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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.12.23
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カテゴリ: コミックス

 これまでに登場したキャラクターは、相当数にのぼり、それぞれに個性的。
 ストーリーも、様々な要素が絡み合って、一筋縄ではいかない重厚なもの。
 こんな破格のスケールの大きさを誇る長編作品も、ついに佳境に突入!

 このように、『鋼練』は、連載マンガとして表現された作品としては、
 そのお話しが、スケールの大きさ故、かなり複雑になっている。
 そのため、時として、読者が「ストーリー展開を見失う」という事態に遭遇する。
 「今、この場面のお話しは、一体どういう状況の中、展開しているの?」

映画のように、2時間程を途切れることなく、集中してその作品を見続けられるのなら、

そのキャラクターが、どんな設定の人物なのか、しっかりと記憶に残っているから、
多少複雑なお話しであっても、誰もが、それなりに対応できる。 

ところが、連載マンガは、そうはいかない。
一つのお話しが、何カ月も、さらには何年もかけて展開していくから、
相当うまくやらないと、頭の中でストーリーが、ちゃんと繋がっていかない。
おかげで、コミックスなら、改めて前巻や、さらにはその前の巻まで、開き直すことになる。

私が読み続けているマンガの中で、『鋼練』は、こういったケースが最も多い作品である。
ところが、『ONE PIECE』では、こんなことには、まずならない。
もちろん、扱っているお話しも、そこで描こうとしていることも、
さらに、それを描き出すために用いられている手法も違う。

しかし、このあたりの、読者への配慮というものに、

この点について、『鋼練』という作品の中で解決していくことは、もはや不可能だろう。
荒川さんの、今後のレベルアップに期待したい。





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Last updated  2008.12.23 12:11:02
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