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2007.08.24

「バブルへGO！！タイムマシンはドラム式」

(3)

テーマ： DVD映画鑑賞(14663)

カテゴリ：映画・日本

「バブルは、崩壊して初めてバブルとわかる」　アラン･グリンスパン前FRB議長

バブルへGO！！タイムマシンはドラム式スペシャル・エディション

バブルへGO！！タイムマシンはドラム式スタンダード・エディション

日本の経済崩壊を食い止めるため、現代の若者･ 真弓（広末涼子）が、タイムマシンに乗って、バブル絶頂期の1990年にタイムスリップする。

一言で言うと、そんな感じです。でも、難しい経済問題を扱った社会派映画ではなく、気軽に楽しめるコメディーです。

私は東京からは少し外れたところで地味にに暮らしていたし、時期もややずれているので、東京のほんとの「バブル真っ只中」は、ちょっと解りませんが、「あ～わかるわかる」っていうのがあって、楽しめました。
職場の忘･新年会は業者さん持ちで、ホテルの広間を借り切ってやってました。パーティーや飲み会のたびに、服を新調したりしてましたね～。
クリスマスにホテルの部屋をとって、友人たちとパーティーしたり。
ディスコで遊んだ帰り、すごい行列でタクシーが全然つかまらず、友達の彼氏に車で迎えに来てもらったこともありました。（タクシーだと\4000～5000でしたが、別に気にせず乗ってました。たいした給料でもなかったんですけどね。不思議です。「消費は美徳」ってことだったんでしょう。）

今井美樹のCM、懐かしかったです。赤い口紅流行ってたんですよ。私、退職するとき「退職記念品何がいい？」って聞かれて「シャネルの真っ赤な口紅！」って答えました^^;
髪もロングソバージュでしたね～。

阿部ちゃん（笑「阿部寛」）の大ファンで、写真集持ってましたし、読みもしないメンズノンﾉを表紙目当てで買ってました。なんと、CDまで持ってるんですよ！(*^。^*)

「浮かれてた」っちゃあ浮かれてたんでしょうけど、活気はありましたよ、ホントに。私自身は全然ちやほやされたりっていう思い出はありませんが、あの時代を引きずっちゃうって、なんか解ります。だから 青田典子にちょっと共感してたりします^^;

「バブルがいい」とは言いませんが、今の長期不景気･格差社会も全く良いとは思えません。比べるものではないのでしょうが…。
バブル時代も、バブル崩壊時も、そして今も、誰か一部の人が大儲けしてるわけで、それは同じ。でも、バブル期は、それ以外の一般人も楽しめてた。

「バブルは、崩壊して初めてバブルとわかる」ってその通りで、その頃は「これはバブル景気だ」なんて思ってませんでした。そして、程なく崩壊しました。いつまでも同じ状況が続くわけないんですね。
今現在の状況も、いつか変化し好転すると信じたいですが…どうなんでしょう？やっぱりムリかな？

※追記（2007/08/26）
いろんな人が本人役でカメオ出演していて、それも楽しめます。

『バブルへGO！！タイムマシンはドラム式』2006年（日本）
監督：馬場康夫
脚本：君塚良一

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