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2007年09月11日
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カテゴリ: 臥薪嘗胆


  (いつも、真面目は真面目なんですよ、これでも)





この日記のサブタイトルは

かむ太郎の 臥薪嘗胆 絵日記   です。
↑↑詳しくは、「Wikipedia」参照

   薪(たきぎ)の上で寝ることの痛みでその屈辱を思い出し、

   苦い胆(きも)を嘗(な)めることで屈辱を忘れない


というのが、『史記』『十八史略』に出てきます。

私自身に、この故事に出てくるような

具体的な「屈辱」があったわけではありませんが、

常に、何かしらの「危機感」が有ります。




「臥薪嘗胆」

という言葉を学校で学んでからどれぐらい経つでしょうか?





最近、気が付いた事は、

   「耐え忍ぶ・・・これは大切な事

     だけど、それに慣れちゃったら、

      ただの“我慢強い人”で終わっちゃう」  という事。



耐え忍ぶ事を「苦痛」と感じつつ、

それをエネルギーに変えてこそ 臥薪嘗胆なんです。

「苦痛」を吸収して受け入れる事ができれば

それはそれで、己を守る術にはなりますが、

それなら、最初から薪の上で寝る必要はないんです。



「苦痛」に耐える己の姿を褒めるのではなく

「苦痛」をバネにして、やがて来る「機会」を生かす。

それこそが「臥薪嘗胆」なんだと、

改めて自分に言い聞かせています。






いつだったか、こんな話を聞きました。



星 ゾウ(象)の話 星

   インドやアフリカのゾウは、かつて農耕や運搬のために

   家畜のように民家で飼われていました。

   どこの農家でも、家の外に「小さな杭」を打ち込んで

   それに、ゾウをつないでいたそうです。

   その「小さな杭」も、つないでいる「縄」も

   普段のゾウの怪力をもってすれば、

   いとも簡単に引き抜いて、引きちぎる事ができそうなものです。



   ゾウは、赤ちゃんの頃からそこで飼われていて

   ちょっとでも、逃げようとか、引きちぎろうとすると

   容赦なくムチが飛んで来る・・・

   そんな生活を、幼い頃から

   毎日毎日送っていると・・・



   大木をもなぎ倒し、家屋の解体もできる

   そんな怪力を持つ巨像になっても、

   カラダと心に刷り込まれた事は抜けません。

   ですから、どんなに怪力のゾウも

   幼い頃から、植えつけられた「恐怖の杭」は

   絶対に引き抜けない。    というお話。






もうひとつ


星 ノミ(蚤)の話 星


   蚤(ノミ)は体長が数ミリしか有りませんが、

   体長の60倍の高さ(体長3mmとして、18cm)

   100倍の距離の跳躍(体長3mmとして、30cm)

                      をする事が出来るそうです。

       身長170cmの人間に換算すると

       走り高跳び   約100m(世界記録の約40倍)

       走り幅跳び   約170m(世界記録の約19倍)

   恐るべき跳躍力です。



   このノミを例えば、高さ5cmの箱にフタをして閉じ込めると

   ノミは、跳躍する度に、5cm上のフタにぶちあたって落ちます。

   そんな環境に長い事おいて置くと・・・




   やがて、箱から出て、フタがなくなっても

   つまり、自分を遮る障害物がなくなっても

   5cmしかジャンプできなくなるそうです。








「臥薪嘗胆」と、この「ゾウとノミの話」は、

表裏一体だと思っています。



いつも、自分の心に

   「見えない杭と縄に縛られてないか?」

   「見えないフタにぶち当たっていないか?」

を問いかけるようにしています。



初めに述べたように

「臥薪嘗胆臥薪嘗胆臥薪嘗胆・・・・・・」

と念じているうちに、己の頭の上に「フタ」を作って

ひたすら、その下で苦悶してはいないか?

フタをぶち破るのが目的だったのに

それを忘れて、5cmも跳べないようになっていないか?

(5cm跳ぶ能力がなければ、フタの存在すら気が付きません)



「臥薪嘗胆臥薪嘗胆臥薪嘗胆・・・・・・」

と念じているうちに、いつの間にか縄に繋がれていないか?

縄を切るのが目的だったのに

それを忘れて、縄の範囲の狭い行動半径で生きていないか?

(縄の伸びる範囲より狭い行動範囲なら、縄の存在すら気が付きません)







私たち人間の脳は、幸か不幸か

「ゾウ」よりも「ノミ」よりも優れています。

ですから、いったん認識して、刷り込まれた事は

「ゾウ」や「ノミ」よりも深く浸透して

簡単には、拭えないのかもしれません。



そう思うと、意識の中で少しでも

己の求める方向をしっかり捉えていないと

「ゾウ」や「ノミ」にも劣る結果になるのかもしれません。







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最終更新日  2007年09月11日 14時12分31秒
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