あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2008.11.06
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カテゴリ: 大学野球

昨日 に続き、「ボクが注目した投手」の第3回目は、
早稲田大・ 大石達也 (2年、福岡大大濠高)のこと。


早稲田大2季ぶりの優勝をもたらした最大の功労者は
斎藤佑樹 (2年、早稲田実)に違いない。
斎藤の投球術は、大学野球界において群を抜いている。


ただ、プロ入りを前提として両者を比較すると、
大石達也のほうに分があるのじゃなかろうか。
ボクにはそう思える。
直球の威力は申し分ないし、将来の伸びシロも大きいはずだし。


「柔」の斎藤佑樹、「剛」の大石達也。
ま、そんなところだ。


先日このブログで 大石達也の「奪三振率」 のことを書いた。
たしか大石、今季の数字は 19.1 だった

※奪三振率=1試合(9イニング)を投げたとして、
1試合あたりの奪三振数を換算した指標。


これだけでもスゴイのはわかるけど、
ボクは別の指標からも大石を調べてみたい。


それは今季において、
(1)対戦した全打者から三振を奪った比率は?
(2)アウトにした打者中、三振を奪った比率は?
ということ。


計算を始める前に、あらためて大石の成績を整理してみた。
試合数8、イニング数16、球数236、打者数54、
被安打4、奪三振34、与四死球1、自責点0。


(1)対戦した全打者から三振を奪った比率
⇒(奪三振数)34÷(打者数)54= 63.0%


(2)アウトを獲った打者中、三振を奪った比率
⇒(奪三振数)34÷(奪アウト数)48= 70.8%


上記のような指標が野球界にあるのだろうか。
もしあるなら、この指標を何と呼ぶのだろう?
とまれ、全打者の6割強から三振を奪い、
アウトに獲った全打者の7割強から三振を奪う記録なんて、
過去にあったのだろうか。


ちなみに同じ条件で 斎藤佑樹 の数字を計算してみた。

(1)同 22.2%
(2)同 27.7%


そして今季、防御率0.00で話題になった明治大・
野村祐輔 (1年、広陵高)の数字も調査。

(1)同 31.5%
(2)同 39.4%


大石のようなクローザー型の投手と、
斎藤や野村のような先発完投型の投手を
一緒に比較するのは無理があることはボクも了解している。


でも、大石の数字は驚異的びっくりと思いませんか?

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Last updated  2008.11.08 02:13:41
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いろんな角度から  
kimi さん
大石選手はとうとう大学日本代表に選ばれましたね。海外でもドクターKぶりを発揮してくれるといいですね。
しかし、三振アウトの割合という観点から見てもこの数字って…。来年から先発完投型で行って和田投手の記録を更新しちゃったりして…。 (2008.11.07 20:40:51)

Re:いろんな角度から(11/06)  
kimiさん
>大石選手はとうとう大学日本代表に選ばれましたね。海外でもドクターKぶりを発揮してくれるといいですね。

そうですか、選ばれましたか。
当然と言えば当然ですね。
加賀美、武内あたりはどうなんでしょう?
サイトが見つからなかったもので・・・

>しかし、三振アウトの割合という観点から見てもこの数字って…。来年から先発完投型で行って和田投手の記録を更新しちゃったりして…。

先発完投型の大石も見てみたいです!
(2008.11.08 02:16:28)

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