「畠山~、打て~」「ハタケぇ~」
ネット裏の狭いスタンドから、そして三塁側のはるか後ろにある
土手の上からも声援が飛ぶ。
イースタンリーグ、ヤクルトvsロッテ(於:ヤクルト戸田球場)。
スコア1-1の同点で迎えた9回裏、ヤクルトの攻撃。
二死ながら走者を二・三塁に置いて、ボクの同郷出身でもある
3番打者・ 畠山和洋
(専大北上高)が打席に立った。
これまでの4打席、すべて凡退していた畠山だが、冒頭のような熱いエール。
一打サヨナラの劇的な場面だけに、この試合最高の盛り上がりを見せていた。
ロッテのルーキー投手・ 根本朋久
(帝京安積高-横浜商大)に相対した畠山、
カウント2-0からは、どんどん際どいコースを突かれるものの、
どうにか見極めてフルカウントに持ち込む。
だが7球目を叩いた畠山の打球は、ボテボテのセカンドゴロ。
スタンドから 「あ~ぁ」
と漏れたタメ息とともに、
ヤクルトのサヨナラ機は潰えてしまい、延長に突入した。
(ボクは、ここで球場を後にした)
今日の試合、ヤクルトの先発は 館山昌平
(日大藤沢高-日本大)。
5回を投げ、73球、被安打4、奪三振3、与四死球1、失点0と、
まずまずの成績で先発の仕事を終えた。
館山の投球、ボクは捕手からほど近いネット裏のスタンドから見ていたが、
スライダーがグイグイと大きく曲がるのを何度も見た。
こんな至近距離で、プロ投手の球筋を見たことがないもので、
曲りの大きさに改めて驚いてしまった。
試合途中、ボクはスタンド下にあるトイレに行った時、
サングラスをかけたヤクルトの選手とすれ違いざま、ぶつかりそうになった。
「あれっ、どこかで見たような・・・、
ユニフォームの袖を見ると「11」と書いてある・・・
そうだ、 佐藤由規
(仙台育英高)だっ」![]()
周囲の人たちも気づいたようで、握手やサインを求めていた。
そして、その佐藤、何をしていたかと言えば、
一般客と一緒に、お行儀よくトイレの順番を守って静かに並んでいた。
今日、ボクが戸田球場に行ったのは、ロッテ・ 神戸拓光
(土浦日大高-流通経済大)を見るためだった。
なのに、神戸の姿を見かけることがなかったのが、残念だった。
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