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夏草や つわものどもが 夢のあと 今日は1日の時間を贅沢に使って、JRの旅をしました。「大都市近郊区間の特例」を活用し、140円で京都、三重、滋賀の周遊としました。 京都の隣駅、JR奈良線「東福寺」を朝8時出発し、木津駅を目指しました。 木津駅に到着。関西線に乗り換え、「加茂」駅まで1駅。ここで再度乗り換え「柘植」駅まで行きます。同じ関西線ですが、「加茂」までは、新快速が通ってます。「加茂」から先はワンマンディーゼルになっており、ローカル線気分が味わえます。 三重県に入り、伊賀忍者や松尾芭蕉のゆかりの地「伊賀上野」を通ります。「柘植」に着きました。ローカルの起点駅という気分が存分に味わえる駅です。 ここで「草津線」に乗り換え、東海道本線の「草津」駅まで行きます。途中滋賀県に入りますが、甲賀忍者の里「甲賀」を通ります。 二大忍者のルーツの地があるすごいところです。今でこそ東海道は米原、関ヶ原を通っていますが、昔の東海道はここを通っていたので交通の要衝であったためでしょう。しかも京、大坂どちらにもほぼ等距離で行けます。 徳川家康が関ヶ原の合戦の前、江戸へ逃げるように帰った道筋なのでこの地には、色々な逸話が残っております。 最近新名神高速道路が開通し、草津から亀山、鈴鹿、名古屋湾岸と通るルートがつながり江戸時代の東海道に似たルートができて、東京までの時間短縮になっているそうです。 そういえば、なぜ東海道本線は関ヶ原、米原を通るルートにしたのでしょうね?「草津」駅に着いて、今度は東海道本線に乗り換えですが、ほとんど待ち時間無く「近江塩津」行き新快速に乗り換えできます。が、駅内のコンビニでサンドイッチを買っていたら、タッチの差で乗れませんでした。「近江塩津」まで直行できたら「湖西線」に乗り換えて京都まで一気に行けます。 残念ではありますが、元々京都を終点に考えていたので、あわてる必要もなく次の快速で「米原」に行って、また乗り換えも面白いだろうということで少し待ちました。 「米原」に着くと、次は「長浜」行きの快速に乗り換えでした。この駅のホームには、駅弁と立ち食いそば屋さんがありました。駅弁をいただくと、140円旅行と言って馬鹿に出来ない旅情をチョットばかし感じられそう! 新幹線も通り、北陸本線の起点でもある駅だけあって、旅行者にはうれしい駅です。 「長浜」に着くとスコールのような雨でした。ホームにいたら濡れるので改札階まで少しの間避難。途中下車できない旅行のメリット。急な雨も怖くありません。「長浜」から「近江塩津」までは、左手が琵琶湖、右手が戦国時代の古戦場で名高い山々を見ながら各駅停車の旅です。「近江塩津」駅に着くと向かい側に「湖西線」姫路方面網干行き新快速が来るとのことで狭い一本のホームで待ちました。向かいの山々は霧というか雨雲が低く垂れ込めて煙っています。 新快速に乗ってしまうと1時間15分ほどで京都に着いていまいます。「湖西線」は琵琶湖と比良山や蓬莱山、比叡山などにはさまれた風光明媚な所を走るので途中下車でなくとも、ホームに降りて次の電車までの暫しの時間過ごすのも良いかなと思いながらも、アッという間に京都に着いてしまいました。到着時刻15時でした。 朝8時から7時間140円の旅でした。 関西の「大都市近郊区間の特例」が活用できる路線はこれです。 もっとゆっくりしてもいいし、もっと広い範囲に挑戦しても良いし楽しみ方は色々あると思います。 冷房の効いた所で読書三昧でも良いかなとも思いますしゴトゴトと揺られながら、うとうとリラックスするのも有りかなと思いました。
August 20, 2008
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祇園会は 長き夏癒す 百日紅 7月丸々1ヶ月間祇園祭は続きました(そうです)。もちろん全て参加できるわけでもないし、見ることもできませんが今年は、その内の数回の行事を見ることができました。1日から31日までこんなに行事があるそうです。1~5日 吉符入り 各山鉾町 関係者による神事の打合せ1日 長刀鉾稚児お千度 八坂神社 長刀鉾町の稚児関係者らが稚児と共に 神事の無事を祈願2日 くじ取り式 京都市役所 17日の山鉾巡行の順番を決める〃 山鉾町社参 八坂神社 各山鉾町代表が祭礼の無事を祈願10~14日 鉾建て 各山鉾町 各山鉾町が鉾や山を組み立てる10日 お迎え提灯 神輿洗いの神輿を迎えるため、万灯会員が 提灯を立てて巡行する〃 神輿洗い 四条大橋 氏子総代世話方らが神輿をかつぎ大松明を かざして行列し四条大橋に行く。橋上で神職 が榊を汲みおいた鴨川の水に浸して神輿に そそいで浄める12~15日 鉾曵き初め 各山鉾町 各町内の人々が祇園囃子をはやしながら 各鉾を試し曵きする13日 稚児社参 八坂神社 長刀鉾にのる稚児が乗馬にて社参し、五位 少将、10万石大名の格式が与えられる〃 久世駒形稚児社参 八坂神社 南区久世の綾戸国中神社から胸に駒形を かけて稚児が社参する.二人いて一人が 17日の神幸祭に、もう一人が24日の 還幸祭に 供奉して巡行する14~16日 宵山 各山鉾町 夕刻より駒形提灯を点した山鉾でお囃子が 始まる。山鉾町の町家では表を開け屏風 などの美術品を飾る。15日 伝統芸能奉納 八坂神社 今様・日本舞踊・狂言・詩吟・琵琶などを奉納する16日 献茶祭 八坂神社 裏と表の千家が一年交代で献茶の奉仕をする〃 鷺舞・石見神楽 八坂神社 鷺舞は雌雄の鷺の舞い.石見神楽はスサノ オノミコトの大蛇(おろち)退治の舞い17日 山鉾巡行 長刀鉾を先頭に四条烏丸→四条河原町→ 河原町御池→新町御池と巡行する。 途中、四条堺町で「くじ改め」をする〃 神幸祭 祇園会の古事に習い、3基の神輿が八坂神社 から四条お旅所まで巡行する. 神輿は24日まで、お旅所に留まる18~20日 狂言奉納 八坂神社 学生狂言研究会による狂言の奉納23日 献茶会 八坂神社 煎茶道家元の輪番による献茶の奉仕〃 琵琶奉納 八坂神社 琵琶協会の人々による狂言の奉納24日 花傘巡行 昭和41年よりなくなった「後祭」の変わり〃 還幸祭 17日に四条お旅所に渡った3基の神輿が 八坂神社への帰り道を巡行する。古代の祇園 祭に習った行事25日 狂言奉納 八坂神社 茂山中三郎社中による狂言の奉納28日 神輿洗い 四条大橋 10日の神輿洗いと同じ.そのあと神輿はしまわれる29日 神事済奉告祭 八坂神社 祇園祭の無事終了を奉告し、感謝する31日 疫神社夏越祭 疫神社 疫神社は八坂神社内にある.参拝者が鳥居に かけられた2メートルの茅(ち)の輪をくぐり疫病を祓う1日の朝から町は飾り付けがされて、祭が始まったことが知らされます。1日からの行事は関係者だけのものですが、お囃子の練習も始まり、目と耳で祭の雰囲気が盛り上がってきました。10日からは鉾建てが始まり、ここからさらに盛り上がってきました。12日からは「鉾曵き初め」が行われ鉾によっては参加できるそうですが残念ながらここの土日は、出張で見ることもできずでした。夜のライトアップも綺麗になります。14日の宵山からは、夜店もズラリと並び、夜の賑わいはハンパでなくなります。鉾や山が置かれてある範囲が広いので、夜店の数もスゴイですがさらに、町の店の方々が出すプチ屋台もユニークだし、数も多いので本当に楽しめます。何と言っても今年は菊水鉾のお手伝い参加ができたことは、思い出に残りました。お茶をいただき、銘菓「したたり」をいただき、粽を買いました。17日いよいよ巡行の日、朝早くから多くの方々が集まってきました。新町通を行く、函谷鉾は圧巻でした。巡行が終わるとやれやれという気になってしまいましたが、24日には「花傘巡行」や「還幸祭」があって、まだまだ祭は続いている雰囲気28日の「神輿洗い」でやっと終わったかなという気分です。これで、厄払いでできて、京都の暑い夏を乗り切れるということです。清々しい8月1日の八坂神社です。
August 10, 2008
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御輿洗い 祇園会の名残 納めるや28日は御輿洗式でした。夜8時過ぎの四条大橋です。この間だけは車にはご遠慮いただき、神事が行われました。優雅な祇園祭のイメージではない勇壮な御輿の練り歩きで、祇園祭の奥の深さに驚かされます。今日は雨が降っていたので、ビニールがかけられています。御輿洗ということは、その昔は鴨川の水で洗っていたのでしょうか?今までかけられていたビニールもはずされて、神主さんによってお祓いされていました。祭の名残を惜しむかのように、御輿が八坂神社に向かって帰っていきました。 翌29日に祇園祭の終了が八坂神社の神様に報告されて最終的には31日八坂神社境内の疫神社夏越祭の茅輪くぐりで終了します。今日は8月1日の早朝の八坂神社。すっかり普段の神社に戻ってました。いよいようだる暑さの京都になりました。
August 2, 2008
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祇園会の 残り香したたり 冷やしおく今年の夏は少しだけ祇園祭のお手伝いが出来て楽しく過ごさせていただきました。 宵山の夜は菊水鉾の粽の売り子をさせていただき、町内会の祭の委員をしていたときの楽しさの様な気分を味わうことができました。お手伝いの特典でお茶券をいただけました。菊水鉾では立派なお茶席が用意されていました。菊水鉾の名前は、ここに湧き出る名水(「菊水の井」と呼ばれていました。)に因んでいます。千利休の師匠にあたる武野紹鴎が「菊水の井」を大いに気に入り庵を結んでいた所でもあります。鉾の保存会は紹鴎の邸宅のあった地に建てられた大きなビルにあり2階部分は祇園祭の為のフロアになってます。ですから、ここのお茶券は付け足しではなく気合いが違います。裏千家の結構なお点前でいただけます。茶菓子も「したたり」というチョット知られた銘菓で(すぐに完売になります。)お皿も付けていただけます。来年は来てくださいね!一般の方は2000円ですがお値打ちですよ。ランニングの後は甘いものが最高です!冷やした「したたり」の黒糖の風味はグッドです。
July 21, 2008
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知恩寺の やさしき市や ベイクドケーキここ数日は祇園祭に浮かれてましてチョット仕事が溜まってしまい、休日出勤をしてしまいました。3連休なんで、まあイイか!ぐらいの乗りでしたが、結構時間を食ってしまいました。帰りに、好きな立ち飲み屋の「印104」がある蛸薬師通りをぶらぶら歩いてましたがそうだ、ここ数ヶ月気になりながら通り過ぎていたケーキ屋さんで今日は買って帰ろう!ということで、「ベイクドチーズケーキ・ドットコム」に寄りました。サイズと値段から見ると少しお高めですが、見た目でも旨そうなので躊躇無く買って帰りました。 やさしい感じですが、充分満足感の味わえるリッチな味でした。チラシを見ると、毎月15日に知恩寺の手作り市に出店されているとのことでひょっとしたらそこで一度は味わったかもしれません。百万遍の知恩寺さんの手作り市は結構良いスイーツが出ているのです。コーヒーも、紙コップで100円ぐらいなんですが、結構旨いんです。おすすめな市ですので是非行ってください。京都は良いフリマが多いですよ。明日の早朝ラン後の疲労回復はチーズケーキとコーヒーで決まり!
July 20, 2008
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暑気払え 軒も弾けと 行く函谷17日巡行の日が来ました!四条烏丸は長刀鉾、函谷鉾、菊水鉾、月鉾、鶏鉾と大型鉾が集まっています。 今日は朝から仕事になりません。勇壮な辻まわしを間近に見れるので窓際に鈴なりになってます。大通りの山鉾を見るのも良いのですが巡行も終盤の新町通の狭い通りを行く鉾は何ともいえませんなあ。車輪にくさびを咬ましながら方向を微調整しています。そのたびに大きな軋む音が迫力あります。写真に夢中になっていると轢かれそうになるくらいの近くに寄れます。両側の町屋の軒に引っかけてしまいそうになるぐらいの感じで函谷鉾が行きます。1日から始まった祭も最高潮に達したと思っているうちに、巡行も終了。元あった場所に鉾が帰ると、すぐに解体されます。それは、神座に集めた疫神を四散させない為だそうです。その夜の長刀鉾です。縄の結び方は芸術です。夜は八坂さんに寄ってから帰るとしよう。
July 17, 2008
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宵山や 汗吹き出るも 心地よし宵山になりました!いえ、宵山の少し前昼間です。まだ人出も少ないうちに菊水鉾の粽を買いに行きました。粽を買うと乗せていただけるのです。鉾は外から見ても美術品ですが、中も美術品です。鉾の上は撮影禁止なのでここからだけです。今夜からは鉾の上から祇園囃子が心地よく響きます。先頭の長刀鉾です。菊水鉾の粽です。
July 14, 2008
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邪気祓う 四条の空突き 建てや鉾今日11日はいよいよ鉾らしくなってきました。四条室町の函谷鉾です。想像以上に背が高く驚きました。朝早くから職人さんが組んでましたが、早くもここまで出来上がりました。新町通の昼休みは放下鉾もこんな感じでした。何か今週は早く過ぎてしまったなあ!仕事帰りの函谷鉾です。天を突くかのようにそびえ立っています。四条通を東洞院通りまで来ると長刀鉾もそびえ立っていました。宵山も16日は菊水鉾で鉾当番のボランティアをしていますので寄ってくださいね!
July 11, 2008
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鉾建てや 作業着白し 炎暑かな今日10日から鉾や山の組み立てが始まりました。室町通りの鶏鉾です。職人さんが伝統の縄の結び方で組み上げていきます。職人さんの作業着も白く清々しいですね。四条通のど真ん中で長刀鉾も組み上げられていきます。
July 10, 2008
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祇園会の その只中に 暮らしおり夕暮れの新町通りです。この通りも多くの鉾や山が出ますので、夜のお囃子の稽古は盛り上がってます。放下鉾の稽古場です。仕事や学校を終えた町の人達が自転車で集まってきます。ここは南観音山の稽古場です。手前は松坂屋なんですが、あのデパートと関係あるのでしょうか?今週は忙しかったのですが、何とか乗り切れました。自分へのご褒美に先斗町で飲んで帰ろう!!(先斗町でもショットバーですよ)
July 5, 2008
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祇園会や 夕べ集まる 笛と鉦今日7月3日の室町です。2日の「くじ取式」が終わり巡行の順も決まり、さらに雰囲気が盛り上がってきました。仕事や学校を終えた町の人達が稽古場に三々五々集まってきます。鉦や太鼓、笛のけいこの音にも気持ちがこもってきたようです。ここ室町のマンションには祇園祭のための特別装備がしつらえてあります。
July 3, 2008
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夏来たる 四条通に こんちきちん今日7月1日から1ヶ月続く祇園祭が開始です。1日は「長刀鉾町お千度」、明日2日は「くじ取式」です。1~5日まで「吉符入り」という行事で各山鉾町の神事などの打合せが開かれています。私は仕事ですが、夜帰る頃になると、「コンチキチン」と鳴り出しています。朝の四条通。提灯の飾り付けも祭の雰囲気を盛り上げます。四条烏丸の交差点。ここから西は山や鉾の町です。私の職場は菊水鉾町です。
July 1, 2008
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木屋町は 夢を飲み酔う 桜かな 4月1日はフレッシュマン・ウーマンの目立つ日! 鴨川、高瀬川の桜も満開。華やかな季節。華やかさがしっくりくる街並み。 京都でもこの界隈は格別です! 早朝の鴨川。 早朝の高瀬川。この桜は通勤途上の今日の桜です。 実は私もフレッシュマン?と同じように京都に配属になったのです。 これからは、毎日京都の街を歩けるのです。 何年京都で働けるかわかりませんが、精一杯京都を満喫しようと思ってます。 今年の夏は少しばかり内から祇園祭に参加できると思うとワクワクします。 まだまだ先のことはともかく 今日は蛸薬師を帰ろかな?六角通りにしようかな?
April 2, 2008
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春の気を 戴きに入る 法然院 少し気持ちを休めたいとき、法然院が受け入れてくれます。 人気のあるお寺なので、多くの方が訪れますが、他の超有名寺院にない魅力があります。 檀家の方の法要が行われ、閉まっているときもありますが、その時はあきらめましょう。 土日にフラッと訪ねても、梶田真章貫主の法話を聞ける機会もよくあります。 途中からでも、途中まででもご遠慮なくという感じで 構えて入らなくても良いところが有り難いのです。 イベントや展示会も頻繁に行っており、葬式や法事の為のお寺に留まらない 「信仰、学び、安らぎ、出会いの場としてお寺を生かす」という貫主の高い見識を尊敬しております。 29日(土)も貫主の法話が行われていました。開始時間をとうに過ぎていましたが 遠慮無しに入らせていただきました。 裏山(善気山)から湧き出た水から湧かしたお茶をいただき、このような「散華」の写真や ミニ詩集も無料でいただきました。 (無料なんですが、私の場合は写真集など以前何回かこの様な特典をいただいておりますので 今回はほんの気持ちの志納をいたしました。) 「散華」の写真は伽藍内特別公開に行われる手水のものだったと思いますが、中庭の三銘椿が 有名です。確か本堂の阿弥陀如来のまわりの散華も公開だったと思います。 4月1日~7日まで春季特別公開ですので訪ねられたら良いと思います。 屏風の絵など丁寧に案内してくれますし、貫主の法話も有ると思います。
March 30, 2008
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桜咲く 寺の軒端に 眠りネコ チョット肌寒い29日土曜日。京都の桜もかなり開いてきましたよ! 鴨川の枝垂れ桜。五条通の南あたりだったと思います。 ここの桜は満開と言っても良いです。 紅葉の名所、真如堂の桜もいいんです。枝垂れ桜は見頃でした。 ソメイヨシノはこれからです。 鬼瓦の替わりでしょうか?可愛いネコちゃんです。 真如堂はなぜかホッとする寺です。 今日の晩ご飯は、ペペロンチーノ。朝のテレビで「山中油店」が紹介されてました。 ごま油など、老舗の有名店ですが、オリーブオイルも良いのがあるんですって。 ということで決まったメニューです。 美味しいレストランのペペロンチーノは、オリーブオイルが何とも言えず美味しいのです。 「ペペロンチーノに合うのください!」ということで、勧めてくれたのが「ゼフィーロ」というD.O.P.物でした。パンにも合うそうで、明日の朝はジョギング帰りにバケットを買って来いと山の神のお達しがありました。
March 29, 2008
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待ちわびた 雪の金閣 人人人 秋眠、冬眠しておりまして、久しぶりに眠気眼で帰って参りました。 昨年来、雪化粧の京都を見たくて待っていたのですが 2007年は本当に雪の無い年で、空振りでした。 2008年ももう2月厳冬の時期なのに大丈夫かな?という暖かい冬。 半分あきらめかけていましたが、9日に降り出した雪が少しでしたが 積もりました。 10日朝は晴れ。待ちに待った雪の京都に出動!!気合いが入っている割に 出発時刻が遅くなり、金閣寺に着いたのが10時半になってしまい そこは朝の出勤ラッシュのようでした。海外からの団体さんが多かったなあ。 多くの人達が雪の金閣寺を待っていたのかもしれません。 木の枝に積もった雪が溶けだして、雨が降っているような参道でしたが 濡れながらもどの人も楽しそうでした。 雪に反射した日の光と、金閣の金色は流石に良く似合いますね! テンションが上がります。禅寺の重苦しさを感じさせません。
February 10, 2008
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そぞろ寒 熱き日弱る 早さかな 猛暑のなか、貴船の名水をいただいてから何となく1ヶ月以上経過してしまいました。 何となくではあっても、いろんな事がありました。1週間の休暇が2回、3連休も2回ありました。決して時間に追われていたわけでもないのに、何も出来なかったようです。 何も無かったわけでなく、有りすぎて整理がつかなかったのかもしれません。忙しかった割に、テンションが上がってないですね。 そんな今日、ささやかなうれしい事がありました。伊右衛門の「氷出し茶器と碾茶」セットが当たる懸賞に応募していたのですがそれが届いたのです。 小さな運試しにも当たらない私にとっては、画期的なことで、お茶好きな私にとってヤッターという気分です。 これを機会にテンションを上げないといけないですね!
September 30, 2007
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昼ビール ひとときの涼 貴船川床 季節は秋ということですが、猛暑が続く毎日です。遅ればせながら休みを頂き 水曜日、涼を求めて貴船に行ってみました。 叡山電車「貴船口」駅から登ること2kmの道のりは、まさしく秋です。 貴船川沿いの木立の中を行く道は、国道ではありますがハイキング気分で行けます。 足に自信がない方はシャトルバスが出ています。自家用車はやめておいた方が無難です。 駐車場は少なく道が細いので、特に土日は渋滞がひどいと思います。 平日でも昼前から川床料理店が賑わい始める頃にはすれ違いの渋滞が発生していました。 京都市街との高度の差はそれ程でもないのに、この涼しさは何でしょう? 貴船川の清流と森の木々によるマイナスイオンのお陰でしょう。 貴船神社からは川床料理のお店が延々と続きます。 会席料理や流し素麺を求めて来られる方々も、平日とは思えない程おられました。 涼しいところで、美味しい料理を頂きながらビールを飲めるなんて最高ですよ。 残念ながら私は指をくわえて見るだけでした。 貴船川は賀茂川の源流、貴船神社は水の神を祀る所。 ご神水を頂くことにしました。 適当なペットボトルが無かったので、一口頂くだけかなと思いましたが、いえいえ ご神水を持ち帰れる容器が用意してありました。300円を献じて容器を頂きました。 「貴船山 神水 貴布祢総本社 貴船神社」と名が入ったしっかりした容器です。 今後も水筒代わりに充分実用になりそうです。
August 26, 2007
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夏トマト 漬物を越え 茶懐石 「ひみつの京都」というチョット前の雑誌で見て以来、近くを通った時は 買って帰る漬物屋さん「川久 北尾商店」でユニークなお漬物があって 昨年から一度食べてみたいと思っていたのが、「京トマト漬」です。 昨年は、売り切れご免が続くうちに夏が過ぎ、実現しませんでした。 今年は、早いうちに寄ってみたのですが、やはり売り切れ。 昨年の二の舞にならないように予約して、1週間待ち、手に入りました。 説明書きも付けてありまして、「京都府知事認定のエコファーマーが、こだわり栽培した 「甘熟 桃太郎トマト」を当店の?酒師が、冷酒・ワインに最適の肴にと 秘伝のだしに漬けあげました。」 ということなので、私もチョッと気取って白の大きめの皿に、トマトを四つ切にし もみ海苔をふりかけて、付いているだしを上からかけました。 これで何となく一品になるものです。 漬物屋さんのトマト漬という名前からから受けるイメージで トマトのヌカ漬けってどんな味?というものではありませんでした。 夏の暑い日の茶席でいただく懐石料理の中の一品として出てきそうなものです。 たしかにいいトマトを使っていると思います。 トマト自体の甘みのある旨さと、だしの旨みが丁度いい具合です。 市販のトマト・バジルソースでサッと和えたブロッコリー入りのパスタと一緒に 白ワインでいただきました。ごちそうさまでした!!
August 5, 2007
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五条坂 登り陶工の家 百日紅 山科清水焼団地の「陶器まつり」に行く前に、もう少し寄り道。 今日と明日のために、「キャベツ丸ごとスープ」(キャベツの間に挽肉を詰め、 他の野菜とホールトマトを入れてダッチオーブンで煮るキャンプの定番料理)風の スープを作ることにしたので、旨いパンが欲しくて 「ボン・ボランテ(bonne volonte)」に行きました。 河原町通荒神口下ルにあります。大きな表示もなく目立たないのですが、何となく センスがいい店構えです。 この店の特徴は、大きな土窯で京都美山産の薪をくべて 焼いていることです。くべた後の灰は美山の農家の良質肥料として貰われていくそうです。 バタール、バゲット、木苺ロール、チーズパンなどを買いましたが 確かに外はカリカリなんですが、中はもっちりしています。他のとチョット違うような 気がします。木苺ロールなどは鴨川べりの木陰のベンチで食べてしまいました。 リーズナブルな値段だし、結構人気店みたいで結構お客さんが途切れませんでした。 お酒の肴にもう一品、「菊嘉商店」のチーズ入り蒲鉾を買いました。 鹿の子焼蒲鉾の原型、鬼焼蒲鉾を考案した1830年創業の老舗です。 京阪三条駅2番出口のすぐ上、縄手通りの入口にあります。関西お取り寄せの名品の うちの一品です。かまぼこ部分だけでなくチーズがなかなかのもんでしたよ。 さあこれで山科へ。五条通から峠越えです。何で山科に清水焼団地が出来たのだろう? と思っていましたが、走ってみてわかりました。清水焼の店が多く並んでいる五条通りを 山に向かって登っていくと、陶工関係の家並みが続いていますが、登り切って下っていくと すぐに清水焼団地です。 途中国道1号線横の旧道だと思いますが、こんな所も通ります。ヒヤ~~ やっと会場に着きました。強烈な暑さで心なしか、人が少ないのでは? ブラッと歩きましたが、良いものが並んでいるような気がしました。 チョットした小物入れにも使えそうなものや、夏用の抹茶茶碗など見たかったのですが あまりの暑さと、これ以上持って帰れない程既に買い込んでいたので、早々に退散しました。 会場内の休憩場所で売っている生ビールが旨そうだったなあ・・・。
July 30, 2007
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大暑にも 逆らう欲や 京の美味 27日~29日まで山科の清水焼団地で「陶器まつり」が開かれてました。 28日の土曜日は久々にMTBで行こうと張り切って早朝に起床。先ずは 腹ごしらえと、炊飯ジャーを覗くと一膳分しか残っていません。これは私が 頂くとして後から起きてくる家族のために、炊くことにしました。 週末の食事当番は私の役目で、普段なら少ないレパートリーの中からパスタなんぞに するのですが、ご飯なら、何かついでに京都で買ってこようと決めました。 お漬物ははずせないので、一番気に入っている川久北尾商店(葛野大路七条)に行こう。 丁度今「京トマト漬」がある季節なので、あったらいいなと思いながら行きましたが残念 すぐに売り切れるそうで、今日もありませんでした。予約したので、来週手に入れば ご紹介させていただきます。(今日はらっきょと、しば漬けを買いました。) 無添加なのはもちろんですが、野菜の質が良いし、量のわりに良心的な値段で 大変買いやすいのです。 ここまで来たなら、今日は冷や奴で一杯と「久在屋(きゅうざや)」へ。 西京極にある京都を代表する人気店です。それが超ラッキーなことに28,29日と 創業20周年のセールをしていました。20%オフかつ、よせ豆腐1パックサービス ということで、近所の人が大挙して来られてました。常連さんが多いみたいで、本物の 店なんでしょうね。レジでは並びましたが、お得な買い物ができました。 どれも、素材の味がしかりしていて、うまかった!! この段階で、もう帰って豆腐を肴に一杯という気分になりましたが、もう一品求めて 根性を出して次へ向かいました。
July 29, 2007
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祇園会や 残り香漂う 夜の八坂 宵々山は台風が通り過ぎたもののスッキリしない天気。 宵山も好天の予報でしたが、雨が降りだし、今年もヒヨってしまいました。 山鉾巡行の17日は平日なので仕事。それでも、少しでも雰囲気を・・・ ということで、仕事帰りに四条まで足を延ばしました。 人混みがどちらかというと苦手なんで、これも良しとしよう! 夜も9時を廻っていたので、人は多くなかったのですが 和服や祭の衣装の方がかなりいましたので、祭の雰囲気は残っていました。 外人さんの多いこと。1/3はそうではないかという勢いでした。 八坂神社へお参りだけでもと、四条通を東へ。 「蘇民将来の子孫也」という粽を頂き、チョットだけブラッとして帰りました。 帰り道、お祭り衣装の行列に会いました。八坂神社へ向かって進んで行きます。 これから、何か神事があるのかな?と少しついて行きましたが 神社に入らず、どうやら家路に急ぐ一行だったようです。ドウリで足が速かった。 今週はまだこれから。明日も仕事。では、また!!
July 18, 2007
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梅雨晴れに 神々集い 鞠を蹴る 大型台風が通り過ぎました。祇園祭も今日は宵山、明日山鉾巡行。 お天気はどうでしょうね?昨年は雨で、ビニールを被っての巡行だったと思いますが ちょっとタイムリーで無いですが、悪しからず! 七夕の7月7日、毎年行われる祭りがあります。 球技を始めスポーツ関係の方々には特に有名な白峯神宮の精大明神祭があり 行って来ました。 15時頃神事が始まり、その後に蹴鞠神事が行われました。 行くのが遅かった割には、結構見れました。 結構上手な方々で、ラリー(?)が続いてました。 お一人、特に上手な方がいらっしゃいましたが、駅の京都のPR写真に写っている方でした。 その写真は下鴨神社の蹴鞠初めの風景でしたが・・・。その筋では有名な方なんでしょう。 4時過ぎから始まる「小町踊り」が良いと地元の人の声が聞こえたので これは、見ないととは思いましたが、チョット時間が空いてます。 お茶でも飲んでゆっくりしようということで、周辺をぶらぶら探しました。 堀川通り今出川上ル(堀川病院のすぐ南)に 「オアフ」というシュークリームの専門店がありました。 空きがありそうなので入りました。 満席に近かったのですが、まだ、レジには人が並んでいました。 テイクアウトの人と、カフェに持ち込むシュークリームを選ぶ人とどちらかわかりません。 席が無くならないかヒヤヒヤでしたが、何とかOKでした。 値段はリーズナブル。コーヒーも250円と安い。けど、旨かったですよ。 「オアフ」とは「人が集まるところ」という意味なんだそうですね。 ホノルルマラソンで一度行きましたが、知りませんでした。 「小町踊り」の時間が近づきましたので、又神社に戻りました。 「小町」予備軍の小さな女の子が輪になって踊りを可愛く披露してくれました。 確かに、可愛くて絵になる催しですね。きっとご両親は涙ものでしょう。
July 16, 2007
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待ちに待つ 雨の紫陽花 三室戸寺 梅雨の季節は紫陽花がキレイです。 毎日通う道にも綺麗に紫陽花が咲いている家もあります。 今日は朝から雨。こんな日に 三室戸寺の紫陽花を見に行きたいと思っていたのです。 昨年は晴天で、紫陽花も暑そうでした。 やはり、紫陽花には雨が似合いますよね。 結構強い雨が降っていたのですが、沢山の参拝者が来られてました。 朝10時前はそれでも結構空いていたので 「花の茶屋」で、「あじさい氷」を食べました。 天気が良い日は人が多くてとても入る気にならないので 暑くもないのに、マスコミに乗ってみました。 チャントした飴屋が出しているお店なので、蜜がうまかったですよ。
June 24, 2007
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白鷺や 千鳥という名の 花菖蒲 今日も樟葉の花菖蒲の写真です。 名前はどういうところからつけているのかわかりませんが この「千鳥」という名の菖蒲の花ですが、千鳥というより 鷺が水面に立っているような優雅な白い花です。 「長生殿」という名前のこの花ですが、菖蒲と言うより蘭のようです。 なかなか可憐で良いですね。
June 11, 2007
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曇り空 負けず華やぐ 花菖蒲 6月10日地元枚方では「枚方宿ジャズストリート2007」で賑わってました。 ジャズオーケストラは聞いていてワクワクさせてくれます。 「前重英美」さんの歌も聞かせてくれました。 枚方は平安京より古い都(樟葉の宮)があったと言われているぐらいなので 結構歴史はあるのですが、チョットマイナーですね。 その樟葉の宮があったと言われている所からほど近いところに公園があるのですが その菖蒲がなかなかのものなんです。 種類の多さがスゴイ!何十種類あるのでしょう?というぐらい咲いております。
June 10, 2007
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笑み満面 稚児見る母や 夏祭り 5月の第3日曜日は三船祭です。今回初めて見に行きました。 車折神社から嵐山渡月橋を渡り、大堰川まで牛車や輿が行列します。 大堰川では、船遊びや扇流しの神事があります。 正午の「お出ましの式」から祭が始まります。 沢山の供物が供えられ。雅楽が奏せられ、宮司の祝詞など神事の後 神様がお出ましになられます。 神様は用意された牛車に乗り大堰川までお出ましになります。 大堰川では、芸事の上達など御利益を求めて「ご船遊」の開始を待つ方々が 舟に乗って控えています。 どうでしょう!この人の多さ!なかなか優雅な行事なので見応えは有ると思いますが。 私はこの辺で失礼しました。 そうそう、車折神社から大堰川まで来る途中、「森嘉の豆腐」を買うことが出来ました。 森嘉の店ではなく、小さな商店にたまたまあったのに出くわしたのでした。 本店ではこんな時間では売り切れ必至ですから、ラッキー!! 1丁400円。2丁買いました。豆乳味がシッカリして美味しかった。 又、来たときには買いましょう。
May 20, 2007
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桑名の春 薩摩の家紋 供養の日 このUFOかと思わせるもの。皿回しのような展望台で眺めると 眼下には木曽三川の雄大な景色が広がるんでしょうね。 今日はたまたま強風が吹いて運転停止したので、乗れませんでした。例え 運転していても、高所恐怖症の私なので、敢えて乗らなかったかも知れませんが。 地上45m(だとアナウンスしていたと思います。)から見る景色は 素晴らしかったと思います。この地の景色は雄大ですから。 揖斐川、長良川、木曽川が伊勢湾に流れ込むこの地は、水との戦いの歴史を経ています。 なばなの里のすぐ横に、長良川河口堰が壮大に横たわっています。 この堰は無くてはならないからこそ建設されたものかどうか私はわかりませんが 今も地元の感謝の気持ちを持って記憶に留められているのが、薩摩藩が行った治水です。 宝暦の治水と呼ばれる1年半も費やす難工事を幕府から命じられた薩摩藩は、この時 丸2年分の収入にあたる藩費と多くの犠牲者を出しました。 その事件をテーマに杉本苑子氏が「孤愁の岸」という小説を著し、直木賞を受けました。 素晴らしい小説なので読まれたら良いと思います。 この地に縁が無かった私が、このことを知ったのは 各種のマラソンイベントを企画、運営されている藤田さん主催のランニング会に 参加したのがきっかけです。 藤田さんは桑名市にご自宅があり、前職が大手建設会社勤務だったので この地の治水事業に造詣が深い方です。 長良川河口堰を走って渡るなど、この地を約50km走り、木曽三川の雄大さに 初めて目を見張らせられました。今から5年ぐらい?前のことだったでしょうか。 桑名市街に「海蔵寺」という曹洞宗のお寺がありますが、法要の時期になると 丸に十の字の薩摩藩の紋の幟がずらっと立てられます。 2百何十年経った今でも語り継がれているのでしょう。私でも、今、目の前に広がっている 景色を見て大変な事業だったことは想像できます。 この時、自然の猛威以上に薩摩藩士を悩ませたのが 幕府の高級役人と地元建設を請け負った業者(庄屋層)との癒着と 資金の水増し出費だったそうです。 いつの世もこの類の話はあるもんだと、日本人の成長は遅々としたもんだな・・・と 改めて思い知らされます。
April 30, 2007
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ベゴニアの なばなの里は 美術館 花のテーマパークでここほど素晴らしい所は無いと言えるぐらいでした。。 私が知らないだけで、日本のどこかにはさらに素晴らしい所があるかもしれませんが・・・。 生きている間に見せておきたいという妻の言葉で、親子3代で行くことにしました。 長島スパーランドで有名な三重県桑名市長島町にあり 長島でもちょうど桑名市街の対岸あたりにあります。 1500円の入園料を払い、園内に入ると綺麗に整備された花の庭やレストラン、ショップの建物があります。 広い池を中心に色々な花や木、施設が配されています。 雨が降っていたこともあり、先ずは食事をすることにしました。 ここは、弁当の持ち込みができないかわりに、食事施設が充実しており 1500円と高い入園料も、その内1000円は園内で使える金券になっています。 レストラン内からも、広くてきれいな花壇を見ながら食事ができるようになっています。 腹ごしらえの後は、妻お薦めのベゴニアガーデンへ。 さらに1000円の入場料を払い中へ、入場ゲートの中は扉が閉まっております。 その扉を開いて中に入って「ウォー」と歓声が出るくらい素晴らしい光景が目に入ります。 私たちが花屋さんで買う鉢植えのベゴニアとはチョット違う芸術品のような花で一杯です。 スケールといい、品種の多さ、美しさは圧巻です。いよいよ出口だという所で、名残惜しさに思わず振り返ると 手前は池(プール)で、散華が浮かんでいます。 やはり、見返りの場所としてありました。 ベゴニアガーデンをでると広々とした、ローズガーデンになっています。バラはまだ咲いていませんでしたが、5月も中旬になるとそれは素晴らしい光景が見れると思います。是非行って見たいものです。 私の家からは近くないのですが、高速代が意外に安いのと、ここの駐車料金が要らないのが好ましく、時間があるときにはブラッと行けそうです。
April 29, 2007
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満開の 桜をさがす 未練かな こんなに桜の季節は短かったのかとさらに思わせる今年でしたが 15日でしたが、どこかにまだ満開の桜があるかもしれないと、洛外へ。 かの有名な醍醐の桜は、ひょっとして残っているんではないかと 甘い期待を持って三条から蹴上を越えて山科へ入りました。 山科から南へ下ると名所が一直線に並んでいます。 先ず勧修寺(かじゅうじ)へ。真言宗山階派の大本山。醍醐天皇の勅願寺。門跡寺院です。 半分はあきらめていましたが、ここの桜はまだまだ素晴らしかったです。 枝垂れ桜が、綺麗なのは納得ですが、ソメイヨシノもこんなに綺麗でした。 さあ次、随心院。ここは、落ち着いた良い寺で大好きなところですが やっぱり梅ですね。はねず踊りの時の華やかさは今はありません。 しっとり、ゆったりしたいとき、また別の日に来よう。 ここも真言宗ですね。善通寺派の大本山です。 いよいよ、醍醐寺。豊太閤の花見行列が先週催されていました。 でも残念。今日ではやっぱり遅かったです。それでも、多くの観光の方がおられました。 ご存じ世界遺産。ここも真言宗。醍醐派の総本山。ここは山科ではなく、伏見区です。 さらに南へ三室戸寺。にも行こうかなと思いましたが。日が暮れるといけないのでパス。 ここに来ると、もう宇治市です。勧修寺からここまでそんなに距離はないのですが 有名古刹が目白押しです。 桜が目的ではありましたが、実はお茶を買いに来たようなものです。 お茶と言えば宇治。宇治茶は玉露か煎茶の高級茶が有名ですが、宇治茶の店の中でも 一押しは「かんばやし」です。「かんばやし」は足利将軍義満の時代からのお茶の名家で 特に、関ヶ原合戦の前哨戦である伏見城籠城の守将鳥居元忠に仕えた「上林某」の 忠誠心に感動した家康が、上林一族に宇治茶の総支配を仰せつけてから 宇治のお茶では絶大な力を持った老舗です。 今では他に有名店がたくさんありますが、各ランク毎の煎茶の飲み比べでは 「かんばやし」が一番旨いと思っております。 店にはいると、必ず、100g1200円ランクの煎茶を飲ませてくれます。 入れ方もありますが、やっぱり旨いですよ。 100g630円で「龍翔」という煎茶が買えますが、他のお茶店のお茶では 100g1000円ランクの玉露並の味が出ます。 ただし、お湯の温度には気をつけてくださいね。沸騰後のお湯を80度位に冷ましてから 入れるのがこつです。冷まし方は、一旦湯飲み茶碗に入れたお湯を使うと、湯温が下がるし 入れたお茶が冷めにくいのもメリットです。 因みに私は写真の様に、冷ます為の急須のような器を愛用しています。 こうすると、旨く入って、毎日のお茶が楽しくなりますよ。
April 16, 2007
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都には 今日は花あり 供養の日 今日は島原の名妓吉野太夫の追善供養の日でした。鷹峯の光悦寺から常照寺まで練り歩く島原太夫道中が行われました。 何しろ狭い道で行われるので、人でごった返してました。遅く着いたのでほとんど見れませんでした。 思い切り手を伸ばして写したのですがこの有様です。 身請けした豪商灰屋紹益(はいや しょうえき)が、38歳の若さで亡くなった吉野太夫を偲んで「都をば 花なき里と なしにけり 吉野を 死出の山にうつして」と詠みました。 常照寺では、境内の庭園で太夫の野点茶会が開かれました。これに参加すれば良く見れたのでしょうが、5000円の入山料が要るので断念しました。 太夫が境内に姿を消すと、今までの混雑がウソのように無くなりました。私もその場を離れましたが、このまま帰るのはあまりにも中途半端なので百万遍に行くことにしました。今日は15日なので、百万遍手作り市の日です。 ここもまた行ってみてビックリ!この混雑でした。手作りの品が基本で、出店内容が良いのと、場所が良いので集客が素晴らしい。 手作りのアップルパイとホットコーヒーをいただきました。締めて300円。コストパフォーマンスがスゴイ!
April 15, 2007
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真如堂 紅葉もいいけど 桜もね カレーもいいけどハヤシもね!みたいないいかげんな句で申し訳ありません。 真如堂は紅葉の季節は最高ですが(私としては京都のNO1.スポットぐらいに思ってます。)桜もいいかなと淡い期待を持って行ってみました。 桜の本数がそう多くないので、紅葉の時ほどの派手さはないんですが、良いんですよね! 真如堂から会津藩士のお墓を通って金戒光明寺へ至るこの周辺は、大好きなところです。景色もさることながら、ロマンを感じさせる所でもあります。
April 13, 2007
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笑顔まぶし 花傘くぐる 和服の娘 桜が満開の8日、今宮神社のやすらい祭に行って来ました。 京都三大奇祭のひとつで、無病息災を祈願し、厄をはらう祭です。 平安時代、花の散る頃に疫病がはやり、これは疫神が花と共に飛散するためと信じられ花の精を鎮め、無病息災を祈願したことが起源だそうです。 笛や太鼓に合わせ、独特のかけ声をかけながら練り歩く若者の姿が印象的でした。 何となく「ピーヒャラ、ドンドン」という明治維新の官軍が練り歩いたときのリズム、メロディーに似ているなと思いました。 一緒に練り歩いていた花傘に入ったら、厄除けになるらしいということで軽薄な私はすぐに入ってみました。 若い娘さんだと絵になるんですが、いい年したおっさんではチョット気持ちわるいかな?と頭の隅で思いながらでしたが・・・。
April 12, 2007
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賑やかな 平野の桜 エンタ神 桜も満開でしたが、平野神社の盛り上がりはスゴイですね。 鳥居が結構派手なんですが、桜を背景にさらに華やかに見えます。 ここの目玉は花見の縁台です。境内の中にぎっしり屋台と座敷とテーブルが場所を取っています。それはそれで壮観です。これが神社?という感じですが さすがに本殿前は厳かな雰囲気も残っています。 さらに、楽しいのは、この期間中コンサートが開かれていることです。 拝殿にて、午後2時と7時より奉奏ということで、毎週金、土、日曜日あります。無料なのがうれしい! まだまだ22日までありますので、行かれたらどうでしょう。良さそうですよ!
April 9, 2007
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桂木津 両川分かつ 花つつみ 8日の日曜日は晴れました。背割のソメイヨシノも満開です。 背割は木津川と桂川が合流する地点までの両川を分けている堤です。 何本のソメイヨシノが植えられているのでしょうか?距離にして1km位桜のトンネルが続きます。それはそれは壮観です。 今日は、醍醐寺の豊太閤花見行列や今宮神社のやすらい祭、御所の一般公開などスゴイ日でした。
April 8, 2007
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花冷えが くれた週末 花見かな 先週末は、ソメイヨシノの満開は週の半ば、平日に終わってしまうと思ってました。 ところが、火曜日からグッと気温が下がったので、ラッキーにもこの土日が満開となりました。 今日はあいにく雨が降ったのですが、霊山歴史館の土曜トークがあったので清水周辺を歩きました。たくさんの人出でした。 産寧坂の西利とよーじやの間を入ったところのお庭です。通りの雑踏に比べると意外に人が多くないのです。お茶を飲みながら眺めることもできるしチョット立ち寄ってみたら良いかなと思います。 霊山観音さま、東山を背にした風景が結構好きです。 ここには、坂本龍馬や桂小五郎や多くの幕末志士が眠っているお墓があります。 今日の土曜トークは「京都見廻組と新選組」というテーマでした。京都見廻組?京の治安の確保を目的に御家人、旗本の志願者により組織されました。 新選組に比べて、大した成果を挙げていないのですが、有名なところではその与頭(くみがしら)であった佐々木只三郎は清河八郎、坂本龍馬の暗殺を実行しました。 霊山歴史館では、今「桂小五郎と幾松」というテーマで特別展を開いてます。坂本龍馬とお龍もそうですが、桂小五郎と幾松もロマンティックな二人ですね!
April 7, 2007
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デジカメを 持つ人集める 京枝垂れ 31日、今日で3月が終わりますが、京都の桜もそろそろというところです。 梅小路公園の桜は、品種によってきれいに咲いています。ソメイヨシノはまだです。 蒸気機関車は迫力ありますよ。芝生の広場も広くて、お花見には持ってこいの場所です。 加茂川は、場所によって満開に近いのがあります。ソメイヨシノではないのでしょうか?私には見分けがつきません。 この枝垂れ桜は綺麗でした。 そろそろ春らしく色づき始めた風景になってきました。
March 31, 2007
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壬生屯所 桜が似合う 新選組 お彼岸の中日21日はお墓参りにも行きましたが、何となく壬生寺に行きたくなりました。新徳禅寺から始まり、壬生寺、前川荘司邸、八木源之丞邸など新選組ゆかりの場所が多くあるのはご存じのとおりです。 このあたりもお寺さんが多いので、この日はお線香の香りが充満していました。 近藤勇の遺髪塔や胸像などがある壬生塚を見るには入場料がいります。 ここが、壬生狂言が演じられるところですね。もうすぐです。 壬生寺の塀沿いの長屋も雰囲気がある町並になってます。 前川邸では、新選組ゆかりの展示やショップがあります。ショップでは、隊士愛用の刀の実物大モデルを売っていました。1万数千円から6万円位まで展示してありましたがなかなかカッコいいものでした。永倉新八モデルを買っている二十歳前後の女性二人連れがいました。一人は迷っていましたが一人は即決みたいでした。1m位のサイズがありますから持って帰るか、送ってもらうか考えていましたがファンというのはすごいものです。 私は「幕末・維新 彩色の京都」という写真集のようなものを買いました。これは、当時の白黒写真に彩色を施したもので、今の風景と比較してみたら面白いと思います。 例えば、嵐山渡月橋の当時の写真は今と全然違うのでビックリしてしまいました。面白いですよ! 八木邸は、入場料を払えば見学できます。門の横は、和菓子の店、「京都鶴屋」になっています。 色々銘菓を売っている中で、「鶏卵素麺」を買いました。卵黄を蜜に流した素朴なもので、16世紀頃、カステラや金平糖などと共に南蛮人により伝えられたお菓子です。そう言えばカステラの様な風味です。珍しいお菓子です。
March 24, 2007
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春分の どらやき旨し 弘法さん 毎月21日は弘法さん。弘法大師の命日に因み、東寺で行われる蚤の市の日です。3月は春分の日なのと、お天気だったので人が多かったみたいです。 この市は、店の数といい、売られている品数といい圧巻です。ひやかしに最適ですが、欲しい物が決まっていて、安いのにヒットしたら最高です。 今日は、弘法さんというよりも、限定販売の銘菓を買いに来ました。東寺から大宮通りを北へ、JRの線路をくぐり、七条通りを西に入ると「笹屋伊織」という名店があります。 月に1度だけのお菓子、「どら焼き」です。皮は小麦粉に蜂蜜、水飴などを加えて、一日発酵させ、鉄板で焼きます。その皮でこし餡を巻いて竹の皮で包んだものです。 江戸時代末期、東寺のお坊さんから、副食になるお菓子との依頼で鉄板の代わりにお寺さんにある銅鑼の上で焼いて作ったので、その名が付いたとのことです。当時大人気となりましたが、手間暇かかるこのお菓子を沢山作ることが出来ないので弘法さんの日、一日だけの限定品としたそうです。今は、各月20、21、22日の3日間販売しているそうです。もっちりとした皮の食感とアッサリした甘さのこし餡が美味しいお菓子です。宇治上林の煎茶でいただきました。幸せを感じますよ!!
March 21, 2007
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春寒の 紙コップ暖か イノダコーヒー 25日(日)、京都は市の日でした。岡崎では「京の朝市」、北野では「天神さん」、上賀茂神社では「手作り市」。その他でもあったかもしれません。 やっと空いた時間ができたので、「京の朝市」へ行ってみました。名産品のブースでは、老舗の有名店が出店していましたしイベントもあり、なかなかのものでしたよ。 普段なら市内を転々と探しながら時間をかけないと廻れないところこの会場でいろいろ揃う滅多にない機会と思いました。 私は、これから暇を見てお店に行こうと思ってますので買いませんでしたがイノダのコーヒーは飲みました。紙コップはどうかと思いましたが、旨かったですよ。 イベントでは「映画村」の俳優さんによる、チャンバラのパフォーマンスと指導がありなかなか面白かったですよ。 小京都の協賛ということで、「郡上おどり」があったのですが残念ながら、行ってみれば終わった直後だったようで演技が終わった後、観客の方と並んでの記念撮影をしているところでした。郡上八幡美人というのでしょうか、美人揃いの皆さんでした。
February 25, 2007
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幸在祭 あんめでとうござると 練り歩く 2月24、25日の土日は、「京の風物詩 都の賑い 京の朝市」というイベントがあります。町の自治会の掲示板にポスターが貼ってありました。 朝市ということですが、朝9時30分から午後4時までとなっていますし内容も盛り沢山のようなので、是非行ってみたいと思っています。 ポスターの写真が小さいのですが、こんな催しがあると載っています。 京野菜、農産品の販売。京の名産品、土産品の販売。全国小京都物産の販売。 京の味、甘味処。時代祭の牛車展示。大道芸。時代劇参加型パフォーマンス。等々 岡崎、平安神宮であるということですので、チョット覗いてみられたらいかがでしょうか? 因みに、当日は上賀茂神社で「幸在祭(さんやれさい)」が行われます。京都市登録無形文化財に指定されていますが、上賀茂神社の氏子の元服儀礼です。「さんやれ」とは、元来「山野霊」の意味で、春の農業を始める時に山に戻っていた田の神を迎える行事であったといわれています。 梅の天神さんも良いし、どこに行こうか迷ってしまいますね!!
February 10, 2007
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鬼追われ 後の豆まき 歓声の波 廬山寺は、円浄宗の大本山。その昔は洛中の叡山と呼ばれ隆盛を極めたそうで皇室の帰依が厚く、現在の本堂は仙洞御所の一部を移築したもの。又、境内全域が紫式部の邸宅跡ということが考証されている。追難式鬼法楽(ついなしきおにほうらく)は、人間に宿る悪を表す赤鬼、青鬼、黒鬼の邪気を祓う行事です。赤鬼は貧欲、青鬼は怒り妬み、黒鬼は愚かの化身だそうです。本堂に入った鬼たちは、導師が修する護摩の法力に打たれ邪気祓いの矢に射られ、蓬莱豆や、紅白の福餅をまかれて退散してゆくというストーリーです。鬼が退散した後は、我々に蓬莱豆や福餅がまかれ、運だめしということで、取りあいます。それがなかなか取れないんですよね。取れそうな所に飛んできたと思ったら横からスッと帽子がさらっていくんです。口惜しーこれは、貧欲でしょうか、怒り妬みでしょうか、愚かでしょうか?まあ、とにかくスポーツ感覚で、取れなくても楽しめばいいのです。取れなかった分(ほとんどの人は取れないんです。)買って帰りましょう!!
February 6, 2007
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懐ゆるめ 春待ち顔の 市の店番 京都では、ガラクタ市やフリーマーケットがいたるところで行われています。毎月21日は弘法さん、25日は天神さんが有名なところですがこのチラシの「8」のつく日に行われる市など、その他数え切れないほどあります。 28日の六孫(ろくそん)さんのおもしろ市に行ってみました。 場所は八条壬生の六孫王神社、清和源氏発祥の宮だそうです。「出生からから出世までの守護神」ということです。確かに清和源氏にあやかれば御利益がありそうです。 境内はこじんまりとしてますが、お社は立派なものです。 寒いときなので、出店数が少なく賑やかとは言い難いのですが春の良い季節になると賑やかになるのかもしれません。寒いと財布を開く手も固まってしまう気がします。 今日の食い気は、寺町通仏光寺上ルの「京菓子司 仙太郎」です。寺町通りを南へ、四条通の南2筋目が仏光寺通ですから便利な分かり易い所です。 添加物は使わず、素朴な自然の色合いの和菓子です。 素材そのものの味を生かした美味しさです。 あんこ作りの過程で出来た小豆のかすも店の包装紙の原料になったり工場敷地内の畑で全て利用するというこだわりのお店です。 黒豆大福、ごま餅など4種と、あんトリュフを買いました。 大福は大好物なのですが、くるみを入れて、単調になりがちな小豆餡をうまくトリュフ風に仕立てた、あんトリュフもなかなかのものです。おいしそうでしょ!うまかったですよ!! 先週買った「宇治かんばやしの上煎茶」が正解でした。旨いお茶と旨い和菓子、最高ですな!
January 30, 2007
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うめ一輪 一りんほどの あたたかさ 服部 嵐雪 1月10日から3月11日の間、滋賀県長浜市では「長浜盆梅展」が開かれています。 長浜市は豊臣(羽柴)秀吉が信長から城主に命じられてから、発展してきた町ですが山内一豊が城主であった時期もあり、最近特に観光では注目されてきています。 盆梅展は、昭和27年から始まり、なんと55年間も続いているということです。 私はこの分野は無知ですので、そんなにスゴイの?てな具合でしたが義父の希望で運転手としてお供しました。 長浜駅、長浜港、豊公園等にほど近い慶雲館で開催されています。(慶雲館の庭を背景に梅古木の巨大な鉢) イヤー!行ってみるものですね!何種類もの梅が、大きな鉢や小さな鉢に植えられて、壮観な眺めでした。中には400年の古木もあり、美しさにも本数にも圧倒されました。 観梅の後は長浜の町を少しだけ散策しました。黒壁ガラス館というのが有名なところですが、旧の北国街道沿いの町並は整備されておりなかなか雰囲気の好い町並になってます。 お昼になって食事ですが、長浜には親子丼で有名な店があって、案の定行列でした。 しかし今日は、滋賀と言えば「近江牛」ということで、近江牛を「毛利志満」でいただけることになりました。 さすが老舗の近江牛です。ウマー!義父のお陰です。 長浜という町。東を向くと雪を被った伊吹山。西を向くと穏やかな琵琶湖。いいところですよ。
January 27, 2007
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御陵道 ひとすじ長し 冬の森 前を歩くおばさんが、携帯に向かって、「今、ごりょうさんの前!」と話してました。「ごりょんさん?」(大阪の商家ではその店の奥さんのことをそう言いました。) 今どき丁稚言葉をしゃべる人がいるとは?ここは京都です。そんなはずはありません。 いえいえ、「ごりょうさん」です。そうだ。いま近鉄の「桃山御陵」駅を通ってきたばかりではありませんか。 天皇のお墓は数多ある中で、誰それの「御陵」ではなくて「ごりょう」というのです。 「ミスター」というと「長嶋さん」のことを指しますが(中には別の人を指す人もいます。)ただの名詞が固有名詞になっている天皇は誰でしょう? 桓武天皇?神武天皇?昭和天皇? 実は今まで「桃山御陵」駅は知っていましたが、何の知識欲も湧かず気にもしませんでしたが恥ずかしながら、「御陵」の意味を今日初めて意識しました。 今日も走れる所で、今まで行かなかった所へ行こうと地図をながめていました。明治天皇陵、隣に乃木神社、地図の上でも広大な地であるような所が目につきました。 そう言えば緑豊かで落ち着ける良いところだと、何かで読んだ気がしたので来てみました。 来てみてビックリでした。「ごりょうさん」とは京都人は「明治天皇陵」であるとわかるのももっともだと思えました。 広大な原生林に囲まれた山の頂上に立派な墳墓があり、その前には鳥居が威厳をもって立っています。私も数々の天皇陵を見ましたが、この御陵に敵う御陵は無さそうに思います。仁徳天皇陵と言われる前方後円墳は、よく教科書にも出てくる広さではNO.1の墳墓ですが、いわゆる古墳で、遺跡です。ある意味信仰を伴った「御陵」という存在ではないように思います。この解釈は間違っているかもしれませんが、そんな印象でした。 時の政府による、明治維新の偉大さを印象づけようとする強い意思を感じさせます。 また、明治の早い時期に都が東京に移ったのに、明治天皇はやっぱり京都でお眠りになるんだと、当時の京都人はほっとしたことでしょう! 明治天皇の崩御に対し、殉死した乃木将軍を祀る神社が寄り添うように建っているのも印象的です。「坂の上の雲」の中で出てくる乃木希典しか知らない私には、神として祀られるのがちょっと理解の外ですが。 意外とガイドブックには出てこないのですが、チョット足を伸ばせる余裕がある方には是非とも行っていただきたい所です。 それと、トレーニングには最適の場所のような気がします。
January 24, 2007
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冬ざれの 平等院の甍 鷺ねむる 八幡上津屋の流れ橋を渡り、久御山、大久保(陸上自衛隊の駐屯地を横目に見ながら)を過ぎ、ひと山(丘ぐらいかも)越えると宇治に出ます。 今日は平等院、宇治神社、宇治上神社、源氏物語ミュージアムを廻ってみました。 平等院は久しぶりで、小学校の遠足以来だったと思いますので、初めてのようなものです。 思いの外、傷んでいるような気がしました。手を加えず残しているのかもしれませんが。 屋根に鷺が一羽寝ているように留まっていたのが、何とも寂れたような印象を受けました。 藤原北家全盛時代はそれこそ壮大であったのは容易に想像はできます。立派な建物、仏像など、あふれんばかりの文化財に充ち満ちています。 宇治には京都市内とは少し違った良さがありますね。 宇治と言えば宇治茶ですが、有名なお店が沢山有る中、「かんばやし」に入りました。 平等院の参道沿いに2軒「かんばやし」が並んで店を構えていましたが 「上林一族の末裔が営む」と看板を出している方です。お隣も同じ「かんばやし」の屋号ですが、「田中」さんだったか「鈴木」さんだったかがオーナーだそうです。 関ヶ原の戦いの前、家康が会津征伐で東下の為、家臣の鳥居元忠を守将として伏見城に立て籠もらせた時、「上林家」の某が一緒に籠城したので、その忠誠心に対し家康が上林一族に宇治茶の総支配を仰せつけたとのことです。 宇治茶の店でも老舗中の老舗と言っても良いのではないかと思います。 100g1000円の煎茶を試飲させていただきましたが、流石に旨いのですが普段のお茶としては高級過ぎますので、150g1050円の上煎茶にしました。 他にもお菓子や伏見のお酒など欲しいものはいくらでもあったのですが、今日は走ってきてますので、お茶だけにしました。 途中、中村藤吉本店があり、いかにも魅力的な店構えで、庭を観ながらのお茶とお茶菓子でエネルギー補給しようと思いましたが、満員でやめました。 いつかは、是非入りたいと決めました。
January 21, 2007
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冬ざるる 木津川わたる 流れ橋 2/4(日)が木津川マラソン大会なので 今日(1/13のこと)はそろそろ長い距離を走っておかないと・・ということでマラニックに出かけました。 どうせ走るなら楽しみを入れないと走れないのが私のいいかげんなところです。 木津川のコースを走ろうとは思ったのですが、ちょうど「四季彩館」で大根炊きをしているということなので、まず行ってみました。「四季彩館」は、八幡流れ橋交流プラザとして運営されている厚生施設です。毎日曜日は朝市をしていたり、定期的にイベントをしています。宿泊もできますし、木津川マラソンの前日の交流会場としても使われています。 こじんまりとアットホームにされていましたが、大根炊きは旨かったですよ。前日からじっくりと炊いていたそうですが、無料でしかも、おかわりもできたようです。小一時間走った後なので、たこ焼きも買って食べて、良いエネルギー補給になりました。 この近辺は木津川の自然と触れあえる良いところで、特に流れ橋をながめているとタイムスリップしたような気分になれます。映画のロケなどにもよく利用されているようです。 さあ!腹ごしらえもできたし、今日はシッカリ走るゾ!!
January 20, 2007
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冬の暮 家路へ車 連なるや 帰りに出会った夕日がきれいでした。今日も楽しい時間を過ごさせていただいたな。というかのような輝きでした。 8日は気分を変えて、温泉につかってきました。 温泉と言っても京都市内の温泉です。スーパー銭湯みたいなものですがしっかりと天然温泉です。敷地内から汲み上げております。(場内にその様に表示されているので、本当だと思います。)今、2番目の井を掘っているところです。 場所は国道9号線沿いで、桂駅の真西あたりにある、「仁左右衛門の湯」というところです。 この近辺は元々良い水が湧き出るところでもあり、良いのではないのでしょうか?温泉マニアではないので、よくわかりませんが、露天風呂有り、スチーム風呂有り設備もしっかりしていますので、良いと思います。どこでもあるのかもしれませんが、散髪屋さんもあって、これはいいなと思いました。 今日は京都での初の買い物ということになりましたが、七条通を歩いていたら、「赤尾屋」さんが目についたので入ることにしました。創業元禄十二年ですので三百年以上続く老舗の漬物屋さんです。以前すぐ近くにある本町通の本店を見ていていつか入ってみたいと思っていたところです。 茄子のワイン漬けが美味しそうで、沢庵とを買いました。流石に旨いですよ。
January 14, 2007
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正月の 願い続けよ 神頼み 年末は近所のおっさん連中数人で、年始は中学の同窓会で、深酒をしてしまいました。 最近は、日付変更線を越えて飲み続けると、(当日と言うか)翌日丸一日つぶれてしまいます。回復力がまるでなくなってしまいました。 2006年は深酒の報いで、携帯は無くす。メガネも2回無くす。というような失敗をしてきましたが、致命的な事故は無く何とかきりぬけられました。 でも、このまま行くと何が起きるかわかりません。ここらで心を入れ替えないといけないというわけで、懺悔の気持ちを込めての松尾大社詣でです。 農耕社会の古代日本では、神様に収穫を感謝する意味でお酒を捧げていましたが、そのお酒は神社で特別に仕込まれていました。 神様に捧げられた後、そのお下がりを皆でいただき、酔って楽しむというわけです。この時の酔うという行為は、神様と同化するというか、神の域に近づくという意味があったそうです。 ただし、当時のお酒は度数が5度位と低く、又、甘い甘いものだったそうで、現代人が酔って前後不覚になるというようなものでは無かったようです。 私も祖先に倣って、お酒は神様のお下がりを頂く気持ちで、大切に飲み飲み過ぎないようにしようと思っております。懺悔~~
January 13, 2007
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初日の出 風痛くとも 御幸橋 2007年の初日の出は、7時6分とのことで起きれたら拝みに行こうと、思っていましたが、何とか目が覚めました。チョット車で走り、御幸橋から拝ませていただきました。木津川、桂川、宇治川と3つの川が合流するこの場所はゆったりした所で好きな場所です。東の山並みから出る日の出なので、7時10分過ぎだったのでしょうか?ほんの10分ぐらい待っていただけでも、手が痛いほどになってしまいました。思ったより雲が無く、眩しい日の出でした。今年一年は良い年でありますように・・・!!!祈るばかりです。
January 2, 2007
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