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五黄の寅1950 @ Re:右目終わりました (白内障手術, その1)(01/24) 兄さん こんにちは 白内障の手術されたん…
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2015.04.27
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“You Baby” by 寺内タケシとブルージーンズ 1965

パーシー・スレッジに続いて、今度は加瀬邦彦さんが亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。こういう訃報が続くのは寂しいことですね。やはり。
一昨日の “穴沢ジョージの Good Old Music” では、緊急追悼ということで、加瀬邦彦の関連曲を2曲おとどけしました。。
あとは「リクエストコーナー」と、穴沢ならではの切り口で「ポールマッカートニー来日記念特集」も。ちょっとだけ。

下記のような選曲となりました。
 1.Green Grass (ゲイリールイスとプレイボーイズ) 2. 片想いと僕 (ロボ) 3. Mrs. Robinson (サイモンとガーファンクル) 4. Your Baby (寺内タケシとブルージーンズ) 5. 想い出の渚 (ワイルドワンズ) 6. Nobody I Know (ピーターとゴードン) 7. Like Dreamers Do (The Applejacks) 8. Yesterday (The Seekers) 9. Till There Was You (ビートルズ) 10. 花咲く丘に涙して (ウィルマ・ゴイク)

1. は、春になると聴きたくなる曲、第2弾。
2. 3. が、今週のリクエスト曲。2. がミスターコーラさん、3. が旧友の tougei さんからでした。

6. 〜 9. がポールマッカートニー来日特集。これが、結果的には「今週の掘り下げコーナー」になりました。
10. 1965年サンレモ入賞曲。これも、春になると聴きたくなるんですよね。

以上、“穴沢ジョージの Good Old Music” お楽しみいただけましたか。

     **********

 1965年に、ウィルマ・ゴイクとニュー・クリスティー・ミンストレルズがサンレモ音楽祭で歌って入賞した『花咲く丘に涙して (Le Colline Sono in Fiole)』の歌詞の中に、「♪ ストモレンド ディドローレ」と聞こえるところがあります。
 「苦しくて死にそう」っていうような意味ですが、当時高校生で意味も分からず歌っていましたっけ。
 この歌も、春になると聴きたくなる歌ですが、春といっても「早春」と「初夏」とでは随分聴きたくなる曲が違いますね。
 僕の中の代表曲は、早春の場合、スタンダード・ナンバーの "It Might as Well Be Spring" のアストラッド・ジルベルトのやつ。もちろん、ボサノバです。ほかの誰のアレンジのものよりも、ふわふわした浮き足立った感じがたまらないです。
 初夏ともいうべき近頃の陽気は、何と言ってもゲイリールイスとプレイボーイズの『グリーン・グラス (Green Grass)』がぴったりです。
 ビートルズ上陸以降にブリティッシュ・ビートの影響を受けたメジャーなアメリカのバンドの中では、ゲイリールイスとプレイボーイズは傑出していたと思います。
 この曲、大変な名曲だと思うんですが、誰が作ったのかなあと思ったら、Roger Cook / Roger Greenaway の英国人コンビの作品でした。

 でも、ゲイリールイスとプレイボーイズが歌ったのは1966年。『恋するハーモニー』は 71年ですからね。Roger Cook / Roger Greenaway はこの曲を、まだグループ活動中に作ったことになりますが、自分たちは発表していたんでしょうか。それとも、ゲイリールイスとプレイボーイズに歌わせるつもりで作ったのでしょうか。
 その辺はまたじっくり調べてみましょうかね。
 いずれにせよ、12弦ギターの音も含めて、アメリカのバンドなのにブリティッシュな雰囲気が色濃いのは、ソングライティング・チームがイギリス人だったというのも要因だったんですね。

 加瀬邦彦がリードボーカルの曲って、安井かずみ作詞で自身が作曲した寺内タケシとブルージーンズ時代の "Your Baby" しか知りません。僕の大好きだった曲です。
 これが出来たのが1965年で、12弦ギターの使い方やコード進行など、明らかにリバプール・サウンドの影響が強く見られ、加瀬氏はこういうのが好きなんだろうなと思われました。


 あの寺内タケシも前面に出過ぎずに、それでいてしっかりしたブルージーンズ・サウンドが、ちょっと危なげなボーカルを支える、後世に残る名演をどうぞ。

“Your Baby” by 寺内タケシとブルージーンズ

“Green Grass” by ゲイリールイスとプレイボーイズ





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Last updated  2015.04.27 12:38:01
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