■今日(11月15日)行われた明治神宮大会2日目。第4試合は創価大vs
九州産業大の好カードだった。
(1回戦)
九 011 001 020 =5
創 000 000 000 =0
(九)榎下、(創)小川-天野- 大塚
■ボクが注目していたのは創価大の2番打者、そしてショートを守る 脇山渉
(2年、愛工大名電高)。
昨年、東京新大学リーグを観戦していた際、小柄(170cm、67kg)ながら
巧みなバットスイングで安打を量産し、強烈な野球センスする感じさせる彼の
姿にボクは大いに魅せられたものだった。昨年(2008年)秋には1年生ながら
「新人賞」と「ベストナイン(指名打者)」を獲得。今秋はベストナイン(ショート)
に選出された。
そして今日、脇山の1打席目を見た。でもバットがボールの下をくぐって、まるで
当たらない。彼本来のミートの上手さがまったく見られなかった。 「いったい、
どうしたことか?」
ボクは心配になったが、その答えは後になってわかった。
原因は脇山ではなく、相手投手の投球術にあったのだ。
◇ 脇山渉
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「再来年のドラフト注目!脇山渉」
(2009.1.19) →
こちら
へ。
■その相手投手とは、九州産業大・ 榎下陽大
(3年、鹿児島工高)のこと。
178cm、70kgの細身な身体が投げおろす速球のスピードは最速148km。
スライダー、フォークに100km前後のカーブも操り、緩急をつけた投球術は
見事、創価大打線を翻弄した。疲労から制球が乱れた7回、二死満塁のピンチ
もあったが、打者を見逃し三振に仕留め勝利を決めた。
(榎下の今日の成績)
9回、被安打1、奪三振11、与死四球6、自責点0。
榎下陽大
。
2006年夏、捕手・ 鮫島哲新
(現・中央大)とともに甲子園に出場した。初戦
(2回戦)は高知商高に3-2で勝利。3回戦は香川西高に9-3、準々決勝では
エース・ 駒谷謙
(現・京都産業大)を擁する福知山成美高に3-2で勝利し、
チームをベスト4に導くけん引役となった。
だが準決勝は、後にこの大会で優勝する早稲田実に、スコア0-5で完封負けを
喫した。この時、早実の投手は 斎藤佑樹
(現・早稲田大)。早実の決勝の相手は
言うまでもなく、 田中将大
(現・楽天)のいた駒大苫小牧高だった。
◇ 2006年夏、甲子園決勝
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「早実vs駒大苫小牧(2)」
(2006.12.26) →
こちら
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スター揃いだったこの大会、榎下のいた鹿児島工高にもスターがいた。
「代打の切り札」 今吉晃一
がその人。ツルツル頭で、打席に立つと 「シャー!」
と
雄たけびを上げる姿が人気を呼び、大いに話題になったものだった。
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