ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2007年03月05日
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カテゴリ: 迷信のこと


 いわゆる「俗信」は、たとえば、
「食ってすぐ寝たら牛になる」 とか、
「ミミズに小便かけたらチ○チ○が腫れる」 とかいうやつ。

 これは、 消化活動を始める前に寝たら胃に負担がかかるとか
生き物を粗末に扱うな (ミミズは畑の土を作るのに貢献している)とか、それなりの意味をもった注意を、子どもにも印象に残りやすく伝えるもの。

「茶柱が立つといいことがある」
「夜中に口笛」吹いたら迷惑で、「夜中に爪切り」したら怪我しそう(昔は専用爪切りがなかったし、照明も暗い)

 これに対し 「友引に葬式をすると、死んだ人が友を引っ張っていく」
なんてのは、元々が 「共引き」(戦争の決着がつかず、共に兵を引く )で、三国志の時代から何千年も通ってきた戦争占いを、歴史もなく「友引き」に変えた、T島易学の語呂合わせ。
 (昔は太陰暦と干支で回っていたから、わざわざ六曜カレンダーを使う人はそんなにいない。今でも、縁起を気にする人と、火葬場を休みにする役所しか使われてない。)

 科学的に検証されてない(ばかばかしすぎて検証する価値もない、も含め)とかいう以前に 、「そもそもがそういう意味でできたものでない」ことを、「誰か」が言うから信じてる 、というレベルの違いが根本にあります。

 「納豆で痩せる」は、迷信と言えるでしょうか?
 「ペットボトルで猫よけ」は?
 「黒猫を見るのは縁起が悪い」は?

  仮説を仮説として見るか、誰かが言うから信じるか、

(入試の前に、明治の「ぅカール」食べる、なんてのは、かわいいもんだけど)





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最終更新日  2007年05月13日 19時15分45秒
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