朝日新聞では「高校野球の針路」というタイトルの記事が3回にわたって
連載されていた。インタビューの相手は、高野連会長の 奥島孝康
氏
(元・早稲田大総長)。
記事は、一時話題となった「特待生」という呼称について氏なりの定義づけや、
「(ボランティア)審判」に対しての考え方などが簡潔に書かれていた。
そして、記事中にはこんな発言もあった。
「(高野連は)組織が大きいから全体が号令の下で『右向け右』となって
いないか。みんなで深めて考えていく姿勢がもっと欲しい」
これは「(大きくなりすぎた組織の)硬直化」に対する氏の懸念なのかもしれない。
だとすれば、2年前(2007年)春、突然に巻き起こった 「特待生問題」
は
その代表例(と思う)。あまりに杓子定規な対応は大きな波紋を呼んだもの
だったし、 一律に規制を作って春季大会から「特待生」を締めだすのはいかが
なものか?
と、ボクも思ったものだった。
谷沢健一
「藤球会」の席上にあった、高校野球に対しての奥島氏のスピーチ内容が紹介
されていた。
(1)プロ・アマの垣根はそのまま大切に維持したい
(2)軟式野球を国体の種目に復活させたい
上記の(1)は、朝日の記事と若干矛盾する気がしたけれど・・・。
尚、谷沢氏の記事によると、奥島氏のスピーチにはもうひとつポイントがあった
らしい。
(3)甲子園で早慶戦を実現したい
今春のセンバツで、その夢は叶わなかったようだけど、
「神宮の早慶戦」はつい先ほど始まった。
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