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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.09.12
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カテゴリ: 文芸

 私が松岡さんの作品に親しむようになったのは、
 約10年前、TBS系列で放送されたTVドラマ『催眠』を見て興味を持ち、
 その原作本を読んでみたことが、きっかけである。

 そして、それが後の千里眼シリーズ愛読へと繋がっていく。
 それ故、嵯峨君と言えば、私の中では未だに稲垣吾郎さんのイメージしかない。
 実際、松岡さん自身も、嵯峨君を千里眼シリーズ等に登場させる際には、
 稲垣さんを意識しながら、そのキャラを形容・表現し続けてきた。

彼に対し、そんなイメージを持っている人が、もしも、いまだに多いとするならば

キャスティングの大幅変更は、絶対に必要不可欠。
この作品だけは、嵯峨君を稲垣さんに演じてもらうわけにいかない。

その理由は、本著を最後まで読み通せば、誰の目にも明らかになるはず。
それにしても、この作品、
私のように、嵯峨君のイメージを強く持っていればいるほど、
最後に、アッと驚かされることになるのでは。

もちろん、読み進めていく中で「何だか怪しげ……」と、誰もが絶対に感じるはず。
ところが、松岡作品に親しんでいる者ほど「そんなことにしちゃうと、今後困るよね……」
という、余計な(?)心配をせざるをえないのだ。
この愛読者心理こそ、筆者により仕組まれた、真実を見えにくくする最高の罠。

まさに「松岡圭祐恐るべし!」である。





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Last updated  2010.09.12 10:46:34
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