双龍様からの名古屋、京都、大坂、7-1
殻の続き、 こちら。
オーバーツーリズムの京都に、いつも、ゲンナリなんですが、
3月11日だったので、タクシー乗り場も空いてました。
京都駅からタクシーで、これまた、
外人が来ないエリアを目指します。
真言宗智山派の名刹で、
本堂(国宝)は1227年(安貞1)創建時のままで、京洛最古。
霊宝殿に快慶作の十大弟子像をはじめ、六観音像.あり。
大報恩寺(千本釈迦堂)です。
ころあいに、ボケ防止もありました。
全く存在すら知らなかったこちらですが。
私の指導霊様であらしゃる、如意輪観音様のお導きでした。
堂内は、撮影禁止ですので、拝借画像。
そして、こちらは、
あの、おかめさん、所以のお寺でした。
おかめさんは、実在の人物で、
難航していた夫の仕事に助言をして、
成功に導きましたが、
女が、仕事に口出して成功は、分が悪いと、
自害されたそうです。
おかめさんの夫は、どう思ったでしょうか。
わが夫なら、後追いするでしょう(笑)
良いお天気で、ほぼ、貸し切りでございました。
そして、グーグルでバス停ググって、
Suicaで乗って、
予約してある、千丸屋本店さんでランチ。
美味しかったです。せまいけど。

グーグルナビで、
テクテク歩きながら、
カカオマーケット。
隠れ家、カフェも、運よく入れました。
それから、また、歩いて、
薫香堂で、お香を聞いて
八坂さんでお参りして、
円山公園を抜けて、
ウエルカムシャンパンで、
長楽館にチェックイン。
以前は、ティータイムで伺いましたが、
全く違う雰囲気です。
宿泊者特権で、日本間エリアをご案内いただきました。

写真の方が長楽館の施主、村井吉兵衛さんです。
1906年、明治39年吉兵衛と共に、朝鮮、清国を旅した
妻の村井宇野子の旅行記に、掲載されていましたが、
長楽館は、明治 42 ( 1909 )年
「煙草王」と呼ばれた実業家
村井吉兵衛が建てた、迎賓館である。
伊藤博⽂、⼤隈重信や⼭縣有朋など、来訪。
115
周年を迎えた令和 6
年、国の重要文化財の指定。
吉兵衛と、宇野子は、両もらい夫婦で、
2 人は、共に、苦労をして、夫は、アメリカへも行き、
シカゴ万博も観覧し、大いに刺激を受け、
キセルから紙巻きタバコへ、製造研究を重ね、
50億本を作るたばこ産業を、立ち上げた。
が、勝利した日露戦争で、賠償金が、得られなかった
日本政府は、 ( この時も、日比谷で、激しい、民衆デモが起きた )
財政緊迫になり、
❌ たばこ産業を、専売にしようと、
村井の事業を強制的に、取り上げた ❌
いつの時代も、国家権力とは、そういうものだ。
旅行記で、釜山に関して、宇野子は、日本のようだと記す。
我が国は、日本各地の貧困、とりわけ、東北救済財源を
朝鮮開発に使ったのだ。病院、帝大まで建てた。
もともと、朝鮮民衆の生活は、すこぶる貧しく、不潔で、奴隷制であった。
吉兵衛が撮影した写真が、この本に、あまた掲載されているので、その様子がわかる。
朝鮮は、我が国に統治されてから
人口が、2倍になったのである。
さらに、宇野子一行は、激戦区、二百三高地にも登った。
その胸のうちも、綴っている。
政府に、たばこ産業を取り上げられた、
村井吉兵衛は、銀行、農業事業を展開し
宇野子は、女子教育にも、力を注ぐ。
当時、自動車婦人と呼ばれ、闊歩したそうだ。
宇野子は、長楽館オープンのおり、
接待に立ち回ったが、過労がたたり、
急性腎盂炎になり、1月1日に亡くなる。
私の誕生日に亡くなられたとは。
村上吉兵衛、宇野子夫妻を、鎮魂せねば。
⭕️ この美しい、長楽館の完成を
お二人が、観られてよかった ⭕️
建物維持、お商売維持は、大変だろうが、頑張ってほしい。

眺望も素晴らしい、
読書室。

白龍の歓迎。
この塔は、なんだっけ。
グーグルカメラが教えてくれた。
祇園閣。
大倉喜八郎生誕90年記念して建てられた。
その敷地内に、大雲院が、引っ越してきた。
金閣、銀閣、にちなんで、銅閣と言われているそうだ。
大雲院は天正十五年 (1587 年)に、
正親町天皇の勅命により、織田信長、信忠父子を供養するために創建された。
京都は、数えきれないほど来ているのに、全く知らなかった。
ちなみに、私の父の戒名は、安照院大雲良禅居士
月も、見えた。



美しいものはいい。
エレベーターで、部屋に向かう。

暖炉もあった。
バスルームから、円山公園が見える。
記念品も、いただいた。
タバコケースに入った、紅茶。と、絵葉書。
アメニティも、充実していた。
京都ブランドだった。
ひと風呂浴びて、ウェイティングバーでアペリティブをいただき、
ディナー会場に向かう。
道中の飾り棚も、美しい。






ラウンジのカーテンが降りていて、私の服とマッチ(笑)
少し休ませてもらって、


癒された。
連れの方からプレゼントをいただいた。
ご当地もののすみっコぐらし、
エビフライのしっぽと、
アジフライのしっぽを
間違えられたのも、ほほえましい。
明日の朝食も、楽しみにしながら、休む。
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