あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2007.11.20
XML
カテゴリ: プロ野球
昨日行われた大学社会人ドラフト。
阪神が4巡目で指名した選手は 黒田祐輔

ボクはまったく知らなかったけれど、ドラフト当日朝の時点で
各スポーツ紙は一斉に 「阪神“隠し玉”シャンソン・黒田」 と、
ほぼ同じ原稿のまま報じていたことを先ほど知った。


黒田祐輔のこと、ちょいと調べてみた。

■静岡高時代。

2003年、2年生の夏に背番号「18」をつけて甲子園に
出場している。チームメイトには現・慶應義塾大の 青池悠五
がいた(当時は捕手)。

1回戦は長崎日大高に5-4で勝利、2回戦で八頭高を相手に
3-2と、これまた僅差で勝利した。ただ、ここまでに黒田
の登板機会はない。

初登板は3回戦の常総学院高戦。
4番手で登板したものの、0-7で大敗した。
完封された常総学院の投手は、現・茨城ゴールデンゴールズの
仁平翔 。そして現・阪神の 坂克彦 が主軸を打っていた。




■駒澤大時代。

1年時の登板記録は見当たらなかった(モレがあるかも)。
2年時の春季リーグ戦で、やっとボクは黒田の名前を見つける
ことができた。

それは2006年5月10日、対東洋大2回戦。
駒澤大 000 000 000 =0
東洋大 000 110 02X =4


黒田は駒澤大の先発としてマウンドに立ったが、4回途中に
1点を失いあっさりと降板、敗戦投手になっている。
3回0/3、被安打5、与四死球1、奪三振1、自責点1。

その試合、東洋大の投手は今ドラフトでホークスから1位指名を
受けた鉄腕・ 大場翔太 (八千代松陰高)で完封負けを喫した。




制球がまだ覚束なかったものの、駒澤大投手陣の一角を担う
存在になっていた黒田。だが、 太田誠 監督が退任したことで
「心の支えを失った」 ため野球を辞める決意をし、昨年12月
に野球部を退部、そして大学も辞めてしまった。

静岡に帰ってからは、母校の静岡高グラウンドで後輩の野球部員と
とともに筋力トレーニングや走り込みを続けていた。そんな時、
同校OBでありシャンソン化粧品の社長・川村修氏に声をかけられ、
契約社員としてシャンソン化粧品に勤務するようになった。

本人の話では、阪神のスカウトに注目されていることなど、
まったく気づかなかったという。




ひとつ不可思議なことがある。

黒田、もし大学を中退していなければ、今は大学3年生。
もちろんドラフトで指名を受ける権利はない。今回は中退したことで、
高卒で社会人に進んだものと見なされて指名を受けることができたの
かな?

ルールの解釈を間違っているかもしれないけれど。
もしそうだとしたら、プロ球団が大学生を意図的に中退させて高卒後の
3年目に、一年早く「奥の手」として囲い込んでいた選手を指名する
方法もあるのかしらん・・・?

もし、このへんのルールに詳しい方がいらしたら教えてください。
お願いします!




ぽっ 1日1クリックお願いします ぽっ
>>
人気ブログランキング






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.11.21 02:49:30
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: