「セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合・プロ選抜vs
大学日本代表」
のこと。
■5回裏、大学日本代表の5番手としてマウンドに上がったのは近畿大・ 中後悠平
(2年、近畿大新宮高)。実況の 島村俊治
さんは、いつもの名調子で中後を紹介
した。 「上・横・下から投げ分ける変則投法は 『千手観音投法』
と呼ばれています」
プロ選抜の8番・ 中田翔
(日本ハム、大阪桐蔭高)との対決がボクは面白かった。
中後、変則投法ながらスピードは速い。5球すべて140km台半ばの速球を投げ込み、
中田に真っ向勝負を挑んでいた。残念ながら、 結果は左中間を破るヒットを打たれた
ものの、「やんちゃ」そうな風貌同様に、勝ち気な投球に好感がもてた。
■ボクが初めて中後悠平という投手を知ったのは、今年(2009年)6月に行われた
全日本大学野球選手権。 準々決勝の近畿大対富士大戦(6月12日)
だった。
この試合で8回から登板した中後は、スコア4-4の同点で迎えた9回、満塁のピンチ
に、サヨナラとなる押し出しの死球を与えてしまったのだ。打者の 目時大
(4年、
福岡高)は死球の痛みを我慢して、尻もちをつきながらガッツポーズをしていたシーン
をボクはよく憶えている。
サヨナラ勝ちで大喜びの富士大。一方の中後は帽子をはぎとり、ヒザに両手を当て
唇を噛んでいた。
※ちなみに、この試合を中継したJ-SPORTSの実況アナも島村俊治さんだった。
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