“I've Been Loving You Too Long” by the Otis Redding [Live]1967
そろそろ梅雨入りかと思っていたところに、台風6号が駆け足で通り抜けて行きました。今回はこちらは特に被害はなかったんですが、皆さんのところはどうでしたか。今年は観測史上最速のペースで7号まで発生しているようで、ちょっと先が思いやられます。 で、梅雨はどうなったんでしょう。もう梅雨入りしたんでしょうかねえ。 先週の土曜日、5月9日の “穴沢ジョージの Good Old Music” では、そろそろ雨の季節ということで、リクエストいただいた雨の曲もかけたんですが、まだ「雨特集」をやるタイミングではない感じです。 そのかわり、2日が清志郎くんの命日だったのに取り上げられなかったので、一週遅れでちょっと特集しました。
お送りした曲は以下のとおりです。 1. Yes It Is (ビートルズ) 2. I've Been Loving You Too Long 3. Satisfaction 4. Try a Little Tenderness (以上、Otis Redding) 5. ラブミー・テンダー (RCサクセション) 6. I Think It's Going to Rain Today 7. Can't Help Falling in Love (以上、UB40) 8. The Sound of Silence (Simon and Garfunkel) 9. 花のささやき (ウィルマ・ゴイク)
オーティス・レディングは、1967年のモントレー・ポップフェスティバルで圧巻のステージを見せました。この時の映像を僕が初めて見たのは、70年代に入ってからで、テレビで一度放映されたんですが、ウッドストックの映画の方が先でした。 このフェスティバルの模様を納めたレコードは持っていましたが、このレコード、A面がジミヘンでB面がオーティスという大変贅沢な組み合わせで、すり減るほど聴いたものです。 で、オーティスの “I've Been Loving You Too Long” に入るときのMCが印象的でね。 “・・・This is the love crowd. Right? We all love each other, don't we? Am I right? Let me hear you say yeah!・・・” っていう感じかな。正確に聞き取れているとは限らないので、ご了承を。 時は1967年。場所は、約束の地サンフランシスコにほど近いカリフォルニア州モントレー。この歴史的なポップフェスが "Summer of Love" と呼ばれたあの夏の序章となったのです。そこで歌ったオーティスのこの MC の場面に、清志郎くんも大いに感動したに違いない。「愛し合ってるかい!」はこれを訳したんだなと、後に思ったものです。