,91歳)で。8.&9.は先週4/26がモーリス・ウィリアムスの誕生日ということで一応用意してけれど、その後色々調べた結果、2024.8.5に亡くなっていたことが判明。それで、追悼の意味も込めて2曲お届けしました。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.05.09
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“Streets of London” by Ralph McTell 1969 前回(4/26)のラジオは、やきとり魔神さんご夫妻と穴沢の妻にゲストに来ていただき、楽しいお話を交えながらお届けしました。 ご夫妻とは、妻同士が幼稚園から高校まで同級生だったよしみで、今から約38年前僕ら夫妻がロンドンに行って約1年4ヶ月ほど滞在した際に大変お世話になり、またご迷惑をおかけしたという過去があります。その時のことも少し触れましたが、今回のラジオはやきとり魔人さんが選んだ曲を中心にそれにまつわるお話をしていただきながら番組を進めました。 お届けした曲については、下記の「オンエア曲」を参照願います。 これらの中では、今回何と言っても “Streets of London” ですね。元々1969年 Ralph McTell (ラルフ・マクテル) の有名な歌で、いろんな人がカヴァーしていますが、選んでいただいたのは2017年にラルフ・マクテルがアニー・レノックスをゲストに入れクライシス・クワイアをバックに歌っているヴァージョン。 クライシス・クワイアとは、イギリスで1972年から続くホームレスの人たちのための国家規模のクリスマス・チャリティーイベント CRISIS のコーラス隊のことで、この2017年のヴァージョンの “Streets of London” はチャートでも1位になったのですが、僕は全く知らなかった。 イベントの趣旨と歌の内容が見事に一致しているので、当時のイギリスでの盛り上がりは容易に想像できるわけですが、それにつけても、すでに80歳のラルフ・マクテルの声が全く衰えていないことも驚きでした。やきとり魔人さんに教えていただいて本当に良かったです。 “Streets of London” by Ralph McTell feat. The Crisis Choir & Guest Vocalist Annie Lennox 2017 この日、夜は「寓話」での演奏があり、ラジオに出ていただいた皆さんともう一人友人にもお店に来ていただき、とても盛り上がりました。 この日はヴォーカルのおりえさんがお休みで、代わりにサックス&ヴォーカルのフィルくんが入り “I’ll Close My Eyes” でスタート。ラストまで、みなさんに楽しんでもらえたようで良かったです。写真↓はトランペットの川畑さん。穴沢もちょっと見える。 ********** 4月26日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Le Locomotion (Sylvie Vartan) 2. The Way You Look Tonight (Gerry and the Pacemakers) 3. Lovers of the World (Jerry Wallace) 4. Streets of London (Ralph McTell feat. The Crisis Choir & Guest Vocalist Annie Lennox) 5. The Banjo Songe (The Big 3) 6. Volare (Domenico Modunio) 7. Lili Marlene (Lale Andersen) 8. Waterloo Sunset (The Kinks) リクエスト曲は、2.酋長Kobaさん。3.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は1.&8.は穴沢選曲。1.は「今月の歌」シルビー・バルタンのフランス語版です。8.は英国滞在当時、やきとり魔人さん夫妻が住んでいたフラットに行くのにいつも乗っていたブリティッシュレイルのウォータールー駅を思い出して。4.~7.はやきとり魔人さん選曲です。4.は上で書いた通りなので詳細は省きます。5.はショッキング・ブルーの『ヴィーナス』の元歌らしいとのこと。聴いてみたら確かにそっくり。というよりもほぼ同じで、どうやらこのことは随分有名な話のようです。因みにこの「ビッグ・スリー」はマージービートの3人組ではなく、時期をほぼ同じくして米国で活動していた3人組。なんと、あのキャス・エリオットが在籍していたグループです。知りませんでした。6.はジプシー・キングスがオリジナルだと思っていたら、ドメニコ・モドゥーニョだったことを後で知ったとのこと。7.は第二次大戦中にドイツ本国から放送されたドイツ語ヴァージョンの『リリー・マルレーン』。アメリカに亡命したマレーネ・デートリッヒではなくラレ・アンダーセンの歌で。 以上です。次回もよろしく。
2025.05.02
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“If You Love Me” と “Hymn to Love” “If You Love Me (Really Love Me)” by Brenda Lee 1961 (Original: “Hymne à l'amour” by Édith Piaf 1950) 『愛の讃歌』の英語バージョンは、ブレンダ・リーのやつを聴いて覚えたものでしたが、この歌のご本家ピアフの歌う英語ヴァージョンを聴いてみると、どうも歌詞が違うぞと気づいて、慌てて調べたら、何しろタイトルからして、ブレンダ・リーのやつは “If You Love Me” なのにピアフは “Hymn to Love” だし。つまり、最初から歌詞が違っていたんですね。 ネットでわかりやすい歌詞のサイトを見つけてみましたので、歌を聴きながら読み比べてみてください。 musixmatchさんの歌詞 “Hymn to Love” “Hymn to Love” by Édith Piaf 1950 musixmatchさんの歌詞 “If You Love Me (Really Love Me)” “If You Love Me (Really Love Me)” by Brenda Lee 1961 どうですか。おわかりいただけたでしょうかね。 因みに、シンディ・ローパーの歌う “Hymn to Love” はピアフが歌った英語バージョンを踏襲しているのは、タイトルからして明らかですね。 ところで、僕らにおなじみのブレンダ・リーのヴァージョンの元祖は、Kay Starr (ケイ・スター) が1954年にレコーディングしたものだったということを今回知りました。 いやはや知らないことがまだまだたくさんあって困りますがな。 『愛の讃歌』で分からなくて困ったことといえば、シャンソン・ヴァージョンではサビを繰り返すのに、英語ヴァージョンは繰り返さないのはなぜなんだろうか。ピアフ・ヴァージョンでも英語の場合繰り返さないんです。 僕としては、繰り返さない英語ヴァージョンの方が収まり良く感じますけど、情感込めて歌うことの多いシャンソン歌手にとってはあそこを繰り返すことこそ、この歌のツボのようにも感じなくもないですけど、いかがなもんでしょう。 あ、それから、ブレンダ・リーの歌うこの歌の4行目に出てくる “♪ Let it happen” が「♪ レーリハプン」に聞こえて、随分長いことなんて言っているか分かりませんでした。彼女はアメリカ人で、Let と it がリエゾンしたときに “t” が “l” の音になるんだとはね。イギリス人なら「♪ レートィッハプン」になるわけだしね。つまりは聞き取れていたわけですが。 今でもこの歌を聴くと “♪ Let it happen” のところが耳に残ります。 前回(4/19)の「寓話」では最後におりえ姐さんが『愛の讃歌 (If You Love Me)』を熱唱しましたよ。 ↑歌うおりえ姐さんの後ろ姿。 ********** 4月19日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. The Loco-Motion (Little Eva) 2. Bury My Body 3. House of the Rising Sun 4. Hallelujah I Love Her So (以上, The Animals) 5. I’m Going Home (Tim Curry) 6. Comme d’habitude (Claude François) 7. Never Gonna Fall in Love Again (Eric Carmen) 8. Alfie (Cilla Black) 9. Billy (Kathy Linden) 10. Every Night (I Pray) (The Chantels) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.座波ソーメンさん。8.カルロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は「今月の歌」オリジナル。リトル・エヴァです。2.~4.はこの日がアニマルズのオルガン奏者アラン・プライスの誕生日(1942.4.19生,83歳)で。5.はこの日がティム・カーリーの誕生日(1946.4.19生,79歳)で。ミュージカル、ロッキー・ホラー・ショーより。9.&10.は今年とカレンダーが同じだった1958.4.19付 Cash Box Top Singles から。#14 と #36を。 以上です。次回もよろしく。
2025.04.25
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“What a Wonderful World” by Louis Armstrong 1967 今度は那覇市の「寓話」に村田浩さんが来ました。 おなじみ、横浜からトランペット吹きの村田浩さんです。 今回のメンバーは下の写真のとおりです。曲目も記しておきます。 ↑(敬称略) 前列, 村田浩 (Trumpet)、後列左から, ブン岩崎 (A.Sax),まみ (Vocal),屋良朝秋 (Piano),禿大蔵 (Bass),津嘉山善栄 (Drums) <曲目> 第1部:1. I’ll Remember April 2. Old Folks 3. Recade Bossa Nova 4. *素敵な貴方 5. *Misty 6. *Route 66 第2部:1. Cantaloupe Island 2. Satin Doll 3. *Summertime 4. *横浜ホンキートンクブルース 5. *どうにも止まらない アンコール:What a Wonderful World 上記の *印はヴォーカルのまみさん歌唱。アンコールは朝秋さんのピアノ伴奏による村田さんの独唱。それと、第2部の1.&2.は東京と北海道から来たアルトサックス 吹きのお客さん二人が中心になっての演奏。また、同じく4.には曲の途中からちょっと酔った感じのお客さんが飛び入りで歌に介入。でも結構上手かった。 そして、今回も最後に村田さんが “What a Wonderful World” を歌ってくれましたよ! 「この歌をレパートリーにしようと、一人旅の旅先の長崎のジャズクラブの専属ヴォーカリストに歌詞を教わって歌おうと思ったんですけれどね。長崎から博多へ戻る特急の中で歌詞のメモを見ててね。7分ぐらいで見えなくなりました。なぜかというと、涙が出てね・・・」ほぼこのようなMCに続けて歌ってくれました。この話だけでも聴く価値がある。村田さん、やはり伊達に年をとっていない証ですね! 印象的だったのは、寓話木曜日メンバーの演奏力の高さ。それとまみさんの迫力ある歌唱力。そこに村田さんが加わったのだから、聴いている方としては満足のステージでしたね。 “What a Wonderful World” by Louis Armstrong 1967 ********** 4月12日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Rock around the Clock (Bill Haley & His Comets) 2. Song for Juli (Jesse Colin Young) 3. Love’s Theme (Barry White) 4. ラ・ノビア (トニー・ダララ) 5. ラ・ノヴィア (ペギー葉山) 6. ロコモーション (伊東ゆかり) 7. You’ve Made Me So Very Happy (Blood Sweat & Tears) 8. Dizzy (Tommy Roe) 9. Aquarius / Let the Sunshine in (The 5th Dimension) リクエスト曲は、3.カルロス・イノウエさん。4.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は1954年のこの日、この曲がレコーディングされたので。ここからロックが始まったと言われてもいる。2.は先月(3/16)83歳でこの世を去ったジェシ・コリン・ヤングを追悼して。5.はこの日がペギー葉山の命日(2017.4.12没,享年83)で。これは4.の日本語カヴァーでもあります。6.「今月の歌」伊東ゆかりの日本語バージョン。7.~9.は今年とカレンダーが同じだった1969.4.12付 Cash Box Top Singles から。#3 #2 #1を。 以上。次回もよろしく。
2025.04.18
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“Moritat” by Sonny Rollins 1956 与那原コスモスに村田浩さんが来ました。 沖縄ではおなじみの横浜のトランペット吹きの村田浩さんです。 今回のメンバーは下の写真のとおり。曲目も記しておきます。 ↑左から(敬称略)、金城吉雄 (Drums), 禿大蔵 (Bass), 村松志門 (Sax), 村田浩 (Trumpet), 香おる (Flute), 火いろ (Piano) <曲目> 第1部:1. Stella by Starlight 2. Recado Bossa Nova 3. What’s New 4. Autumn Leaves 5. Blues in the Closet 第2部:1. Stardust 2. Moritat 3. Lover Man 4. Ceora 5. I Got Rhythm アンコール:What a Wonderful World 村田さんのライブでの楽しみの一つが、曲紹介時のトークですが、今回面白かったのが “Moritat” の紹介の時にロカビリー3人男の話から入ったことですね。 まずは3人男が誰かから。これは僕の得意分野なので微笑ましく聞きましたが、3人の名前を全員知っていたのは僕だけでしょう。 それで、村田さんの少し上のお姉さんがロカビリーのファンで、日劇のウェスタンカーニバルに行ったりしていたという話のなかで、ボビー・ダーリンが来日してウェスタンカーニバルに出たとのこと。「あ、マック・ザ・ナイフに行くのかな」と思ったら、案の定。“Mack the Knife = Moritat” という展開でした。何しろ僕らはボビー・ダーリンで、そしてその日本語カヴァーを歌った尾藤イサオや弘田三枝子で “Mack the Knife (匕首マッキー)”を知った世代ですからね。 ちなみに「匕首」ですが、読みは「あいくち」。2007.9.22の日記『匕首マッキー』と『この小さな願い』を参照してください。 またこれの読み方が2007.9.16の日記☆正解日記:音楽クイズ「ボビー編」の最後の方で「おまけのクイズの答え」として書いてありますので、お暇な時どうぞ。 村田さんの語り。あとは、第2部に入る時に、1964年日大の吹奏楽部のメンバーで初めて沖縄に来た時のことを話してくれたんですが、これが実に深いイイ話で、録音しておけばよかったなあと後悔しています。 日大の吹奏楽部で初めて沖縄を訪れたことは以前にも聞いていましたが、その時最も印象に残っているのが、鹿児島から船に乗って沖縄に近づいた時の海がそれまでとは違った実に美しい青さだったことと、愛楽園で演奏した時のことだったというのを話してくれました。 那覇、コザ、名護で演奏をして、最後にハンセン病療養施設の愛楽園での演奏では、自分たちは屋外での演奏なのに、施設で暮らしている人たちは屋内にとどまって聴いていた。 それから在学中にもう一度沖縄公演があった時にも愛楽園で演奏をして、その時には入所者の人たちが屋外に出て、とはいえずっと離れた所にベンチを並べて聴いていた。 そして三度目は1970年に日大の吹奏楽部のメンバーではなく、彼らを率いて愛楽園での演奏をおこなったが、その時は皆さんが至近距離で聴いてくれ、村田さんはみなさんと握手までしたということでした。 この話には実に感動して、涙が出そうになりましたが、村田さんはごく普通の出来事のように話されました。 でも、まだハンセン病に関しては当たり前のように偏見が横行していた時代のこと。三度も訪れてくれた日大吹奏楽部の演奏は、入所者のみなさんの心にさぞや嬉しく響いたことでしょう。 で、最近愛楽園から村田さんに連絡があり、演奏を頼まれたとのこと。今回はスケジュール的に無理なので10月にやることに決まったそうです。 愛楽園でのことは今まで聞いていなかったので、もしかすると初めて話してくださったのかもしれませんが、沖縄に毎年2回訪れるきっかけになったのが、船の中で見た青い海と愛楽園での演奏だったのかと思うと、実に感動的なお話で、村田さんの素晴らしい人間性にも触れた思いでした。 そんな村田さんですが、今日は歌わないのかなあ、村田さんの歌は毎回楽しみにしているのになぁと思っていたら、アンコールに “What a Wonderful World” を歌ってくれましたよ! ********** 4月5日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. April Love (Pat Boone) 2. ルイジアナ・ママ 3. Every Breath I Take (以上, ジーン・ピットニー) 4. 砂に書いたラブレター (田辺靖雄) 5. けんかでデイト (マイ・カップル) 6. 夢見る想い (ジリオラ・チンクエッティ) 7. The Locomotion (Grand Funk Railroad) 8. Jambalaya (Fats Domino) 9. April Showers (Bobby Rydell) 10. 浪路はるかに (ビリー・ヴォーン) 11. Who’s Sorry Now (Connie Francis) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は毎年恒例、4月最初の曲。パット・ブーンの『四月の恋』。2.&3.はこの日がジーン・ピットニーの命日(2006.4.5没,享年65)で。4.&5.はこの日が田辺靖雄の誕生日(1945.4.5生,80歳)で。7.は尻焼原人さんのリクエスト曲でしたがそのまま「今月の歌」としました。おなじみ『ロコモーション』。9.はこの日がボビー・ライデルの命日(2022.4.5没,享年79)で。10.&11.は今年とカレンダーが同じだった1958.4.5付 Cash Box Top Singles から。#11と#3を。 以上。次回もよろしく。
2025.04.11
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“Amapola” by The Tommy Dorsey & His Orchestra 1941 “Amapola” by The Les Brown & His Orchestra 1941 『アマポーラ』という曲は、その他多くの楽曲同様、いつのまにか知らないうちに頭の中にインプットされていた曲で、いつどのように覚えたのか全く記憶に無い。 メロディーは普通に頭に残っているのに、アマポーラがどういう意味なのか考えたこともなかった。 僕のいい加減なフランス語の知識の範囲で、アマポーラは “a ma Pola” で「私のポーラに」みたいなことかと勝手に思っていたのだけれど、ラテンアレンジでの演奏が多く、スペイン語圏の曲のようにも思えて、ちょいと調べてみたら何のことは無い。amapola はスペイン語で「ひなげし」のことだった。 この曲のそもそものオリジナルなどについては、下記のサイト (おなじみWikipediaさん) に詳しいので、参照してください。 Amapola (Song) ところで、「どうしていきなり『アマポーラ』なんだ」と思ったでしょうか。 そう、それは3月29日 (土) の「寓話」で、あのおりえ姐さんが歌ったからなんですよ。 この日は後半にパーカッションの大野さん、さらにまたレジェンド・ドラマー金城吉雄さんも来てドラムに入ってもらい、そこでの『アマポーラ』でした。 アレンジはよくやる感じのラテン系のルンバ的なやつで、吉雄さんの軽い右手枠打ち&ハイハット左手打ちが心地良く、これはコピるに十分値するので、今度やってみたい。 さて、お待ちかね、おりえ姐さんのお衣装ですが、この晩はシックなダークのドレスにパールのネックレス。「黒いドレス素敵です」と言ったら、「これ紺なのよ」と。よく見てもわからないほどの濃い紺色でした。 ↑川畑さんはペットを置いてクラベスを。濃紺ドレスのおりえ姐さん! ********** 1941年に二つのビッグバンドが男女のヴォーカルを入れて、“Amapola (アマポーラ)” をレコーディングしていますが、似ているようでかなり違うアレンジがおもしろいです。 レス・ブラウンの方はあのドリス・デイが入っているんですが、ヴァースを歌うだけで引っ込んでしまう。ちょっと残念。でも『センチメンタル・ジャーニー』まであと4年。まだほんとにデビュー間もない頃だったんですね。声が若いわ。 “Amapola” by The Tommy Dorsey & His Orchestra (Helen O’Connell & Bob Eberly, Vocal) 1941 “Amapola” by The Les Brown & His Orchestra (Doris Day & Ronnie Chase, Vocal) 1941 ********** 3月29日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. ドミニク(スール・スーリール) 2. 風と共に去りぬ, タラのテーマ (マントヴァーニ・オーケストラ) 3. 愛がすべて (スタイリスティックス) 4. Walk Away (Matt Monro) 5. Doubleback Alley 6. Another Day (以上, The Rutles) 7. 雨に消えた想い (藤本好一with寺内タケシとブルージーンズ) 8. Don’t Just Stand There (Patty Duke) リクエスト曲は、3.カルロス・イノウエさん。4.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日がスール・スーリールの命日(1985.3.29没,享年51)で。2.はこの日がマントヴァーニの命日(1980.3.29没,享年74)で。5.&6.はこの日がエリック・アイドルの誕生日(1943.3.29生,82歳)で。7.は「今月の歌」“Have You Ever Seen the Rain?” の日本語によるカヴァー。8.この日がパティ・デュークの命日(2016.3.29没,享年69)で。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2025.04.04
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“I Saw Her Standing There” “Ask Me Why” by The Beatles 1963 沖縄の昆虫は、同じ名前のもので比較すると、大抵が内地のものよりも小さい。 このことは一部の草花や動物にも当てはまり、亜熱帯と温帯地域の比較でいえば、ある種常識なのでしょうが、それにしても今回目撃したアゲハは実に小さくて可愛いらしたかった。 ↑2025.3.20撮影 蝶の場合、内地でよく見かけたもので比較すると、シジミチョウやモンシロチョウ・モンキチョウの類いを始め、カラスアゲハ、アオスジアゲハなど全て小型で、最初はちょっと違和感も感じることがあったけれど、いまではどれもこの土地に合っているんだなと、微笑ましく見ている。 ただ、今回、アゲハを見たけれど、「小さいなあ」と思わず声を上げてしまったほど感動的でした。なにしろ沖縄で初めて見たアゲハだったんでね。あ、ここでいうアゲハは、いわゆるアゲハの総称ではなく、いわゆるナミアゲハのことなので、念のため。 そこで、ネットでちょっと調べたんですが、沖縄のアゲハについてたくさん写真を上げて詳しく説明しているサイトがありました。 沖縄蝶類生体図鑑 アゲハ この中で注目すべきは、「沖縄ではなかなか見かけることができません。まとまって見られることが少ない蝶です」の文言。 やっぱり希少なんだな。iPhoneで撮ったのでいまいちだったけど、撮れて良かった。次にうちの庭で見かけるのはいつのことか。 でも、すぐ前の畑にみかんの木をたくさん植えているので、ひょっとするとそこで繁殖した可能性もあり、結構期待が持てそうにも思えます。楽しみです。 ********** 放送100年のこの日(3/22)は、同時に1963年イギリスでビートルズの1st Album “Please Please Me” が発売された日でもあったので、ラジオでは “I Saw Her Standing There” “Ask Me Why” の2曲をかけて祝った次第です。 このアルバムをオリジナルの形で聴いたのは、1970年代になってから英国Parlophone盤を安価で手に入れてからで、初めは曲の並びにちょっとした違和感を感じたものでしたが、すぐに慣れましたね。 ビートルズオリジナル版が全部CDで手に入ってからは、アナログ盤のLPで聴いていた頃が懐かしく思われますね。 このアルバムの中のオリジナル曲から2曲↓選びました。 “I Saw Her Standing There” by The Beatles 1963 “Ask Me Why” by The Beatles 1963 ********** 3月22日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I Saw Her Standing There 2. Ask Me Why (以上, The Beatles) 3. I Want to Hold Your Hand (Petula Clark) 4. Boon Boon (Joh Lee Hooker) 5. The Look of Love (Dusty Springfield) 6. Have You Ever Seen the Rain? (Joan Jett &the Blackhearts) 7. Yesterday’s Gone (Chad & Jeremy) 8. I Don’t Know How to Love Him (Yvonne Elliman) 9. The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore (The Walker Brothers) 10. What Have They Done to the Rain? (Helen Merrill) リクエスト曲は、3.尻焼原人さん。4.座波ソーメンさん。5.酋長Kobaさん。6.軽ロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.は1963年のこの日(3/22)、ビートルズの1st Album “Please Please Me” がイギリスで発売されたのを記念して。7.はこの日がチャドとジェレミーのジェレミー・クライドの誕生日(1941.3.22生,84歳)で。8.はこの日が作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーの誕生日(1948.3.22生,77歳)で。9.はこの日がスコット・ウォーカーの命日(2019.3.22没,享年76)で。10.「今月の歌」ヘレン・メリルで。 以上。次回もどうぞよろしく。
2025.03.27
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“Route 66” by Nat King Cole 1946 まずは、2008.9.10の日記『ルート66』を読んでいただくところからお願いしたい。 それで、さらに続けて 2008.9.14の日記「ハイウェイ・シリーズ」もよろしく。 特に上記の「ハイウェイ・シリーズ」の後半で、チャック・ベリーとローリング・ストーンズの歌う『ルート66』について書いていますが、読んでいるうちにまた聴きたくなってしまいました。 ナット・キング・コールもジョージ・マハリスもチャック・ベリーもローリング・ストーンズも、そしてベーシスト恵茂さんも、それぞれに味わい深いですね。 “Route 66” by Nat King Cole 1946 3月15日 (土) の「寓話」ですが、残念ながらこの日はおりえ姐さんがお休みで、ボーカル無しで始まりましたが、後半お客さんがたくさん来たので、ラスト3曲を恵茂さん(Bass) がベースを弾きながら歌い、大いに受けました。 メンバーは、ベースの恵茂さんのほか、いつもの川畑さん(Trumpet)、屋良朝秋氏(Piano)、& 穴沢(Drums)でした。なお、前半にテナーの若者が飛び入り参加してくれたんですが、彼はなかなかのテクニシャンでした。 3月22日は川畑さんたちのビッグ・バンドの日で、僕らはお休み。とりあえず次回は3月29日の予定です。 ところで、この日恵茂さんが歌った3曲とはなんだったでしょうか。答えは写真の下に。 ↑ “Besame Mucho (ベサメ・ムーチョ)” “Too Young (トゥー・ヤング)” “Route 66 (ルート66)” を歌うベーシスト恵茂さん。 ********** 3月15日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Surfin’ 2. Surfin’ USA (以上, The Beach Boys) 3. この胸のときめきを (ダスティ・スプリングフィールド) 4. 別れの時まで (エルビス・プレスリー) 5. So Long Sacchio (かまやつひろし) 6. Days (Kirsty MacColl) 7. Fun Fun Fun (The Beach Boys) 8. What Have They Done to the Rain (The Seekers) 9. Today (The New Christy Minstrels) リクエスト曲は、3.酋長Kobaさん。4.カルロス・イノウエさん。5.疑惑さん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&7.はこの日がマイク・ラブの誕生日(1941.3.15生,84歳)で。6.はこの日がプロデューサーのスティーブ・リリーホワイトの誕生日(1955.3.15生,70歳)で。8.「今月の歌」シーカーズで。9.は毎年 3.11に近い日に必ずかけることにしているニュー・クリスティ・ミンストレルズの『トゥデイ』を今年もこの日の最後に聴いていただきました。 以上。次回もよろしくお願いします
2025.03.21
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“When I Fall in Love” by Doris Day 1952 3月8日 (土) の「寓話」メンバーは、川畑さん(Trumpet)、おりえさん(Vocal)、屋良朝秋氏(Piano)、恵茂さん(Bass) & 穴沢(Drums)でした。 おかげさまで、前週ほど疲れませんでした。この調子で次週も張り切ってやるぞと、言い聞かせている・・・ということでお分かりのように、しばらくやってくれと頼まれています。いつまでになるかはわかりませんが。 さてこの日は、何と言ってもおりえさんの歌う “When I Fall in Love” が素敵でした。 男女を問わず実に多くの人が取り上げているスタンダードナンバーですが、最初のヒットとなったドリス・デイのを聴いてみてください。 “When I Fall in Love” by Doris Day 1952 素敵といえば、おりえさんのこの日の衣裳、とても素敵でしたが、みんなにチャイナドレスと間違えられて、その都度「アオザイですよ」と訂正におわれているのがおかしかったですね。 ところで、第2部に入る頃に、上原昌栄さんと並ぶレジェンド・ドラマーの金城吉雄さんがお店にやってきて、終わりの方で少し叩いてくれました。 レジェンドと言われるにふさわしい持ち駒の多さというか蓄積の厚みというのが感じられる演奏で、実に印象深いものがありました。 なのに、話してみるととても気さくで腰の低い方で、こういう年の取り方ができたらいいなあと、つい無い物ねだりをしそうになってしまいました。 いずれにせよ、昌栄さんにしても吉雄さんにしても、とても90歳には見えない。すごいドラマーですね。 ↑(左から) 川畑さん、屋良朝秋氏、おりえさん、恵茂さん、吉雄さん! ********** 今年もあの日がやってきました。そう、3月11日が。 そして、同じ年(2011年)の3月14日は僕の人工透析が始まった日ですから、我が透析人生もついに14年が経過したということ。 だから、どうしても地震&原発事故と人工透析開始がセットで僕の頭の中に残っているのです。 2度と起きてもらっては困る地震と原発事故ですが、地震は避けられないにしても、脱原発路線を平然と変更して再稼動一直線の原発は、いずれ事故を起こすことになるのではないかと、不安ばかりが募る。 でもなぁ、戦争準備に余念がない人たちばかりが政治に携わっている限り、危ないよなあ。原発にミサイル落とせば、核兵器なんか持ってなくたって同じような効果はすぐに出るわけだし。 どうすればいいんでしょう。 ********** 3月8日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I Will Follow Him 2. I Wish I Were a Princess (以上, Little Peggy March) 3. 見つめあう恋 (ハーマンズ・ハーミッツ) 4. Crying (Roy Orbison & K.D. Lang) 5. Georgy Girl (The Seekers) 6. What Have They Done to the Rain (Marianne Faithfull) 7. You Are My World (Cilla Black) 8. A Hard Day’s Night (Goldie Hawn) 9. Here There & Everywhere (Celine Dion) 10. サヨナラ初恋 11. As Young As We are (以上, Little Peggy March) リクエスト曲は、3.酋長Kobaさん。4.軽ロス・イノウエさん。5.座波ソーメンさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&10.11.はこの日がペギー・マーチの誕生日(1948.3.8生,77歳)で。6.は「今月の歌」マリアンヌ・フェイスフルで。7.~9.はこの日がプロデューサー、ジョージ・マーチンの命日(2016.3.8没,享年90)で。彼のプロデュース曲を。 以上。次回もよろしく。
2025.03.14
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“On a Slow Boat to China” by Sonny Rollins Quartet 1951 3月1日 (土) は「寓話」で演奏があり、大変楽しいひと時でした。 しかし、久しぶりの演奏で、終わってみれば身体中あちこち痛いやらコキコキ音を立てるやらで、翌日の日曜日はほぼ家から出られないありさま。日頃の運動不足を痛感させられました。 この日はサックス&ボーカルの Phil くんは残念ながらいませんでしたが、トランペットの川畑さん、ボーカルのおりえさんがいて、ギターの下地さんとパーカッションの大野さんがセッション参加という賑やかなメンバーでした。もちろんピアノはアーキーこと屋良朝秋氏、そしてベースはあの恵茂さん。 この日最初のインスト曲は『中国行きのスローボート』ですから、つい嬉しくなっちゃいましたね。いつもは Phil の歌が入るところですが、代わりにトランペット。川畑さんのトランペットも渋くていいなあ。 『中国行きのスローボート』で個人的に好きな演奏モノは、ソニーロリンズ・カルテットのやつですね。 “On a Slow Boat to China” by Sonny Rollins Quartet 1951↑「寓話」の顔。屋良朝秋氏。壁の写真は屋良文雄氏。 ********** 被団協が昨年ノーベル平和賞を受賞して、改めて世界が核廃絶について考えるきっかけになってくれたら良いのだが、どうもなかなかそちらの方の話が聞こえてこない。 むしろ核兵器禁止条約に核保有国が参加しないなら意味がないからといって、条約そのものから目を背けようとする意見がまかり通ったりしているようで嘆かわしい。 1954年の3月1日ビキニ環礁で行われた水爆実験がきっかけで3月1日は「ビキニデー」となって、各地で反核集会など行われるようになったのだが、今年はマスコミが取り上げることも少なく、3月1日は静かに過ぎてしまったように感じる。 いつの間にか、核の傘の下にいると安心できるかのような摩訶不思議な理屈が普通に語られるようになってしまっていることには、危機感を覚える。 ぜひ、戦争準備に余念のない人たちには、被団協の皆さんの言葉に素直に耳を傾けて、核は現在もそして未来永劫、人類の敵なのだということを認識してほしいものだ。 そして、反核の運動で最も大きなうねりを作ってきた1957年発足のイギリスの CND を見習って、誰もが参加できる運動体がわが国にもほしいものだ。 ********** 3月1日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Melody Fair (Bee Gees) 2. See Me, Feel Me (The Who) 3. あの時君は若かった 4. サマー・ガール 5. ノー・ノー・ボーイ (以上, ザ・スパイダーズ) 6. You Make Me Feel Brand New (The Stylistics) 7. What Have They Done to the Rain (The Searchers) 8. ラヴミーテンダー (RC サクセション) 9. Don’t (Elvis Presley) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日が映画「小さな恋のメロディー」に出演して話題になったジャック・ワイルド(2006.3.1没.享年53)の命日で。2.はロジャー・ダルトリーの誕生日(1944.3.1生,81歳)で。3.~5.はこの日がかまやつひろしの命日(2017.3.1没,享年78)で。7.&8.はこの日が「ビキニデー(1952米国がビキニ環礁で核実験を実施し第五福竜丸が被爆した日)」で、反核の歌を。また7は「今月の歌」サーチャーズで。9.はカレンダーが今年と同じだった1958.3.1付, Cash Box Top Singles #1 の曲。 以上です。次回もよろしく。
2025.03.07
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“Memories Memories (すてきなメモリー)” by Joanie Sommers 1963 ジョニー・ソマーズの『すてきなメモリー』。 なぜこの時期になるとこの曲を思い出すことが多いんだろう。ふと思ったのだ。 一番の理由はたぶん、ちょうどこの時期に流行ったから。 それから、ジョニー・ソマーズをよくこの時期にラジオで取り上げたことがあるから。 あ、ということは、・・・割と近い過去にここでも書いたことがあったなあ。 なんとなく徐々に思い出して、ちょっと調べた。 こちら↓がまさにそのものズバリでした。 2018.2.27の日記「すてきなメモリー」 2月24日がジョニー・ソマーズの誕生日で、この年のカレンダーでちょうど土曜日にあたり、番組で特集したんですね。 それで、日記に書いたというわけでした。 だから、ジョニー・ソマーズの『すてきなメモリー』については上の日記に書いたものを読んでいただければよろしいわけで、今更ここに書くことも無いといえばそれで終わりですが、それではあまりにも、ねえ。 それでちょっと思ったこと。 この歌の英語版と日本語版の決定的な違い。 オリジナルではサビを繰り返して終わるという構成になっているんです。 で、仮にこの部分を3番・4番とすると、まずは男声コーラスだけで3番が歌われて、それに答えるようにジョニー・ソマーズが4番を歌って、これで完結するというわけなんですが、日本語版を聴いてもらうと、あれれ・・・。そう。ちょっと違うんですよ。 まず一番違うのが3番を男声コーラスが歌っていない。代わりに3番もジョニー・ソマーズが歌う。歌詞も女性がそのまま歌う歌詞になっている。 けれど、そもそも3番はサビなので、続けて4番も歌うとそれは非常に違和感があるはずで、なんと!ここにもう一度Aメロ(1番・2番同様のメロディー)を挟んだのだ。 つまり、結果として日本語版の方が20秒ほど長い。 英語版のレコードのまま歌の部分だけ抜いて日本語版を吹き込んだので、途中をつなぎ合わせたことは歴然ですが、3番の男声コーラスは抜けなかったようで、よく聴くと後ろでオリジナルの歌詞が聞こえてきます。 こんなところがおもしろいので、聴いてみてください。 “Memories Memories (すてきなメモリー)” by Joanie Sommers 1963 『すてきなメモリー』(日本語版) by Joanie Sommers 1963 『すてきなメモリー』by 伊東ゆかり 1963 ********** ↑ようやく春の気配。庭の桃の木に徐々に花が。 ********** 2月22日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 悲しき北風 (カスケーズ) 2. 北風 (Texas Bill Strength) 3. A Hazy Shade of Winter (Simon & Garfunkel) 4. If You Go Away (Dusty Springfield) 5. You Are Everything (The Stylistics) 6. Southern Nights (Allen Tousaint) 7. The Good Life (Tony Bennett) 8. What Now My Love (Richard Anthony) 9. Young Love (Sonny James) 10, Cat in the Window (The Turtles) 11. Memories Memories (Joanie Sommers) リクエスト曲は、3.尻焼原人さん。4. ウィンカー・ダッソーネさん。5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。7.軽ロス・イノウエさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は今頃になってもまだ寒い日が続いているので、寒さにふさわしい曲を。因みに、3.も冬の歌でした。8.は「今月の歌」『そして今は』をリチャード・アンソニーの英語で。9.はこの日がソニー・ジェイムズの命日(2016.2.22没,享年87)で。10.はこの日が「猫の日」だったので。11.は1964年のちょうど今頃我が国で流行っていた曲。 以上。次回もよろしく。
2025.02.28
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“Red Red Wine” by UB40 1983 ラジオに「まぁきぃととおるの独演会」のお二人にゲスト出演していただきました。 前回のゲスト出演もちょうど今頃だったかなぁと思って調べてみたら、2年前の1/21と2/4に出ていただいて、いろいろ話してもらったり生演奏をしてもらったりしていました。 もう2年も経ったとは思えないほどつい最近だったような気もしつつ、そういえば前回来てもらったのは肩の手術のすぐ後だったのも思い出して、今回は白内障の手術のすぐ後なのも何かのご縁かしらねえ。 お二人のプロフィールについてはこちら↓をお読みください。 「2023.2.10の日記 / まぁきぃととおるの独演会~肩は平らになった」 今回は 2/15 が UB40 のアリ・キャンベルの誕生日とナット・キング・コールの命日に当たったので、レゲエの話をちょっととナット・キング・コールについてちょっと話していたら、いつの間にか時間が足りなくなりそうになり、あわてて『独演会までその距離ゼロメートルです』と『独演会を真空パック』の2曲をスタジオで歌ってもらいました。 当日の音源がありませんので、YouTubeにアップされていた過去(5年前)のものを無断で貼り付けておきますが、やめろと言われたらすぐに引っ込めますので、よろしく。なお、歌は5分47秒後に始まります。 『独演会までその距離ゼロメートルです』 ところで、とおるくんはなかなか見ないギターを愛用しています。もちろん何本もあるうちの1本ですが、これをよく使うので別のギターを持ってくると、あれっ?いつものギターどうした?なんて思ってしまうくらい。相棒みたいなもんでしょうね。 でも、どんなジャンルでもこのギターで賄ってしまうというのも、それはそれでこの人らしいと、納得の1本。ところでモデル名、なんでしたっけ。いつ聞いても忘れてしまいます。 今回スタジオに持って来たギターもこれだったはずですが、写真を撮り忘れたので2020年に撮影したものをアップしますね。古くてすんません。 ********** UB40 の “Red Red Wine” のオリジナルがニール・ダイヤモンドだっていうのを知ったときは随分驚いたものですが、UB40 はおそらくTony Tribe のを聴いてカヴァーすることにしたんでしょうね。 でも、やっぱり今聴いても UB40 のアレンジはいいわ。かっこいいです。 “Red Red Wine” by UB40 1983 ********** 2月15日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲、ならびにゲストの「まぁきぃととおるの独演会」のお二人によるスタジオライブ曲です。1. 朝からごきげん (ハーマンズ・ハーミッツ) 2. Red Red Wine (UB40) 3. Johnny Too Bad (The Slickers) 4. Mona Lisa 5. Too Young (以上, Nat King Cole) 6. 独演会までその距離ゼロメートルです 7. 独演会を真空パック (以上, まぁきぃととおるの独演会[スタジオ・ライブ]) 8. My Funny Valentine (Chet Baker) 9. Et Maintenant (Gilbert Becaud) リクエスト曲は、1.酋長Kobaさん。2.まぁきぃさん。4.とおるくん。ありがとうございました。 上記と6.&7.以外は穴沢選曲です。因みに2.はこの日がUB40のアリ・キャンベルの誕生日(1959.2.15生,66歳)で、まぁきぃさんの好きなUB40の曲を。3.はレゲエの曲の中で僕の好きな1曲を。4.はこの日がナット・キング・コールの命日(1965.2.15没,享年45)で、とおるくんがナット・キング・コールでまず第1に思い浮かんだ曲を。5.は僕が4.の次に思い浮かぶ曲を。8.は前日がバレンタインデーだったので、お二人に一日遅れのプレゼントで。9.「今月の歌」ジルバール・ベコー、仏語のオリジナル盤。 以上。次回もよろしく。
2025.02.21
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“Day Dreams” by Del Shannon 1961 “The Answer to Everything” by Del Shannon 1961 先週、ウクレレ少女の Chihaya さんが Ukulele Performance Festival & Contest 2025 (ウクレレパフォーマンスフェスティバル&コンテスト) で「ベストパフォーマンス賞&キワヤ商会賞 (ダブル受賞)」を受賞したことをお伝えしましたが、その時の様子が YouTube に動画でアップされましたので、ぜひご覧ください。 [2025 中学生 ウクレレ弾き語り] 名古屋ウクレレパフォーマンスコンテスト2025(学習/たま) キワヤ商会賞はなんと!これ↑ ********** 2/8はデル・シャノンの命日 (没後35年) で、ラジオで5曲取り上げました。 そのうちの2曲、“Day Dreams” と “The Answer to Everything” はどちらもデビュー当時の曲で、“Day Dreams” は’63年の1stアルバムの中の1曲、“The Answer to Everything” は’61年のシングル盤 “So Long Baby (さらば街角)” の B面の曲 (後に’63年の2ndアルバムにも収録) なので、ヒットチャート入りしたわけではないのですが、共にいい歌です。 思うに、ヒットしなかった曲の中には隠れた名曲が山のようにあるのではないでしょうか。 そんなことは今更言われなくてもわかっているさと、叱られそうですが、こういう時代ですから、同じように思っている人たちが世界中にたくさんいるだけでなく、中にはそのような名曲を YouTube にアップしてくれる人がいるから嬉しいじゃありませんか。 今回、上記の2曲とも YouTube で複数アップされていたので驚いてしまいました。聴いてみましょうね。 “Day Dreams” by Del Shannon 1961 “The Answer to Everything” by Del Shannon 1961 ところで、2/8 はバート・バカラックの命日でもあって、これは偶然でしたが、“The Answer to Everything” はバカラックの作曲だったんですよね。さらに調べていたら、1stアルバムの中のB面の1曲目が “I Wake up Crying” で、これがバカラック、ハル・デイビッド作品でした。本当びっくりしてしまいました。 まさか、1961年のデル・シャノンの1stアルバムやシングルの B面にバカラックの曲が入っていたなんて! 初期は、ほぼシンガー・ソングライターと言っていいデル・シャノンの数少ない他人曲。それもバカラックですからね。 ********** 2月8日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 悲しき街角 2. Day Dreams 3. 花咲く街角 4. The Answer to Everything (以上, Del Shannon) 5. That’ll Be the Day (Buddy Holly & The Crickets) 6. One Fine Day (The Chiffons) 7. Someday Never Comes (Creedence Clearwater Revival) 8. What Now My Love (Frank Sinatra & Aretha Franklin) 9. As Tears Go by (The Rolling Stones) 10, 小さな願い (アレサ・フランクリン) 11. I Go to Pieces (Del Shannon) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。7.ウィンカー・ダッソーネさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.&11.はこの日がデル・シャノンの命日(1990.2.8没,享年55)で。8.は「今月の歌」仏語原題 “Et Maintenant” 邦題『そして今は』シナトラとアレサのデュエットで。9.先週の宿題。オリジナルをかけるという約束で。4.&10.はこの日がバート・バカラックの命日(2023.2.8没,享年94)で。 以上。次回もよろしく。
2025.02.14
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“As Tears Go by” by Marianne Faithfull 1964 おなじみウクレレ少女の Chihaya さんが先月25&26日に名古屋のナディアパーク・アトリウムで開催された Ukulele Performance Festival & Contest 2025 (ウクレレパフォーマンスフェスティバル&コンテスト) で見事「ベストパフォーマンス賞&キワヤ商会賞」を受賞しました。 たまの『学習』を歌っての受賞。選曲もよかったですね。この辺は完全に自分のものにしている感ありですからね。 この曲↓です。Short ですが、YouTubeにありました。 [2025 中学生 ウクレレ弾き語り] 学習/たま covered by Chihaya 当日の模様など Instagram や Facebook で確認できますよ (Facebookより) ********** マリアンヌ・フェイスフルが1/30に亡くなりましたね。 いろんな意味で感慨深いです。ラジオで早速プチ特集やりました。 そしてマリアンヌといえば、やはり何と言っても “As Tears Go by”。ジャガー・リチャーズ・オールダムの最高傑作ですね! これがデビュー曲だったというのもなんだかすごい話ですよね。 ↓ずいぶん以前に書いたものですが、ちょっと覗いてみてください。 2002.11.18の日記『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』マリアンヌ・フェイスフル ↓いつの間にかこんな素敵な歌詞付きオフィシャル・ビデオができていました。 “As Tears Go by” by Marianne Faithfull 1964 ********** 2月1日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. It’s Too Late (Chuck Willis) 2. It’s Too Late (Tarheel Slim & Little Ann) 3. It’s Too Late (Wilson Pickett) 4. It’s Too Late (Kinks) 5. It’s Too Late (Carole King) 6. As Tears Go by 7. Four Strong Winds 8. Bells of Freedom 9. Et Maintenant (以上, Marianne Faithfull) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.信州そばさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~5.の “It’s Too Late” は「同名異曲」で全部違う曲です。6.~9.は先日(1/30)亡くなったマリアンヌ・フェイスフルさんの追悼で。因みに9.は「今月の歌」。 以上。次回もよろしく。
2025.02.07
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“This Boy” by The Beatles 1963 火曜日(1/28) 左目の手術終わりました。 それで、無事終わったと報告したかったところですが、ちょいとトラブルが・・・。 手術後半、終了近くにちょっと重苦しい痛みがきて、そのまま終了になったんですが、どうも目の奥が痛いまま。 だんだん頭も痛い感じがしてきて、右目の時と違うなあと思っていたんですが、終わってからの検査で「眼圧が高いですね」と検索技師の言葉。具合はどうかと聞かれたので、前回より痛いと答えると、この後先生の診察があって、そこで処置があるかもしれないとのこと。 そうか、やっぱり普通じゃないのかなとその時は思ったが、診察でも何も言われなかったし、特に処置もなかったので、このままでいずれ良くなるのかしらと家族に迎えにきてもらって帰ったのですが、痛みが一向に引かないばかりか、頭痛と首の痛みは酷くなる一方で、家族に促されて病院に電話をし、すぐに来るようにとのこと。 結論を急ぐと、水が溜まっているので抜くというではありませんか。 え、どこに水が。 注射器が目に近づいてきて、一瞬刺すような痛みが。・・・って、本当に刺したんですけど。因みにこの時のドクターは二人いるうちの若い方で僕の執刀医ではない。 なんだか酷い目にあったんですが、その後は手術後の痛みは去り、今のところ徐々に回復しているように感じます。 なぜ、手術後にすぐ処置してくれなかったのか疑問は残りますが、もっと積極的に痛みを訴えるべきだったのかもしれません。僕としては十分言ったつもりでしたが、「前回より痛い」ぐらいでは足りなかったか。 教訓、痛みは積極的に訴えること。放っておくと酷いことになる。 ********** 昼間太陽が出るとずいぶん暖かくなり、アカバナーが青空をバックに映えますね。 ********** 1964年1月25日付の Cash Box Top Singles のナンバー1はビートルズの『抱きしめたい』だった。ここから先のビートルズの飛躍については誰もが知るところですが、我が国においてはこのナンバーワンヒットが事実上ビートルズ日本上陸に直結したわけで、忘れられない出来事ですよね。 『抱きしめたい』のシングル盤、日本では B面があの “This Boy (こいつ)” で英国本国と同じだったのに、米国では “I Saw Her Standing There” が B面だったと、つい最近知った。色々事情があったんだろう。 でも “This Boy” をビートルズの最初のレコードで聴けたというのは幸いだった。ああ、こういう歌も歌うんだってね。 “This Boy” by The Beatles 1963 ********** 1月25日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Louie Louie (The Kingsmen)[#3] 2. Popsicles and Icicles (The Murmaids)[#4] 3. Surfing’ Bird (The Trashmen) 4. Hey Little Cobra (The Rip Chords)[#5] 5. Out of Limits (The Marketts)[#7] 6. Feeling Good (Nina Simon)[#8] 7. Cry Me a River (Julie London) 8. When the Love Light Starts Shining through His Eyes (The Supremes)[#23] 9. Quicksand (Martha and The Vandellas) [#24] 10. I Want to Hold Your Hand [“1] 11. This Boy (以上, The Beatles) 12. I Love How You Love Me (The Paris Sisters) リクエスト曲は、6.座波ソーメンさん。7.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。11.&12.とリクエスト曲以外は全部今年とカレンダーが同じだった1964年1月25日付 Cash Box Top Singles からの選曲です。[# ] が順位です。因みに4.~6.が前年から流行っていたサーフィン・ホットロッド・ミュージック。ベスト10に3曲も入っているとは。11.は英国と日本における10.のシングル盤 B面。12.は「今月の歌」オリジナルのパリス・シスターズで。 以上。次回もよろしく。
2025.01.31
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“Autumn of My Life” by Bobby Goldsboro 1968 火曜日(1/21) 右目の手術終わりました。 結果、劇的に見えかたが改善されました。手術前の検査で視力が 0.3 まで落ちていたのが、翌日測ったところはるかに見えるようになっていました。 検査技師の話では、もっと見えるようになるとのこと。当然と言えば当然のことで、白濁していた水晶体をクリアな人工のものと交換したのですからね。 来週は左目の手術が待っています。両方とも復活して以前のようになったら楽だろうなと、期待してしまいますね。 しかし、実にありがたいことで、このところ目ではずいぶんと苦労していたので、それが一気に以前のように元に戻るとなれば、現代医学には大いに感謝すべきかと、今回も思った次第です。 まだ落ち着くまでは3ヶ月ほどかかるので、それまではしっかり決められた目薬を毎日差す必要があり、保護メガネというゴーグル風のメガネを装着しなければなりません。 ↑保護メガネ ところで、目の手術をしたことのない人は、どんな感じなのかと、痛くはないのか、怖くないかと心配になるでしょう。 麻酔注射は当然痛いですし、機械の音も大きくて怖いですが、一般的に15分から20分で終わるので、その間我慢できるかどうかだけのことだと思うのがよろしいかと。 終わってしまえばいきなりくっきりと天井が見えてびっくり。すぐに眼帯をされてしまいましたが、あの時の天井の柄は目に焼き付いています。 しばらくして診察があり、眼帯を外して目の様子を調べたらこの日は終了。 この眼科では、そのまま眼帯はぜずに保護メガネを着けてそのまま水曜と金曜に診察をして一応終わりです。 これと同じことを左もやりますが、右ほど症状が進行していないので、こちらの方が楽に終わるらしいです。 また報告しましょうね。 ********** 義父が亡くなりました。享年95。まさに大往生でした。 死因が老衰で、最期はまさに息をひきとるとはこのことかという感じだったようです。 僕などはすでに重篤な病を引き受けているので、とても真似できるわけもありませんが、このような最期の迎え方は、最も正しい在り方なのではないかと思いました。 なかなか義父孝行もできず、歯痒い思いをさせていたであろう至らない娘婿でしたが、どうかお許しいただきたい。 天国で再会した時には是非笑顔で迎えていただけたらと、切にお願いしたいと思っております。 合掌。 ********** ご存知、ボビー・ゴールズボロの “Honey” は1968年の大ヒット曲ですね。で、この曲のすぐ後に出た “Autumn of My Life” も大ヒットとまでは行きませんでしたが、スマッシュヒットしたなかなかの名曲ですよね。 聴いてみましょうか。 “Autumn of My Life” by Bobby Goldsboro 1968 ********** 1月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Honey 2. Autumn of My Life (以上, Bobby Goldsboro) 3. Chimes of Freedom 4. Have You Seen Her Face (以上, The Byrds) 5. Days of Wine and Roses (Julie London) 6. Great Balls of Fire (Jerry Lee Lewis) 7. Peggy Sue (Buddy Holly) 8. Touch Me (The Doors) 9. I Started a Joke (Bee Gees) 10, i Love How You Love Me (Claudine Longet) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.はこの日がボビー・ゴールズボロの誕生日(1941.1.18生,84歳)で。3.&4.はこの日がデビッドクロスビーの命日(2023.1.18没,享年81)で。6.&7.は今年とカレンダーが同じだった1958.1.18付 Cash Box #3と#2の曲。8.&9.は1969.1.18付 Cash Box #6と#10の曲。11.は「今月の歌」クローディーヌ・ロンジェで。 以上。次回もよろしくお願いします。
2025.01.24
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“I’m Not Saying” by Nico 1965 いつの間にかテニスの全豪オープンが5日目を迎えていました。 4大大会が始まるのに気付かずにいたなんて、ずいぶん忙しかったのか・・・、そんなはずもなく、ただただボーッとしていただけのことでした。 それで、仕方がないのでとりあえずダイジェスト版で一気見しようと思ったんですが、あまり見たい試合がアップされていません。というよりも、リアルタイムで見ない方が悪いというもの。何しろオーストラリアとの時差は2時間しかないので、きちんとチェックしておけばじっくり観戦できるのにと、反省。 今日以降はじっくり見よう。そう誓ったものの、21日に白内障の手術があって、なんだか落ち着かないぞ。 しかし、昨日で2回戦が終わって、今日からは3回戦が始まるので、男女共あらかた出揃った感はあって、いよいよ好カードが組まれて行きますね。 ちょっと振り返ってみると、男子では錦織くんが久しぶりに1回戦を勝って、今後に期待が持てますね。あとはなんと言っても大坂なおみさんがよく2回戦を突破してくれました。今大会は好調と言えるでしょう。サーブが凄いのと、ラリーでの粘りが今後に繋がりそうで楽しみです。 同じく女子では内島萌夏さんに期待していましたが、ミラ・アンドレエワさんとの激闘に敗れてしまいましたね。ハイライトで見ましたが、アンドレエワはこのところ僕のご贔屓なので、次回は別の人と対戦してもらいたいです。などと、勝手なことを言ってみます。 そのアンドレエワですが、このまま勝ち上がると多分サバレンカと準々決勝で当たるので、ここが正念場ですかね。 ほかには、久しぶりにラドゥカヌとヘルナンデスが勝ち上がっているし、女子はおもしろいですね。 ********** ロッテのイヴ (Eve) を買いました。 ご存知の方も多いとは思いますが、これはモクセイの香りのするガムで、ずいぶん前によく買ったガムです。 ネット仲間の野々山貞夫さん (というより米川清さんというべきか) が、秋にモクセイの薫る季節になると、毎年のようにブログやFaceBookでモクセイの話をするのですが、こちらにはモクセイは無いので、せめてロッテのイヴでもあれば気分はモクセイということになるかと思い、話題にしたところ、復刻されているとのこと。よくご存知でしたね。 それで、先月ですが、置いていそうな店を探してみたらあったんですよ。 近頃、歯のせいもあってガムはとんと買っていなかったので、ドラッグストア系のスーパーの店内をあちこち探してみたものの見つからず、とうとう店員に尋ねる始末。 あのう、ガムはどこに置いていますか。 レジ横です。 あっ!そういえばどこのスーパーでもガムはレジ横にあるっけ。 なんと、わざわざ「板ガム」って書いて置いていました。同じロッテの、グリーンガムやクールミントガムも並んでいましたから、これらも同時に復刻されたのかなあ。 近頃のガム事情はどうなっているんだろう。もしかするとキシリトール一辺倒が飽きられて、昭和レトロブームに乗っかってこういうことになっているのかなあ。 などと思いながら、ロッテのイヴを2つ買ってきました。 ええ、もちろんモクセイの香りが辺りに漂います。・・・けど、やはり本物のキンモクセイやギンモクセイのあの香りにはかなわないです。当然。 ********** 1/11が David Whitaker の命日で、彼がアレンジとオーケストラ指揮を手がけた “I’m Not Saying” をラジオでかけましたが、これが Nico のデビュー曲だったんですね。オリジナルは同年にゴードン・ライトフットが出しています。 “I’m Not Saying” by Nico 1965 ********** 1月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Puff, the Magic Dragon 2. For Lovin’ Me 3. Early in the Morning (以上, Peter, Paul & Mary) 4. Early in the Morning (Cliff Richard) 5. Rambling Rose (Nat King Cole) 6. A Change’s Gonna Come (Sam Cooke) 7. I Heard It Through the Grape Vine (Marvin Gaye) 8. Plaisir d’amour (Marianne Faithfull) 9. I’m Not Saying (Nico) 10, わすれたいのに (モコ・ビーバー・オリーブ) 11. i Love How You Love Me (Sandy Posey) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。今年最初の放送でしたので、今年とカレンダーが同じだった年(1958年, 1964年の2月まで, 1969年)のヒット曲で構成しました。1.&2.は1/7に亡くなったピーター・ヤーロウ氏を偲んで。彼が主旋律を歌ったPPMの曲を。3.&4.は「同名異曲」の聴き比べ。7.は今年とカレンダーが同じだった1969.1.11付 Cash Box #1。8.&9.はこの日が作曲家でアレンジなども手がけたデビッド・ウィタカーの命日(2012.1.11没,享年81)で。彼のアレンジ曲を。10.&11.は「今月の歌」日本語と英語の聴き比べで。 以上です。次回もよろしく。
2025.01.17
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“Puff The Magic Dragon” by Peter, Paul and Mary 1963 P.P.M.の Peter (ピーター・ヤロウ) が 1/7 亡くなりましたね。享年86。 マリーが既に亡くなって久しいので、残りの二人はどうなんだろうと思っていたら、ついにピーターが逝ってしまったか。ポール (というよりノエルというべきか) 一人になってしまいましたね。 ところで Yarrow ですが、僕らはヤロウあるいはヤローと呼んで、そう表記していたように思っていましたが、いまは違うんでしょうね。なるべく現地語発音に近い表記が一般的になりつつありますからね。 それで、いくつかのニュースサイトを確かめたところ、ざっと14社中ヤーロー表記が6社、ヤーロウが8社でほぼ同数。ちなみにヤロウもヤローもありませんでした。 裁判になった過去とか、いろんなことがあってもね。こんなこと書くと怒られそうだけど、死んじゃったらもういいかな。特に歌に関してはね。 残った音楽に罪はないと思うのはいけないことじゃない気がする。 たとえば、フィル・スペクターが犯罪者だったとしても、彼の残した音楽と彼の生き方とは切り離して考えないとね。“Be My Baby” がいけない音楽だなんて誰も思わないでしょ。 僕の好きなP.P.M.の歌で、男声ソロ曲、あるいは男声主旋律歌唱曲は大抵がピーターではなくてポール (ノエル・ストゥーキー) が歌っているんですよね。“Early Morning Rain (朝の雨)” も “Don’t Think Twice It’s All Right (くよくよするな)” も “San Francisco Bay Blues (サンフランシスコベイブルース)” もね。 これはたぶん、音域とか声質の問題からこうなったんでしょう。で、ピーターの歌った代表曲といえばやっぱ “Puff The Magic Dragon (パフ)” ですわな。 では、ご冥福を祈りつつ、聴きましょうか。 “Puff The Magic Dragon” by Peter, Paul and Mary 1963 中学生の時に、少ない小遣いを工面して買った「ミュージックライフ」が3冊あって、ずいぶん長い間実家に置いてあったんですが、結局無くしてしまい、高校生になってからのものしか残っていないのがとても悔やまれます。 その3冊の「ミュージックライフ」のうちの1冊の表紙がP.P.M.だったんですよね。三人がベンチに座って風船を持っているあの表紙はとても印象的だった。 こんな時代だから、ネットで調べたらどんな写真だったかみなさんにも見てもらえるのではないかと、・・・。 ありましたよ。シンコー・ミュージックが運営している MUSIC LIFE CLUB (ミュージックライフ・クラブ) というサイトにありました。この中の ML GALLERY 1964 からお借りした画像です。 ********** 1月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. At the Hop (Danny and the Juniors) 2. You Send Me (Sam Cooke) 3. There I’ve Said It Again 4. I Love How You Love Me (以上, Bobby Vinton) 5. Forget Him (Bobby Rydell) 6. New York’s a Lonely Town (The Trade Winds) 7. I Can’t Stop Loving You (Ray Charles) 8. Love Child (Diana Ross And the Supremes) 9. Both Sides Now (Judy Collins) リクエスト曲は、6.尻焼原人さん。7.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。今年最初の放送でしたので、今年とカレンダーが同じだった年(1958年, 1964年の2月まで, 1969年)のヒット曲で構成しました。1.&2.は1958.1.4付 Cash Box #1と#6。3.は1964.1.4付 Cash Box #1。4.は「今月の歌」で、1969.1.4.付 Cash Box #4。5.は1964.1.4付 Cash Box #6。ダイアナ・クラールで。8.&9.は1969.1.4付 Cash Box #7と#14。 以上です。次回もよろしく。
2025.01.10
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“Don’t Worry Baby” by The Beach Boys 1964 みなさん、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 年末29日の日曜日、寓話の忘年会に行ってきました。 箱バンのみなさんのほかに入れ替わり立ち替わりいろんな人の歌や演奏で楽しいひと時でした。個人的にはちょっと満足の行かない演奏で、今後の反省点が多々浮き彫りになってしまいましたが。 この日のドラム Tomomi さんが大晦日のライブでドラムを持ち込むことになっていて18インチのシンバルを探しているとのことで、今僕が持っている2枚をとりあえずお貸しするということになり、持って行きました。早速叩いてみて、そのうちの1枚が気に入ったようで、良かった良かった。 写真にはフィルとおりえさんしか写っていませんが、このほかピアノはアッキー、エレベはタッチュー、ドラムが Tomomi。この時は席を外していたけれどアルトがブンちゃん。おりえさんの着物姿のジャズもなかなかよろしかったですよ。 ********** 28日のラジオではこの日が命日のデニス・ウィルソンを偲んで、オリジナルメンバーが元気に演奏していた頃のライブ盤から2曲選んでかけたけど、どうやら64年のライブ盤は後から音をかなり修正しているらしい。まあ、それでも雰囲気はそれなりに伝わるし、いいかなと思う。 ビーチボーイズの曲ではやはり今でもこれ↓が一番好きです。 “Don’t Worry Baby” by The Beach Boys 1964 ********** 12月28日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 渚のアデリーヌ (リチャード・クレーダーマン) 2. 白い恋人たち (フランシス・レイ) 3. Let It Snow (Diana Krall) 4. In My Life (The Beatles) 5. Lemon Tree (Peter, Paul & Mary) 6. Little Deuce Coupe 7. Don’t Worry Baby (以上, The Beach Boys [Live ’64]) 8. Have You ever Loved a Woman (Freddie King) 9. Tammy (Debbie Reynolds) 10. Happy Christmas (John Lennon & Yoko Ono) リクエスト曲は、4.座波ソーメンさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はリチャード・クレーダーマンがこの日誕生日(1953.12.28生,71歳)で。2.はこの日がピエール・バルーの命日(2016.12.28没,享年82)で。3.は「今月の歌」ダイアナ・クラールで。6.&7.はこの日がビーチ・ボーイズのドラマー、デニス・ウィルソンのの命日(1983.12.28没,享年39)で。8.はこの日がフレディー・キングの命日(1976.12.28没,享年42)で。9.はこの日がデビー・レイノルズの命日(2016.12.28没,享年84)で。10.クリスマスは過ぎていましたがクリスマス・シーズンは年明けまで続くわけなので、今年の締めはこの曲で。 以上です。2024年はありがとうございました。今年もよろしく。
2025.01.03
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“Someday at Christmas” by Stevie Wonder 1966 月曜日に、どうしても食べたくなったので・・・。 クリニックに行く途中少し遠回りをしてしまいましたが、ここからクリニックは一本道でとても近かったのでした。これからもちょいちょい寄らせてもらうしかないですね。次はジェラート。 ********** 眼科に行ってきました。 小学校の5年生のとき、学校のプールで集団結膜炎が流行って、それ以来ですから実に約64年ぶりのこと。 結論から言うと、両目白内障、特に右目がひどい。左も、ひどくはないが白内障で緑内障もある。右の場合、白内障がひどくて緑内障についてはよくわからない。 というようなわけで、早速手術をお願いしてきました。早いほうがいいですからね。 年明け早々、手術前検査をして、下旬に二週に分けて、右・左の手術をすることに決まりました。 妻は別の眼科で、すでに3月に手術が決まっていて、今日会った元コスモスのマスター屋比久さんも来月同じ白内障の手術だそうです。 聞けば、ずいぶん白内障の手術を受けた人が周りにも多いようで、どうやら昨今ではある程度の年齢に達してこの手術をするのは、ごく普通のことになっているみたいです。 僕は子供の頃から目は良くて、視力検査ではいつでも一番下まで見えていたのが、大学入学時に一番下まで見えた時、遠視と記入されて、2.0は遠視なのだとその時初めて知ったようなわけですが、その後ずっと1.5を維持していて、本を読むのに老眼鏡が必要になった頃から1.2くらいになったように記憶しています。 それからこの十数年は徐々に見えづらくなってきて、近頃では右目がやけにぼやけて、こういうのをかすみ目と言うんだろうかなどと話しているうちに、一度眼科に行ったほうがいいということになり、今回の白内障発覚に至った次第です。 来年は手術の無い年になればいいなあと、淡い期待もまだ年が明ける前に砕け散り、今は諦念の境地。 ところで、12/21のラジオは毎年恒例「全曲クリスマスソング特集」をお届けしましたが、何か僕の番組らしい特色を添えたいと思って、今年は「ラジオでのかかりにくさ」を数値で予想してみました。 例えば1曲目のビーチボーイズの “Christmas Day” は [8] 。これはあまりラジオでは聴かれないであろうと思われるので。 以下、最初の数字は曲順 (下記の「オンエア曲」参照)。次の [ ] 内の数字は「かかりにくさ」で、数値が大きいほうがよりかかりにくいことを表す。 2.と3. 共に [10] 、Doo-Wop のクリスマスソング自体かかることは滅多になさそうだから。 4.と5. 共に [6]、どちらもかなり有名な曲なので、これくらいかな。 6.と7. 共に [8]、ラジオではかなり聴くのは難しそう。 8. [6]、結構かかりにくそう。 9. [1]、番組では [2] と言ってしまいましたが、まず聴かないことはなさそう。必ずどこかの番組で耳にするでしょうから。今回唯一の [1] です。 10. [7]、あの『荒野の果てに』ですからね。 11. [4]、これくらいはかかって欲しいという願望。 “Someday at Christmas” by Stevie Wonder 1966 ********** 12月21日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲、クリスマスソング特集です。1. Christmas Day (The Beach Boys) 2. The Christmas Song {The Shantons) 3. Christmas Time (The Platters) 4. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow (小野リサ) 5. Merry Christmas Everyone (Shaken’ Stevens) 6. Merry Christmas Everybody (Slade) 7. Jesus Met the Woman (Peter, Paul & Mary) 8. Run Rudolph Run (Chuck Berry) 9. Someday at Christmas (Stevie Wonder) 10. Angels We Have Heard on High (Ella Fitzgerald) 11. Please Come Home for Christmas (Eagles) リクエスト曲は、6.尻焼原人さん。7.酋長Kobaさん。8.座波ソーメンさん。9.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&3.はDoo-Wopで2曲。4.は「今月の歌」小野リサで。5.は本日の80’s。10.は去年に引き続き『荒野の果てに』をエラ・フィッツジェラルドで。来年こそ荘重なコーラスでこの曲をお届けしたいと思っております。11.今年は『ハッピー・クリスマス』をやめました。その代わり今年最後の曲として来週かけようと思っています。 以上。次回もよろしく。
2024.12.27
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“Please Come Home for Christmas” by Pat Benatar 1991 今日も寒くて、特に風が冷たくて、外出するのに随分着込んだつもりでしたが、上半身は数えてみたら全部で3枚。下着も入れてなので、やはり大したことはないのだなと、改めて沖縄は過ごしやすい土地なのだと思い知らされましたね。 今頃信州だったら、今日僕が着ていたものの上にさらに厚手のコートを着たのは間違いないし、今日の3枚の構成が根本的に違っていたと思う。 まず下着は半袖のはずもなく、間違いなく長袖。その上は薄手の長袖シャツではなく、トレーナーとか毛糸のセーター。その上に上着かカーデガン。以上3枚。 当然これでは足りないから、この上にコートやジャンパーが必要になる。さらにマフラーや手袋も必需品。 そういえば、こちらではマフラーというのも一度も身につけていないなあ。 そんな中、干し柿を送っていただきました。 このところ毎年送っていただくのですが、実に季節の味がします。 干し柿は、寒い時期に食べる甘いものの代表でしたが、そういえばこの時期、干し柿ほどではなかったけれど、甘い小さな柿のような「シブ」と呼んでいたものがありましたっけ。 木になったシブの実を、葉が全部落ちて色が干し柿のようになってから食べるんですが、ねっとりした食感で、美味しいと思って食べましたよ。まだあるだろうか。 ・・・と思ってネットで調べてみたら、 おお、なるほど。豆柿か。そういえば聞いたことのある名詞だ。 こちらのページ↓に詳しいです。 柿渋の原料【豆柿(まめがき)】〈果実酒用〉 子供の頃住んでいた近くによくあった木だったので、あの辺りは豆柿の産地だったんだということがわかった。信濃柿の別名があるくらいだから間違いないですね。 柿渋の原料としての豆柿だったから、土地の人は「カキシブの元」を略して「シブ」と呼んだということでしょう。 けれど、「豆柿は、その名前の通り、実の直径は2センチ弱。渋柿の一種ですが、霜が数回降りて黒く褐色を帯び始めるくらい熟したものは食べられますが、あまり美味しいものではありません」との説明にはちょっとショックでした。 でも、僕の記憶の中の黒くなったシブはやはり美味しかった。 ********** クリスマスには決まって聴いてもらっている “Please Come Home for Christmas” ですが、今回はなんと、パット・ベネターさんですよ。 “Please Come Home for Christmas” by Pat Benatar 1991 ********** 12月14日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Let It Snow (Leon Redbone) 2. Brown Sugar 3. If You Can’t Rock Me (以上, The Rolling Stones) 4. California Dreamin’ (Diana Krall) 5. Lover Come Back to Me (Patti Page) 6. The End of the World (Julie London) 7. Evil Gal Blues 8. What a Difference a Day Make (以上, Dinah Washington) 9. Please Come Home for Christmas (Pat Benatar) リクエスト曲は、4.ウィンカー・ダッソーネさん。5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は「今月の歌」レオン・レッドボーンで。もちろん “Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow” が原題ですが、長いせいか単に “Let It Snow” とするものもたまにある。2.&3.は1974年のこの日、ミック・テイラーがローリングストーンズを脱退すると発表したとのことで。7.&8.はこの日がダイナ・ワシントンの命日(1963.12.14没,享年39)で。9.はクリスマスが近いのでお気に入りのこれを。今回はパット・べネターで。 以上です。次回は全曲クリスマスソング特集です。よろしく。
2024.12.20
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“White Christmas” by Otis Redding 1968 いつの間にやら、最低気温が15度近くまで下がって急に寒くなり、そうなると中華料理屋が恋しくなる。 この地に移り住んでから、以前親しんだような中華料理屋を探してはみるものの、見つからない。 結構本格的なものなら探せばあることはある。いわゆる中国料理店の類いだ。 数年前にできた中華料理屋は、探していたものにかなり近いけれど、台湾料理を謳っているだけに、そもそもが違うし、適正価格の割にフカヒレや小龍包があったりするから、ある意味本格的である。 いま頭の中にあるのは、入口の暖簾に「ラーメン」あるいは「中華料理」の文字とともに店名が書いてあり、必ずカウンター席があって、テーブルはあまりたくさんないような、今風に言えば「町中華」というようなやつ。 東京でも神奈川でも必ずどこの街にもあったので、日本の津々浦々にもあるだろうから、さらには沖縄にもあちこちの街角にあるものだとばっかり思っていたのが間違いだと知って、ちょっとショックだった。 せめて餃子の王将くらいは欲しいと思う。 湘南の某都市にあった来々軒の麻婆豆腐と排骨飯は絶品だった。気取らない普通のお店なのに、誠実そうな夫婦で切り盛りしているのも好感が持てた。 来々軒は駅を出て通りを左に少し歩いたところにあったが、駅のすぐそばに大好きなラーメン店があったので、この街ではラーメンはここ以外では食べなかった。だから、来々軒に入った目的はラーメン以外のメニューから選ぶことだった。 こういう店に入るときには、あまり期待しないほうが良いと思っていたので、来々軒の麻婆豆腐に出会った時の喜びは余計に忘れられないのだ。 ところで排骨飯をご存知だろうか。 そもそも読めないって。そりゃそうだ。知っている人しか知らないもんね。 パイコーハンと読んでください。 排骨飯だけでなく排骨麺もあって、来々軒では高級なメニューだったので、めったに食べられなかったけど、こいつがうまい。 排骨は豚肉に薄く衣を付けてカリカリに揚げたもので、おそらく店によってこの肉の衣の味が色々なんだろう。来々軒の味しか知らないが。 いつの間にか来々軒の話になってしまったけれど、寒い日にお腹が空いて、あまり期待もせずふと入った中華料理屋で、あったかいタンメンなぞを頼んで、これが大当たり・・・などという体験をもう一度してみたい。 ああ、タンメンもいいけど、広東麺やサンマー麺もいいなぁ。餃子はね、麺と一緒よりご飯や炒飯と一緒の方がいい。ほら、寒い日はタンメンや広東めんやサンマー麺だとあったまるのよ。 待てよ、もし排骨麺があったらどうしよう。うーむ、悩む。 ********** 12月最初の放送では毎年必ずこれ↓を聴いてもらっています。 “White Christmas” by Otis Redding 1968 ↑収穫量が半端じゃないです。 ********** 12月7日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. White Christmas (Otis Redding) 2. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow (Andy Williams) 3. Come Back to Me (Roy Orbison) 4. Whammer Jammer (The J. Geils Band) 5. So Much in Love (Timothy B. Schmit) 6. Please Mr. Postman (The Marvelettes) 7. Devil in His Heart (The Donays) 8. It’s Only Love (The Beatles) 9. Mind Games (John Lennon) リクエスト曲は、3.酋長Kobaさん。4.座波ソーメンさん。5.尻焼原人さん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は毎年恒例の12月最初の放送でかけることに決めているオーティスのホワイト・クリスマス。2.は「今月の歌」アンディ・ウィリアムスで。6.~9.はこの日がジョン・レノンの命日の前日で、ジョンのプチ特集。6.&7.はビートルズが初期にカヴァーしたガールグループの曲でジョンが歌ったもの。8.はジョンが気に入っていないビートルズ時代の名曲。9.とりあえず特集にふさわしいラストナンバーのつもり。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.12.13
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“The Nearness of You” by Frank Sinatra 1960 先週土曜日は、竹下景子さんの朗読劇に行って来ました。 さすがプロは凄い! 途中休憩をはさんで約2時間。終わっても息が切れる様子なんて全く無し。 聞き取りやすい語り口調も、脚本も音楽も、実に「聴かせる」2時間でした。 言葉に表せられない感動を与えて去ってゆく竹下さんの姿は、実にカッコ良かった。 ********** 翌、日曜日、サックス吹きのフィルくんが寓話に出るというので、行ってきました。 フィルは先月チッコさんが沖縄に来た時に、久しぶりに共演できると楽しみにしていたのに、体調を悪くして再会がかなわなかった。 「で、どうだった」って聞くから、当然「ああ、良かった。とても良かった。まあ、来年も来るのでその時また頼むね」てな感じで納得してもらいました。 この日のメンバーは、フィル (ts.&vo.)、ブンちゃん (as.)、アーキー (pf.)、たっちゅー (eb.)、Tomomi (ds.) で、近頃第1第3日曜はこんな感じらしい。飛び入りセッションメンバーにトランペットの小禄さんが入り、あと時々見るギターの人も加わったり、ぼくも1曲やらせてもらったり、和気あいあいのひと時でした。 フィルはサックスと歌が半々ぐらいの割合で、相変わらず「いい音」「いい声」が聴けました。客としては大いに満足。 中でも“The Nearness of You” は、特に良かったなあ。こういうじっくり聴かせるバラードは、特に彼の得意とするところだけれど、このところよく歌う “Slow Boat to China (中国行きのスローボート)” のようなノリの良いやつもうまいですね。今回は歌わなかったけど。 日曜の夜というのは行きやすい感じなので、また行こうっと。 “The Nearness of You” by Frank Sinatra 1960 ↑“The Nearness of You” を熱唱するフィル。 ********** 11月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. I’m Leaving It All up to You (Linda Ronstadt) 2. A Pair of Brown Eyes (The Pogues) 3. Strangers in the Night (Frank Sinatra) 4. Only the Lonely (Roy Orbison) 5. Double or Nothing 6. Looking for a Home 7. Shuggie’s Shuffle (以上, Kooper Session) 8. Ja Oder Nein (Sylvie Vartan) 9. Needles and Pins (Cher) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&8.は「今月の歌」リンダ・ロンシュタットもシルビー・バルタンもソロで歌っている。ただし、8.はドイツ語。2.はこの日がショーン・マクガワンの命日(2023.11.30没,享年65)で。3.はこの日がこの曲などをプロデュースしたジミー・バウエンの誕生日(1937.11.30生.87歳)で。5.~7.はこの日がアル・クーパーと「クーパーセッション」で共演したシュギー・オーティスの誕生日(1953.11.30生.71歳)で。9.は今回も引き続き信州そばさん持ち込み企画による「エレクトリック・ベーシスト、キャロル・ケイ特集(その6)」でした。 以上です。次回もよろしくお願いします。
2024.12.06
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