あしあとてちてち

仔猫騒動



《我が子が天使に見えた時+他の子供達も天使だった》


いつの時代も、自分の子には優しく逞しく育って欲しいと願う物だぁ(*^-^*)

そんな風に感じた時の事を、ここに綴ろう。

お子ちゃま天使2

2004年11月11日木曜日
天気・晴れのち雨

その日は屋外学習で、近所の公園で、色々な物を発見し、
発表する…っと云う授業が行われた。

2年生が全員 公園で色々な物に興味を示し、調べ発表すると
云う、小学生2年生らしい、授業内容だぁ。

公園に着くと、仔猫の鳴き声がした。
子供達は、急いで駆け寄った。
11月の寒い日に、仔猫が3匹、段ボールの中に入れられ
捨てられて居た。

ここからは想像だが、きっと授業になど ならなかった事でしょう。
子供達は、皆集まり「可哀想だねぇ~」っと呟いては、順に仔猫を
抱いて上げたらしい。

授業も終わり、急いで帰って来た、長女。

「ママ大変!猫が・・・」
興奮して、説明する長女。
「とにかく!公園に行こう!!可哀想だから見て!!!」
っと懸命にお願いする長女を見て、もしかして、仔猫、拾われてるかも?
っと淡い期待を胸にパパに連絡。
近くに居るので、猫の居る場所迄は連れてって上げれるが、仕事だから、
付き合えてそこ迄!っと言われ、公園まで連れてって貰った。

******♪*****

公園に着くと、同じ学校の2年生が集まって、仔猫を抱きかかえてたぁ。

皆 心配なのだぁ。

「ねこさん 寒いよねぇ~」
「一生懸命 頼んだけど、飼っちゃ駄目だって言われたぁ」
「パパが帰って来てから、相談するから、待っててねぇ」
など、子供達も心の底から、心配している。

パパも車を停め、仔猫を見たが、やはり可哀想になり
「見ちゃうと駄目だよねぇ。でも家には犬がいるし、3匹の内
1匹なら飼えるけど、3匹は無理だよぉ~・・・」っと夫婦の会話

取り敢えず、飼い主候補を探さないと・・・
パパ 実家にメール。皆 仕事中だから、メールで確認。
パパの実家。。。犬2匹・猫3匹いる動物大好き一家だぁ。
ちょっと期待☆☆☆

私はネットをいじり始めたぁ。
以前病院のホムペに【里親募集中】の文字を見たからだぁ。
早速 病院に電話。事情を話すと「まず行政に電話して下さい」
っと言われました。どうやら、個人で持って来られると、簡単に
捨てる人が増えるので、行政の依頼で引き取るかどうかを決めるらしい
のです。早速!役所に電話。。。事情を話し、確認を取って貰った。
確認を取って貰ってる最中、雨が降って来た。。。心配だぁ
すぐに電話が鳴り、事情を話してたからか、すぐに連れて来て欲しい。
っと、言ってくれ、即!公園に向かった。

******♪******♪*****

公園まで徒歩30分・・・遠い
子供達・・・走るー走るー
ママ・・・へとへと

公園に着くと、小雨の中 皆居た。

事情を話すと「パパと相談するって言ってたから、連れて行かないでぇ」
っとお願いされたが、猫好きの家なら、きっとパパが帰って来る前に、
ママが連れてって、お願いしてるに違いない。可哀想だが、今 連れて行かないと
この子達の飼い手が見付からなくなるし、その子には「飼って良いって言ったら
家に電話ちょうだいねぇ。病院の先生には伝えておくから」っと言い
最後の別れの【抱っこ】をさせ、仔猫を連れて病院へ。。。

最後の別れは、連れて行くのが心苦しかった。
自分達も病院に行く~。絶対幸せになるんだよぉ。
ごめんねぇ、飼って上げれなくて・・・など、子供達なりに
飼って上げれない状況が、辛い様だぁ。

病院迄は、タクシーで10分。申し訳ないが、乗せて貰い、
連れて行くと、受け入れ準備が出来ていた。

書類に必要事項を記入し、3匹の仔猫を託した。

3匹の猫の中で、1匹だけ目やにが酷い猫が居た。
もしかしたら、この子は、病気で他の子に移す可能性がある
ので、その時は・・・っと言われ、お任せします。っと言い
最後の別れをした我が家。

この子達の、引き取り先、病気の仔猫がどうなったかなど
電話で聞かれても、お答えする事は出来ません。
結果はHPで見て下さい。っと言われ、病院を後にした。



<つづく>





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