いかにもクリスマスにふさわしいイントロの後、いきなり「♪ He’s gone 2000 miles(あの人は2千マイルの彼方へ行ってしまった)」と始まる。次が「♪ It’s very far...(とても遠い...)」って。そりゃそうだ。500マイルの4倍だもの。 途中もう一度「2千マイル」が出てくるところの歌詞。「♪ 2000 miles is very far through the snow (2千マイルは雪を越え遙か彼方) I’ll think of you wherever you go (たとえあなたがどこへ行っても私の頭からは離れない)」 全体に、クリスマス・ソングの常套句をちりばめ、2千マイルの件(くだり)が引き立つ、とても素敵な歌詞です。クリッシー姉さんの才能見させていただきました、というところですね。
そんなわけで、80年代前半のベスト・クリスマスソングは、クリッシー・ハインド入魂の "2000 miles" で決定ですね。異論のあるのはまったく承知の上ですが、僕にはどうしても83年のこの曲が一番に思えます。 後半には、先日来話題になっている 87年のポーグス with カースティ・マッコールによる "Fairytale of New York" がある。あ、こちらも当然異論はあると思いますけど......。
To perman6293さん >...クリッシー・ハインドが赤い皮ジャンのようなものを着ていたような…… 赤い皮ジャンです。...たしか。それもライダース・ジャケットでしたよね。 僕も赤い皮のライダース・ジャケットを持っていました。肩に白いパッチの付いたようなデザインのね。あ、今も大切にとってありますけど、なかなか着る機会がありません。