あま野球日記@大学野球

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2007.01.23
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カテゴリ: 近鉄バファローズ
一週間ぶりの再開です。
しばらくお休みする予定でしたが、ブログを書けるときは
「断続的」に書くことで再開したいと思います。

やはり、このブログを書くことが生活のリズムになっています。
もうそろそろ丸二年にもなるし。

また少しずつやっていきますので、再びよろしくお願いします。

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最近「組織活性化」やら「マネジメント」に関する、いわゆるビジネ
ス書を読んでいる。実に久しぶりのことで、10数年ぶり。

西本幸雄 氏のこと。

西本幸雄。
和歌山中-立教大-八幡製鉄-別府星野組-毎日-阪急-近鉄。

若いヒトには馴染みの薄い名前かも知れないけれど、パ・リーグの
お荷物と、その昔呼ばれていた阪急や近鉄をリーグ制覇できるまでに
育てた「鉄拳」の監督。TV「プロ野球ニュース」に出演していた
白髪オジサンといえばわかりやすいかもしれない。

この西本さん。阪急の監督時代に、低迷を続けるチームを立て直すため
(いや、嫌気がさし?)選手を集めて、
「監督を自分(西本氏)が続けていいと思えば○、ダメだと思えば×を
紙に書いて投票しろ」
と指示をした。そして 「もし×が一票でもあれば、オレ
は監督を降りる」
と付け加えた。
「監督信任投票事件」 である。

そして、その結果は...

○が32票、×は11票、そして白紙は4票。
結果を尊重し、西本さんは前言のとおり、監督を辞した(その後、結果と
してフロントの積極的な慰留により、辞意を撤回することになるが)。


いや、マネジメントなどという米国流のソフトな言葉は似合わない。
選手に「魂と魂のぶつかりあい」を求めているかのよう。

「×が一票でもあれば辞める」なんてセリフは、あまりに潔い。
というか潔すぎる。

当時選手だった 米田哲也 氏。
「本当に辞めると思っていなかったし、とにかく厳格な監督さんだから、
二日酔いの選手は試合に出してくれなかった」と、後日語っていたようだ。

管理野球全盛の昨今、二日酔いで試合に出るほうがどうかしていると思う
けど、昭和41年当時は、そんな選手は当たり前にいたようだ。

とまれ西本さん、
究極の管掌術で偉大な実績を作った。
たんにビジネス書の類のマニュアルを読むのではなく、その精神も少しは
学びたいものだ。

※詳しくは、 こちら



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Last updated  2007.01.24 02:08:29
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