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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.08.16
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カテゴリ: 教育・子育て

 それから、10年以上の月日が流れているので、
 本著で描かれている社会や学校、家族の風景も、変化・進歩している。
 しかし、社会人として、親として、その根幹となるものは変わらない。

 それは、家族、自分自身、社会、会社の4つに対して責任があるということ。
 この4つの責任は常にイコールであり、
 どれが欠けてもバランスのとれた、いい社会人にはならないということ。
 そのため、この4つに対し、均等な時間配分を要するということ。

大前さんは、勿論、その辺にゴロゴロいるような、ただ者ではない。

その生き様は、誰にでも、すぐに真似ができるというような代物ではない。
それは、氏のこれまでの経歴を見れば、誰もが納得するところであろう。

それ故、家族や子どもたちへの思いや行動も、所謂「普通」じゃない、かも……。
それでも、その発想は、万人にとって、大いに参考になるものである。
子どもたちが、自分の力で未来を生きていけるようにアドバイスするためには、
親として、未来を読み取り、それを提示して見せることが必要なのである。

ところが、多くの親たちは、未来どころか、今現在すら正確に読み取ることができず、
過去の遺物となった地図を、三つ葉葵の紋所が描かれた印籠を見せるかの如く
子どもたちに指し示し、それをもとに、未来を歩んで行けと強要している節がある。
これでは、子どもたちはたまったもんじゃない……。

本著のタイトルにあるように「親が反対しても、子どもはやる」のである。

好ましい感覚、好ましい感情を持ち合わせた子どもに、いかにして育てるかである。
この「好ましい」というもの自体も、大いに曲者ではあると思うが……。





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Last updated  2008.08.16 11:39:09
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