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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.11.16
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 入院なんかした時には、とってもお金がかかりそうだし、きっと役立つんだろうな。
 でも、ちょっと待てよ……民間医療保険の保険料って、
 その中に、保険会社の経費や利益が上乗せされているんですよね……。

 つまり、民間医療保険の加入者を全体としてとらえた場合、
 加入者が受け取る額よりも、加入者が支払う額の方が、絶対に大きい!
 加入者のために保険料を支払っているのでなく、保険会社のために支払ってる。
 家計に余裕があれば、安心料と割り切り、支払い続けるのもありでしょうが……。

皆さん御存知のように、医療費の実際の負担は原則として、3割。

ところが、医療費は、26万7千円を超えると、
その超過部分については、1%の自己負担で済むことになっているのです。

つまり、26万7000円分については、その3割の、8万100円を支払わねばなりませんが、
100万円から26万7千円を差し引いた73万3000円分については、1%の7330円でいいのです。
だから、本当に負担せねばならないのは、何と合計で8万7430円!
窓口で余分に支払った21万2570円は、後日還付されてきます。

もちろん、これは公的医療保険から支払われた医療費のみについてのお話しで、
保険給付対象とならない食費、差額ベッド料、高度先進医療費は含まれません。
中でも、曲者は差額ベッド料で、下手をすると余分なお金を支払うことに。
この料金については、きちんと予備知識を持ち、病院と折衝しておくこと。

   ***


と言うのも、病気やケガに対する備えの手段は、民間医療保険以外にも色々あるのです。
公的医療保険や貯蓄、勤務先の福利厚生制度等がそれ。
そもそも、業務上の事故やケガなら、労災で、医療の自己負担なんてないのです。

サラリーマンなら、ケガや病気で4日以上継続して仕事を休み、給料がもらえなくなると、
健康保険から、4日目以降、標準報酬日額の6割の傷病手当金がもらえるし

組合管掌健康保険に加入していれば、付加給付で負担は少なくて済むのだとか。

   ***

本著の結論。

公的医療保険に、月々たくさんお金を納めてるんだから、最大限利用しましょう。
公的医療保険料は、誰かを儲けさせるための仕組みではないので、
加入者全体が納めた分だけ、加入者全体に戻ってくるようになっています。
ですから、私たちが想像している以上に、実は充実した内容になっています。

公的医療保険料で足らない部分は、それほど大きなものにはならないはずなので、
自力で何とかできるよう、普段から貯蓄をしておきましょう。
民間の医療保険に頼らずとも、その分を貯蓄に回しておけば、
いざという時、医療費以外の様々な用途にも転用可能です! 

と言ったところでしょうか。





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Last updated  2008.11.16 11:40:19
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